パンダに会える全国の動物園まとめ!撮影のコツや撮影ルールも解説

日本人にとって親しみがあり、「かわいい」の代名詞ともいえる動物は、パンダではないでしょうか。
白くてずんぐりとした体形に、丸い顔に丸い耳。たれ目に見える黒ぶちの目。写真や動画で見るのも良いですが、動物園で実物を見た時は、ほかの動物には感じないような不思議なかわいらしさに惹きつけられます。
この記事では、そんなパンダを撮影したい方のために、パンダが撮影できる動物園やパンダ撮影のコツを紹介。また、各施設の撮影ルールなども併せて解説しています。
ぜひ本記事を参考に、パンダに会いに出かけてみてください。
目次
パンダが撮影できる動物園3選
現在、日本の動物園でパンダがいるのは、わずか3カ所。貴重なパンダが撮影できる、国内の動物園を紹介します。
上野動物園【東京都】

上野動物園は、1882(明治15)年に開園した、日本で最初の動物園です。1972年には日本で初めてのジャイアントパンダ、カンカンとランランを受け入れました。
現在、上野動物園には5頭のパンダがいます。この5頭のうち母親のシンシンとその双子のシャオシャオとレイレイの観覧には、予約が必要です(2022年8月現在)。抽選サイトから申し込んで当選すると、約2週間後の観覧予約が取れます。
予約なしにパンダを見られるのは、東園にいるシャンシャン、西園にいるリーリーの2頭です。観覧には最大で1時間程度並ぶこともありますが、待っていれば確実にパンダに会えます。
東園にいるシャンシャンはアクリル板越しでの観覧です。列を進みながらの観覧のため、姿を見られるのは長くても数十秒程度。ゆっくり撮影するのは難しいかもしれません。
ほかの観覧者の邪魔にならないように、カメラやレンズの設定は事前に済ませておき、すぐに撮影できるよう準備しておきましょう。

東園では並んでいる通路の途中で、前列と後列に分かれる場所があります。前列はよりパンダを近くから撮影できますが、後列側は人が少なく早く観覧の順番が回ってきます。
以前は後列からのみ写真撮影が可能でしたが、現在は前列からの撮影も許可されています。
なお、シャンシャンは2022年12月に中国に返還される予定です。
リーリーのいる西園には2020年から、「パンダのもり」という施設が開設されました。ここはジャイアントパンダのふるさとである中国の四川省をモデルにした屋外施設です。

パンダのもりは屋外のため、アクリル板に邪魔されず撮影がしやすい場所です。
ただし、季節によってはパンダがいない場合もあります。上野動物園の担当の方にうかがったところ、夏場の暑い時期は、パンダをエアコンの効いた屋内から出さないとのことでした。
そのため、屋外にいる姿を撮影するには、天候や気温がパンダにとって過ごしやすい季節になってからが良さそうです。撮影に訪れる前に、公式SNSなどで公表されている、パンダの様子を確認すると良いでしょう。
作例写真

詳細情報
| スポット名 | 上野動物園 |
|---|---|
| 住所 | 〒110-8711 東京都台東区上野公園 9-83 |
| アクセス | 【電車】JR山手線・京浜東北線「上野駅」より徒歩5分 |
| 営業時間 | 9:30~17:00 |
| 休園日 | 月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日) 年末年始(12月29日~翌年1月1日) |
| 入場料 | 【一般(高校生以上)】600円 【65歳以上】300円 【中学生】200円 【都内在住・在学の中学生】無料 【小学6年生まで】無料 |
| 駐車場 | なし |
| URL | https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/ |
アドベンチャーワールド【和歌山】

