猫がニャンとも可愛く写る!猫写真の撮影方法

  • 2021.06.25
  • 2025.01.17
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ご家庭にいる猫ちゃんも街中で見かける野良猫ちゃんも、可愛くて癒されますよね。できれば、実物と同じように可愛く写真に収めたいもの。しかし、「じっとしていないから写真がブレてしまう」「カメラ目線の可愛い顔が撮れない」といった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、猫ちゃんを撮影するコツや、おすすめのカメラ・レンズなどを紹介します。家猫ちゃんと野良猫ちゃんに分けて撮影のコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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【基本】猫撮影のコツ

猫の目線に合わせてカメラを構える

猫の目線に合わせてカメラを構えましょう。猫の目線に合わせることで、猫の表情をよりハッキリと可愛らしく表現できます。また、猫目線の新鮮な世界を写すことができ、さまざまな方向や角度からお気に入りの可愛い表情を探すことも可能です。

基本的に猫の目線は地上から数10cm。そのため、ローポジション(低い位置)、ローアングル(下から見上げる角度)でカメラを構えるのがおすすめです。カメラを床や地面に置いた状態で撮影すると良いでしょう。地面に置くことで、カメラがブレにくいというメリットもあります。撮影の際は、チルト式やバリアングル式など、液晶の角度を自由に変えられる背面液晶モニターを活用すると良いでしょう。

バリアングル液晶 カメラ 
バリアングル液晶

連写で撮影する

動き回る猫ちゃんの一瞬一瞬を確実にカメラに収めるには、連写がおすすめです。特に動く猫ちゃんはとても速く、どこに動くか予測も難しいため、一発で撮るのは至難の業。連写で何枚も撮ることで、最低でも1枚は、ピタッと止まった良い表情の写真が撮れるはずです。また、連写で撮影すると、黒目が大きく写った瞬間を撮影することもできます。さらに、目では確認できなかった、可愛い表情や面白い顔を写真に収められていることもあるでしょう。連写枚数の設定はカメラの設定から「ドライブモード」で選択できます。

ピントはカメラに近い方の目に合わせる

手前(写真左の黄色の目)にピントが合っている

タップで拡大

奥(写真右の青い目)にピントが合っている

タップで拡大

猫ちゃんを可愛く写すにはピントを目に合わせることが重要です。しかし、ただ目に合わせるだけでは×。カメラに近い方の目にピントを合わせることポイントです。上記の写真を見比べてみてください。手前の目にピントが合っていると写真に締まりがあり、違和感なく見られるのではないでしょうか?

人間の視線は、初めに被写体を見つけると、次に被写体の目に行きます。そして、左右の目が写っている場合には、手前の目に視線が集中します。そのため、カメラに近い方の目にピントが合っていないと気持ち悪く感じるのです。

写真を見る側の視線の流れ

  1. 被写体(猫)を探す
  2. 目を見る
  3. 複数ある場合は手前に視線が集中

猫ちゃんの撮影でよく使う望遠レンズや、F値の小さい単焦点レンズは、ピントの合う範囲がとても狭いレンズです。そのため、少しピントがずれると、不自然な写真に仕上がってしまうので気をつけましょう。動物瞳AFが搭載されているカメラは、カメラに近い方の目にカメラが自動でピントを合わせてくれるので便利です。

動物瞳AF搭載のカメラ
Canon EOS R5/EOS R6/EOS R3
Sony α1/α9/α9Ⅱ/α7R IV/α7S III/α7R III/α7Ⅳ/α7 III/α7C/α6600/α6400/α6100/
Nikon Z 7II/Z 7/Z 6II/Z 6/Z 5/Z 50/Z fc/Z 9

目にキャッチライトを入れる

キャッチライトとは、猫ちゃんの瞳に写るキラキラした白い光のことです。キャッチライトを入れると、猫ちゃんの表情が活き活きとし、瞳にすーっと引きこまれるような魅力的な写真が撮れます。一方、キャッチライトが入っていないと、目に輝きがなく怖い印象に写りがりがち…。撮影する際は、モニターやファインダーを拡大表示するなどし、キャッチライトが入っているか確認しましょう。

キャッチライトあり

キャッチライトなし

キャッチライトを入れるには、猫を光の方に向かせるか、反射した光を当てればOK。一番簡単な方法は猫ちゃんが上を向いた瞬間を狙うことです。写真の中で目がどこにあるか分かりにくい黒い猫ちゃんは、特に意識してキャッチライトを入れると、目の存在が際立ちます。

家猫ちゃんを上手に撮影するコツ

猫をカメラに慣れさせる

どれだけ綺麗な部屋で撮影しても、主役の猫ちゃんの表情が暗ければ写真もイマイチな仕上がりになってしまいます。特に、カメラを初めて見る子はびっくりしてしまい、暗い表情になりがちです。撮影しない時でも猫の居住スペースにカメラを置いておくなど、カメラに慣れてもらう工夫をしましょう。

撮影の際は、おやつやオモチャを使って遊びながら撮影したり、たくさん褒めてあげたりすると良いでしょう。猫ちゃんに「撮影は楽しいもの」だと思ってもらえれば、なお良しです。今後の撮影をお互い楽しくできるよう、飼い主が努力しましょう。

