「自宅でサックスの練習をしたいけれど、近所への騒音が気になる」
「サックスはハードルが高そうで、ちゃんと音を出せるか不安」
そのような悩みを解決してくれるのが、デジタル管楽器「エアロフォン」です。息を吹き込むだけでサウンドが鳴り音量調節も容易なため、初心者や集合住宅住まいの人でも始めやすい点が魅力です。
本記事では、エアロフォンの概要や初心者におすすめのモデルを詳しく紹介します。最後までお読みいただき、ご自身にあった1台を見つけてください。
目次
おすすめの電子サックスのエアロフォン一覧
| 製品名 | Amazon価格 | 発売日 | サイズ(mm) | 重量 | 最大駆動時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| AE-01 | ![]() | 2019年 9月21日 | 幅 43 高さ 444 奥行き 76 | 500g | 約10時間 |
| AE-05 | ![]() | 2018年 7月28日 | 幅 128 高さ 454 奥行き 78 | 695g | 約10時間 |
| AE-20 | ![]() | 2022年 1月29日 | 幅 133 高さ 632 奥行き 84 | 1,100g | 約6時間 |
| AE-30 | ![]() | 2021年 1月16日 | 幅 133 高さ687 奥行き 84 | 1,140g | 約6時間 |
電子サックスのエアロフォンとは?

エアロフォンは、Roland(ローランド)社が開発したデジタル管楽器です。アコースティックのサックスとは異なり、息を吹き込むだけで電子的に音が鳴る仕組みになっています。
多くのモデルでリコーダーに近い指使いを採用しているため、学校でリコーダーを練習した経験があればスムーズに演奏を始められるでしょう。
エアロフォンの大きな利点は、ヘッドホンを接続できることです。音漏れを最小限に抑えられるため、夜間や家族が眠っている時間帯でも安心して演奏できます。
さらに、エアロフォンは1台でさまざまな楽器の音色を楽しめるのも魅力のひとつです。サックスやフルートはもちろん、トランペットやバイオリンなどさまざまな楽器の音色に切り替えて楽しめます。
エアロフォンは初心者が手軽に演奏を始められるだけでなく、経験者の表現の幅を広げるのにも役立つ楽器です。
エアロフォンを使えば管楽器の魅力を存分に味わいながら、自分らしい音楽表現を楽しめるでしょう。
エアロフォンの種類

