この記事は2024年10月時点の情報です。
さまざまなデバイスで気軽に音楽を楽しめる昨今。外出先で音楽を楽しんだり、集中して音楽を聴くために欠かせないのが「ヘッドホン」です。
ヘッドホンの用途としては、音楽再生機器やパソコン・スマートフォンなどに接続する音楽鑑賞用途が一般的でしょう。
ヘッドホンはイヤホンに比べ遮音性が高く、音のクオリティやダイナミクスにも優れているため、室内の騒音対策にも役立ちます。また、特に音響設計に優れたハイエンドなヘッドホンだと、楽器演奏やレコーディング・モニタリング・ミキシングといった、プロの音楽エンジニア向けのモデルもあります。
ヘッドホンにはこのように、一般人の音楽鑑賞から騒音対策・音楽制作のプロユースまで、さまざまな用途の選択肢があるのです。
国内メーカーで特に優れたヘッドホンを多くリリースしているのが、プロオーディオシステムや楽器の開発に定評がある音楽メーカー「YAMAHA(ヤマハ)」。
YAMAHAでは、音楽制作やレコーディングを目的としたプロユースから、一般的な音楽鑑賞・映像鑑賞用途に特化したものまで、幅広い種類のヘッドホンを発売しています。
今回は、そんなYAMAHA(ヤマハ)のおすすめヘッドホンを紹介していきます。
本記事では、「音楽や映像のプロ・一般人を問わず、ヘッドホンを探している方」に向けて、ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、ワイヤレス/有線問わず、一覧表・比較表にまとめて値段、重量など色々な観点から徹底比較しています。
YAMAHA製のヘッドホンを選ぶポイントや、モデルごとの特徴や機能、性能面・設計面で優れているポイントなども詳細に解説しますので、ヘッドホンをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
YAMAHA(ヤマハ)のおすすめヘッドホン比較一覧表
エントリーモデル
| 製品名 | 価格 (税込)※ | 発売日 | 接続方法 | 充電方式 | 連続再生時間 | 充電時間 | 幅×奥行×高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HPH-100 | 3,790円 | 2015年6月 | 有線 | 不要 | – | – | – | 148g |
| HPH-50 | 2,670円 | 2015年6月 | 有線 | 不要 | – | – | – | 133g |
| RH5MA | 5,063円 | 1997年10月 | 有線 | 不要 | – | – | – | 165g |
中級機
| 製品名 | 価格 (税込)※ | 発売日 | 接続方法 | 充電方式 | 連続再生時間 | 充電時間 | 幅×奥行×高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HPH-200 | 11,000円 | 2011年8月 | 有線 | 不要 | – | – | – | 180g |
| HPH-150 | 7,730円 | 2015年6月 | 有線 | 不要 | – | – | – | 163g |
ハイエンド
| 製品名 | 価格 (税込)※ | 発売日 | 接続方法 | 充電方式 | 連続再生時間 | 充電時間 | 幅×奥行×高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YH-WL500 | 41,690円 | 2023年6月22日 | ワイヤレス | USB | 約9時間 | 約3時間 | – | 315g |
| YH-L700A | 50,202円 | 2023年2月3日 | ワイヤレス | USB | 約34時間 | 約3.5時間 | 173.28×77.93×202.78mm | 330g |
| YH-E700B | 23,600円 | 2023年2月3日 | ワイヤレス | USB | 最大32時間 | 約3.5時間 | 173.5×80.3×198mm | 335g |
| YH-5000SE | 395,850円 | 2022年12月下旬 | 有線 | 不要 | – | – | – | 320g |
| HPH-MT8 | 24,550円 | 2016年11月中旬 | 有線 | 不要 | – | – | 161×214×89mm | 350g |
| HPH-MT7 | 19,980円 | 2015年11月下旬 | 有線 | 不要 | – | – | 170×195×98mm | 360g |
| HPH-MT5 | 14,536円 | 2016年11月中旬 | 有線 | 不要 | – | – | 165×203×88mm | 245g |
