「中古ピアノはどこで購入するのが一番安心なのか」
「中古ピアノ購入で失敗しないためには、どんな点に気をつければいいのか」
新品の電子ピアノは高価なため中古品を検討する方も多いですが、品質面で不安を抱く方も少なくありません。
中古の電子ピアノは、状態のよい商品を選べば新品の半額程度で購入できるメリットがあります。一方で購入先によって保証やアフターサービスに大きな違いがあるため、慎重に選ばなければなりません。
この記事では、中古電子ピアノを安心して購入できる販売店や通販サイトをそれぞれの特徴とともに紹介します。中古電子ピアノの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽器専門店6選

楽器専門店は、専門のスタッフによる商品のメンテナンスやクリーニングが行き届いており、保証やアフターサービスも充実しているため安心して中古電子ピアノを購入できます。
また、実際に商品を見て触れて選べる店舗も多いのが特徴です。
それでは、各楽器専門店の特徴を具体的に見ていきましょう。
株式会社アルプス楽器
1964年創業の老舗楽器店であるアルプス楽器は、ヤマハ特約店として新品・中古の楽器を幅広く取り扱っています。
中古電子ピアノは、専門スタッフによる入念なメンテナンスとクリーニングが施されており、高い品質が保証されているため安心して購入できます。
支払いは一括だけでなく、分割払いにも対応。10回・12回・18回払いまで金利0%なので、予算に応じて柔軟な購入ができるでしょう。
また、期間限定で特別価格セールを実施していることもあり、通常よりもお得に中古電子ピアノを手に入れるチャンスもあります。
専門スタッフによる定期的なメンテナンスやサポート体制が整っており、電子ピアノを常に最適な状態で末長く使用できるでしょう。
イシバシ楽器
イシバシ楽器は1938年創業の総合楽器店で、中古電子ピアノの取り扱いも豊富です。
また、独自のポイントカードシステムを導入しているのも特徴です。購入時にポイントが貯まるため、そのポイントを付属品の購入やメンテナンス費用に充てることができます。
さらに、定期的に開催されるセールや期間限定のキャンペーン、分割54回〜120回の特別低金利キャンペーンが行なわれることもあります。
これらのサービスを活用すれば、よりお得に中古電子ピアノを購入できるでしょう。
島村楽器
島村楽器は、全国に約180店舗を展開する日本最大級の楽器販売チェーンです。島村楽器の大きな特徴は、全国展開している実店舗で実際に商品を触って確認できる点です。
販売スタッフにはピアノ上級アドバイザーやピアノアドバイザーがおり、初心者から上級者までそれぞれの演奏レベルや目的に合った商品選びをサポートしてくれます。
購入後の修理や調整も行なっています。
5年間の電子ピアノ延長保証が受けられる場合もあり、購入後のフォローが充実しているため安心して購入できるでしょう。
鍵盤楽器買取販売.com
鍵盤楽器買取販売.comは、電子ピアノに特化した専門店です。「他社より高価買取をし、どこよりもリーズナブルに販売」を企業理念としているため、自社で買取から販売まで一貫して行なうことで、低価格の販売を可能にしています。
中古電子ピアノは専門店ならではの豊富な知識と経験を活かし、丁寧なメンテナンス・クリーニングが実施されているので、品質面でも安心できるでしょう。
保証期間は購入時または配送設置時までとなっており、購入後の長期的な保証は提供されていないため、購入を検討する際はこの点を考慮する必要があります。
予算にあわせた電子ピアノをお探しの方は、鍵盤楽器買取販売.comもチェックしてみてください。
電子ピアノ再生工房
電子ピアノ再生工房は、中古電子ピアノの買取・販売に特化した専門店です。全商品に対して独自の品質管理を実施しており、入荷した商品はすべて分解・点検を行ないます。
鍵盤の動作確認やクリーニングなど熟練スタッフによる丁寧なメンテナンスを経て、新品同様の状態で販売されます。
特筆すべき点は、全商品に3ヶ月の保証が付帯している点。中古品でありながら、万が一の故障時もサポートを受けられるのは大きな安心につながるでしょう。
配送・設置は専門スタッフが大切な電子ピアノを安全に搬入してくれます。
