サンコウチョウ

出会いたい!撮りたい!エキゾチックな長い尾羽の“森の妖精”
- 生息環境
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森林
- 大きさ
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オス約45cm(繁殖期) メス約18cm
- 鳴き声
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ピッヒィーホイホイホイ ギッギッ
- 渡りの種類
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夏鳥
サンコウチョウは5月上旬から6月上旬頃、中国南部やスマトラ半島などから日本の本州以南に渡って来ます。
体の3倍近く伸びた長い尾羽、コバルトブルーのアイリング、独特なさえずりが特徴。エキゾチックな魅力にあふれたサンコウチョウは、バードウォッチャーが「一度は出会いたい鳥」としてあこがれる人気の夏鳥です。
特徴

サンコウチョウのオスは頭と胸が黒く、紫色の光沢をおびています。
コバルトブルーの太いアイリングが目立つユニークな顔と、同じ鮮やかなブルーのくちばしが特徴的。頭には逆毛を立てたような小さな冠羽(鳥の頭に生えている周囲より長い羽毛)があり、翼と背中は、紫色の光沢がある赤茶色です。
全長(くちばしの先から尾羽の先までの大きさ)は45cmほどですが、そのうちの30cm前後は長く伸びた尾羽が占めています。その尾羽をなびかせて優雅に飛び回る姿から、「森の妖精」とも呼ばれます。
一方、メスは全長約18cm。ブルーのアイリングとくちばしはオスと似ていますが、頭から胸の黒い羽毛には光沢がなく、背中と翼、尾は明るい赤茶色をしています。尾羽は小鳥としては長めのプロポーションですが、オスの尾羽のインパクトにはかないません。
繁殖期

サンコウチョウは低地の里山から山地の、スギ林や雑木林などに飛来し、繁殖を行ないます。本州に広く分布しますが、特に沢沿い、谷沿いなどのうす暗い繁った林を好み、明るい所で見られることはあまりありません。
また、サンコウチョウのペアは、スギの皮やコケを使った深いコップ型の巣を作り、協力して子育てを行なうのが特徴です。しかし、ヘビやカラスなどの天敵にヒナや卵が襲われたり、人間に見つかったことで警戒し、巣を放棄してしまったりと、繁殖の成功率は必ずしも高くないようです。

食性
主食は昆虫です。枝から飛び立って飛んでいる虫を捕まえるフライキャッチのほか、枝先の虫などをホバリングで捕まえます。
見つけやすいところにいることは少ないですが、公園などの繁った林の中で「尾が長めでヒヨドリより小さい鳥」がフライキャッチをしていたら、サンコウチョウかもしれません。
撮影に関するポイント
- 撮影のしやすさ
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- オススメの時期
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5月上旬~6月下旬
- オススメのレンズ
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200~600mm
林の奥の方にいることが多いサンコウチョウですが、沢と近くの林を行き来したり、林道沿いに出てきたりするときはチャンスです。特に沢など水場に近い場所は狙い目。さえずりをたよりに探しましょう。

スギ林などでは比較的高い枝の中を移動していることが多いので、斜面の林道など、木の上の高さがなるべく目線に近い場所を探すとよいでしょう。耳をすませて、声が近づくのを待ってみて下さい。
サンコウチョウは枝の混み入った暗い林の中を、ヒラヒラとすばやく飛び回ります。構図を考えて撮影することは難しいですが、ISO感度をあげていつでもシャッターを押せるように準備しておきましょう。枝にとまってくれたらラッキーです。

サンコウチョウの巣の情報を聞くこともあるかもしれませんが、近くに人が集まることでサンコウチョウが巣を放棄してしまいます。大人数で囲まない、長時間滞在しないなど、営巣を妨げないように注意しましょう。
魅力たっぷりの美しい「森の妖精」サンコウチョウ。出会うのも撮影も一筋縄ではいかないだけに、写真に収められた嬉しさは大きいことでしょう。
撮影にオススメのスポット
- 栃木県民の森(栃木県/矢板市)
- 八王子城跡(東京都/八王子市)
- 箕面公園(大阪府/箕面市)
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