エントリーモデルのYAMAHA(ヤマハ)のヘッドホンおすすめ3選
HPH-100
軽量な設計と迫力のあるリッチな音色の両立を実現!「音を楽しむ」に特化した有線ヘッドホン
「HPH-100」は、ヤマハ株式会社が2015年6月に発売した有線ヘッドホン。
密閉ダイナミック型の有線ヘッドホンで、質量はケーブル含め148g。ケーブルは左側片出しタイプです。
HPH-100の特徴は、「密閉型ならではのダイナミックで豊かな音色」。
低音域・中高音域共にバランスよくチューニングされた設計により、どんなジャンルの音楽でも迫力のあるリッチな音色を実現し、クローズド型の設計により、周囲の騒音に邪魔されることなく、どこでも音楽に没頭できます。
また、本体の設計や付属アクセサリも、音楽を快適に楽しむための工夫が随所に凝らされています。
左側片出しタイプのケーブルは、楽器演奏時にも首周りが嵩張ることがなく、ストレスなく快適に使用できます。ケーブル長2mという長さは楽器との接続において非常に丁度良い長さ。着脱式のステレオ標準プラグ(6.3mm)も付属しており、さまざまな用途に柔軟に使用できます。
HPH-150にも受け継がれているスイベル機構を採用したハウジング部や、スムーズな長さ調節が可能なヘッドバンドによって、長時間の使用時にも疲れにくいフィット感も実現。
楽器演奏やモニタリング、通常の音楽の再生などどんな用途でもストレスなく快適に使用できます。モノトーンに統一されたシンプルなデザインも、用途を問わずスタイリッシュでその場に溶け込む自然さを持っています。
「音楽を気軽に、かつ快適に楽しむ」ために、とことんこだわり抜かれたヘッドホンといえるでしょう。
| 製品名 | HPH-100 |
|---|---|
| 発売日 | 2015年6月 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 148g |
HPH-50
YAMAHAの音体験の第一歩に最適!自然な音色をストレスなく楽しめるエントリーモデル
「HPH-50」は、ヤマハ株式会社が2015年6月に発売した有線ヘッドホンです。
密閉ダイナミック型のヘッドホンで、質量はケーブル含め133g。ケーブルは左右両出しタイプです。
HPH-50は、比較的求めやすい価格帯のエントリーモデルで、コンパクトかつシンプルな外観と高い音質を気軽に楽しむことができます。
アナログ/デジタルの再生機器や電子楽器の低音・高音をバランスよく調整し、どんな音色でも聴き応えのある自然で良質なサウンドを実現。HPHシリーズ定番のスイベル機構とスムーズな長さ調節可能なヘッドバンドの組み合わせにより、楽器レコーディングやモニタリング・リスニングなどでの長時間の使用でも負担なく快適に装着できます。
シンプルなロゴ入りモノトーンのデザインも魅力的で、「エントリーモデルながら快適な音楽体験が約束されたヘッドホン」といえるでしょう。
| 製品名 | HPH-50 |
|---|---|
| 発売日 | 2015年6月 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 133g |
RH5MA
いわゆる「ドンシャリ」の音作りが特徴!尖った音楽におすすめのロングセラー
「RH5MA」は、ヤマハ株式会社が1997年10月に発売した有線ヘッドホン。
オーバーヘッドタイプ、クローズドバックダイナミック型のヘッドホンで、質量は165g。ケーブルは左右両出しタイプです。
1997年に販売を開始したロングセラー商品で、俗に「ドンシャリ」と呼ばれるキレの良いサウンドが一番の特徴。
ドンシャリ系ならではの、高音・低音を出してくる尖った音作りは、ダンスミュージックやロック、ヒップホップなど、高音と低音のメリハリがしっかりきいた音楽と相性が良い作りになっています。
40mm大口径ドライバーユニットを搭載することで、幅広い帯域の再生に対応。高音に癖があるとの意見もありますが、低音もしっかり効いており、ドンシャリ系の音作りが好きな人におすすめです。
また、ヘッドバンド部の大きなYAMAHAのロゴが目立つデザインとなっているため、YAMAHAが好きな人にはぴったりでしょう。
| 製品名 | RH5MA |
|---|---|
| 発売日 | 1997年10月 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 165g |
中級機のYAMAHA(ヤマハ)のヘッドホンおすすめ2選
HPH-200
楽器の音色を忠実に再現!クオリティとフィット感の両立を追求した「持ち運びやすいヘッドホン」
「HPH-200」は、ヤマハ株式会社が2011年8月に発売した有線ヘッドホン。