和歌山県にあるアドベンチャーワールドは、動物園だけではなく水族館のようなマリンワールドや、遊園地・プレイスポットなどがある、総合レジャー施設です。
そんなアドベンチャーワールドは、日本で最も多くのパンダを飼育している動物園として有名です。現在、日本全国のジャイアントパンダ全13頭のうち、アドベンチャーワールドには7頭が飼育されています。
アドベンチャーワールドは1994年からジャイアントパンダの繁殖・保護の研究を行なってきた歴史ある動物園です。これまでに17頭もの赤ちゃんパンダが誕生し、中国以外では最多の繁殖実績を残してきました。
そんなアドベンチャーワールドでは、下記の2カ所でパンダを撮影できます。
- PANDA LOVE(桜浜・桃浜・結浜・楓浜の4頭が暮らしている)
- ブリーディングセンター(永明・良浜・彩浜の3頭が暮らしている)
いずれも撮影場所として、魅力的。パンダが屋外に出ている場合は、アクリル板に邪魔されずに撮影できます。

開園中は遊具で遊んだり、お昼寝したりする姿が見られますが、特におすすめしたいのは朝一番の時間。昼間は食べたものの消化のために休んだり寝ていたりすることが多いので、動きのあるパンダを撮影したいのであれば、朝一番に訪れてみましょう。
作例写真

詳細情報
| スポット名 | アドベンチャーワールド |
|---|---|
| 住所 | 〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地 |
| アクセス | 【車】紀勢自動車道「南紀白浜I.C」より約10分 紀勢自動車道・阪和自動車道「南紀田辺I.C」より約24分 【電車】JR紀勢本線(きのくに線)・JR阪和線「白浜駅」下車、路線バスで約10分 【飛行機】「南紀白浜空港」降機、路線バスで約5分 |
| 営業時間 | 【営業日】10:00~17:00 【夜間特別営業】10:00~20:00 ※繁忙期は、営業時間を変更する場合があります。ホームページで最新の情報をご確認ください。 |
| 休園日 | 水曜日 他 ※営業時間につきましては、ご入園前に必ずホームページで最新の情報をご確認ください。 |
| 入場料 | 【大人(18歳以上)】4,800円 【セニア(65歳以上)】4,300円 【中人(中学生・高校生)】3,800円 【小人(幼児・小学生)4歳~11歳】2,800円 ※団体やグループ料金他、料金が異なります。詳しくはホームページをご参照ください。 |
| 駐車場 | あり(有料) |
| URL | https://www.aws-s.com/ |
神戸市立王子動物園【兵庫】

神戸市立王子(おおじ)動物園は、1951年に開園、2021年には開園70周年を迎えた動物公園です。
ジャイアントパンダの展示を始めたのは、2000年7月から。日中共同飼育繁殖研究を目的として、オス・メス2頭のパンダの飼育展示を始めました。
現在、王子動物園で飼育しているジャイアントパンダは、旦旦(タンタン)一頭のみ。ただし、タンタンは心臓疾患による体調不良のために、残念ながら2022年3月14日(月)から観覧を中止して、治療に専念しています。
そのため、現在、パンダの撮影はできません。また、2022年12月末にタンタンの返還期日を迎えるので、中国に返還されます。
返還までにタンタンの体調が回復すれば、会えるようになるかもしれません。こまめに公式サイトを確認して、タンタンの状況を確認することをおすすめします。
また、タンタンに会える期待は抱きつつも、タンタンの年齢は2022年9月16日で27歳。人間でいえば70歳代の高齢とのことなので、ゆっくりと回復してほしいですね。
作例写真

詳細情報
| スポット名 | 神戸市立王子動物園 |
|---|---|
| 住所 | 〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町3-1 |
| アクセス | 【電車】神戸線「王子公園駅」下車、徒歩3分 東海道線「灘駅」下車、徒歩5分 阪神本線「岩屋駅」下車、徒歩10分 東海道・山陽新幹線「新神戸駅」下車、タクシーで約10分 【バス】新神戸駅「布引」バス停より「王子動物園前」バス停下車すぐ 【車】阪神高速3号神戸線「摩耶ランプ」より北へ「西灘」交差点を左折10分 阪神高速3号神戸線「生田川ランプ」より北へ「布引」交差点を右折15分 阪神高速5号湾岸線「住吉浜ランプ」より「高羽」交差点右折、「弓木4」交差点を左折15分 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(3月~10月) 9:00~16:30(11月~2月) |
| 休園日 | 毎週水曜日(祝日の場合は開園) 年末12月29日~1月1日 |
| 入場料 | 【大人(高校生以上~64歳)】600円 大人以外・障害者は無料 |
| 駐車場 | あり(有料) |
| URL | http://www.kobe-ojizoo.jp/ |
パンダを撮影する前に意識したいこと

