DJIのアクションカメラの最新作 Osmo Action 5 Pro が登場!
サイズを保ちながら強力な新機能とさらに進化した使い勝手を実現しました。
Actionシリーズの5代目、さらにはじめて Pro の名を冠された意欲作を作例動画も交えながら、さまざまな角度からレビューします!
アクティビティやマリンスポーツやウィンタースポーツ、旅行やVlogなど、お好みのシーンで活躍してくれること間違いなしです。

OSMO ACTION 5 PRO アドベンチャーコンボ
目次
執筆者プロフィール

山下 貴久(やました・たかひさ)
フォトグラファー。日本最大級のカメラ専門店勤務を経て、2018年にフォトグラファーとして独立。ビジュアルの力でひと・もの・ことの魅力を伝えることをテーマに活動中。得意ジャンルは、イベント、カンファレンス、ブライダルなど多岐にわたる。
また、現在はフリーランスとして活動する一方、GOOPASSスタッフの一員として、機材管理や商品開発を担当。これまでに2000種類以上の機材を使用しており、一眼レフ・レンズから、ライカやオールドレンズ、動画機材まで幅広くカバー。
豊富な知識と経験をもとに、カメラのお悩みや最適な機材の提案など、お客様の『思い出をより自分らしく残すこと』をサポートしている。
Osmo Action 5 Proとは?

Osmo Action 5 Pro はDJIの最新アクションカメラです。
誰もが使える簡単でシンプルな操作を備えていながらも、誰もが満足できる高画質を両立したモデルになりました。
外観は前モデルのAction 4とほとんど同じですが、実際に使用してみて着実に進化していることを実感できました。
本レビューでは画質はもちろん使い勝手やアクセサリーとの連携などさまざまな角度からレビューします!

| 製品名 | Osmo Action 5 Pro |
| 発売日 | 2024年9月19日 |
| センサーサイズ | 1/1.3インチCMOS |
| 有効画素数 | 4000万画素 |
| 動画記録画素数 | 4K(4:3):3840×2880(100/120fps時) 4K(4:3):3840×2880(24/25/30/48/50/60fps時) 4K(16:9):3840×2160(100/120fps時) 4K(16:9):3840×2160(24/25/30/48/50/60fps時) 2.7K(4:3):2688×2016(100/120fps時) 2.7K(4:3):2688×2016(24/25/30/48/50/60fps時) 2.7K(16:9):2688×1512(100/120fps時) 2.7K(16:9):2688×1512(24/25/30/48/50/60fps時) 1080p(16:9):1920×1080@100/120/200/240fps 1080p(16:9):1920×1080(24/25/30/48/50/60fps時) |
| 焦点距離(35mm判換算) | 約9mm |
| F値 | F2.8 |
| シャッタースピード | 写真:1/8000~30秒 動画:1/8000~1/X秒(X:フレームレート設定値) |
| 外形寸法(長さ×幅×高さ) | 70.5×44.2×32.8mm |
| 重量 | 146g |
| 防水性 | 20 m(防水ケースなし)、60 m(防水ケース使用時) |
Osmo Action 5 Proの外観レビューと進化した使い勝手

外観は前面ロゴの「ACTION5PRO」の刻印を除けば前モデルのAction 4と全く同じです。
サイズが全く同じであることは大きなメリットとなります。
Action 4を使用していた方はアクセサリー類がそのまま使うことができます。
例えば、これまでAction 4でアクセサリー付きのアドベンチャーコンボやロードバイクコンボでアクセサリーを揃えてきた方にとっては本体のみを買い替えるだけで機材のアップデートが可能になります。
アクションカメラはアクセサリー類を活用することでさまざまな撮影環境で快適に使えるのでこれまでのユーザーに優しい進化になっています。

サイズも手のひらにすっぽり入る小型サイズです。
旅行など荷物を増やしたくないシーンでも気軽に持っていくことができそうです。
重量は146gと軽量。
身近なものだと卵2個分に相当します。
スマホの重さが170〜200gの機種が多いのでスマホよりも軽くなっています。