オープンエア型の有線ヘッドホンで、国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード「VGP」2012年を受賞しています。
HPH-200の特徴は、「楽器の音色の忠実な再現」にあります。
ヤマハオリジナルの大口径40mmドライバーは、ユニット背面に通気口を設けることで、開放的であり低重心な音の鳴りを追求。楽器の音色の忠実な再現を目指し、緻密でありながらも自然な音質を実現しています。
また、普段使いをする上での「使い勝手や装着感の良さ」も同時に追求している点も、HPH-200の大きな特徴です。
ハウジング部を90度回すことでフラットになり、そのまま折り畳むことができるので、簡単に嵩張らずに収納することができます。ケーブルも1.2mと丁度良い長さを採用しつつ、2mの延長ケーブルと6.3m変換プラグも付属。
本格的なホームシアターから楽器演奏時の使用、携帯デバイスでの日常遣いまであらゆる用途に対応できる点も魅力といえるでしょう。
「楽曲の音色を高いクオリティで再現してくれるヘッドホンを、いろいろな用途に使いたいし、気軽に持ち運びたい」という方におすすめのヘッドホンです。
| 製品名 | HPH-200 |
|---|---|
| 発売日 | 2011年8月 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 180g |
HPH-150
電子楽器のモニタリングに最適!長時間の使用でも疲れにくいオープンエア型ヘッドホン
「HPH-150」は、ヤマハ株式会社が2015年6月に発売した有線ヘッドホン。
オープンエアダイナミック型の有線ヘッドホンで、質量はケーブル含め163gと軽量な設計。出力音圧レベルは101dB。
HPH-150の最大の特徴は、「電子楽器のモニタリングに最適な構造となっている」こと。
電子楽器のモニタリングに特化したチューニングを施しており、しっかりと分離した形で一音一音をはっきり聞き取ることができます。また、こうしたクリアな音質に加え、オープンエア型特有の音の抜けの良さも相まって、長時間の使用時にも聴き疲れを起こすことがありません。
このクリアな音と心地よい使用感の秘密はヘッドホンの構造にもあります。大口径(40mm)のドライバーを採用し幅広い帯域の再生を実現しているのもそうですが、ユニット背面側にフィンが設けられており、そこで空気の流れを操作することで低重心で開放的なサウンドを作り出しています。
構造上音が外に漏れやすい構造となっているので、公共交通機関などでの使用は音漏れに注意する必要があるでしょう。
また、ヤマハロゴがあしらわれたブラックとホワイトの2色というスタイリッシュでシンプルな外観も特徴的です。
軽量で肌触りも良いベロア生地のイヤーパッドや、角度に合わせて90度まで回転できるハウジング部、長さ調節がスムーズに行なえるヘッドバンド等設計にも工夫が凝らされているため、長時間使用していても疲れにくい、心地よい装着感にも定評があります。
公共の場所での使用には向きませんが、室内使用で電子楽器の再生・モニタリングを行なう際には必携のヘッドホンです。
| 製品名 | HPH-150 |
|---|---|
| 発売日 | 2015年6月 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 163g |
ハイエンドのYAMAHA(ヤマハ)のヘッドホンおすすめ7選
YH-WL500
楽器演奏や練習時にピッタリ!装着感の良さと超低遅延が嬉しいワイヤレスヘッドホン
「YH-WL500」は、ヤマハ株式会社が2023年6月22日に発売したワイヤレスヘッドホン。
オーバーイヤータイプのヘッドホンで、オーディオ・ワイヤレス技術の専門知識を豊富に持つメーカー「Line6」とのコラボレーションにより生まれた、音楽用途に特化した「楽器用ステレオワイヤレスヘッドホン」です。
YH-WL500の特徴はなんといっても、プロも十分に満足する「超低遅延」。
ワイヤレスでの楽器演奏やレコーディング時にどうしても気になるレイテンシー(遅延)の問題を、4msec以下という超高速伝送により解消。有線(コードあり)のヘッドホンと同等の環境を、ワイヤレスで実現してくれるというのが最大の魅力です。
音質やバランス面でも申し分なく、配信やライブ演奏、演奏動画収録等での、他の楽器の音をモニターしながらの演奏でも活用できます。
また、ワイヤレスヘッドホンならではのBluetooth機能により、アンプ・電子ピアノ・電子ドラム・マルチエフェクターなどさまざまな音響機器や、スマートフォンなどの再生機器との連携が気軽に行なえます。
そのため、さまざまな楽器と連携して音を鳴らしたり、自分で音作りから録音までを行なうことが多いドラマーやギタリスト、DTMerなどにおすすめのヘッドホンです。
