撮影に夢中になっていると忘れがちですが、カメラやレンズはデリケートな精密機器です。
衝撃によってオートフォーカスがズレたり、異物が混入すると写りに影響が出たりと、取り扱いに注意を要します。
そんな撮影機材を安全に持ち運ぶために使ってほしいのがカメラ用バッグ。
撮影機材専用に設計されているので、カメラやレンズを入れやすく、持ち運びにも最適です
今回は、カメラ用バッグの選び方や種類、おすすめブランドをご紹介します。
目次
カメラ用バッグの選び方
カメラ用バッグ選びには、いくつかのポイントがあります。しっかりと把握して最適なバッグを選びましょう。
サイズで選ぶ

カメラバックのサイズは、カメラ本体の種類やセンサーサイズなど様々な要素で変わってきます。
しかし、基本的な機材の構成は同じで「レンズを装着したカメラ一台+交換レンズを何本入れるか」が基準です。
街中でのスナップ撮影や日中の風景撮影など日常的な撮影シーンなら「標準ズームレンズを装着したカメラ+広角ズームレンズ・望遠ズームレンズ・単焦点レンズのいずれか1本」となります。
ポートレートや星景撮影などほかのシーンを撮影するなら、ストロボや三脚といった機材も必要です。
自分がメインに撮影するシーンから必要な機材を検討して、それらが入れられるカメラバッグを選びましょう。
また、本体サイズだけでなく、バッグの開口部の大きさも重要です。
開口部が大きいほどカメラや交換用レンズを出し入れしやすく、スピーディーにレンズ交換ができることでシャッターチャンスを逃すことが少なくなります。
カメラの種類で選ぶ

一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラは、当然ながらボディの大きさが異なります。
基本的にはミラーレス一眼カメラのほうがコンパクトのため、カメラバックもその分小さいものを選べます。
一眼レフカメラ用の大きめなカメラバッグを持っているという方でも、ミラーレス一眼カメラを入れるのは控えたほうがよいでしょう。
理由は、スペースに余裕があるとカメラが揺れ動いてしまうためです。
時には撮影機材同士がぶつかってしまい、故障の原因にもなりえます。
ただし、可動式の仕切りを搭載しているバッグであれば、一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラで共用することが可能です。
仕切りを移動させられるため、大きさの異なる機材でもしっかりとホールドして収納できます。
機能性で選ぶ

カメラバッグは、機材を保護するための機能性を重視して選びましょう。
カメラは屋外で使用することが多いため、内部のクッション性が最も重要。
また、湿気や水分、汚れなどの影響を受けやすいため、防塵・防滴仕様となっているかを確認することも大切です。
中には撥水加工された防水仕様の商品もあります。
クッション性は実際に触って確認し、衝撃に強そうなことが確認できたものを買うとよいでしょう。
デザインが気に入った等の理由で、どうしても衝撃に強くなさそうな製品を使いたい場合は、追加でインナーバッグやインナーボックスを用意するのがおすすめです。
デザインで選ぶ
機能性やサイズも重要ですが、何より気に入ったデザインのバッグを選ぶのがおすすめです。
お気に入りのカメラバッグを選ぶことで、写真を楽しむモチベーションにつながります。
近年は、日常的に持ち歩けるファッショナブルなカラーのアイテムもあり、デザイン性に優れるおしゃれなカメラバッグが人気です。
カメラ用バッグの種類
カメラ用バッグは、以下の5種類に大別されます。それぞれのメリットを覚えて使い分けましょう。
ショルダータイプ
スナップ撮影など日常的なシーンで、一眼レフカメラなど比較的大きめな機材を持ち運ぶことができる斜め掛けタイプです。
ショルダーベルトで自分の体格に合わせやすく、バッグを離さないままカメラを取り出せるので、シャッターチャンスに素早く対応できます。
また、近年ではおしゃれなデザインが豊富にラインナップされており、カメラ女子でも撮影以外はショルダーバッグとして使うことも可能です。
ウエストバッグタイプ
腰に装着するタイプのカメラバッグです。
ミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラなど、小型な機材を持ち運ぶ際におすすめ。
容量は少ないものの、両手が自由になるので撮影の邪魔になりにくいのが特徴です。
また、ベルトを長くすることでメッセンジャーバッグやボディバッグとしても使えます。
リュックタイプ
足場の悪い場所や長時間歩くときに、最もおすすめなのはリュックタイプ。
ショルダータイプやウエストバッグタイプより大型の製品が多く、編集用のノートパソコンやストロボ、一脚・三脚など、より多く収納できます。
またサイドポケットも多く、カメラアクセサリーなど小物類もたくさん収納可能。
もし重くなったとしても、両肩で背負っているので左右均等に重さが分散され、持ち運びの負担が軽減されます。
また、両手がフリーなので、転倒しそうになった際などに安全性が高いのも嬉しいポイントです。
ボストンタイプ
旅行や出張など遠征して撮影に行くときは、ボストンタイプがおすすめです。
遠征では機材以外の荷物も多く運ぶ必要があるので、休憩するときに管理しやすいバッグであることが重要。
ボストンタイプはほかのバッグよりも置いたときの安定性がバツグンで、行列に並んでいるときや待ち時間に地面に置いておきやすいというメリットがあります。
キャリータイプ
ローラーバッグと呼ばれるキャリーバッグスタイルです。
奥行きが広く大容量で、たくさんの機材を収納できるうえ、長距離の持ち運びでも最も負担が少ないのが特徴。
そのため、重量級の大口径超望遠レンズなど、大型機材が多い撮影におすすめです。
ただし、即座にカメラを取り出すのは難しく、速写性はほかのバッグに劣る傾向があります。
そのため、別にトートバッグなどを用意し、保護ケースにカメラを入れてすぐに取り出せるようにしておくと便利です。
カメラ用バッグ使用時の注意点
カメラ用バッグがあれば、必ず安心というわけではありません。使用時の注意点を3点解説します。
TPOにふさわしいかチェック

