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田舎者写真日記【番外編:旅をするといふこと〜ありあの金沢ひとり旅〜】 4ページ目

帰路の列車に揺られる、午後のまにまに。
あれ、わたしは今回、なんで旅をしたんだっけかな。カセットテープに混じるノイズにわたしの脳は刺激されて、そんな問いが生まれます。何か新しいものに触れたくて、たとえばそう、わたしの住む田舎町にはない、新しい何か。

たしかに金沢は、わたしの住む街に比べれば都会でありましたし、とても魅力的で、新しい出会いも知もたくさんありました。なのに同時に、金沢で過ごした時間を思い出すと、どこか懐かしさも感じるのです。たった二日間ではありましたが、旅が終わりに近づくにつれて、そして慣れ親しんだ街へ近づくたびに、寂しさや安心感といった複数の感情が入り混じります。この感情を言語化することはきっと難しいですが、乗換え待ちで下車した駅から近い海岸から見た日本海は、その言語化できないわたしの感情を代弁してくれているよう。わたしはこれまでどう生きてきたのか、そしてこれからどう生きたいのか。そんなことを考えさせてくれるなんて、旅って、とっても素敵です。

今回使用したカメラ・レンズ

FUJIFILM X-E4 ボディ

フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WR

X-E4の小さくて可愛らしいシンプルなデザインは、常に持って歩きたい、旅には欠かせないカメラでした。
同時にお借りしたレンズは、23mmでちょっと広角。旅では、景色も街も人も食べ物もなんでも撮りたいですから、23mという画角は旅との相性がとても良いのだなと、感心しました。開放F1.4のボケはとっても滑らか。美味しそうなカツカレーに、ついスレスレまで寄ってしまったのですが、そこまで近づいて撮ることができることにびっくりしましたし、夜の撮影も難なくこなしてくれましたから、今回GOOPASSさんにカメラとレンズをお借りして、とっても良かったです。今回使用したカメラとレンズ、お金を貯めて自分で買っちゃおうかな・・・わたしの新しい目標ができました。

※今回はすべての写真でフィルムシミュレーションをクラシックネガにして、カメラ設定で粒子を乗せてフィルム感を出しています

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この記事を書いた人

写真家、文筆家。東北の田舎町出身。

ドイツの大学で西洋美術史を学んでいる。
2021年に祖父の形見としてフィルムカメラを譲り受けて以来、フィルム写真の魅力に取り憑かれてしまう。「青春」や「日常」をテーマとしつつも、様々なジャンルの写真に挑戦し、絶賛成長中。

また、幼少期から書いている日記を、SNSで毎日発信している。