エアロフォンにはさまざまなモデルが用意されています。代表的な4機種を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
AE-01(エアロフォン・ミニ)
初心者にもおすすめ
2019年9月21日に発売されたAE-01は、エアロフォンシリーズのなかで最もコンパクトで手軽に始められるモデルです。
リコーダーに似たボタン配置を採用しており、楽器初心者でも直感的に操作できるのが大きな特徴です。
本体内蔵の6種類の音色(サックス・フルート・バイオリン・クラリネット・トランペット・シンセサイザー)でさまざまなジャンルの演奏を楽しめます。
専用アプリ「Aerophone mini Plus」と連携すれば50種類以上の音色にアクセスでき、演奏の幅が大きく広がるでしょう。
AE-01は、楽器未経験者や気軽に管楽器を始めたい方に適しています。手軽に演奏を楽しみたい方や、お子様の音楽学習用にもおすすめです。
音質はデジタルながらも十分にリアルなので、初めての電子サックスとして手に取りやすい1台です。
| 製品名 | AE-01(エアロフォン・ミニ) |
|---|---|
| 発売日 | 2019年9月21日 |
| 本体サイズ(mm) | 43 × 444 × 76 |
| 重量 | 500g |
| 最大駆動時間 | 約10時間 |
AE-05(エアロフォン・Go)
多機能ながら手軽に始められる中級モデル
2018年7月28日に発売されたAE-05は、初心者から中級者まで幅広く対応するモデルです。コンパクトながらも本格的な表現力を備え、AE-01より多い11種類の音色があらかじめ搭載されています。
専用アプリ「Aerophone GO Plus」と連携すればさらに多彩な50音色以上を演奏でき、スマートフォンやタブレットに保存した曲にあわせての演奏も可能です。
指使いはサックスに準じたキー配列を採用しており、サックス経験者なら違和感なく演奏できるでしょう。また、リコーダーの指使いモードも搭載しているため、初心者でも馴染みやすく直感的に操作できます。
AE-05は「より本格的な演奏がしたいけれど、手軽さも大事」という方に適した、価格と機能のバランスが取れたモデルです。
演奏の幅を広げたい方だけでなく、簡単な練習からステップアップしたい方にもおすすめです。
| 製品名 | AE-05(エアロフォン・Go) |
|---|---|
| 発売日 | 2018年7月28日 |
| 本体サイズ(mm) | 128 × 454 × 78 |
| 重量 | 695g |
| 最大駆動時間 | 約10時間 |
AE-20
本格的なサウンドをより手軽に
2022年1月29日にリリースされたAE-20は、フラッグシップモデル「Aerophone Pro」の演奏性と表現力を受け継ぎながら、よりコンパクトで扱いやすい設計のスタンダードモデルです。
流線形のスタイリッシュなデザインに加え、自然な息づかいでの演奏をサポートする改良型センサーや高品質なサンプリング音色を搭載しているのが特徴です。
吹き込む強さに応じて繊細なニュアンスを表現できるため、演奏の表現力をさらに高められます。
また、専用アプリ「Aerophone Pro Editor」との連携により音色やエフェクトをカスタマイズでき、自分好みの音を追求できるのも大きな魅力です。
アプリを活用するとアコースティックサックスの練習用としても十分な再現力を発揮するため、初心者から経験者まで納得のいくサウンドが楽しめます。
AE-20は本格的な演奏を楽しみたい中級者や、最上位モデルには手が届かないものの高品質なサウンドを求める経験者に適したモデルです。
| 製品名 | AE-20 |
|---|---|
| 発売日 | 2022年1月29日 |
| 本体サイズ(mm) | 133 × 632 × 84 |
| 重量 | 1,100g |
| 最大駆動時間 | 約6時間 |
AE-30(エアロフォン・プロ)
最高峰の演奏体験を味わえるプロフェッショナルモデル
2021年1月16日に発売されたAE-30は、エアロフォンシリーズのフラッグシップモデルです。
電子サックスをはじめとするウインドシンセサイザーを演奏するミュージシャンの意見を取り入れ、音質・操作性・デザインのすべてを向上させました。
新しい音源システムにより、サックスの響きを忠実に再現するだけでなくクラリネットやフルート、弦楽器の音色も豊かに表現できます。持ちやすいボディと直感的なキー配置により、自然な演奏感が得られます。
また、ライブやレコーディングにも適しており、音の強弱やニュアンスまで繊細に表現できます。カスタマイズの幅も広く、ジャンルを問わず多彩な演奏スタイルが楽しめるでしょう。
音色を自由に切り替えたり音量やエフェクトを調整したり、アコースティックサックスにはない柔軟な表現が可能です。
AE-30は演奏者の表現力を最大限に引き出すために開発された、エアロフォンの最上位モデルです。
プロフェッショナルやハイアマチュアにとって、演奏の幅をさらに広げてくれる1台でしょう。
| 製品名 | AE-30(エアロフォン・プロ) |
|---|---|
| 発売日 | 2021年1月16日 |
| 本体サイズ(mm) | 133 × 687 × 84 |
| 重量 | 1,140g |
| 最大駆動時間 | 約6時間 |
エアロフォンのメリット

エアロフォンには、サックスの魅力を気軽に体感できるメリットがいくつかあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
時間や場所を選ばず練習できる
エアロフォンはヘッドホン端子を搭載しているため、夜間や早朝でも周囲を気にせず演奏できます。アパートやマンションなど、音が響きやすい環境でも気兼ねなく練習できるのが最大の魅力でしょう。
また、電池駆動モデルならコンセントがない場所でも使用可能です。自宅に限らずカフェや公園、旅行先など好きな場所に持ち運んで演奏できるため、ライフスタイルにあわせて練習できます。
移動中やちょっとした空き時間を活用すれば、忙しい日々のなかでも演奏を続けやすいでしょう。
こうした時間や場所にとらわれない自由さがあることで、無理なく練習を習慣化しやすくなります。その積み重ねが演奏技術の向上につながり、音楽をさらに楽しむきっかけになるでしょう。
練習にぴったりのヘッドホンを探している方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
初心者でも音を出しやすい
エアロフォンはリードを使わず、息を吹き込むだけで音が鳴る構造です。アコースティックサックスのようにアンブシュアを習得する必要がなく、少ない息でもしっかり発音できます。
そのため、肺活量に自信がない方でも無理なく安定した音を出しやすいのが特徴です。
また、リードのセッティングや管理が不要なため演奏前の準備に手間がかかりません。こうした扱いやすさは、これまで管楽器を演奏したことがない人にとっても大きなメリットとなるでしょう。
アコースティックサックスや他の管楽器で音を出すのが難しくて挫折した人でも、無理なく再挑戦できます。音を出す喜びを味わい、演奏の楽しさを実感しながらモチベーションを高められます。
多彩な音色で飽きない
エアロフォンはサックスだけでなく、フルート・トランペット・バイオリン・ピアノなど多彩な音色を搭載しています。気分や演奏する楽曲にあわせて音を切り替えられるのが大きな魅力です。
また、音色が多彩だからこそクラシックからジャズ、ポップスまでジャンルを問わずさまざまな楽曲に挑戦できます。
初心者にとって単調になりがちな練習も、異なる音色で演奏することで飽きることなく続けられるでしょう。
「今日はジャズの音色で」「今日はオーケストラの響きで」など、気分にあわせて音を変えられる楽しさが技術向上への意欲を高め、継続的な練習を後押しします。
エアロフォンのデメリット

