「電子ピアノはどのようなものを買ったらよいかわからない」
「失敗しない電子ピアノの選び方を知りたい」
電子ピアノを買う際、何を基準に選択したらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
長く使うものだからこそ慎重に選び、失敗を防ぎたいと思っている方も多いはず。
そこで本記事では買ってはいけない電子ピアノの特徴から選び方のポイント、便利な機能まで詳しく解説します。電子ピアノ選びで後悔しないためにもぜひ参考にしてください。
目次
買ってはいけない電子ピアノの特徴

電子ピアノは一般的なアコースティックピアノに比べて、場所をとらず価格も安いのが魅力です。しかし、物によっては早期の買い替えが必要になる場合もあるため、避けるべき電子ピアノの特徴を5つにまとめました。
ひとつずつ見ていきましょう。
聞いたことのないメーカーの製品
聞いたことのない無名ブランドの電子ピアノは、品質面で大きな不安があります。
一見価格が安く魅力的に見えるかもしれませんが、実際には音質や鍵盤の耐久性が低い場合もあります。そのため、使用して間もなく不具合が発生する恐れもあるため注意が必要です。
知名度の低いメーカーはアフターサービスが不十分なケースも少なくありません。ただし、知名度がないからこそ1人のお客様に品質の高いサービスや商品を提供しているメーカーも多々あります。
長く安心して使用するには、実績のあるメーカーから選ぶのをおすすめします。信頼できるメーカーの製品は品質が安定しているため、長期的な使用でも安心感があります。
予算内での検討は必要ですが信頼あるメーカーの製品は耐久性も高く、結果的にコストパフォーマンスのよい判断となるでしょう。
鍵盤数が少ない
標準的なピアノは88鍵ですが、電子ピアノのなかには61鍵や49鍵など鍵盤数が少ない製品も存在します。鍵盤数の少ない電子ピアノはコンパクトで価格も抑えられていますが、演奏できる曲を制限されてしまうのが大きな欠点です。
初心者だからといって価格の安さを重視し、鍵盤数の少ない電子ピアノを選ぶと後悔する恐れがあります。
鍵盤数が限られていると特定の楽曲にしか対応できず、演奏の幅が制限されてしまう場合も。
特にクラシック音楽はフルサイズの88鍵盤を必要とする曲も少なくないため、鍵盤数が足りず満足な演奏ができないことも考えられます。
打鍵音が大きい
電子ピアノの大きな利点のひとつに、「静音性」が挙げられます。しかし、なかには鍵盤をおす際の打鍵音の大きい製品があるため、注意が必要です。
外観や仕様上は静音性が高いと思われる製品であっても、実際には鍵盤を叩く音が響き近隣トラブルを引き起こすリスクがあります。
アパートやマンションなど近隣環境に配慮が必要な住居では、打鍵音の大きさがデメリットになる場合があります。
また、ヘッドホンを使用して演奏する際も、打鍵音が気になり練習の妨げとなる場合があります。演奏者自身のストレス要因となるだけでなく、練習効率の低下にもつながる恐れもあるでしょう。
夜間に演奏することが多い方や静音性を重視する方は、音質だけでなく打鍵音の小ささにも注目した製品選びが重要です。
鍵盤のタッチが軽すぎる
鍵盤のタッチ感は、電子ピアノ選びで非常に重要な要素です。
アコースティックピアノの鍵盤は適度な重みと自然な抵抗感があるため、指の力加減や繊細な演奏技術が求められます。そのため、本格的なピアノ演奏を想定している場合、鍵盤が軽すぎる電子ピアノは練習に適していません。
仮に軽すぎる鍵盤で練習を続けると、アコースティックピアノを弾く際に違和感を覚えます。さらに力加減があわず思いどおりの演奏ができない恐れもあるでしょう。
また、指先の力を正しく使う感覚や、繊細な音の表現力を身につける機会を逃してしまう原因にもつながります。
本物のピアノに近いタッチ感を持つ電子ピアノの選択により、繊細な表現力を養えます。高い演奏スキルを身につける基盤を築くためには、鍵盤のタッチ感もしっかり確認しましょう。
部屋に合わないサイズ
電子ピアノは家具のひとつとして長期間部屋に設置されるため、設置スペースと製品サイズの確認が必須です。
単に奥行きや横幅を測るだけでなく、周囲のスペースに余裕があるかも確認しておくと実際に設置した際の使い勝手がよくなります。
特に狭い部屋ではサイズ選びを誤ると圧迫感を生み出し、部屋の快適さを損ねる恐れがあるため注意が必要です。
また、電子ピアノはインテリアの一部として部屋の雰囲気にも影響を与えます。部屋のスタイルに調和しないデザインは空間に違和感を生むだけでなく、練習意欲の低下にもつながりかねません。
設置スペースとデザインを考慮した選択は、快適な演奏環境と部屋全体の満足度を高められるでしょう。
電子ピアノに付いていると便利な機能

