コミミズク

  • 2022.11.28
  • 2024.12.20
シェアする

枯れ野原、菜の花畑でカメラマンを魅了する〝草原のアイドル〟

生息環境

草原 農耕地 河川敷 湿地

大きさ

約38cm

鳴き声

ギャアー

渡りの種類

冬鳥

\イチオシ/

GOOPASSオリジナルセット

α6700 ILCE-6700 ボディ + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

購入価格
290,730円
※2024年12月4日 カカクコム調べ
 (α6700 ILCE-6700:189,730円+E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS:101,000円)
GOOPASSレンタル価格
料金例:27,280円/ 月 
料金例:10,912円/ 1泊2日
おすすめポイント
軽量かつ高画質な組み合わせで、手軽に大きくはっきりと野鳥を撮影できます

コミミズクは全長約38cm。フクロウ科の中型の猛禽で、翼を広げると1mほどの大きさがあります。

11月頃、シベリアなどから全国の河川敷や湿地帯、農耕地などの草原に飛来する冬鳥です。

フクロウによく似ているミミズクは、フクロウと同じフクロウ科の仲間です。

一般には耳のように見える「羽角(うかく)という羽毛が生えているのがミミズク、羽角がないのがフクロウと呼ばれています。

ところが、コミミズクは羽角が小さく、一見、フクロウのよう。体は小さくないコミミズクですが、この小さな羽角が、「コミミ」として名前の由来になっています。

丸くて平たい顔は灰色で、黄色い目の周囲がくっきりとした黒いアイシャドウに縁どられています。

頭部から背中にかけては濃い褐色の縦じま、腹部は薄茶色と褐色の縦じま模様で、枯れ草のような色合いは、周囲に溶け込む保護色として役立っています。

コミミズク 止まり木

生態

ねぐらや狩りの拠点になる開けた草地で単独、または少数の群れで越冬します。

また、おもな食べ物はネズミで、草原や農地を飛び回り獲物を狩る姿には、「野ネズミハンター」の呼び名があるほど。

繁殖地はユーラシア大陸・アメリカ大陸など北半球の高緯度地帯の草原です。越冬地の日本では全国に広く分布しますが、沖縄では少ないようです。

コミミズクは翼が大きく内側が白いため、飛ぶとよく目立ちます。フクロウの仲間は翼をいっぱいに広げて羽ばたいても、羽音がしません。音をたてずに獲物におそいかかる、サイレントキラーなのです。

特徴

コミミズク 飛翔

コミミズクには、日本で見られるほかのフクロウの仲間とはちょっと違った特徴があります。

一つめは日中も活動するフクロウであること

フクロウと言えば「夜行性」のイメージですが、コミミズクはしばしば日中も活動します。なかなか姿を見られないフクロウ類ですが、コミミズクは昼間も狩りを行ない、見事なハンターぶりを披露してくれます。

二つめは「草原性」のフクロウであること

日本で見られるほかのフクロウ類は森の中に暮す「森林性」。一方、コミミズクは開けた草原で狩りをし、繁みの中や低木で休息する「草原性」です。

越冬中、複数のコミミズクが生息する草原では小規模な群れでねぐらを使う事もあり、その点も単独生活が多いフクロウの仲間では珍しい行動です。

三つめは渡り鳥であること

フクロウの仲間には渡りをしない留鳥が多く、渡り鳥は少数です。日本で見られる11種のフクロウ類の中では夏鳥のアオバズク、冬鳥のコミミズクの2種が長距離の渡りを行ないます。

撮影に関するポイント

コミミズク 止まり木
撮影のしやすさ

おすすめの時期

11月下旬~3月下旬頃

おすすめのレンズ

400~600mm

「昼間も見られるフクロウ」、コミミズクは冬鳥撮影の中でもアイドル並みの大人気

撮影スポットとして知られている渡良瀬遊水地、手賀沼などでは、休日には多くのカメラマンが集まります。

場所取りなどで混みあうこともありますが、その日の出現状況や、よくとまる場所など貴重な情報をもらえる可能性も大です。

撮影場所に低木や杭があれば、構図を決めてコミミズクが止まるのを待ちましょう

コミミズクの鋭い黄色い目や、ちょこんとした「コミミ」(羽角)が入った正面顔のショットが人気ですが、背中を見せていても、ぐるりと首を回して顔をむけてくれるかもしれません。

コミミズク 草むら

翼が大きなコミミズクは飛翔シーンも魅力的。翼を広げて野原を低空飛行する姿はぜひ撮影したいシーンです。

とはいえ、飛んでいるコミミズクを撮影するのはやや難易度が高め。コミミズクは広い草原をヒラヒラと飛び回るので、飛行コースの予想がつきにくいからです。

滑空を交えて不規則にはばたき、ターン、ホバリング、急降下と多彩な技を繰り出すコミミズクの飛翔。トラッキングAFや鳥認識AFなどを活用し、カメラでコミミズクを追いましょう。

昼間も活動するとはいえ、基本的にはやはり夜行性。夕日が傾くころからコミミズクの狩りはさらに活発になります。

夕方の撮影はISO設定をオートにして、明るさの変化に対応できるようにしておきましょう。

冬鳥のコミミズクには、枯れ草の野原がよく似合いますが、近年、カメラマンに人気なのが菜の花コミミ」と呼ばれる撮り合わせ。

3月頃、河原や土手を明るい黄色に彩る菜の花と、その上を飛ぶコミミズクです。

地域にもよりますが、コミミズクが北に帰り始める頃なので、菜の花とのコラボを狙うなら3月上旬から中旬頃に挑戦してみてください。

日が長くなってくるので、夕方の撮影でも冬よりシャッターチャンスが多くなるでしょう。

撮影におすすめのスポット

  • 渡良瀬遊水地(栃木県/小山市)
  • 手賀沼(千葉県/柏市)
  • 荒川河川敷 大芦橋付近(埼玉県/熊谷市)

野鳥の撮影にオススメのカメラ特集 バナー
野鳥の撮影にオススメのレンズ特集 バナー
野鳥を魅力的に撮影するコツ・方法

動物撮影向け機材をレンタルしよう!

GOOPASSは、カメラ・レンズなど撮影機材レンタル、中古買取、中古販売を展開しているサービスです。

Canon、SONY、Nikon、FUJIFILM、RICOH、SIGMA、TAMRONなど人気メーカーの新製品をはじめ、初心者向けのエントリー機からプロ向けのハイスペック機まで、2,500〜種類の機材を取り扱っています。

1泊2日〜(1,188円〜)の短期でもレンタルすることが可能ですが、7泊8日以上の長期で借りる際にはサブスクプラン(月額定額2,970円〜)がお得。

会員登録は無料です。気に入った機材を、数ヶ月間じっくりと自分の物のように使い込むも良し。旅行やイベントに合わせて、数週間・月単位で機材を入れ替えても良し。

無料の機材相談も受け付けています。まずは無料会員にご登録ください!

GOOPASS ANIMAL MAGAZINE編集部 木村

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS ANIMAL MAGAZINE』の編集スタッフとして、記事制作などを担当する。カメラを使い始めたのは2020年から。愛犬2頭を美しい景色の中で撮影するのが好き。使用カメラは、Canon EOS R6。

シェアする

撮影機材のレンタルならGOOPASS
カメラ・レンズからiPhone・Macbookまで、ラインナップは2,500種類以上!

購入前に試せる、失敗しない機材選び。
1泊2日1,188円〜、じっくり試すなら月額2,970円〜。

会員登録

動物の種類から探す