エアロフォンには手軽さや豊富な音色などの長所がある一方で、いくつか理解しておきたいデメリットもあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
サックス本来の奏法が身につかない
エアロフォンにはリードが存在しないため、アコースティックサックスで必要とされるアンブシュアの育成が難しいという欠点があります。
エアロフォンでは、リードを振動させて独特の音色を作り出すプロセスや、息の入れ方による音質の微妙な変化を学ぶのは難しいでしょう。
ビブラートやサックス特有のハスキーな音色を出す奏法などの技巧も、アコースティックサックスとはアプローチが異なるためエアロフォンだけで身につけるのは困難です。
アコースティックサックスの基本的な奏法を身につけたい場合は、エアロフォンとアコースティックサックスを併用するのが理想的です。
サックスの代わりとしてエアロフォンを導入する場合は、補助的な練習用として取り入れるとよいでしょう。
電子機器ならではの制約がある
エアロフォンは電子機器なので、バッテリー残量や電源確保に注意が必要です。
突然の充電切れは演奏を中断せざるを得ない原因になるうえ、使用前には電源を入れたり設定をしなおしたりする手間がかかります。
また、Bluetooth接続を利用する場合、環境によっては音声が途切れたり遅延したりする恐れがある点も懸念材料です。
通常のサックスなら構えればすぐに演奏できますが、エアロフォンは電子的な準備が完了してからでないと音を出せません。
こうした小さな手間や制約は一度なら気にならなくても繰り返すうちにストレスになったり、使用頻度の低下につながったりすることがあります。
生楽器と感覚が違う
アコースティックサックスはリードや管体の振動を体感しながら演奏するため、吹き込む際の抵抗感や響きが演奏者に伝わります。
一方、エアロフォンはデジタル音源を電子的に鳴らしているため、身体に響く感覚や音のうねり方がアコースティックサックスとはかなり異なります。
ヘッドホンや内蔵スピーカーを通した音になるので、生楽器特有の自然な共鳴を求める方には物足りなく感じることもあるでしょう。
もちろんエアロフォンならではの魅力も多いのですが、生楽器のフィーリングを重視する場合はあくまで練習用やサブ的な位置づけにとらえておくのがおすすめです。
電子サックス選びに迷ったらレンタルで試してみる

電子サックスは機種によって吹奏感・音質・サイズ感が異なり、購入後に「思っていたものと違った」と感じるリスクもあります。楽器選びで失敗しないためには、購入前に実際に試すことが有効です。
このようなときに便利なのが、楽器やカメラなどを取り扱うレンタルサービス「GOOPASS」です。
GOOPASSでは現時点でエアロフォンの取り扱いはありません。しかし、今後ラインナップに加わる予定です。無料会員登録をしておけば、レンタル開始時にいち早く情報を受け取れます。
また、GOOPASSは電子サックスに接続する外部スピーカーやヘッドホンの使い心地を試すのにも役立ちます。
実際に使用する環境で試すことにより、自分にあった機材をより的確に見極められるでしょう。
まとめ

エアロフォンは、サックスのように息を吹き込んで手軽に演奏できるデジタル管楽器です。本記事の要点をまとめました。
騒音の心配を減らしながらサックスの魅力に近い体験をしたい方や豊富な音色を操るデジタル楽器に興味がある方にとって、エアロフォンは大いに検討する価値があります。
購入前にぜひ情報収集を重ね、ご自身の用途に見あったモデルを選んでください。
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