ストロボという名前は知っているけど、使い方がわからないと悩んでいる方は多いでしょう。ストロボにはさまざまな種類があり、製品ごとに使う場所や用途が異なります。

ストロボの使い方や撮影テクニックを覚えておくことで、夜景ポートレートやテーブルフォトなど、印象的な写真を撮影できます。

今回は、ストロボの上手な使い方と撮影テクニックについて解説します。初心者におすすめのストロボもピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

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ストロボの主な種類

デジタルカメラの中には、内蔵フラッシュが搭載されているモデルがあります。

とはいえ、光量が少なく、被写体の正面から光を当てることになるため、綺麗なライティングを行ないたい場合は推奨されていません。

ストロボの種類

以下では、外付けストロボである、クリップオンストロボと大型ストロボ(モノブロックタイプ、ジェネレータータイプ)について解説します。

クリップオンストロボ

クリップオンストロボとは、カメラのホットシュー部分に取り付けるタイプです。大型ストロボと比べて小型軽量化を実現しているので、カメラバッグにもすっきり収納できます。持ち運びやすく、さまざまなシチュエーションで使用可能です。

また、クリップオンストロボは頭の向きを上下左右に変更できるため、さまざまな方向に自然な光を届けられます。

ワイヤレスレシーブやシンクロコードを利用すると、離れた位置にストロボを設置してオフカメラストロボとしても使用可能です。

大型ストロボ

大型ストロボは、ストロボを発光させてから次の発光準備までの時間が短いのが特徴です。チャージ時間が早いので、スムーズな連写も可能。ライティングを目視でチェックするモデリングを備えているため、快適な撮影をおこなえます。大型モデルなので、スタジオ撮影するときにおすすめです。

大型ストロボの種類は、モノブロックタイプとジェネレータータイプの2種類。タイプごとに特徴や機能性が異なるので、用途に合わせて選びましょう。

モノブロックタイプは、ジェネレーターとヘッドが一体化しているモデルです。蓄電器のジェネレーターと発光器のヘッドが一体化しているため、ジェネレータータイプよりも気軽に持ち運びできます。

小型モデルでも強い光量を確保できるため、影の少ないきれいな写真撮影が可能です。また、モデリングランプなどの消耗品は交換できます。

ジェネレータータイプとは、ヘッドとジェネレーターが別々のストロボです。光量が大きく、光を細かく調節できます。モノブロックタイプと比べて高価かつサイズが大きいので、本格的なスタジオ撮影をするときにおすすめです。

ストロボの使用がおすすめのシーン

ストロボは暗所だけでなく、日中や屋内でも使用可能です。使い方を知っておくことで、撮影のバリエーションを増やせます。

室内でのペットや子どもの撮影

閃光時間の早いストロボを活用することで、動きのある被写体でもわずかなシャッターチャンスをしっかりとらえることができます。笑った表情や毛の躍動感を撮影するときにもおすすめです。予測できない動きをする子どもやペットの撮影にも適しています。

ストロボを使用すれば、薄暗い室内でも被写体を明るく写せます。また、後述する「バウンス」のテクニックを使うことで、ペットや子どもの目に光をあてずに撮影可能です。

屋内でのポートレート

ストロボは夜間や薄暗い場所で使用するイメージもありますが、日中のポートレート撮影でも活躍します。屋内は屋外に比べ薄暗い場所が多いため、ストロボで安定した光量を確保することが大切です。

ストロボを使って人物に光をあてることで、余計な影をなくして背景と同じ明るさで撮影できます。

夜・夕景でのポートレート

夜景ポートレートを撮影する際によく聞く言葉が「スローシンクロ」。スローシンクロとは、通常のストロボ撮影よりも低速で同調発光させる撮影方法です。

夜景だけを撮影する場合にはシャッタースピードを遅くすればいいのですが、夜景ポートレートとなるとモデルがぶれてしまいます。そこで、シャッタースピードを遅くしながら背景の夜景を、ストロボでモデルを明るく写すのがスローシンクロです。

夜間ポートレートを撮影するときは、ストロボの光と背景の光を合わせるために、カラーフィルターを装着するのも選択肢の一つ。

夕日が映り込むシチュエーションなら、あたたかみを演出できるオレンジ色のカラーフィルターが適しています。カラーフィルターを装着することで、写真に統一感を生み出せるのが魅力です。

料理や雑貨などの物撮り

ストロボは、物撮りにも活用できます。ストロボで光をあてることで主題を印象的に写せるのが魅力です。SNSに投稿する写真や、フリマアプリに出品する写真を綺麗に撮影したいときにも活用できます。

