ビデオカメラを使って映像を撮影するためには、適切なSDカードの選択が不可欠です。
SDカードの転送速度や容量、さらに取り扱い方法からメンテナンスまで、多くのポイントを考慮する必要があります。
本記事では、「どのSDカードを選べばいいのか?」という悩みを抱えている方へ、SDカードの基礎知識や選び方、取り扱いの注意点を詳しく解説しています。
購入する前にレンタルで試すこともできます。
GOOPASS(グーパス)では、1日あたり100円〜でレンタル可能!
機材選びに迷ったら、無料会員登録後、無料の機材相談もできます。
チャットやオンライン通話で、専門スタッフが最適な機材を提案します。

月間100万PVを誇る、GOOPASS MAGAZINE(グーパスマガジン)のコンテンツ制作チーム。カメラやガジェット・音楽機材がもっと楽しくなるためのコンテンツを制作しています。
目次
SDカードの基礎知識
SDカードとは?

SDカードとは、主にデジタルカメラやビデオカメラなどで使われるデータ保存用の記憶媒体です。
動画ファイルは一般的に大きいため、ビデオカメラで使用する場合、より大容量で高性能なSDカードが望ましいでしょう。
また、SDカードが正しく機能しないと、撮影した映像が破損したり、書き込みが遅れて録画が途切れたりするなど、致命的なトラブルにつながることもあります。
そのため、SDカードを選ぶ際には容量や書き込み速度、さらには耐久性など、いくつかのポイントに注意が必要です。
長時間のビデオ撮影を行なう場合や、4KやフルHDといった高解像度の映像を撮影する場合には、容量が多く、書き込み速度が速いSDカードを選ぶことがポイントです。
SDカードの種類

SDカードには「microSDカード」という小型の規格がもあります。
microSDカードは主にスマートフォンやアクションカメラ、ドローンなど、小型デバイスでの使用を想定して作られています。
一方、ビデオカメラやデジタルカメラでは、通常サイズのSDカードを使用することが一般的です。
SDカードのほうが物理的に安定しており、ビデオカメラとの相性も良いため、長時間撮影などの際にも信頼性が高い選択といえます。

SDカードには「SD」、「SDHC」、「SDXC」、「SDUC」の4つの種類があります。
それぞれの違いは主にデータの保存容量に関するもので、用途によって適したSDカードを選びましょう。
まず、SDカード(①)は最大2GBまでの容量しかないため、現代のビデオカメラでの使用には容量が不足することがほとんどです。
次に、SDHCカード(②)は最大32GBまでの容量を持ち、HD動画を撮影する際には十分な容量を持ちます。
4K動画や長時間の撮影をする場合には、最大2TBまでの容量をサポートしているSDXCカード(③)を選ぶのが一般的です。
また、2018年に規格が制定されたSDUCカードは、最大128TBまで保存可能な超大容量カード(④)。2025年に発売を予定(※)しています。
※2024年10月、執筆時点では未発売
ビデオカメラ用SDカードの選び方
ビデオカメラに適した容量

ビデオカメラ用のSDカードを選ぶ際、最も重要なポイントの1つがカードの容量です。
容量は撮影する動画のサイズに大きく影響するため、用途に合わせた選択が求められます。

4K動画の動画を撮影する場合、1分あたりのデータ量は約100MBから150MBほどのため、1時間の撮影を考えると、約6GBから10GBの容量が必要です。
長時間の撮影を計画している場合や高画質の映像を求める場合は、SDXCカードなどの大容量カードを選びましょう。
容量の目安
動画記録サイズ![]() | 2GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フルHD(一般的) | 約15分 | 約60分 | 約120分 | 約240分 | 約480分 | 約960分 | 約1920分 | 約3840分 |
| 4K | 約6分 | 約23分 | 約46分 | 約92分 | 約184分 | 約368分 | 約736分 | 約1472分 |
| 8K | 約1分 | 約6分 | 約11分 | 約22分 | 約44分 | 約87分 | 約175分 | 約350分 |
書き込み速度(スピードクラス)にも注意

ビデオカメラ用のSDカードを選ぶ際は、スピードクラスも考慮しましょう。
スピードクラスは、SDカードのデータの書き込み速度示す指標です。常に撮影した動画をSDカードに取り込まなければならない動画撮影派、カードに一定以上の転送速度がないときちんとデータが書込めません。
SDカードを選ぶ際は、スピードクラス(①)、UHS(Ultra High Speed)スピードクラス(②)、ビデオスピードクラス(③)の3箇所をチェックしましょう。いずれも動画の記録サイズ(フルHD/4K/8Kなど)によって必要な速度が変わります。
スピードクラス