黒目を大きく写すには暗い場所で撮影する

猫ちゃん可愛く見せる重要なポイントといえば、黒目の大きさでしょう。黒目が大きいと、あどけない可愛い顔に見えますよね。撮影する時も黒目が大きい状態で撮影したいもの。

黒目を大きく写すには暗い場所で撮影するのがおすすめです。部屋の電気を消して、窓から入ってくる自然光だけで撮影すると良いでしょう。猫ちゃんが直接窓を向く状態で撮影すると、猫ちゃんに当たる光が強く、黒目が小さくなってしまうので注意してください。おすすめは、逆光(猫の背中に光が当たる状態)で撮影することです。また、猫ちゃんがハウスに入っているところを撮影するのも良いでしょう。

部屋を暗くすると、ISO感度を上げて撮影しなければならないため、ノイズ(写真のざらつき)が発生しがちです。F1.8程度の明るい単焦点レンズを使用してノイズを防ぎましょう。

カメラ目線にするには音を使う

カメラ目線の写真を撮影するには音を活用しましょう。たとえば、ビニール袋を丸めてぐしゃぐしゃっとした音を立てたり、鍵をじゃらじゃら振ってみたり…。猫ちゃんが反応しやすい音を使って撮影してみましょう。

撮影で重要なポイントはカメラを先に構え、構図を決めた状態で音を出すことです。1人で撮影する場合は、三脚とリモコンやレリーズ(カメラのシャッターを押さずに、シャッターが切れるアクセサリー)を活用すると撮影しやすいでしょう。カメラを三脚にセットし、片手で音を出しながら、リモコン等でシャッターを切ってみてください。

野良猫ちゃんを上手に撮影するコツ

望遠レンズを使用して遠くから撮影する

野良猫は警戒心が強い子が多いため、初めて撮影する猫ちゃんの場合は望遠レンズで遠くから狙うのがおすすめ。また、望遠レンズはぼけが強く、背景や前景が大きくぼけるため、ふんわり優しい写真が撮れる点も特徴です。おすすめの焦点距離は35mm判換算で70-200mmの望遠レンズです。

背景や前景を入れてストーリーを出す

野良猫ちゃんを撮影する醍醐味は外で撮影できることでしょう。花が咲く公園でお昼寝をしていたり、漁港で魚をもらっていたり…。野良猫ちゃんの生活スタイルはさまざま。背景を入れることで、写真からその猫ちゃんがどんな暮らしをしているのかが伝わります。

また、写真にバリエーションが出る点も背景を入れた方が良い理由の一つです。同じ猫ちゃん、同じ場所でも、梅雨時期なら紫陽花と、冬なら雪と撮影すれば、まったく違う雰囲気の写真に仕上がります。

逆光(太陽が猫の後ろにある状態)で撮影する 

逆光とは、太陽が猫の背後から当たっている状態のこと。逆光の場合は撮影者が太陽と向かい合います。逆光は柔らかい雰囲気で猫ちゃんを撮影できる点が魅力です。背景はキラキラと輝き、猫にはエッジライト(猫の毛や体に現れる光のふちのこと)ができます。逆光は、初心者の方でも簡単にプロのような印象的な1枚が撮れるので、おすすめです。

犬 太陽 逆光 カメラ 撮影

一方、逆光撮影のデメリットは猫ちゃんの顔に影ができてしまう点。顔が暗く写ってしまうので、撮影する際は、猫ちゃんの顔が明るく写るまで露出(写真の明るさ)をプラスに補正しましょう。

猫ちゃんを撮影する時の注意点

ストロボの使用は厳禁

猫ちゃんを撮影する際に、注意しなければならないことがあります。それは、「ストロボやフラッシュを使ってはいけない」ということ。ストロボの強い光を照射すると、猫ちゃんがビックリして固まったり、痙攣(けいれん)を引き起こしたりすることがあります。そのため、「暗い室内で雰囲気のある写真を撮りたい」という場合は、ISOを上げて明るさを調整するようにしましょう。

F値(絞り)について詳しく知りたい方はコチラも併せてCHECK

ISO感度について詳しく知りたい方はコチラも併せてCHECK

シャッター音に注意する

ほとんどのカメラでは、メニューの操作やシャッターを切る際に音が出ます。猫ちゃんは音に敏感なため、撮影の際はシャッター音をOFFにする(サイレント撮影をする)と良いでしょう。サイレント撮影は、寝ていたり、くつろいでいたりする姿を撮影するのにも向いています。

まとめ

猫ちゃんを撮影するコツを紹介しました。家猫ちゃんを撮影する際は、まずカメラに慣れてもらうなど、猫ちゃんが楽しく撮影できるよう努めましょう。そのうえで、カメラ目線の写真やジャンプ写真などにチャレンジしてみてください。また、野良猫ちゃんを撮影する際は、望遠レンズを使用して背景をぼかしたり、背景や前景を入れたりして印象的な写真に仕上げましょう。

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こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS MAGAZINE』の編集長として、企画・ディレクション・記事制作などを担当する一方で、フォトグラファーとしても活躍中。バスケットボール・ラッパー・プロバレーボール選手・フィットネストレーナーなど、スポーツ・ストリートシーンを中心に、スナップ・ポートレートなど幅広い撮影シーンを手がける。愛機はCanon EOS 5D MarkⅣと、FUJI FILM X100V。

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