レンズフードはつけたほうがいい?メリットと注意点を解説

カメラマンが手にしたカメラのレンズが不思議な形をしているのを見たことがないでしょうか。あれはレンズフードと呼ばれるレンズに装着するアクセサリーです。一体何の意味があるの?と気になりますよね。

レンズフードは装着することで、さまざまなメリットをもたらしてくれます。しかし、実際は上級者でさえレンズフードのメリットを知らない人が多くいるのが現実。そこで今回は初心者から上級者まで、誰でもわかるようにレンズフードの基礎知識やメリットを解説していきます。

初心者が知っておきたいレンズフードの基本

カメラを始めたばかりの人はレンズフードという名前は聞いても、実物のイメージがわかないこともあるでしょう。ここではレンズフードの基本的な知識について解説していきます。

そもそもレンズフードとは

冒頭でも少し触れましたが、レンズフードとはレンズの先端に装着するアクセサリーのことです。フードは直訳すると頭巾や帽子のこと。パーカーなどのフードと同じ意味ですね。レンズフードはレンズの先端を守るために装着します。

レンズフードはレンズと同じメーカーが開発しており、純正品を装着するのが基本。少ないケースですが、互換性があればレンズとは違うメーカーが作ったレンズフードも装着することができます。レンズフードにはさまざまなメリットがあるため、初心者が真っ先に揃えたいアクセサリーです。

レンズフードには2種類の形がある

一般的にレンズフードには2種類の形があります。1つは円筒状のレンズフード。装着すればちょうどレンズをそのまま延長したような見た目になります。単焦点レンズや望遠レンズに装着するレンズフードは円筒タイプであることが多いです。

もう1つは花型と呼ばれるタイプ。名前のとおり、花弁を筒にしたような形状をしており、広角レンズや標準レンズによく使われています。メーカーやレンズの種類によっては花弁というより、円筒に切り込みを入れたようなタイプもありますね。

どのタイプのレンズフードも形状が違うだけで、基本的な用途は一緒です。

レンズフードの価格は?

レンズフードの価格は各メーカーやランクによって違いがありますが、おおむね数千円から高くても2~3万円ほどです。レンズフードを使ってみようと考える人はどうしても出費の大きさを気にしますが、カメラ本体やレンズほどではありません。

ちょっとした予算でレンズを防止する機能が手に入るので、できれば用意したほうがいいでしょう。レンズフードの出費を出し惜しみして、レンズが破損した場合、そのほうが大きな痛手となります。

レンズを揃える時には一緒にレンズフードも用意するように意識してみてください。

レンズフードを装着して撮影を快適に

レンズフードがレンズを守るためのアクセサリーということを説明しました。しかし、具体的にどう守ってくれるのか知らないと装着しようとは思わないですよね。ここではレンズフードを装着することのメリットを解説していきます。

衝撃を緩和してくれる

レンズフードを装着する一番の目的はレンズを衝撃から守ることです。レンズは前方に飛び出していることから、どうしても人や物とぶつかる可能性が高くなります。レンズの表面に傷がつけば、修理・交換となり高額な出費がかかってしまいますよね。しかし、レンズフードを装着しておけば衝撃を吸収し、ダメージを代わりに受けてくれ流のです。

たとえば、長く使っているレンズフードは表面に無数の細かな傷がついています。それが本来、レンズにつく傷と考えたらどうでしょうか。パッと見ではわかりづらいですが、レンズフードを装着することで、レンズの寿命をかなり伸ばすことができます。

大切なレンズを安全に使うのであれば、レンズフードは必要不可欠なアイテムといえるでしょう。

雨や砂埃からレンズを保護

レンズフードを装着すれば雨や砂埃からレンズを守ることも可能です。レンズにとって水濡れやホコリの混入は、誤動作・破損の原因になります。しかし、レンズフードを装着すれば、雨や砂ボコリをガードしてくれるので安心です。

とくに外で撮影をしているときは急な雨天に見舞われることもありますよね。撮影途中に慌ててレンズを外して濡れないように守るのは、なかなか難しいもの。あらかじめレンズフードを装着しておけば、急な悪天候も冷静に対応できます。強風で砂ボコリやゴミが舞っているときに、レンズが傷つくリスクを抑えることにもなりますね。

外で撮影をするのが好きな人はレンズフードを使って、レンズを守ることが重要です。

レンズに指紋がつくことを防止

レンズに指紋がつくことを防止するにもレンズフードは有効です。撮影中はつい無意識にレンズの表面を触ってしまう人が少なくありません。子供に触られたり、動物に舐められたりといったパターンもありますね。レンズの表面に指紋などの汚れがつくと、仕上がりの写真にも反映されてしまいます。

レンズフードを装着しておけば、つい手が触れてしまいそうな場面でもレンズまで届かず、汚れの付着を防ぐことが可能です。子供が近寄ってきても、レンズ表面を狙われない限りは不意な接触を避けることができます。

レンズフードはレンズの画質を維持するための重要なアクセサリーといえるでしょう。

フレア・ゴーストを抑制できる

レンズフードは人間でいうバイザーの役割もあり、強い光を抑えてくれるメリットがあります。本来は光が強すぎてフレアやゴーストが発生しそうな場面でも、レンズフードを装着しておけば抑制可能です。

たとえば、夕焼けをバックにした撮影や、イルミネーションなどが多い夜の街での撮影に有効。余分な光をカットし、レンズ本来の性能を引き出してくれます。レンズフードでフレアやゴーストが抑制できれば、カメラの設定が楽になるメリットもありますね。

画質の向上にも重大な役割を果たすのがレンズフードです。

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