Osmo Action 5 Proではモニターの使い勝手が大きく進化しています!
これまでは液晶モニターであるLCDスクリーンでしたが、本モデルから有機ELのOLEDスクリーンに。また、スクリーンサイズも大きくなりました。
タッチ操作の反応も良好で快適に設定変更が行なえます。
背面モニターだけではなく、正面のモニターもタッチ操作対応なので自撮り撮影やVlogスタイルでの撮影と相性がいいでしょう。
OLEDスクリーンは発色と輝度に優れているので屋外の明るい環境でも見やすくなっています。
この点は前モデルから大きく進化しているのでぜひ実際に使ってみていただきたいです。快適さが違います!
Osmo Action 5 Proは高画質の撮影が可能!
Osmo Action 5 Proは最新のカメラとして最先端のスペックを揃えています。
多彩な動画フォーマットやフレームレートは競合となる一眼カメラと遜色ないどころか一部は上回るスペックです。
Osmo Action 5 Proにしておけば間違い無いと言えるくらい充実しています。
まずは画質と手ブレ補正の作例動画をご覧ください!
手持ちで撮影しています。手ブレ補正は強力なだけでなく、簡単に使えます。
カメラを日頃扱わない人でも迷わず扱えると思います。
あえて普通に歩くようにしているので若干の上下動は残っていますが左右へのブレや回転方向のブレはほぼゼロと言ってもいいでしょう。
DJIの手ブレ補正は非常に洗練されていて完成の域と言っていいと思います。
Osmo Action 5 Pro はマイクを3個搭載しています。
音の臨場感を感じていただけると思いますので、動画は環境音を残しています。
ぜひ、音ありでご覧ください。

動画撮影では多彩なフォーマットに対応しています。
最高画質では4K120p HLG 10bit もしくは DJI独自のLogであるD-LogMで記録できます。
この場合はバッテリー消費が激しくなることや本体の発熱が大きくなる、データ量が大きくなるというデメリットはありますが、編集を大胆に行なったとしても破綻するリスクの少ない映像素材が撮影できます。
手のひらサイズのカメラでここまでの素材が撮れるということは驚きです。
現実的におすすめできる設定は以下のようになるでしょう
- 4K30p 16:9 カラーモード:ノーマル10bit
- 手ブレ補正:RockSteady+ 画角:標準(歪み補正)
今回はほとんどの撮影で上記の設定で撮影しました。
画角もいくつかの選択肢から選ぶことができます。
最も広角なのが「手ブレ補正:OFF」、「画角:広角」に設定した場合で35mm判換算10mm相当になります。
「手ブレ補正:RockSteady+」、「画角:標準(歪み補正)」にした場合は35mm判換算17mmになります。
Vlogのような一人称視点の動画では20mm程度の超広角が多用される傾向にあるので使い勝手のいい設定だと感じました。

今回、使い勝手が非常に良かったのが「カラーモード:ノーマル10bit」です。
HLGやD-LogMは編集耐性が高いものの、撮影後はPCでの編集が必須になります。
そこでちょうどいいのがノーマル10bitです。データ量もほどほどに抑えながら編集にも十分使え、スマホでも簡単に確認できます。
デフォルトの色の表現もよくなっていると感じます。
アクションカメラはほかのメーカーも含めて彩度が高めでシャープさを強調した表現であることが多いのですがOsmo Action 5 Proではそのまま使っても心地いい色の表現になっていました。
青空の自然な青や夕暮れのオレンジのグラデーションなど、色が大事な場面でも安心して使えるようになっています。
低照度モードがすごい!
Osmo Action 5 Proでは「低照度モード」(スーパーナイト)が新しく搭載されました。
比較の動画を作りましたのでご覧ください。
比べてみるとざらつくような暗所ノイズを効果的に抑えています。
今回のような明暗の大きい撮影シーンでも広いダイナミックレンジを保っています。
センサーの進歩はもちろんですが画像処理の進歩を感じます。
これまでは諦めていた暗いところでの撮影も Osmo Action 5 Pro なら積極的にチャレンジできそうです。
表現を広げるスローモーション
スローモーションはいくつかのプリセットが用意されています。
画質優先の場合は「4K:4倍(120fps)」、さらにスローにしたい場合は「1080p:8倍(240fps)」と使い分けるのがいいでしょう。
作例動画を用意したのでご覧ください。
画質も十分では無いでしょうか?
空の抜けるような青が印象的です。
難しい設定などなしに簡単にスローモーションモードに切り替えることができるのが高評価です。
スローモーションは動画制作で簡単にアクセントになってくれるので積極的に使っていきたいですね。
簡単!タイムラプス&ハイパーラプス
時間を圧縮した映像を撮影できる機能の「タイムラプス」「ハイパーラプス」も簡単です!
特にハイパーラプスは強力な手ブレ補正の効果もあり滑らかな動画に仕上がっています。
内蔵メモリが便利!
SDカードを忘れてしまった!というのは悔しいですよね。
Osmo Action 5 Pro では内蔵メモリが約48GB用意されています。