松戸店と名古屋みよし店の2店舗があり、ショールームは完全予約制で運営されています。実際に商品を見て・触って・音を確かめられる環境が整っているのも大きな特徴です。
オンラインショップも展開しており、全国から商品を購入できます。
関東電子ピアノ高価買取.com
関東電子ピアノ高価買取.comは、電子ピアノの買取から販売までを自社で一貫して行なう専門店です。これにより、他社よりもリーズナブルな価格で電子ピアノを購入できます。
入荷したすべての電子ピアノは、専門スタッフによる徹底的な点検・整備・クリーニングが実施されています。
また、販売される電子ピアノはすべて一つの店舗に置いてあるため、店舗を訪れれば試弾できます。
経験豊富なスタッフが丁寧にアドバイスをしてくれるので、自分の求める電子ピアノを見つけ出せるでしょう。
納品時には専門スタッフが設置作業と基本的な使い方の説明を行なってくれるため、安心して購入を決められるでしょう。
リユースショップ3選

リユースショップは幅広い商品を取り扱っており、ときには思わぬ掘り出し物に出会えることもあります。
ただし、前の所有者の情報が不明な場合が多く、電子ピアノの状態も店舗によってばらつきがあるため、購入時は慎重に検討する必要があります。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
ブックオフ
ブックオフは、書籍や音楽機器を中心に幅広い商品を取り扱うリユースショップチェーンです。電子ピアノの取り扱いは店舗によって異なりますが、大型店舗では比較的豊富な在庫を揃えています。
店舗ごとに異なる商品を取り扱っているため、定期的に複数の店舗を巡ることでお得な掘り出し物に出会える可能性があるのが特徴です。
ブックオフは電子ピアノに詳しいスタッフが動作確認をしているわけではないため、購入する際には鍵盤の動作や音質などを自身で確認する必要があります。
確認すべき項目の知識や確認ポイントを把握しておくと、安心して購入できるでしょう。
ハードオフ
ハードオフは、電化製品や楽器などを専門に扱うリユースショップチェーンです。
商品は独自の基準で商品をランク分けされているため、状態の把握がしやすい特徴があります。各商品の状態は詳細に記載されており、傷や使用感の程度を事前に確認できます。
店舗での購入の場合、その場で商品の動作確認ができるのが大きな利点。
ただし、配送サービスは限定的で商品の運搬は購入者自身で行なう必要があったり、重量物のため送料が高額になったりする点に注意しましょう。
電子ピアノを試弾せずに購入する場合、音質や鍵盤のタッチなど実際の使用感を確認できないため、購入後に「思っていたものと違う」と感じる場合があります。
セカンドストリート
セカンドストリートは、全国展開するリユースショップチェーンで、電子ピアノの取り扱いも豊富です。商品は状態に応じて細かくランク分けされており、それぞれの状態が詳細に記載されています。
特に、傷や使用感の程度は写真付きで説明されており、商品の状態を事前に把握しやすく、安心感があるでしょう。
ただし、Webでの取り扱いの中心は初心者向けの手頃なモデルや電子キーボードが多く、上級者向けの本格的な電子ピアノの在庫は店頭で確認する必要があります。
そのため、目的に合った商品に出会えるかどうかは、店舗の在庫状況に左右されるといえるでしょう。
ネット通販サイト6選

近年、インターネット通販サイトでも中古電子ピアノの取り扱いが増えています。ただし、メルカリやヤフオクなどの個人間取引では商品の状態確認が難しく、トラブルのリスクもともなうため慎重な判断が必要です。
6つの主要なインターネット通販サイトを紹介します。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
楽天市場
楽天市場は、多くの楽器店が出店している日本最大級のECサイトです。中古電子ピアノも専門店から大手チェーン店まで、さまざまな販売店が出品しており、商品を比較検討できます。
中古ピアノの状態は、多くの出店者が詳細な写真と説明を掲載しています。また、実際に購入した方のレビューを参考にすることで、販売店の信頼性を確認する手がかりとなるでしょう。
楽天市場の場合、商品の保証や返品に関する規定が明確なためトラブル時の対応も比較的スムーズです。
楽天スーパーセールなどのイベント時には大幅な割引が実施されることもあり、ポイント還元とあわせてお得に購入できる可能性があります。