テーブルフォトを撮影するときは、キーライトと逆目のライトが重要です。キーライトは被写体を明るく照らすためのメインのライトであり、逆目ライトはカメラの逆からあてる役割があります。逆目ライトの高さや位置を調節しながら撮影しましょう。

室内の蛍光灯によって余計な光や反射が生まれてしまうため、室内のライトは消して撮影するのが一般的です。

イベントでの記念撮影

結婚式やイベントなど、周囲の光量が変化しやすいときにもストロボがおすすめです。ストロボは常に安定したライティングをおこなえるため、被写体の表情を鮮明に撮影できます。

イベントでストロボを使用するときは、持ち運びやすさに優れたクリップオンストロボがおすすめです。

ストロボの使い方【機材の設定編】

クオリティの高い写真を撮影するためには、カメラ設定とストロボ設定の基本をおさえておくことが大切です。

カメラの設定

撮影環境によって露出やシャッタースピードは異なりますが、初心者は露出オートがおすすめです。露出オートは、カメラが自動で露出を調節するので、撮影ミスを減らせます。

カメラとストロボ両方の設定をオートにして、撮影に慣れてきたらカメラの露出をマニュアルにしましょう。ストロボの発光量が同じでも、露出量を変えることで写真の明るさが変わります。

薄暗い場所での撮影はついついISO感度を上げてしまいがちですが、ノイズが発生しやすいのがデメリットです。そんなときはストロボを使って、ISO100を基準に露出を調節しましょう。

撮影環境にもよりますが、シャッタースピードの目安は1/60〜1/125です。ストロボの閃光時間よりも速くシャッターを切った場合、写真が暗く写る現象が起こります。周辺の環境や明るさを考慮しながらシャッタースピードを調節しましょう。

ストロボの設定

ストロボ初心者は、TTL調光がおすすめ。TTLとは「Thought The Lens」の略であり、発光量を自動調節するモードです。機種ごとにE-TTL・i-TTL・P-TTLなど呼び方は異なります。

複数台のストロボを使用するときや、ライティングにこだわりたい方は、マニュアル調光をおこないましょう。撮影条件によって適切な明るさは異なるため、明るくしたり暗くしたり設定を調節することが大切です。

ストロボの使い方【テクニック編】

ストロボの基本的なテクニックは、バウンス・スローシンクロ・日中シンクロの3パターンです。撮影技法の幅を広げておくことで、さまざまなシチュエーションで撮影をおこなえます。

以下では、バウンス・スローシンクロ・日中シンクロの特徴を解説します。

バウンス

バウンスとは、ストロボのフラッシュヘッドを回転させて、天井や壁に反射させた光を利用する撮影方法です。天井や壁がある環境なら、すぐに実践できます。

【バウンスのメリット】

  • 被写体の白飛びを軽減できる
  • 背景の影を弱くする
  • 人物の肌や髪などのテカリを抑えられる

被写体の正面から照明をあてると、影が濃すぎたりテカリが生じたりします。室内で自然な撮影をしたいときはバウンス撮影がおすすめです。

バウンス撮影の種類は、天井バウンスと壁バウンスの2種類。天井バウンスは、ストロボの光を広範囲に届けられるので、被写体をやわらかい光で包み込むような印象に仕上がります。天井が高すぎると被写体まで光が届かないため、壁バウンスなどの方法に変更しましょう。

壁バウンスは、ストロボの光を被写体の横や後ろにある壁に反射させます。真横や真後ろから水平に差し込む光を再現できるため、自然光に近いライティングを表現可能です。

バウンス撮影するときは、反射させる壁や天井の色に注意しましょう。白色の壁や天井なら白い光を届けられますが、カラフルな壁や天井だと反射光にも色が写ってしまいます。

色かぶりを防ぎたいときは、カポックやレフ板などのアイテムを使ってみましょう。

また、人物撮影で目にハイライトを入れたいときは、キャッチライトパネルが活躍します。

スローシンクロ

スローシンクロとは、シャッタースピードを遅くして同調発光させる撮影方法です。

夜景とスローシンクロは、人物を同時に撮影したいときに活用できます。

ストロボのフラッシュで人物を明るく写した後も、シャッターを開き続けることで背景を明るく描写する仕組みです。

通常、夜景をバックにするポートレート撮影では、人が暗く写ってしまう傾向があります。また、ストロボの光を人物にあてると夜景が暗くなるなど、撮影の難易度が高いことがデメリットでした。