耳の疲れを軽減してくれるセミ-オープンバック型の設計により、長時間の楽器練習やリスニング、レコーディングの際も負担を感じにくく、快適に音楽を楽しめる点も大きな魅力。
連続再生時間は約9時間と、音楽をやるには十分な時間が確保されているので、充電の手間も最小限で済みます。充電も、トランスミッターに差し込むだけと非常にお手軽です。
| 製品名 | YH-WL500 |
|---|---|
| 発売日 | 2023年6月22日 |
| 接続方法 | ワイヤレス |
| 充電方式 | USB |
| 連続再生時間 | 約9時間 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 315g |
YH-L700A
ホームシアター体験をワイヤレスで!自宅で映像に合わせた豊かな立体音響を楽しめるヘッドホン
「YH-L700A」は、ヤマハ株式会社が2023年2月3日に発売したワイヤレスヘッドホン。
「ワイヤレスホームシアターヘッドホン」と銘打っている通り、自宅での映画鑑賞に特化した性能を持っています。オーバーイヤータイプのヘッドホンで、密閉型。他の物音に邪魔されず、映画やゲームなどに集中できる構造が魅力です。
YH-L700Aの最大の特徴は、音の鳴っている方向まで細かく認識できる「3Dサウンドフィールド」。
YAMAHAがホームシアター製品開発を通して磨いたCINEMADSP処理の技術をヘッドホンに応用し、音声技術を組み合わせて2chのリスニングを立体音響へと変換する技術のことで、この技術によって自宅でもまるで映画館の中にいるような音響体験をすることができます。
また、顔の向きや頭のわずかな動きを感知し音の鳴る位置を細かく調整する「ヘッドトラッキング」機能により、まるで映画や音楽ライブの中にいるような、「その場にいるような感覚」を自宅にいながらにして体感できることも、ホームシアター向けのヘッドホンでしか得られない絶対的な価値でしょう。
さらに、同時期に発売されたYH-E700Bにも搭載されている「リスニングオプティマイザー」や「リスニングケア(アドバンスド)」といった、常に1人1人の耳特性に合った理想的なバランスの音を提供してくれる機能を組み合わせれば、常に理想的な音体験が可能です。
連続再生可能時間は、アクティブノイズキャンセリングON・3DサウンドフィールドOFFで約34時間、3DサウンドフィールドONでも最大11時間という驚異の長さ。時間が許す限り、いつまでも豊かな音体験を楽しめるのです。
本格的なホームシアター設備を用意せずとも、ワイヤレスのヘッドホン1つで豊かなエンターテイメント体験にコミットしてくれるなら、5万円台でも安い方ではないでしょうか。
| 製品名 | YH-WL500 |
|---|---|
| 発売日 | 2023年2月3日 |
| 接続方法 | ワイヤレス |
| 充電方式 | USB |
| 連続再生時間 | 約34時間 |
| 充電時間 | 約3.5時間 |
| 幅×奥行×高さ | 173.28×77.93×202.78mm |
| 重量 | 330g |
YH-E700B
音楽体験へのこだわりが生んだ、珠玉の「音楽用」ワイヤレスヘッドホン
「YH-E700B」は、ヤマハ株式会社が2023年2月3日に発売したワイヤレスヘッドホン。
YH-L700Aと同じタイミングで発売したワイヤレスヘッドホンで、YH-L700Aが自宅での映画鑑賞に特化した性能を持っているのに対し、こちらはそうした映像用の機能は持たず、音楽用に特化しています。
YH-L700Aと同じく、オーバーイヤータイプのヘッドホンで、密閉型。他の物音に邪魔されず、音楽に集中できる構造が魅力です。Bluetoothコーデックでは、環境に応じて柔軟にビットレートを調整する「aptX™Adaptive」にも対応しています。
最大の特徴は、徹底した音楽体験へのこだわり。目玉機能である「リスニングオプティマイザー」は、1人1人の耳の特性に合った理想の音を出してくれる機能です。
詳しく説明すると、ハウジング内部に搭載したインマイクを使って実際に耳の中で鳴っている音の伝達特性を測定することで、1人1人違う耳の聞こえ方の特性に沿った「理想の音」に調整してくれます。
また、もう1つの特徴として「連続再生時間が長い」という点が挙げられます。
連続再生可能時間は最大32時間で、1日以上充電せずとも動き続けてくれます。ワイヤレスヘッドホンではかなり長い数値ではないでしょうか。
「リスニングケア(アドバンスド)」機能にも注目です。周りの騒音やコンテンツの音量をリアルタイムに解析することで、常に音量やリスニングケアのパラメーターを自動コントロールし、常に理想的なバランスの音を提供してくれます。