スピードクラス(①)には「Class 2」「Class 4」「Class 6」「Class 10」があり、数字が大きいほど書き込み速度が速いことを表します。
UHSスピードクラス

UHSスピードクラスは、UHS-I、UHS-II、UHS-IIIの3種類の規格が存在。4Kや高フレームレートでの撮影をする場合、UHS-II以上のSDカードを選ぶことで、撮影中のデータ書き込み遅延を防ぐことができます。
ビデオスピードクラス

ビデオスピードクラスは、最新の動画フォーマットに対応する規格。V6、V10、V30、V60、V90があり、それぞれ最低書き込み速度を示します。
たとえば、フルHD動画を撮影したい場合、スピードクラス「CLASS 10」 もしくはUHSスピードクラス「UHS-I」ビデオスピードクラス 「V10」以上を選ぶ必要があります。
動画の種類別に適したスピードクラス一覧
| 動画の種類 | スピードクラス | UHSスピードクラス | ビデオスピードクラス |
|---|---|---|---|
| 8K | Class 10 | UHS-III | V90 |
| 4K | Class 10 | UHS-II以上 | V30 |
| フルHD | Class 10 | UHS-I | V10 |
| HD | Class 4 | UHS-I | V6 |
ビデオカメラにおすすめなSDカード一覧
ビデオカメラにおすすめのSDカード
SanDisk Extreme Pro SDXC UHS-I
最大読み取り速度200MB/s、書き込み速度90MB/sを誇り、大容量で4K動画や長時間撮影に最適です。
耐久性も高く、過酷な環境下での撮影にも対応しています。また、V30・U3・Class 10規格に対応し、高速データ処理が求められる作業にも最適です。
| カード名 | SanDisk Extreme Pro SDXC UHS-I |
|---|---|
| 規格 | SDXC, UHS-I |
| シリーズ容量 | 64GB、128GB、256GB、512GB、1TB |
| 最大読み取り速度 | 最大200MB/s |
| 最大書き込み速度 | 最大90MB/s |
| スピードクラス | Class10 |
| UHSスピードクラス | U3 |
| ビデオスピードクラス | V30 |
| 保証 | 無期限保証 |
Lexar Professional 1000x SDXC UHS-II
UHS-II規格に対応し、最大読み取り速度150MB/s、書き込み速度は80MB/s。長時間の4K動画撮影や大容量写真データのスムーズな転送が可能です。
また、Class 10、U3、V60規格に対応しており、プロフェッショナルな使用もできます。さらに、逆互換性があるため、UHS-I機器でも使用できるのが特徴です。耐久性も高く、信頼できるデータ保存ができるSDカードです。
| カード名 | Lexar Professional 1000x SDXC UHS-II |
|---|---|
| 規格 | SDXC, UHS-II |
| シリーズ容量 | 16GB、32GB、64GB、128GB、256GB |
| 最大読み取り速度 | 最大150MB/s |
| 最大書き込み速度 | 最大80MB/s |
| スピードクラス | Class10 |
| UHSスピードクラス | U3 |
| ビデオスピードクラス | V60 |
| 保証 | 無期限保証 |
ソニー(SONY)SDXC メモリーカード Class10 UHS-II
最大読み取り速度300MB/s、書き込み速度299MB/sの超高速SDカードです。
防水・耐衝撃・耐温度・X線耐性(空港X線検査による影響を受けない)備えており、過酷な環境下でもデータをしっかり保護。広範な互換性を持つClass10とU3規格対応で、多様なデバイスで使用可能です。
長時間の動画撮影やプロフェッショナル向けの使用にも適しています。
| カード名 | ソニー(SONY) SDXC メモリーカード Class10 UHS-II |
|---|---|
| 規格 | SDXC, UHS-II |
| シリーズ容量 | 32GB、64GB、128GB、256GB |
| 最大読み取り速度 | 最大300MB/s |
| 最大書き込み速度 | 最大299MB/s |
| スピードクラス | Class10 |
| UHSスピードクラス | U3 |
| ビデオスピードクラス | V90 |
| 保証 | 5年間保証 |
Lexar Professional 1667x SDXC UHS-II
UHS-II規格に対応し、読み取り速度は最大250MB/s、書き込み速度は最大120MB/sです。V60規格に準拠しており、ビデオ撮影時の安定したデータ書き込みを実現します。
大容量と高速転送により、長時間の4K動画撮影におすすめのSDカードです。
| カード名 | Lexar Professional 1667x SDXC UHS-II |
|---|---|
| 規格 | SDXC, UHS-II |
| シリーズ容量 | 64GB、128GB、256GB |
| 最大読み取り速度 | 最大250MB/秒 |
| 最大書き込み速度 | 最大120MB/s |
| スピードクラス | Class10 |
| UHSスピードクラス | U3 |
| ビデオスピードクラス | V60 |
| 保証 | 無期限保証 |
Samsung PRO Plus SDXC
UHS-Ⅰに対応し、最大読み取り速度が180MB/s、書き込み速度は130MB/s。UHS-I規格の中でも高水準の速度を誇り、UHS-II対応カードほどの高速性はありませんが、価格と性能のバランスが良いモデルです。また、防水・耐温度・耐衝撃・X線耐性など優れた耐久性があり、タフな環境でも安心してデータを守れます。
お手頃なSDカードを探している方におすすめしたいカードです。
| カード名 | Samsung PRO Plus SDXC |
|---|---|
| 規格 | SDXC, UHS-I |
| シリーズ容量 | 64GB、128GB、256GB、512GB |
| 最大読み取り速度 | 最大180MB/s |
| 最大書き込み速度 | 最大130MB/s |
| スピードクラス | Class10 |
| UHSスピードクラス | U3 |
| ビデオスピードクラス | V30 |
| 保証 | 10年間の限定保証 |
SDカードの取り扱いとメンテナンス
定期的なフォーマット