アコースティックピアノとは異なり、電子ピアノにはさまざまな機能が搭載されています。練習効率の向上や演奏の楽しさを広げるのに役立つため、特に重宝する機能を3つ紹介します。
それでは解説します。
Bluetooth接続やアプリ連携
近年、電子ピアノはデジタル技術の進化にともない、多彩な便利機能を搭載しています。特に最新モデルの多くはBluetooth接続に対応しているため、スマートフォンやタブレットとの連携により、練習効率の向上を見込めます。
たとえば、専用アプリを活用すると画面上に譜面を表示できるほか、練習時間や演奏した曲目の記録が可能です。それにより、パフォーマンスの向上や進捗を簡単に把握できます。
また、Bluetooth機能を利用し電子ピアノのスピーカーから好きな楽曲を再生できるのも魅力。楽曲にあわせた演奏を楽しめるため、練習をより充実したものにできるでしょう。
楽譜を読むのが得意でない方でも、楽曲を再生してメロディを耳で覚えられるため効率よく練習を進められます。
Bluetooth接続を活用したアプリの連携は、効率的かつ楽しい練習環境の構築に役立つでしょう。
ヘッドホン端子
電子ピアノを選ぶ際は、ヘッドホン端子の有無を確認しましょう。ヘッドホン端子があれば、音を外部に漏らすことなく深夜や早朝でも自由に練習できます。
特に、アパートやマンションなどの集合住宅にお住まいの方にとって、騒音問題を心配せずに演奏できる環境は大きなメリットです。
また、家族と同じ空間で生活している場合でも、ヘッドホンを活用すれば周囲に気を使わず練習に集中できます。
たとえば、家族がテレビを見ているときや子どもが勉強しているときでも音を気にせず演奏可能です。練習に没頭できる環境の構築により、上達スピードも自然と向上するでしょう。
ヘッドホンの使用は、現代の生活スタイルにあわせた快適な演奏環境を整えるのに重要な機能です。
録音機能やデュエットモード
電子ピアノには練習をより効果的に、そして楽しくする機能が搭載されています。代表的な機能は、録音機能とデュエットモードです。
録音機能を使えば自分の演奏を手軽に記録でき、後から客観的に聴き返せるため技術の向上に役立てられます。録音した演奏を聴き返せばテンポのばらつきや強弱の付け方、音の抜けなどの課題が見えてきます。
以前の演奏と比較し自身の成長も実感しやすくなるため、モチベーション維持にも大きく貢献するでしょう。
また、デュエットモードは鍵盤の左右を同じ音域に設定すれば、先生と生徒・親子・友人同士など大人から子どもまで2人で演奏を楽しめます。
買って満足!おすすめ電子ピアノ6選