さらに、「アクティブノイズキャンセリング」により、コンテンツの音質劣化を防ぎながら周囲の音を徹底的に取り除いてくれるので、誰にも邪魔されずに高いクオリティの音に包まれることができるのです。
音楽を常にいい音で、集中して楽しみたい方におすすめの、珠玉の音楽用ワイヤレスヘッドホンといえるでしょう。
| 製品名 | YH-E700B |
|---|---|
| 発売日 | 2023年2月3日 |
| 接続方法 | ワイヤレス |
| 充電方式 | USB |
| 連続再生時間 | 最大32時間 |
| 充電時間 | 約3.5時間 |
| 幅×奥行×高さ | 173.5×80.3×198mm |
| 重量 | 335g |
YH-5000SE
音楽表現の圧倒的高みを実現!数々の賞を受賞したYAMAHAのフラッグシップ・ヘッドホン
「YH-5000SE」は、ヤマハ株式会社が2022年12月下旬に発売した有線ヘッドホン。
開放型・オーバーイヤータイプのヘッドホンで、グランドピアノのフラッグシップモデルも手がける「ヤマハ掛川工場」で生産されています。
大きな特徴は、誰もがまず目に入るであろう、他とは一線を画する圧倒的な価格設定。その理由は、YH-5000SEが、YAMAHAが持つ音楽技術を結集したフラッグシップヘッドホンだからです。
単に性能が高いだけでなく、YAMAHA独自の技術が詰まっており、「音楽表現のさらなる高みを目指して」設計されました。
その自信を裏付けるように、DESIGNAWARD2024・BESTBUY2023/2024ヘッドホン部門1位を受賞。ライフスタイルVGPでは2023年夏から2024年夏まで連続で金賞を受賞しています。(ライフスタイルVGP2025も受賞)
YAMAHA独自の平面磁界型ドライバー「オルソダイナミック™ドライバー」は、薄膜振動板と金属コイルパターンを組み合わせ、音質劣化を最小限に抑えたドライバーとして再設計。非常にレスポンスが高いながらも自然で正確な音作りで非常に耳馴染みのいい状態を作り出しています。
また、音が自然であるだけでなく、2層構造のヘッドバンド、2種類のイヤーパッドが付属し、無段階でスムーズに操作できるスライダーを搭載することで、自然で良好なフィット感も実現。
さまざまな技術の採用により、非常にストレスの少ない機器となっています。
320gというこのクオリティに比して超軽量でありながら、薄膜振動板により多種多様なジャンルの音楽のダイナミクスを正確に表現するこのヘッドホンは、まさに名実ともにYAMAHA自慢のフラッグシップといえるでしょう。
| 製品名 | YH-5000SE |
|---|---|
| 発売日 | 2022年12月下旬 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | – |
| 重量 | 320g |
HPH-MT8
プロユースに最適な高解像・高分解能の音を実現!柔軟なハード設計にも魅力溢れるハイエンドモデル
「HPH-MT8」は、ヤマハ株式会社が2016年11月中旬に発売した有線ヘッドホン。
オーバーイヤータイプ・密閉型のヘッドホンで、質量は350g。ケーブルは3.0mの脱着式です。
HPH-MT8は、YAMAHAがプロオーディオ・ハイエンドオーディオで培ったノウハウを存分に活かし、高解像度・高分解能モニターサウンドを実現する「MTシリーズ」に属するヘッドホン。
最大の特徴は、精確で高解像度の中高域と、「ローエンドまで輪郭を保つ締まりのある低域」。
高音域から低音域までしっかり分解して聞き取れる定位感に優れた音づくりで、非常にシビアな聴き取りや修正を要求されるスタジオレコーディングやミキシング現場などのプロユースにも対応できる極めて優秀なヘッドホンです。
その優れた解像度や高分解能の秘密は、ドライバーにあります。
CCAWボイスコイル・強磁力ネオジムマグネットを採用したΦ45mmカスタムドライバーにより、非常に幅広い再生帯域を実現(15Hz〜28kHz)。角度や吸音材・バッフルなど細部まで音響設計にこだわることで、情報量を最大限に高める解像感を引き出し、フラットで定位感のあるサウンドを実現しています。
プロの現場で求められる厳しいクオリティ作りに必須の優れた遮音設計、長時間の緊張感に満ちた作業にもストレスなく使用できる快適なフィット感など、ハード面でのメリットも大きいヘッドホンとなっています。
イヤーパッドは大型で、プロテインスキンレザーと振動を吸収してくれるクッションの組み合わせにより遮音性を高めつつ、疲れにくく肌触りの良い余計な負担のない柔らかなフィット感で耳を包み込んで、痛みや疲れを軽減してくれるのです。
また、1人1人の頭の形や大きさに柔軟にフィットする3次元アームピボット構造・スライダーによりどんな人にも優れた装着感を実現。