Amazon
Amazonは、世界最大級のEコマースプラットフォームとして知られ、中古電子ピアノの取り扱いも豊富です。同サイトの特徴は、新品と中古品の価格を簡単に比較できることで、商品の価値を判断する際の参考になります。
また、プライム会員の場合多くの商品で迅速な配送サービスを受けられることもメリットのひとつでしょう。
取り扱われているブランドやモデルは多様で、予算や用途に応じた選択が可能です。商品の状態は出品者によって詳細に記載されており、画像も複数アングルから確認できます。
Amazonの購入者保護制度により、商品に問題があった場合のトラブル対応も安心です。なお、Amazonのマーケットプレイスでは、個人が商品を出品販売している場合もあります。
購入前には信頼できる出品者なのか、評価や販売実績を確認しておきましょう。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、多くの楽器店が出店している大手ECサイトです。
PayPayポイントを利用でき、ポイント還元率の高いキャンペーンと組みあわせることでさらにお得に購入できます。特に「優良ストア」として認定された店舗の商品は、一定期間の保証が付帯していることが多く、安心して購入できるでしょう。
商品の状態は、多くの出店者が複数の写真と詳細な説明を掲載しています。
また、実際の購入者による評価やレビューも参考にすることで、商品の品質や販売店の信頼性を確認する材料となるでしょう。
返品や交換規定が明確に示されているため、トラブル時の対応がスムーズで購入後の不安を軽減できる点も大きな魅力といえます。
ヤフオク
ヤフオクは日本最大級のオークションサイトで、中古電子ピアノも多数出品されています。オークション形式での取引となるため、運がよければ市場価格よりも大幅に安い価格で電子ピアノを購入できる可能性があるでしょう。
人気の高い機種や状態のよい商品は入札が活発になる傾向があるため、落札価格は大きく変動します。入札時には出品者の評価履歴・商品の詳細な説明・実際の使用状況などの確認が重要です。
商品の受け渡し方法や送料の負担についても事前に確認が必要。電子ピアノは大きく重量があるため、配送料が高額になりがちです。
さらに、商品到着後のトラブル対応は基本的に当事者間での解決となるため、信頼できる出品者から購入しましょう。
メルカリ
メルカリは個人間取引を中心としたフリマアプリで、中古電子ピアノも多く出品されています。
新しい商品が定期的に追加され、さまざまな年代やモデルから選べるのが大きなメリットです。さらに出品者と直接やり取りできるため、商品の状態や気になる点を具体的に確認できる柔軟さも魅力。
個人間取引であるため商品の品質保証や専門家によるメンテナンスが期待できない点には注意が必要です。また配送方法や梱包状況によっては、輸送中の破損リスクがともなう場合もあります。
購入を検討する際には、出品者の評価履歴・商品の詳細説明・実際の使用状況などを慎重に確認し、信頼性の見極めが重要です。信頼できる取引を心がければ、予想以上にお得な掘り出し物に出会える可能性もあるでしょう。
ジモティー
ジモティーは、地域密着型の個人間取引サイトです。出品者に手数料が発生しないため、他のプラットフォームよりも比較的安価で商品を購入できる可能性があります。
特に引き取りを前提とした取引が多いため、配送料を抑えられるのも魅力のひとつ。また、直接商品を確認してから購入を決められるのも大きな利点です。
ジモティーは直接取引が多いため取引場所で暴行やわいせつな被害にあったり、取引後の商品故障などで揉めたりするトラブルが起こり得ることに注意が必要です。
取引に不安がある場合は、月額340円で弁護士への相談費用を最大100万円まで補償する「あんしん取引保険」を利用できます。
個人間取引が基本となるため、商品の状態確認や取引相手の信頼性については慎重に判断し、安心安全な取引を心がけましょう。
中古の電子ピアノを取り扱う販売店の選び方

中古電子ピアノを購入する際、販売店の選択は非常に重要です。信頼できる販売店で購入することで、良質な電子ピアノを手に入れられるでしょう。
中古の電子ピアノ販売店の選び方をまとめました。
ひとつずつ確認していきましょう。