電子ピアノの初心者から上級者まで、日々の練習におすすめな商品を以下で6つ紹介します。
ひとつずつ特徴を紹介します。
1. YAMAHA(ヤマハ)P-225B

YAMAHA 電子ピアノ P-225B 体験セット
スリムボディに宿る、本格派のサウンド
2023年7月27日発売のYAMAHA P-225Bは、コンパクトなボディながら、ヤマハ最高峰のグランドピアノCFXの音色を搭載した新世代モデル。
88鍵盤で構成された新開発のGHC鍵盤により、アコースティックピアノに迫るタッチ感が得られます。
Bluetooth機能も搭載しているので、スマートフォンとの連携で練習をより効果的に進められるでしょう。
わずか11.5kgの軽量設計ながら豊かな音量と表現力を兼ね備え、自宅練習からステージまで幅広く活躍します。
アップライトピアノのような本格的な電子ピアノがほしい初心者・中級者は、本機がおすすめです。
| 製品名 | P-225B |
|---|---|
| 発売日 | 2023年7月27日 |
| サイズ | 幅1,326 高さ129 奥行272 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | GHC鍵盤 黒鍵マット仕上げ |
| 最大同時発音数 | 192音 |
2. YAMAHA(ヤマハ)Clavinova CLP-745
2020年8月に発売されたヤマハのClavinova CLP-745は、グランドピアノに迫る表現力を可能にした据え置き型電子ピアノです。
鍵盤を押すはやさや強さなどを検知し、グランドピアノの内部機構が生み出す繊細な音色の変化を再現します。
使用されている木製鍵盤は、電子ピアノでありながら本物のグランドピアノかのようなタッチ感で音色をコントロールできます。そのため、演奏者の意図した表現を正確に音へ反映できるでしょう。
また、搭載された2ウェイスピーカーシステムにより、クリアで豊かな音質を楽しめます。「スマートピアニスト」アプリを使えば、内蔵曲の楽譜表示や各種設定がスマホやタブレットで簡単に操作できるため、電子ピアノの機能をより手軽に活用可能です。
初心者から上級者まで、本格的なピアノ演奏を楽しみたい方におすすめの1台です。
| 製品名 | YAMAHA(ヤマハ)Clavinova CLP-745 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年8月31日 |
| 本体サイズ(mm) | 幅1461 高さ927 奥行459 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | グランドタッチ-エス鍵盤 |
| 最大同時発音数 | 256音 |
3. KAWAI(カワイ)CN201
カワイから2022年9月14日に発売されたCN201は、家庭で使いやすい置き型タイプの電子ピアノです。
本物のピアノのように鍵盤の重さや跳ね返りの強さを再現する仕組みを導入しています。鍵盤の内部に重りが入っているため、指の力加減によって音の強弱や表情をコントロール可能です。
さらに、12cmの真円スピーカーを2基搭載したことで、包み込まれるような美しいピアノサウンドを堪能できます。
ヘッドホンを使用する場合も、ノーマル・ワイド・フォワードの3つのモードから好みの設定を選択でき、どのモードでも立体感のある自然な音色を楽しめるでしょう。
初心者でも本格的なピアノ演奏を体験できるとともに、上達にあわせて長く使い続けられます。カラーバリエーションも4色展開しており、インテリアにあわせて選べるのも魅力の電子ピアノです。
| 製品名 | KAWAI(カワイ)CN201 |
|---|---|
| 発売日 | 2022年9月14日 |
| 本体サイズ(mm) | 幅1,360 高さ860 奥行405 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | レスポンシブ・ハンマー・アクションⅢ |
| 最大同時発音数 | 192音 |
4. ローランド RP-701
ローランドRP-701は、2020年11月28日発売の初心者向けエントリーモデルの電子ピアノです。グランドピアノの弾き心地を忠実に再現する鍵盤を搭載しており、基本性能にも優れています。
さらに、鍵盤を弾く強さに応じて音色が変化する様子も忠実に表現。グランドピアノのように、繊細なニュアンスから力強い演奏までより音楽性の高い演奏が可能です。
また、Bluetooth機能を搭載しているため、スマートフォンと連携して演奏アプリを活用できます。楽譜を表示したり、演奏を録音・再生したりできるため、効率的に練習を進められるでしょう。
初心者でも本格的なピアノ演奏を楽しめるため、一番はじめに購入するのにおすすめの商品です。
| 製品名 | ローランドRP-701 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年11月28日 |
| 本体サイズ(mm) | 幅1,366 高さ1,027 奥行463 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | PHA-4 |
| 最大同時発音数 | 256音 |
5. CASIO(カシオ)Privia PX-S1100
カシオから2021年7月29日に発売されたPrivia PX-S1100は、スリムなボディで場所を選ばずに設置できる電子ピアノです。
ハンマーアクション付き88鍵盤搭載のデジタルピアノとしては、232mmと世界最小の奥行きです。リビングや寝室など好きな場所に設置できるため、音楽のある暮らしを手軽に楽しめます。
グランドピアノの響きを追求した、カシオ独自の「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」を搭載。88鍵盤それぞれで音の強弱を調整しているため、より美しく鮮やかな響きを堪能できるでしょう。
Privia PX-S1100は感性のままに自由な演奏を楽しめるため、幅広いユーザーに音楽の楽しさを広げてくれるピアノです。
| 製品名 | CASIO(カシオ)Privia PX-S1100 |
|---|---|
| 発売日 | 2021年7月29日 |
| 本体サイズ(mm) | 幅1,322 高さ102 奥行232 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤 |
| 最大同時発音数 | 192音 |
6. コルグ B2
コルグが2019年6月に発売したデジタルピアノB2は、ピアノ初心者向けに開発されたエントリーモデルです。ピアノをはじめ、オルガンやストリングスなど12種類の音色が楽しめます。
また、低音部は重く高音部に向かうほど徐々に軽くなる鍵盤を採用しているため、初心者でも自然と正しい演奏フォームを身につけられるでしょう。
さらに、メトロノーム機能や鍵盤を弾く強さによって音の出方に変化を出す機能など、練習を効率的にサポートする便利な性能も充実しています。
デザインはコンパクトなため、持ち運びにも優秀。別売りスタンドを組みあわせれば、使用環境にあった演奏スタイルの構築が可能です。
はじめてピアノに挑戦する方や再びピアノをはじめたい方など、多くのユーザーに本格的なピアノ演奏の楽しさを提供するでしょう。
| 製品名 | コルグB2 |
|---|---|
| 発売日 | 2019年6月 |
| 本体サイズ(mm) | 幅1,312 高さ117 奥行336 |
| 鍵盤数 | 88鍵 |
| 鍵盤種 | NH鍵盤 |
| 最大同時発音数 | 120音 |
電子ピアノに迷ったらレンタルで試してみる