スローシンクロを活用することで、人物と背景の存在感を失わずに撮影できます。

スローシンクロはシャッタースピードを遅くしているので、手ブレの発生に注意しましょう。手ブレを低減するために三脚が必要です。

日中シンクロ

日中の明るいシチュエーションでストロボを使用するときは、日中シンクロがおすすめです。逆光時に影となっている部分にストロボの光をあてることで、被写体と背景を鮮明に描写できます。

日中シンクロをおこなうときは、カメラの露出を背景の明るさに合わせておくことが大切です。ストロボはTTL調光に合わせることで、適切な露出で撮影をおこなえます。被写体の明るさを調節したいときは、ストロボの発光量をコントロールしましょう。

ストロボを選ぶときのポイント

ストロボは、リーズナブルなモデルから高価なモデルまで、さまざまな製品が存在します。ストロボ選びに失敗しないためにも以下のポイントをチェックしておきましょう。

自動調光機能の有無

ストロボを選ぶときは、自動調光機能を搭載した製品がおすすめです。TTL調光に対応していると、撮影状況に適した明るさで撮影をおこなえます。

自動調光機能のない製品はすべてマニュアルで操作するため、初心者にはハードルが高いでしょう。

光量・ガイドナンバー

ストロボを選ぶときは、光量が重要です。ストロボの光量はガイドナンバー(GN)で表しており、数字が大きいほど強い光を照射できます。

スペック表に記載しているガイドナンバーは最大出力であり、実際は半分程度のパワーで使用するのが一般的です。

最大出力で使い続けると、故障したりチャージまでに時間がかかったりするので、スムーズに撮影できないことがあります。

撮影環境によって異なりますが、ガイドナンバーは40以上を目安にしましょう。

首振り角度

クリップオンストロボを選ぶときは、首振りに対応したモデルを選びましょう。

【首振りのメリット】

  • 天井バウンスや壁バウンスができる
  • 光の方向を自由自在にコントロールできる
  • タテとヨコどちらの構図にも対応できる

カメラの内蔵フラッシュは正面にしか光を届けられませんが、首振りに対応したストロボを使うことで、撮影のバリエーションが広がります。

価格

メーカー純正のストロボは、価格が高い傾向があります。予算が限られている場合は、純正品ではなく、サードパーティー製も選択肢に入れておきましょう。

低価格のモデルは手に取りやすいものの、純正品と比べて機能性が劣ります。必要な機能もあわせて確認することが大切です。

高価な買い物をして失敗したくないと思っている方は、レンタルサービスを活用して使い勝手を確かめてみましょう。

GOOPASSでレンタルできるおすすめのストロボ

GOOPASSでレンタルできるおすすめのストロボを紹介します。

まずはレンタルサービスで使いやすさを試してみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Profoto(プロフォト)A10 Off-Camera Kit-S 901242-JP

自然で美しい光を作り出す。

使いやすさに優れた小型軽量モデルのストロボです。ラウンドヘッド設計を採用しており、自然で美しい光を届けられます。

最大出力は76Wsを実現。リサイクルタイムはフル出力でも約1秒なので、決定的瞬間も捉えられます。シンプルなインターフェースのため、操作性も良好です。Bluetooth機能を備えており、カメラだけでなくスマートフォンでも使用できます。

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Profoto(プロフォト)A10 Off-Camera Kit-N 901241-JP

首振り機能で多彩なシチュエーションで活用できる。

90°の角度調節と360°の回転をおこなえるストロボです。やわらかい自然な光を演出するため、イメージ通りの撮影をおこなえます。

専用アプリをインストールすると、スマートフォンとの連携が可能です。スマートフォンからストロボを操作しながら撮影をおこなえます。

約1秒のリサイクルタイムを実現しているので、撮影後すぐにカメラを構えられるのもポイントです。

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Profoto(プロフォト)A10 Off-Camera Kit-C 901240-JP

約1秒のリサイクルタイムで決定的瞬間を逃さない。

圧倒的な光量と使いやすさを兼ね備えたストロボです。クリップオンストロボのなかでもリサイクルタイムが短く、スムーズに撮影をおこなえます。

高解像度かつ大きなディスプレイを配置しているので、屋外でも画面が見やすく、快適に操作できます。

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GOOPASS他社1他社2
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ワンタイム(3泊4日)
サブスク(3ヶ月〜)
サブスク(1ヶ月〜)
取扱ジャンルカメラ・レンズ・各種ガジェット家電・カメラ・PCカメラ・一部ブランド
特典専門家への機材相談・コミュニティ––

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35,490円RANK0〜6
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ストロボは使い方を覚えるだけでクオリティの高い撮影ができる

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