実績と信頼のある販売店か
老舗の楽器店や大手チェーン店など信頼できる販売店を選ぶことは、中古電子ピアノを購入する際の大前提です。
島村楽器やイシバシ楽器など全国展開している楽器店は長年の実績があり、専門知識を持ったスタッフが在籍しています。
中古電子ピアノの状態を専門スタッフが丁寧にチェックし、必要に応じてメンテナンスも行なっているため安心して購入できるでしょう。
実店舗がある販売店であれば、万が一の故障や不具合の際にも直接相談できる安心感があります。店舗での評判や口コミも確認しやすく、地域での信頼性も把握できるでしょう。
電子ピアノの試弾は可能か
実店舗で試弾できることは、中古電子ピアノを購入する際の大きなメリットです。
鍵盤のタッチ感や音色、スピーカーの音質など実際に触れて確認できることは非常に重要です。タッチ感は電子ピアノの重要な要素の一つで、特に中古品の場合は使用状況によって個体差が生じます。
音色に関しても、スピーカーの状態や音の歪みなど実際に弾いてみないとわからない部分が多くあります。
オンライン販売では確認できないこれらの要素を実際に体験できることは、大きな利点といえるでしょう。試弾を通じて、その楽器が自分の演奏スタイルや好みに合っているかどうかを判断できます。
店舗独自の保証やサービスはあるか
多くの中古電子ピアノは、メーカー保証期間が終了している場合がほとんどです。そのため、販売店独自の保証やアフターサービスの有無は、購入を決める重要な判断材料となるでしょう。
また、定期的なメンテナンスサービスや故障時の修理対応なども重要な要素。故障時などのサービスが充実している店舗であれば、購入後も安心して使用できます。
保証やサービスの内容は店舗によって異なるため、購入前に必ず確認しましょう。
購入者の口コミやレビューはよいか
購入を検討している販売店の評判を、インターネットの口コミサイトやSNSを用いた確認は非常に有効です。
中古電子ピアノの場合は、状態が一つひとつ違うため商品自体の口コミやレビューは参考になりません。しかし、中古品を販売する店舗の対応やアフターサービスの質などは、重要な判断材料となるでしょう。
同じような目的で購入した人の体験談や自分が注意すべきポイント、購入時のアドバイスなども購入に向けての参考になります。
ただし、口コミやレビューに関しては、極端な評価に惑わされないよう注意しましょう。また、投稿時期が古すぎるものは現在の状況と異なる可能性もあるため、できるだけ最近の情報を参考にするのがおすすめです。
中古の電子ピアノを買うときのポイント

中古の電子ピアノを購入する際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。これらを事前に確認すれば、安心して満足のいく中古電子ピアノを購入できるでしょう。
ひとつずつ確認していきます。
製造年や使用状況はどのくらいか
中古電子ピアノを選ぶ際、製造年は特に重要な判断基準となります。一般的に、製造から5年以内の電子ピアノであれば、性能や耐久性の面で十分な信頼性があるでしょう。
電子ピアノの寿命は使用状況にもよりますが、20万円以上の機種であれば約10〜15年といわれています。製造年が古すぎるものは、部品の劣化や機能の陳腐化が進んでいることも考えられ、音質の低下や操作性の問題が発生するリスクが高まります。
製造終了から時間が経つと修理用の部品が手に入りにくくなり、故障時の対応が難しくなるでしょう。
前所有者の使用頻度や保管状態も重要です。たとえば、防音室や温度管理された部屋で大切に使用されていた場合と、日当たりの強い場所や湿度の高い環境で使用されていた場合では、同じ製造年でも状態が大きく異なります。
購入時には製造番号から製造年月を確認し、可能であれば使用環境や頻度についても販売店に確認してください。
付属品やオプションはあるか
電子ピアノを使用する上で必要な付属品やオプション品の有無は、実質的な購入コストに大きく影響します。
たとえば、専用椅子だけでも新品で1万円以上することがあり、スタンドやペダルユニットとなるとさらに高額です。
電子ピアノの種類にもよりますが、標準的な付属品として専用スタンド・ペダルユニット・譜面台・専用椅子などが揃っているかどうか確認しましょう。
中古品を購入する際、これらの付属品が揃っているものを選ぶことで追加の出費を抑えられます。
