MENU

SIGMA 50mm F2 DG DN | Contemporary レビュー

この度ご縁があり、SIGMAさんのレンズを3本お借りする機会に恵まれました。

SIGMAさんのレンズを使用するのは初めてなので、まっさらな気持ちでレビューをさせていただきます。

まずは、50mm F2 DG DN | Contemporaryを使用させていただいた感想を、写真と共に綴ります。

F値:2.8、シャッタースピード:1/500、ISO:100
目次

Contemporaryラインとは

SIGMAさんのレンズには、Art、Contemporary、Sportsという3つのプロダクトラインがあります。
Artは、高水準の芸術的表現を可能とする、作家性を生かした写真づくりに適したレンズです。
Contemporaryは、小型化・軽量化と高度な光学性能を同時に叶えることを追求した、旅行からスナップまでの幅広い撮影シーンで力を発揮するレンズです。
Sportsは、スポーツ写真やネイチャーフォトなど、動く被写体や遠方の被写体を捉えるのに最適なレンズです。また、過酷な条件下でも撮影者をサポートする各種機能を備えています。

今回お借りしたレンズは、Contemporaryラインに属します。
作品撮りから旅行、カフェ巡りまで、様々なシーンで使用したい私にぴったりなレンズだと思います。

Iシリーズとは

Iシリーズは、ミラーレスシステムに新たな価値を提案するフルサイズ対応のレンズシリーズです。
光学設計における最新技術を惜しみなく取り入れているのはもちろん、全ての部品を金属素材の削り出しで作るなど、美的感覚と使用感を大切にしながら丁寧に作られています。
Iシリーズのレンズは広角から中望遠まで幅広い焦点域をカバーしており、主に高画質と常用性の両立を目指すシリーズと、コンパクトネスを追求するシリーズの2つに分かれています。

50mm F2 DG DN | Contemporaryは、Iシリーズの中でも前者の、高画質と常用性を重視したレンズです。
Artラインのレンズと比べてコンパクトで軽いにも関わらず、優れた表現力が担保されています。

田舎で過ごす夏の始まり

F値:2.0、シャッタースピード:1/2000、ISO:400

夏の訪れを感じさせる爽やかな朝、中嶋春陽さんと一緒に、このレンズを使って作品撮りをしました。
田舎に暮らすおばあちゃんの家に遊びに来た女性が、自然と触れ合い心癒されるひとときを過ごす、という設定です。
木々の擦れる音や土の匂いを想像しながら、写真を見ていただければ嬉しいです。

F値:2.2、シャッタースピード:1/640、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/1000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2500、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/250、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/4000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/1600、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/4000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/3200、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/8000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2500、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/1000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/2000、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/400、ISO:400 
F値:2.0、シャッタースピード:1/3200、ISO:125
F値:2.0、シャッタースピード:1/1000、ISO:400 
F値:2.0、シャッタースピード:1/400、ISO:125
F値:2.0、シャッタースピード:1/5000、ISO:400
F値:2.0、シャッタースピード:1/200、ISO:125 
F値:2.0、シャッタースピード:1/400、ISO:400 
F値:2.0、シャッタースピード:1/160、ISO:400 

50mm F2 DG DN | Contemporaryを使ってみて

このレンズを使用してまだ2週間ほどですが、既に、自分の身体の一部だと錯覚するような瞬間に何度も巡り合いました。 

想像を遥かに超える使いやすさと描写力に触れ、このレンズに対する愛着がどんどん高まっています。 

デザイン 

このレンズを元々持っているSONYのミラーレス一眼カメラに初めて付けた時、あるべきところに収まっているようだなと、とてもしっくりきたのを覚えています。 

私はカメラを使用する上で、機材の見た目と手触りを割と重視しているのですが、このレンズは程よい光沢と、手に馴染む感覚が心地良いと感じています。 

全て金属で作られているからでしょうか、実際に手に持つと軽い一方で、上品な重厚感を感じさせる見た目が特徴的です。 

軽さ・サイズ 

重めのレンズで被写体に寄って撮ると、シャッターを押した時の振動を手で支えきれずに写真がぶれてしまいがちです。 

今回の撮影中、野菜に寄って撮影する場面ではぶれてしまわないように息を殺してシャッターを切ったのですが、このレンズの掌に収まるサイズと軽さのおかげで、三脚を使わずに野菜の表面の水滴までしっかりと写すことができました。 

とはいえ軽すぎず、確かな重みが安心感を与えてくれるところが気に入っています。 

描写力 

私が普段から使用しているレンズはオートフォーカスが使えないため、いつも手動でピントを合わせています。 

手動の方がピントを合わせやすい時もあるものの、刻々と形を変える木漏れ日など、「今だ!」という瞬間を逃したくない被写体に咄嗟にピントを合わせるのが難しいと感じていました。 

そこで今回のレンズを使用したところ、写したいところに瞬時でピントが合うため、撮影の効率が上がり、普段よりも短時間で撮影を終わらせることができました。 

そして、ピントが合っている部分はキレのある写りである一方で、最後の2枚のような緑の中で撮影したカットでは、開放F2.0の明るいレンズだからこそ叶うとろけるような光と影のボケ感を表現することができ、とても嬉しかったです。 

このレンズが1本あれば基本どのようなシーンにも対応できますし、軽くて持ち運びしやすいので、街歩きや旅行にもおすすめのレンズだと思います。 

今後、このレンズともう少し一緒の時間を重ねてから、薄暗い屋内や夜のスナップ等の少し難しいシーンにも挑戦し、表現の更なる可能性を追求していきたいです。 

モデル:中嶋春陽 (Instagram: @hal_ru

50mm F2 DG DN | Contemporary 製品情報

対応マウントソニーEマウント、Lマウント
焦点距離50mm
開放F値F2.0
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
最短撮影距離45cm
最大撮影倍率1:6.9
フィルター径φ58mm
最大径×長さ・ソニーEマウント:φ70.0mm × 70.0mm
・Lマウント:φ70.0mm × 68.0mm
質量・ソニーEマウント:345g
・Lマウント:350g
付属品マグネット式メタルキャップ(LCF-58-01M)、フード(LH633-01)、フロントキャップ(LCF-58Ⅲ)、リアキャップ(LCR Ⅱ)

高埜志保さんによる写真小説『てのひらの炎』

高埜志保さんによる機材レビュー

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学生の頃に写真活動を始め、独学で撮影技術を獲得。「季節のうつろいや物語性を感じさせる写真」をテーマに数々の作品を制作。元国家公務員で、現在は兼業カメラマンとして活躍中。2022年9〜10月には「恵比寿 gallery HALO」にてAoki Nagisa氏との合同写真展『透光』を開催した。

目次