音作りもハード設計も非常に綿密に練られた、ハイエンドなヘッドホンといえるでしょう。ケーブルの着脱や折りたたみが可能な点も嬉しいポイントです。
| 製品名 | HPH-MT8 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年11月中旬 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | 161×214×89mm |
| 重量 | 350g |
HPH-MT7
「すべての音を、見るために」造られた、プロユースに耐えうるシビアな音作りの強い味方
「HPH-MT7」は、ヤマハ株式会社が2015年11月下旬に発売した有線ヘッドホン。
オーバーイヤータイプ・密閉型のヘッドホンで、質量は360g。HPH-MT8と同じく、高解像度・高分解能モニターサウンドを実現するスタジオモニターヘッドホンのシリーズである「MTシリーズ」に属するヘッドホンです。
特徴は、YAMAHAのスタジオモニターの設計理念を詰め込んだ「精緻な再生力」。
「どこまでも原音に忠実であること」をコンセプトの中核に置き、「すべての音を見る」というキャッチコピーの通り、極めて解像度と高分解能に優れた音作りに徹底的にこだわっています。
これは、レコーディング現場・ミキシング現場など音をシビアに精査し細かく修正を加えていくプロユースにも対応していくためにこだわり抜かれた音響設計によって担保されています。
まず、軽量なCCAWボイスコイルと強磁力ネオジムマグネットを採用した大口径40mmのカスタムドライバーを搭載。
15Hz~25kHzという非常に幅広い再生帯域を確保しつつ、1つ1つの音をはっきりと分解して聞き取れる高解像感やフラットな定位感という、プロユースならではのレベルの高い要求に応える性能を実現しています。
また、それ以外の部品においても余分な共振を徹底排除することで、余計な情報が誤って発生しない環境を整えつつ、音の精度を極限まで高める工夫がなされています。
もう1つの大きな特徴は、この高いサウンドクオリティをより快適な環境でストレスなく得るための、「高い遮音性と装着感」。
オーバーイヤーのヘッドホンであることで耳元をすっぽり包み込むことができ、快適なフィット感を得られます。
また、大型で肌触りの優れた合成革と、不要な共振・振動を吸収する優れたクッションを採用することで高い遮音性を確保するなど、イヤーパッドの質にもこだわりが詰まっています。
こうした優れた遮音性と装着感も、サウンド精度を高めるために役立っているのです。
そして、HPH-MT8にも受け継がれているアームやイヤーカップの可動性によって、長時間の使用時も疲れにくく、過酷な使用にも耐えうるストレス軽減の効果も期待できます。
MT8との違いは、ケーブルの着脱ができないことと、折りたたみができないこと。あとは若干の音質の違いくらいですが、ハード面のこの違いは、持ち運びやすさにおいては大きなネックと言えるかもしれません。
プロの現場に求められるシビアな音作りの強い味方と言える、優れたヘッドホンです。
| 製品名 | HPH-MT7 |
|---|---|
| 発売日 | 2015年11月下旬 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | 170×195×98mm |
| 重量 | 360g |
HPH-MT5
軽量設計が特徴!MTシリーズの音をより気軽に味わえる「高コスパ」モデル
「HPH-MT5」は、ヤマハ株式会社が2016年11月中旬に発売した有線ヘッドホン。
オーバーイヤータイプ・密閉型のヘッドホンで、質量は245g。高解像度・高分解能モニターサウンドを実現するスタジオモニターヘッドホンのシリーズである「MTシリーズ」に属するヘッドホンです。
HPH-MT5は、HPH-MT8と同じ時期に発売された「MT8の弟分」と呼ばれるモデルです。
HPH-MT8との大きな違いであり最大の特徴は、軽量な設計であること。
HPH-MT8/MT7が350g/360gに対して、HPH-MT5は245gと、上位モデルよりも100g以上も軽量に設計されています。
これは、本機がMTシリーズにおけるエントリーモデルの立ち位置にあるからです。
100g以上軽いということもあり装着感に関しては如実に差を感じられ、かつ、MT8にも搭載された長時間使用時のストレスを感じにくい設計はそのまま踏襲されているので、MT8以上に快適に使用できるモデルであるといえるでしょう。
また、上位モデルに比べて全帯域においてニュートラルに音が出る、バランスのしっかり取れた音作りであることも、HPH-MT5の大きな特徴でありメリットです。
