MENU

田舎者写真日記【番外編:科学的根拠のないお話〜フィルム写真と欧州ひとり旅〜】 2ページ目


2022年12月28日。朝目覚めて列車の窓のカーテンを開けると、あたり一面に、アドリア海が広がっていました。
年末からひとりで欧州を旅しているわたしは、オランダやオーストリアなど複数の国を周っています。昨晩ウィーン中央駅を出発し、寝台列車に揺られて、イタリア北部にある水の都ヴェネチアへ。午前8時すぎ、まもなく、ヴェネチア・サンタルチア駅に到着です。

「どうしてひとり旅をするの?」「大した理由はないよ、ただ、旅をしたくなっただけ。」

そんなやりとりを両親や友だちと幾度か重ねて、フィルムカメラを数台と、あとは服を幾分か詰め込んで。そうしてわたしはいま、ここにいます。


車掌さんからもらったミネラルウォーターを少しばかり口に含み、それから到着を知らせるアナウンスを聞いたあと、わたしは寝台列車をあとにしました。

1 2 3 4 5 6 7 8 9
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

写真家、文筆家。東北の田舎町出身。

ドイツの大学で西洋美術史を学んでいる。
2021年に祖父の形見としてフィルムカメラを譲り受けて以来、フィルム写真の魅力に取り憑かれてしまう。「青春」や「日常」をテーマとしつつも、様々なジャンルの写真に挑戦し、絶賛成長中。

また、幼少期から書いている日記を、SNSで毎日発信している。