MicroSDカードの入れ忘れを心配しなくてもいいのは思った以上に快適でした!
内蔵メモリとMicroSDカードの切り替えは簡単にできます。
趣味の動画は内蔵メモリ、家族とのお出かけはMicroSDカードというように記録先を分けて管理するということもできそうです。
長時間使用できるバッテリー
今回、レビューのために持ち歩いていて実感したのはバッテリーの持ちの良さです。
スペック表では240分(=4時間)の使用が可能となっていますが、体感的にも十分長持ちすると感じました。
気軽に日常を撮影するような使い方ならバッテリー1本で1日過ごすことができるでしょう。
USB充電にOsmo Action 5 Proは対応しているのでモバイルバッテリーで充電することもできます。
充電の際にバッテリー残量をパーセント表示してくれるのは親切ですね。
急速充電対応も嬉しいポイントです。
30Wの出力に対応している充電器やモバイルバッテリーを使用すると15分の充電で約2時間の使用が可能になります。
今回使用した「アドベンチャーコンボ」ではバッテリーが3本付属します。
長時間使用したい際やバッテリー消費が激しい4K60pのような高解像度での撮影でも安心です。

バッテリーと共に用意されているのが「Osmo Action 多機能バッテリーケース 2」です。
ケースとしての機能はもちろんUSB type-Cで3本のバッテリーを充電することができます。
バッテリーが複数あると、どれを充電したのかがわからなくなってしまいがちなのですがこのケースが面倒を解消してくれました。
使い終わったらケースに入れて、ケースごと充電するという運用にしたところ、管理が楽になりました。
Action 5 Pro を検討中の方は「アドベンチャーコンボ」をおすすめします。

OSMO ACTION 5 PRO アドベンチャーコンボ
進化したアウトドア性能
Osmo Action 5 Proではアウトドア性能が向上しています。
Actionシリーズとして初めて圧力計を内蔵しました。
この圧力計によってダイビングの時は水深を、パラグライダーや登山の時は標高を記録することができるようになっています。
記録されたデータはDJIのアプリ「DJI MIMO」で活用できます。
動画編集の際に動画の上にオーバーレイさせて表示することができます。

ダイビングの際は水深20mまで使用可能。
Action 3が16m、Action 4が18mなので着実に進化しています。

ボディ前面の「O」の文字の部分に色温度センサーを内蔵。
これによってダイビングなど、水中でのホワイトバランスを最適化してくれます。
バッテリーの耐寒性能は−20℃まで対応。
寒いところではバッテリーの容量が減りますが3.6時間使用できます。
スキーやスノーボードでの使用でも安心です。
クリアな写真性能
動画性能に注目が集まる機種ですが、写真もきちんと撮れます。
Osmo Action 5 Proから新しい機能として「バースト撮影」が追加されました。
これはシャッターボタンを1度押すと写真を複数枚連写する機能。動きがある被写体を撮るときに便利な機能です。