▼フォーマットとは?
SDカードのパフォーマンスを維持するためには、定期的なフォーマットが重要です。
フォーマットを行なうことで、データの断片化を防ぎ、書き込み速度を向上させることができます。
ただし、フォーマットを行なう前には必ず重要なデータのバックアップを取ってください。
誤ってフォーマットを実行してしまうと、大切な映像や写真が失われてしまいます。
フォーマットは、撮影前や、長期間使用していなかったカードを再利用する際に実施すると良いでしょう。
操作は非常にシンプルで、数分で完了することがほとんどです。
■フォーマットの実行方法
カメラを使う場合、メニューから「フォーマット」を選択し、手順に従うだけで完了。
PCの場合も、右クリックで「フォーマット」を選ぶことで実行できます。
正しい保管方法

▼SDカードの保管方法のポイント
SDカードは湿気や直射日光、極端な温度変化に敏感です。
SDカードがシビアな環境にさらされると、カードが劣化したり、データが破損してしまうことがあります。
SDカードを保管する際は、温度と湿度が安定した場所を選ぶことが基本です。
防湿庫や専用のケースで保管することで、カードが傷つくことを防ぎ、他の金属製品と接触することで生じる静電気による影響も避けられます。
さらに、カードが圧力を受けて変形しないように、十分なスペースを持った場所に保管しましょう。
また、カードを保管する際は、中身がすぐにわかるようにラベルを貼っておくと便利です。
特に、複数のカードを使用する場合には、どのカードにどのデータが入っているのかを一目で把握できるため、探す手間が省けます。
GOOPASSのおすすめビデオカメラ
Panasonic HC-VX992MS-T

撮った後で編集できるから初心者でも安心。
Panasonic(パナソニック) HC-VX992MS-Tは2021年12月26日に発売された家庭向けビデオカメラです。
あらかじめ4Kで広い範囲を撮影しておいて、撮ったあとからアングルを編集・補正できる「あとから補正」を搭載しているのが特徴。
後から画面上で子どもを指で追いかけて子どもをフレームの中心に捉えて編集することも可能です。ビデオ撮影が初心者でも安心して撮影できます。
また、ワイプ機能で、スマホで撮影している動画も同時に記録できます。
| 製品名 | Panasonic HC-VX992MS-T | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2021年12月16日 | |
| センサーサイズ | 1/2.3型MOS固体撮像素子 | |
| 動画有効画素数 | 829万(16:9) | |
| 静止画有効画素数 | 700万(3:2) | |
| 動画記録画素数 | 3840×2160 30p | |
| 焦点距離(35mm判換算) | 30.8mm~626mm | |
| ズーム | iAズーム :25倍【4K】 40倍【FHD】/ 光学ズーム:20倍 / EX光学ズーム:最大50倍(30万画素時) / デジタルズーム:60倍・250倍 | |
| F値 | F1.8~F3.6 | |
| シャッタースピード | 1/30~1/8000秒 | |
| 最短撮影距離(レンズ先端より) | 約3cm(ワイド端)、約1.5m(全域) | |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 光学式 | |
| フィルター径 | 49mm | |
| 外形寸法 | 65mm×73mm×151mm(バッテリー、レンズフードを含む) | |
| 重量 | 403g(バッテリー、レンズフードを含む) |
スペックをもっと見る
| ファイル形式 | 【AVCHD】AVCHD規格 Ver 2.0準拠(AVCHD Progressive)【MP4/iFrame】MPEG-4 AVCファイル規格準拠(.MP4) |
| 内蔵記録メディア容量 | 内蔵メモリー 64GB |
| 記録媒体 | 内蔵メモリー 64GB 、SDXCメモリーカード(48GB/64GB/128GB)、SDHCメモリーカード(4~32GBまで)、 SDメモリーカード(512MB~2GBまで) |
| 録画時間 | 最大約27時間30分 |
| ファインダー形式 | – |
| 液晶モニター形式 | 3型ワイド液晶モニター(約46万ドット) |
| タッチパネル | ○ |
| Wi-Fi(無線LAN) | IEEE802.11b/g/n準拠 |
| Bluetooth | – |
| NFC対応 | – |
| 防水機能 | – |
| 防塵機能 | – |
| 使用温度範囲 | 0℃~40℃ |
| 使用湿度範囲 | 10%~80% |
3.SONY FDR-AX45