さらにヘッドフォンやお手入れ用品などが付属している場合は、初心者や予算を抑えたい方にとってお得なサービスポイントになるでしょう。
保証や返品ポリシーに問題はないか
中古電子ピアノの保証内容は、販売店によって大きく異なります。一般的な保証期間は3ヶ月から1年程度ですが、独自の保証制度がある場合や保証のない場合があります。
また、保証の対象となる故障や不具合の範囲も店舗ごとに違うため、しっかり確認をしておきましょう。たとえば、鍵盤の動作不良のみが保証対象である場合もあれば、スピーカーやペダルの不具合まで含む場合もあります。
返品や交換のポリシーも事前に確認が必要です。特にオンラインショップでの購入の場合、商品到着後一定期間内であれば返品可能な店舗もありますが、原則返品不可な店舗も少なくありません。
保証書の有無や保証内容、返品条件などは必ず書面で確認するようにしましょう。
配送方法や設置サービスはあるか
電子ピアノは重量のある商品のため、配送と設置に関する確認は特に重要です。
ポータブル型の中古電子ピアノであればさほど問題はありません。しかし、本格的な据え置き型の場合、家庭用エレベーターのない集合住宅への搬入が困難になることも考えられます。
配送業者による設置サービスの有無や階段搬入の可否など、事前に確認が必要です。
大手の楽器店では、配送料と設置料金がセットになったサービスを提供していることが多く、専門スタッフが組み立てや動作確認まで行なってくれます。一方、個人売買の場合は配送方法から設置まで、すべて購入者が手配する必要があります。
電子ピアノを購入する際は配送や設置に関する条件を十分に確認し、自分の住環境や状況に合ったサービスを実施しているかどうかも確認しましょう。
購入後のメンテナンスやクリーニングはあるか
中古電子ピアノを長く使用するためには、定期的なメンテナンスとクリーニングが欠かせません。特に鍵盤部分は長年の使用で汚れが蓄積したり、動作が重くなったりする場合があります。
購入時に、販売店でクリーニングやメンテナンスが済んでいるかどうかの確認が重要です。
メンテナンス済みの商品であれば、すぐに快適な演奏を楽しめます。また、定期的なメンテナンスサービスを提供している販売店であれば、購入後も安心して使用できるでしょう。
自宅でのメンテナンス方法としては、やわらかい布で鍵盤を定期的に乾拭きすることで、ホコリや汚れの蓄積を防げます。また、湿度が高すぎると内部の電子部品に影響を与える可能性があるため、除湿機や乾燥剤を活用して適切な環境を保つとよいでしょう。
日常的なお手入れを心がければ、電子ピアノを良好な状態で長く使用できます。
中古の電子ピアノを買うメリット

中古の電子ピアノには新品にはない魅力もあります。コストを抑えながら自分の希望に合ったモデルや付属品を見つけられるのも、中古ならではの魅力でしょう。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきます。
新品の電子ピアノより安く購入できる
中古電子ピアノの最大のメリットは、価格の安さです。一般的に、中古品は新品価格の50%〜70%程度の価格で購入できます。たとえば、新品で20万円する電子ピアノが、中古では10万円前後で手に入ることも珍しくありません。
電子ピアノは引越しや買い替えのタイミングで手放される場合も多く、比較的状態のよい商品が市場に出回っています。
特に上位機種の中古品は、エントリーモデルの新品と同程度の価格で購入できることがあり、予算を抑えながら高性能な電子ピアノを手に入れるよい機会となります。
製造終了モデルの電子ピアノが手に入る
中古市場では、現在生産終了している人気モデルを入手できる大きな利点があります。特にヤマハやカワイなどの有名メーカーの電子ピアノは、モデルチェンジが頻繁に行なわれるため、気に入ったモデルがすでに生産終了していることも少なくありません。
たとえば、ヤマハのClavinova(クラビノーバ)シリーズやカワイのCA/CNシリーズなど、かつて高い評価を得ていたモデルが中古市場で見つかることがあります。
独特の音色や弾き心地を持っており、新しいモデルにはない魅力を感じる演奏者も多く、いまだに人気の商品です。
このように、中古市場では製造終了モデルの魅力を再発見できる機会があり、自分に合った一台を見つけられる可能性が広がります。