カメラバックはTPOに応じたデザインのものを用意しましょう。
特に結婚式などのフォーマルなシーンや、ビジネスシーンで使うときは注意が必要です。
いくら使い勝手がよくても、正装時にカジュアルなデザインのカメラバッグを持っていると、周囲の人に不快感を与えてしまい、スムーズに撮影をおこなえない場合があります。
不特定多数の人がいる現場のために、ブラックなど無難なデザインのバッグを用意しておくとよいでしょう。
自分の体格にあったバッグを選ぶ

自分の体格にあったバッグを選ぶのも大事なポイントです。
自分の体に合っていないバッグは持ち運びや取り出しがしづらく、疲れがたまりやすくなります。
特に長時間持ち運ぶことになると、体に大きな負担となるでしょう。
体に負担がかかればケガの原因になるほか、足場が悪いところでは事故にもつながります。
ショルダータイプなどベルトを調整できるバッグは、適した長さに調整しておきましょう。
旅行時は機材以外のものを入れない

撮影機材はデリケートなので、ほかの荷物を一緒に入れないようにしましょう。
カメラやレンズに異物が混入する原因となり、下手をすれば故障につながる可能性もあります。
特に遠征では荷物が多くなるので、ほかの荷物をカメラ用バッグに入れがち。
しかし、撮影できなくては本末転倒なので、液体類が入ったペットボトルなどは必ず別のバッグに入れるようにしましょう。
また、カメラ用バッグを地面に置いておくときも、上にほかの荷物を置かないようにしてください。
重さでレンズや細かなパーツが破損することがあります。
カメラ用バッグ|おすすめブランド5選
ここからは、カメラのレンタル・中古買取・中古販売「GOOPASS」がおすすめするカメラ用バッグをご紹介します。
HAKUBA(ハクバ)
日本のカメラ周辺機器メーカーです。
信頼のある国産メーカーながら、コストパフォーマンスの高さは随一。
比較的リーズナブルな価格帯で、デザインおよび機能性ともに優れた製品をラインナップしています。
Lowepro(ロープロ)
50年以上の歴史を持つアメリカのカメラバッグメーカーです。
創業者が写真家かつ登山家として有名で、耐衝撃性や耐摩耗性など耐久性や機能面に優れる製品を多く取り揃えています。
厳しい環境にも耐えられるプロユース製品も多く、水分や湿気に強いのが魅力です。
Manfrotto(マンフロット)
世界8カ国に支社を持つイタリアの撮影機器メーカーです。
三脚や雲台で知られるメーカーですが、カメラバッグも質が高く人気があります。
独自技術である「エアサポート」を採用。通常のカメラバッグよりも通気性に優れているのが特徴です。
LAMDA(ラムダ)
30年以上の歴史を誇る国内メーカーです。
山岳撮影などアウトドアに特化した収納力が高いシリーズを多く取り揃えているのが特徴。
大容量タイプのほかにも小型・軽量のバッグやレインカバーなど、日常シーンでも使いやすいモデルもあります。
Endurance(エンデュランス)
ビーハーフ株式会社が手掛ける「撮影のためだけのカメラバッグではなく、普段使いに向いた高性能のファッションカメラバッグ」をコンセプトに作られたブランドです。
プロカメラマン中原一雄氏と協力し、プロ視点の細かな機能を盛り込んだ収納性バツグンのカメラバッグを製造しています。
シックなデザインのバッグもあるため、ビジネスシーンで使いたい方にもおすすめです。
カメラ用バッグを実際に使って使用感を確認しよう!

カメラ用バッグは、使う機材とのサイズ感とクッション性の高さが大事。
用途に適した機能になっているかも選ぶときの基準となります。
カメラのレンタル・中古買取・中古販売「GOOPASS」は撮影機材をレンタルしており、手持ちの機材はもちろん、気になっているカメラ・レンズを借りて相性のチェックもできます。
GOOPASSなら、あなたのバッグにピッタリの機材がきっと見つかるはずです。