近寄ってもピントが合うのでこのようなダイナミックな構図も可能です。

超広角の歪みを活かしてダイナミックな表現に挑戦してみました。
Osmo Action 5 Proでは「JPEG+DNG」での記録が可能。
後で編集する場合はRAW形式であるDNGも記録しておくのがおすすめです。
ただし歪みの補正はDNGでは記録されません。
DJI エコシステム

今回レビューの際に使用した「アドベンチャーコンボ」には多数のアクセサリーが同梱されています。
追加バッテリーや複数のアタッチメントなどです。
アクションカメラはアクセサリーを使うことでさまざまな用途に対応できるのが特徴です。
付属の「延長ロッド」は自撮り棒として使えるのはもちろん、伸ばせば1.5mになるので高いところから撮影することで擬似ドローンのようにも使用できます。
頭上からの視点で浮遊感のある、独特な映像が撮れます。
「クイックリリース式アダプターマウント」の使い勝手の良さは特筆すべき特徴です。
これまでのアクションカメラはネジの部分で着脱するものが多く、着脱が手間でした。
アドベンチャーコンボに付属する「保護フレーム」を使えば縦位置で固定できます。
縦動画を撮りたい時に活用しましょう。
DJI OSMOシリーズはクイックリリース式になっているので簡単に外すことができます。
外す時は簡単ですが、装着するとしっかり固定されるのでアウトドアでも全く問題ありません。
しかもマウント部に磁石が仕込んであるので吸い付くように装着できます。
ストレスなく気軽に使えるというのはスペック表には現れませんが、実際に使う時には大事なポイントです。
Osmo Action 5 Pro はこれまでのAcionシリーズのいいところを引き継ぎながら着実に進化していると感じました。

ちなみに、この写真のアダプターは筆者が所有していたDJI Action 2対応のものです。
社外製のものですがDJI Action 2 から同じ規格であるため使いまわすことができました。
アクセサリー類は他にも多数出ていてダイビング向け、自転車向けなどが用意されています。
自分の使い方に合わせたアクセサリーが用意されているのも重要なポイントです。
ファームウェアアップデートで性能向上
Osmo Action 5 Pro は発売以来、継続的にアップデートが行なわれています。
この記事の作成中にもアップデートがありました。主なものを紹介すると以下のようになります。
低照度(スーパナイト)モードでの記録フレームレートが向上し最大4K60fpsまで対応しました。
これによって、これまでは通常の録画モードよりフレームレートに制限がありましたが同じ設定で低照度モードを使える等になり映像制作の幅が広がります。
Type-Cポートから対応するDisplayPortケーブルで最大4Kで映像出力が可能。
これまでの映像出力はUVC対応のウェブカム扱いで可能でしたが、HDMI出力ができることになるので映像配信での使い勝手が良くなります。
他の一眼カメラと同等にHDMI入力として扱うことができるのでスイッチャーやエンコーダーでのデータの扱いが楽になリました。
これだけ大きなアップデートを無料で受けることができます。
アップデートはDJIが出している公式アプリの「DJI Mimo」(ディージェーアイ ミモ)からワイヤレスで行ないます。
製品をお持ちの方はぜひアップデートして使ってください。
安定性の向上だけでなく追加機能や性能の向上を体感していただけると思います。
Osmo Action 5 Proはお得にレンタルできる
Osmo Action 5 Proは、“カメラのレンタル・中古買取・中古販売” GOOPASSでお得にレンタルすることもできます。
買うべきか迷っている方は、購入する前にレンタルして試してみてはいかがでしょうか。

OSMO ACTION 5 PRO アドベンチャーコンボ
まとめ
Osmo Action 5 Pro はパワフルな機能と誰でも使える使い勝手の良さを両立したアクションカメラになりました!
アウトドアで役立つ機能が追加されているので、アウトドア派の方はもちろん、簡単に綺麗な映像が撮れる極小カメラとして日常使いもできるので多くの方におすすめできるモデルです。
ぜひ一度使ってみて自分なりの使い方で活用してみてほしいと思います。