広角撮影が可能で運動会や発表会の撮影におすすめ。
SONYのFDR-AX45は2018年2月9日に発売された家庭向けビデオカメラです。
ZEISSバリオ・ゾナーTレンズにより、26.8mmの広角撮影を実現。
狭い室内などで被写体との距離が取れない場合でも、レンズが広い範囲を一度に捉え、全員が画面内に収められます。
運動会や発表会などで広い全景を撮りたい時にも便利です。
さらに、20倍の光学ズームに加えて、4K記録時は30倍、HD記録時は40倍で撮影が可能となっており、ズーム時にも遠くの風景や人物の画質を維持しながら美しく撮影できます。
| 製品名 | SONY FDR-AX45 | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2018年2月9日 | |
| センサーサイズ | 1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー | |
| 動画有効画素数 | 829万画素(16:9) | |
| 静止画有効画素数 | 829万画素(16:9) | |
| 動画記録画素数 | XAVC S 4K(3840×2160) 30p | |
| 焦点距離(35mm判換算) | 26.8~536.0mm | |
| ズーム | 光学20倍(デジタル250倍)、全画素超解像40倍(HD)、30倍(4K) | |
| F値 | F2.0-3.8 | |
| シャッタースピード | 1/8~1/10000秒 | |
| 最短撮影距離(レンズ先端より) | 約1cm(ワイド端)、約80cm(テレ端) | |
| ボディ内手ブレ補正機能 | 空間光学方式 | |
| フィルター径 | 55mm | |
| 外形寸法 | 73.0×80.5×142.5mm | |
| 重量 | 560g(バッテリーを含む) |
スペックをもっと見る
| ファイル形式 | XAVC S規格 : MPEG-4 AVC/H.264、AVCHD規格 Ver.2.0準拠 : MPEG-4 AVC/H.264、MP4:MPEG-4 AVC/H.264 |
| 内蔵記録メディア容量 | 内蔵メモリー 64GB |
| 記録媒体 | 内蔵メモリー、XAVC S 4K(100Mbps)記録:SDHCメモリカード(4GB以上、UHS-I U3以上)/SDXCメモリーカード(UHS-I U3以上推奨)、XAVC S 4K(60Mbps)記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、XAVC S HD記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、AVCHD/静止画記録: メモリースティックPROデュオ™(Mark2)、メモリースティックPRO-HGデュオ™、メモリースティックXC-HGデュオ™、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨) |
| 録画時間 | – |
| ファインダー形式 | – |
| 液晶モニター形式 | 3.0型(16:9)/460 800ドット クリアフォト液晶 |
| タッチパネル | ○ |
| Wi-Fi(無線LAN) | スマートフォン操作、スマートフォン転送、マルチカメラコントロール |
| Bluetooth | – |
| NFC対応 | 〇 |
| 防水機能 | – |
| 防塵機能 | – |
| 使用温度範囲 | – |
| 使用湿度範囲 | – |
まとめ

ビデオカメラに最適なSDカードの選び方について解説しました。
SDカードを選ぶ際には、容量や速度クラスが重要なポイントです。
長時間の撮影や4K動画を撮影する場合は、大容量で書き込み速度が速いカードを選択しましょう。
また、SDカードの定期的なフォーマットや正しい保管方法を実践することで、SDカードのパフォーマンスを維持し、データを安全に保てます
最適なSDカードを選び、安心して撮影を楽しみましょう。










