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旅と記憶のリフレーム #2 ニセコと欲望の白い粉 3ページ目

毎年どんなに忙しくても年末のこの時期はニセコで仲間たちと過ごす、という営みをもう10年近く続けている。メンバーが少し変わったり、宿が変わったり、というちょっとした変化はあるものの、ここで自分の立ち位置を確認し直す。
それぞれが会社や社会の中でのポジションが変わることもあるし、体力の衰えを感じることもある、もちろん料理の腕前が上がっていることもある。

きっと定点観測のようなものだ。そこに童心に帰ってスキーを楽しむ、という行為が交わることで、普段蓋をしている自分の欲求に関する感覚が研ぎ澄まされていく。
スキー、料理、写真、という自分の好きなものだけを集めた贅沢な時間。
今自分は一番何がやりたいんだっけ?今年は何をしたいかな?どこに行きたいかな?
と思いを巡らしてはそれを叶える方法を積み上げていく。

ここから、この旅からまた新しい1年がスタートするのだ。

今回使用したカメラ・レンズ

SONYα7 IV ILCE-7M4

SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

今回はSONY FE 70-200mm GMIIとα7IVをお借りして雪山に臨んだ。
視界もかすむほどの雪が降る中での望遠撮影、という地獄のような環境においても
AFは縦横無尽に動く被写体にもほぼピントが合い続けるというゲームチェンジングな性能を発揮してくれた。α7RIVと旧70-200 GMを持っているのだが、AFについてはやや弱く白いものが多かったりするシチュエーションついては途端にフォーカスが合わなくなる傾向があった。この新しい組み合わせは全く問題なし。α7RIVと比較してα7IVのトラッキングの精度も向上しているようだ。
普段の風景やポートレートの撮影で70-200mmを使うことはあるが、
AFの速度や性能を求められることはないのでこういった年一回のイベントで
機材をお借りしてテクノロジーの進化の恩恵を受けられるというのは非常にありがたい。

また、360°カメラのInsta360 OneX2、X3、 RS 1-inch 360 Editionも利用した。
動画でのトランジションは事前に動きを決めていないと難しいが、
その点360度カメラであれば後からトランジションの方向をいくらでも調整できるので「とりあえず撮っておき、後から編集でコントロールする」という時間が限られている場合の撮影手法にぴったりだった。

新しい旅のお供と過ごす新しい冬。今年もいい年になりますように。

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この記事を書いた人

-北は利尻・礼文島(北海道)から南は波照間島(沖縄)まで
-アジアから北米、南半球でへリスキー、スペインで牛に追われるまで
-高級宿から寒くて寝れないハードコア野宿まで
-三ツ星レストランからフルコースの自炊まで
-天下の名湯からヒグマに怯えつつ入る野湯まで

と振れ幅のある旅を得意とする(ちょっとだけ)副業フォトグラファー。

旅に出ていない時は主にTwitterに生息しているか、noteで旅の思い出を綴っている。
M型ライカを愛用しつつ、風景や仕事ではSONY機を利用。 最近では「World Cupでドイツに日本が勝ったら・・・」と口が滑ってLeica M11を買う羽目になった41歳厄年。