GOOPASSでは YAMAHA P-225をはじめ、今後もさまざまな電子ピアノのレンタルを取り扱う予定があります。
電子ピアノの選択に迷った場合は、GOOPASSのレンタルサービスを活用しましょう。
設置スペース・打鍵音の大きさ・インテリアにあっているかなど、Webサイトや店頭での確認だけではわからない実際の使用感を体験できます。
また、GOOPASSのサブスクプランはレンタル期間内であれば何度でも無料で別の商品に入れ替えができます。そのため、さまざまな人気機種を試したい方はサブスクプランがおすすめです。
レンタルサービスを利用すれば、家族の意見も聞きながらじっくりと検討できます。購入前にはレンタルサービスを利用し、使用感を確かめましょう。
まとめ|後悔しない選択で理想の電子ピアノを見つけよう

電子ピアノは、長期間にわたって使用する大切な楽器です。そのため、安心して使い続けるために信頼性の高いメーカーをおすすめします。
また、アコースティックピアノとは異なる点も多くあるため、それぞれの特徴をしっかり理解したうえで選択しましょう。
鍵盤数やタッチ感、静音性などの基本的な要素はもちろん、自宅や設置場所の環境にあった仕様の選択も大切です。
本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、ご自身の演奏スタイルや目標にあう電子ピアノを探してください。理想の電子ピアノは日々の練習を豊かにし、いままで以上に充実した時間を提供してくれるでしょう。
買ってはいけない電子ピアノに関するよくある質問

買ってはいけない電子ピアノによくある質問をまとめました。
Q:電子ピアノの寿命は何年?
電子ピアノの一般的な寿命は10~15年程度です。
ただし、使用頻度や環境によって変動します。使用後の丁寧な手入れと定期的なメンテナンスを行なえば、より長く使用できるでしょう。
電子部品の経年劣化による突然の故障を防ぐためにも、10年を目安に買い替えの検討をおすすめします。
Q:電子ピアノは調律できますか?
電子ピアノは調律の必要がありません。アコースティックピアノと違いデジタル音源を使用しているため、常に正確な音程を保てるためです。
一部の高級機種では、好みに応じて音色や音程を細かく調整できる機能が搭載されています。タッチ感度を調整できる機種もあるため、使用者の好みにあわせてカスタマイズが可能です。
Q:電子ピアノとキーボードのどちらがピアノの練習に向いていますか?
ピアノの本格的な練習には、電子ピアノがおすすめです。電子ピアノはアコースティックピアノに近い鍵盤の重さと大きさを持っているため、本格的な演奏技術の練習に適しています。ペダルの操作感や音の響きも、キーボードより本物のピアノに近い体験が得られます。
キーボードは鍵盤が小さく音質も劣るため、本格的なピアノ演奏の練習には向いていません。将来的にアコースティックピアノでの演奏を目指す場合は、電子ピアノでの練習をおすすめします。
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