それでいて上位モデルと同じコンセプトで設計されているので、ハード面も含めてYAMAHAが培ってきたハイエンドオーディオのノウハウを存分に活かし、優れた解像度と高分解能をもち、フラットで定位感に優れた音質である点は変わりません。
そして、ケーブルが着脱式であることや、本体の折りたたみが可能であるという、MT8と共通する持ち運びに便利な設計となっているので、人によってはMT7よりも優れていると感じるかもしれません。
用途によって選択が分かれるところがあるかもしれませんが、値段の安さや軽量であることを考えると、上位モデルに比べ非常にコスパの高いヘッドホンといえるでしょう。
| 製品名 | HPH-MT5 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年11月中旬 |
| 接続方法 | 有線 |
| 充電方式 | 不要 |
| 連続再生時間 | – |
| 充電時間 | – |
| 幅×奥行×高さ | 165×203×88mm |
| 重量 | 245g |
YAMAHA(ヤマハ)製ヘッドホンを選ぶポイント
発売日
まずは、発売日に注目してみるといいでしょう。
原則として、新しく発売されたモデルの方が比較的高スペックであることは間違いありませんし、最新のモデルの方がより便利な機能や軽量小型の設計など、機能や設計面で強化・進化しているものが多いのは事実です。
しかし、人によっては最新ハイエンドモデルを揃える予算が足りなかったり、そもそも最新モデルではオーバースペックである場合もあります。
そうした場合は、ロングセラーのモデルや型落ちした中古品のモデルを選ぶなどして、あえて発売日が古いモデルを選択するのもありです。古いモデルの方が無駄な機能がなかったり、価格も安くコストパフォーマンスに優れている場合が多いと考えられます。
そのため、必ずしも最新のもの=正解とは限りません。発売日を問わず、自分に合ったモデルを幅広く検討してみましょう。
価格
価格も重要な注目ポイントです。なるべく価格が安く、高機能であるに越したことはないでしょう。
ヘッドホンは、発売日やスペックなどに応じて価格が変動するものです。基本的には、プロユースのハイスペックなモデルほど価格は高くなり、一般向けのあまりスペックの高くないモデルほど価格は安くなります。
そして、同程度のスペックのものであれば、発売日が新しいほど価格は高くなり、発売日が古いほど価格は安くなります。
プロユースのものであれば古いモデルでも高値を維持している場合もありますが、基本的にはこの法則に沿っていると考えて問題ありません。
プロユースの場合は別ですが、特にスペックにこだわりがない場合は、自分の予算に合ったモデルを選ぶのが正解です。
主な用途
冒頭でも説明しましたが、YAMAHAでは用途に応じて多種多様なヘッドホンが用意されています。
自宅で楽器を演奏するのか、移動中などのオーディオとして使用するのか、プロのミュージシャンや音楽制作エンジニアによるスタジオレコーディングなどプロユースとして使用するのか等、用途によって最適なモデルは異なります。
YAMAHAでは一般的な音楽鑑賞や映像鑑賞などに特化したハイスペックモデルもあるため、必ずしもスペックが高いモデル=プロユースというわけでもないというのが難しいところです。
いずれにせよ、用途に見合ったモデルでなければ十分な満足を得られない可能性が高くなりますので、用途に応じて選ぶというのは非常に重要といえます。
こだわりの機能や求められるスペックがあれば、そうしたところに注目して候補を絞り込んでいきましょう。
ノイズキャンセリング
音楽をただ聴くだけなら、より手軽なサイズ感のイヤホンでも十分です。
あえてヘッドホンを選ぶ場合、周囲の音に邪魔をされずに音を聴くために「遮音性の高さ」を期待する人が多いのではないでしょうか。
耳全体を包む構造上、ヘッドホンはイヤホンよりも遮音性が高くなりますが、比較的新しいモデルでは、さらに機械的な処理によって周囲の騒音をカットする機能も搭載されています。それが「ノイズキャンセリング」です。
ノイズキャンセリングとは、ヘッドホンに搭載されたマイクを使い周囲の騒音を拾い、騒音とは逆位相の音を機械的に出すことで騒音だけを消す技術のことです。
主に「音楽鑑賞」や「騒音対策」で用いられることが多く、たとえば電車・バス等での通勤通学時や、飛行機移動、近隣で工事の騒音が発生している中での音楽鑑賞、あるいは作業や就寝時などに役立ちます。
ノイズキャンセリングをすることで余計な音を消すことができるので、騒音に邪魔されることなく仕事や就寝、音楽鑑賞に集中することが可能です。
そうした用途を考えているのであれば、ノイズキャンセリング機能が搭載されているモデルを選ぶべきでしょう。