電子ピアノにオプション品が付属する場合がある
中古電子ピアノを購入する際、付属品がセットになっているケースが多いのも魅力の一つです。
前のオーナーが購入したヘッドフォン・専用の椅子・楽譜立て・防音マットなどが一緒に販売されることがあります。これらのオプション品を新品で揃えようとすると、数万円の追加費用がかかります。
オプション品が含まれた状態の電子ピアノを定価以下で購入できれば、お得といえるでしょう。特に初心者の方は必要な付属品が揃った中古電子ピアノを選ぶことで、購入後すぐにピアノ演奏をスタートできます。
電子ピアノとキーボードの違い

電子ピアノとキーボードは見た目や使い方が似ている部分もありますが、それぞれに特徴や適した用途があります。違いを理解すれば、自分に合った選択がしやすくなるでしょう。
電子ピアノとキーボードの違いについて、詳しく確認していきます。
鍵盤の数とタッチ感
電子ピアノとキーボードの最も大きな違いは、鍵盤の数とタッチ感です。
電子ピアノは通常、アコースティックピアノと同じ88鍵を搭載しています。グランドピアノのような重みのあるタッチ感を再現するため、「ハンマーアクション鍵盤」を採用しています。これにより、指の力加減による繊細な音の強弱表現が可能です。
一方、キーボードは一般的に61鍵や76鍵など鍵盤数が少なく、軽いタッチ感が特徴です。初心者や子ども向けの入門機として人気がありますが、鍵盤のタッチ感や音の強弱表現がピアノと異なるため、本格的なピアノ練習には不向きとされています。
また、幅広い音域を必要とする楽曲には88鍵必要になるため、クラシック音楽などを弾きたい場合、キーボードは適していません。
強弱や音色
電子ピアノの音源は、実際のグランドピアノの音を細かくサンプリングして作られています。たとえば、ヤマハの高級機種では、世界的に有名なCFXグランドピアノの音を忠実に再現しています。
弱く弾いたときの繊細な響きから強く弾いたときの力強い音まで、自然な音の変化を楽しめるのが魅力です。
一方、キーボードは多様な楽器音色を搭載していることが特徴です。ピアノの音色以外にも、オルガン・ストリングス・ドラムセットなど数百種類もの音色を内蔵している機種もあります。
ただし、個々の音色のクオリティは電子ピアノには及ばず、特にピアノ音色は表現力や豊かさの面で大きな差があります。
演奏の用途
電子ピアノは、クラシック音楽の練習や本格的な演奏に最適です。たとえば、バイエル・ブルグミュラー・ソナチネアルバムなどの教則本を使った練習では、アコースティックピアノに近い鍵盤のタッチ感や音の強弱表現が重要になります。
付属のペダル(通常3本)を使用することで、より豊かな表現が可能です。
キーボードはバンド演奏や音楽制作、気軽な趣味としての演奏に向いています。多彩な音色を活かして、ポップス・ジャズ・電子音楽などさまざまなジャンルの音楽を楽しめるでしょう。また、軽量でコンパクトなため、持ち運びや収納も容易です。
購入価格
電子ピアノの価格帯はエントリーモデルで5万円前後、高級モデルでは30万円以上と幅広く、演奏者のレベルや目的に応じて選択できます。
一般的な家庭用モデルは10〜20万円程度のものがおすすめ。この価格帯の機種であれば、十分な演奏性能と音質を備えています。
キーボードは1〜5万円程度の価格帯が中心で、電子ピアノと比べると手頃な価格で始められることが特徴です。ただし、本格的なピアノ演奏を目指す場合は、最終的に電子ピアノへの買い替えを検討する必要が出てくる可能性があります。
中古の電子ピアノを買うデメリット

中古の電子ピアノには魅力が多い一方で、注意すべきデメリットもいくつか存在します。デメリットを理解しておくことで、購入後のトラブルを回避しやすくなります。
それでは、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。
寿命や故障のリスクがある
中古電子ピアノの最大の懸念点は、耐久性と故障のリスクです。
電子ピアノは電子機器であるため、使用年数が増えるにつれて部品の劣化が進んでいきます。たとえば、鍵盤のセンサーの反応が鈍くなったり、内蔵スピーカーからノイズが出たりといった症状が現れることがあります。
特に製造から10年以上経過した機種では、経年劣化による不具合が増えるため突然の故障リスクも高まるでしょう。