また、プロの音楽制作現場で演奏やミキシングを行なうときなど、1音1音にしっかり向き合う必要がある場合にもノイズキャンセリングは大いに役立ちます。
ワイヤレス(Bluetooth)対応の可否
ヘッドホンには、有線と無線の2種類が存在します。
有線ヘッドホンは、物理ケーブルを使ってヘッドホンと音響機器を繋ぐもので、イヤホンジャック・変換プラグなどを使ってさまざまなデバイスに接続します。
ヘッドホンとケーブルが直接つながっているモデルと、ケーブル着脱式のモデルの2種類があります。
有線のメリットは、「高音質(音質劣化が少ない)」「遅延がほとんどない」「充電不要なので時間に縛られず使用できる」「軽量のモデルが多い」など。
デメリットは「断線のリスクがある」「ケーブルの長さに制約がある(長さが合わないと買い替えが必要)」「ケーブルが邪魔になったり嵩張る」などです。
無線ヘッドホンは、電波を飛ばしてワイヤレスでヘッドホンと音響機器を接続するもので、「Bluetooth」という規格を使ってヘッドホンと音響機器を繋ぎます。最大通信距離(多くは遮蔽物障害物のない状態で10m程度)の範囲であれば、ケーブルがなくても音が送信/受信できます。
無線のメリットは、「ケーブルがないので自由に移動できる」「動きや姿勢が制限されない」「ノイズキャンセリングや外音取り込みなど便利な機能が使える」「ケーブルを接続して有線としても使える」などです。デメリットは、「音が弱くなったり音質が劣化したりする」「音の遅延(レイテンシー)や音飛びが発生する」「充電が必要」など。
有線と無線の一番わかりやすい差は「ケーブルの有無」と「音質の劣化・遅延の有無」。たとえば、移動中に使う場合は無線を選ぶ人が多く、室内の指定の場所でレコーディングする場合や音質重視の人は有線を選ぶ人が多いです。
しかし、YAMAHAのハイエンドな無線ヘッドホンの場合はほとんど遅延を感じない「超低遅延」や「ノイズキャンセリング」が優秀だったり、有線顔負けの立体音響などを売りにしているモデルもあります。それに加えてケーブルとも併用できるため、無線の方が選択肢が広がるかもしれません。
充電方式
無線ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホンの多くは、USB充電・給電に対応しています。
ヘッドホンを買えば規格に対応したUSBケーブルが付属するので購入時は問題ありませんが、ケーブルが故障した場合には予備を調達しなければなりません。
USBには複数の規格が存在するため、そうした時に備えて充電時のUSBの仕様はちゃんとチェックするべきです。
YAMAHAのワイヤレスヘッドホンは、「TypeAtoC」のケーブルが多いので、予備を用意する場合はそうしたケーブルを購入するといいでしょう。
また、ケーブルを接続できる据え置き型のアダプターが付属することが多いので、できる限りそうしたアダプターを使ってケーブルの劣化を防ぐのもおすすめです。
YAMAHA(ヤマハ)製ヘッドホンの特徴
YAMAHA製ヘッドホンの特徴は、「低価格でも音のバランスの取れた機器が多い」こと。
本記事でも紹介したHPH-50のような低価格のエントリーモデルでも、低音・高音のバランスがしっかり取れていて、どんな音色でも聴き応えのある自然で良質なサウンドを作り出してくれます。
どんなモデルでも一定以上のクオリティを持っている、というのはプロオーディオ分野でも一定のシェアを誇るYAMAHAならではの強みです。
また、用途に合った高い性能を持ったモデルが多種多様に用意されている点も、競合メーカーと比べて秀でているポイントでしょう。
音楽・映像に特化したワイヤレスヘッドホンのYHシリーズのほか、HPHシリーズやMTシリーズなどのレイヤー向けシリーズも用意されています。
まとめ
以上、YAMAHA(ヤマハ)のおすすめヘッドホンを紹介しました。
ワイヤレス・有線問わず、エントリーモデルからフラッグシップモデルまでさまざまな用途にあったラインナップ12機種を徹底解説しましたので、これからヘッドホンを買おうと考えている方の、ヘッドホン選びの参考になれば幸いです。
ヘッドホンを選ぶ際には、新旧どちらを選ぶか、価格はどれくらいか、用途は何か等、注目するべきポイントは色々あります。
YAMAHAのヘッドホンは価格を問わず一定以上のバランスがしっかり取れているので、趣味の音楽鑑賞であれば安いものでもいいかもしれません。とはいえ、必要な機能の程度も人により異なるので、お店で実際に試してみるなどして、慎重に検討してみましょう。
特にプロの音楽家やエンジニアなどで高いスペックが必要になる場合は、スペックの詳細な数字や搭載されている機能を詳細に調べて、本当に必要なものを吟味してみるといいでしょう。