また、鍵盤下のフェルトやダンパーペダルのゴムなど、消耗品の劣化も避けられません。消耗品の部品交換や修理には予想以上の費用がかかる可能性があり、結果的に新品を購入するよりも出費が増えてしまうケースもあります。
保証期間が短い場合がある
中古電子ピアノの多くは、メーカーの保証期間がすでに切れています。中古電子ピアノ購入時に販売店による保証がつくこともありますが、一般的に3ヶ月〜1年程度と短いものが多く、保証の内容も限定的ですべての故障や不具合が対象になるとは限りません。
修理が必要になった場合、保証期間外であれば全額自己負担となります。電子ピアノの修理費用は部品代も含めると数万円から十数万円かかることもあり、予期せぬ出費を強いられる可能性があります。
故障しても修理できない可能性がある
製造から年数が経過した電子ピアノの場合、修理に必要な部品がすでに生産終了していることがあります。特に、メーカーが正式にサポートを終了した機種では、純正部品の入手が困難です。
メーカーサポートが終了した場合は故障箇所の修理ができず、実質的に使用不能となってしまうリスクがあります。
中古の電子ピアノを購入する際には、製造年やメーカーのサポート状況を事前に確認し、必要に応じて修理可能な業者や代替部品の情報を調べておくとよいでしょう。
中古の電子ピアノを買う前にGOOPASSでレンタルしてみる

中古電子ピアノの購入を検討している方は、まずレンタルサービスを利用してみましょう。
電子ピアノはサイズが大きく高額な商品のため、購入前に実際の使用感を確かめられるレンタルサービスは購入の判断に有効です。複数の機種を試すことで、自分の好みや必要な機能が明確になり、より満足度の高い購入の選択ができるでしょう。
GOOPASSでは、近日中に電子ピアノのレンタルサービスを開始する予定です。人気メーカーの電子ピアノを、手軽な料金でレンタルできるようになります。
GOOPASSでは無料会員登録を受け付けています。登録しておくと電子ピアノのレンタルサービス開始時に、いち早くお知らせを受け取れますので登録しておきましょう。
中古の電子ピアノを活用して上達を目指そう

電子ピアノを購入する際は、新品だけでなく中古品も選択肢として検討してみましょう。信頼できる販売店から購入すれば、中古でも十分満足できる商品を手に入れられます。
特に予算が限られている方は、中古品を選ぶことで高性能なモデルを手に入れられる可能性があるため、選択肢が広がります。製造年・使用状況・保証内容などを必ず確認し、納得できる商品を選びましょう。
電子ピアノは高額になりがちな買い物ですので実際に購入を決める前にレンタルで音質やタッチ感、自宅での配置場所などの確認をおすすめします。
電子ピアノがあれば、時間や場所を気にせず練習できます。ぜひ、自分に合った1台を見つけて、ピアノ演奏の上達を目指してください。
中古の電子ピアノに関するよくある質問

中古電子ピアノに関して、よく寄せられる質問をまとめました。ぜひ、購入前の参考にしてください。
Q:電子ピアノの寿命は何年?
電子ピアノの寿命は、価格帯・使用頻度・メンテナンス状況によって大きく異なります。
一般的に、20万円以上の中〜高級機種であれば15〜20年程度、10万円前後のエントリーモデルでは10年程度とされています。ただし、これは定期的なメンテナンスを行ない、適切な環境で使用した場合の目安です。
Q:電子ピアノは中古でも大丈夫?
信頼できる販売店から購入する場合、中古電子ピアノでも十分実用に耐えます。特に製造から5年以内の中古品であれば、新品同様の性能を期待できるでしょう。
ただし、購入前には必ず動作確認を行ない、可能であれば試弾してみてください。
Q:電子ピアノの人気機種は?
ヤマハの電子ピアノは、圧倒的な信頼性と品質で世界中のピアニストから支持されています。
本格的なピアノの音色を求めるなら、Clavinova(クラビノーバ)シリーズがおすすめ。グランドピアノの音色を忠実に再現し、木製鍵盤を採用したモデルも展開しています。
中古市場でも、クラビノーバシリーズの中古品は、新品同様の性能を手頃な価格で得られる選択肢として注目されています。
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