パンダの撮影は、ほかの動物の撮影とは少し異なります。異なる点は2つ。
ひとつは、パンダが日本全国でも希少で貴重な動物であり、中国と共同で飼育や研究している動物でもあるということ。
もうひとつは、動物園の動物のなかでも特に人気が高いということです。
動物園内のルールが頻繁に変わる
パンダは動物園内での飼育方法や観覧ルールなどが、頻繁に変わります。
生き物を扱っている動物園なので、動物の状態を優先して飼育方法やルールが変わるのは当然です。
特にパンダの場合は、中国から借りている個体である(いずれ返還する必要がある)ことや、人気が高くて観覧者が多く集まってしまうため、慎重に細かくルールを設定してパンダへの影響を調整しているようです。
そのため動物園に行く前に、次のような点を確認しておきましょう。
- パンダには会えるのか
- カメラでの撮影は可能なのか
- パンダは屋外に出ることはあるのか
- 禁止事項はあるのか
例えば上野動物園では5頭のパンダがいますが、そのうちの2021年6月23日に生まれた双子(シャオシャオとレイレイ)とその母親であるシャンシャンは、事前に予約しなければ観覧できません。
一方、アドベンチャーワールドでは楓浜(フウヒン)が生まれてすぐは観覧が制限されていましたが、2022年4月より制限が解除されました。
また、撮影ルールも頻繁に変わります。上野動物園では、以前はパンダの撮影ができる場所とできない場所が分かれていたのですが、現在はどこでも撮影可能となりました。
このように、パンダの観覧や撮影に関するルールは、パンダの状況に合わせて柔軟に変わります。動物園に訪れる前に、公式サイトや公式SNSを確認しましょう。
シャッターチャンスは限られている
パンダは、ほかの動物よりもシャッターチャンスは限られています。
パンダは人気の動物なので、多くの人がパンダを目当てに動物園に来園します。
そのため、パンダの観覧には長時間並ぶ必要があったり、パンダに会える時間も限られていたりします。
そのうえ、パンダの周りに人が多いので、撮影しづらいことも…。さらに、ようやくパンダに会えたとしても、背中を向けて寝ていることもしばしば。顔すら見られないことがあるのです。
このように、狙った通りの撮影はなかなかできないため、シャッターチャンスは限られています。「毎回のように良い写真は撮れない」という前提のもとで、観覧者の少ない時間帯を狙うなど、より良い写真が撮れる可能性を上げていきましょう。
パンダの撮影では、できるだけ撮影回数を増やすことが大切です。
パンダの撮影におすすめの機材

ジャイアントパンダを動物園で撮影する場合の、おすすめの機材を紹介します。
カメラ
ジャイアントパンダを動物園で撮影するのにおすすめのカメラは、ミラーレス一眼カメラです。
最近のミラーレス一眼カメラは、ファインダーから見た動物やその瞳を検出して、自動でピントを合わせてくれる動物瞳AF機能が搭載されています(メーカーによって呼称は異なる)。
この機能によってピント合わせをカメラに任せられるため、撮影はそれ以外の部分に集中できます。構図やパンダの表情に集中できるのが良い点。さらにパンダがアクリル板越しに見える時には、写り込みを防ぐことなどに意識を向けて撮影できます。
また、ミラーレス一眼カメラはレンズとの組み合わせで、強力な手ブレ補正機構が作動します。人の多いパンダの周りで三脚を使わなくても手ブレを防いだ撮影ができるでしょう。
さらに最新のミラーレス一眼カメラは、多少暗い環境でもピントを合わせやすくなりました。動物園ではF値が高い(暗い)望遠レンズを使うことが多く、パンダがいるのは暗い屋内であることもしばしば。暗い環境でもピントが合わせやすいミラーレス一眼カメラを使うのがおすすめです。
動物園に持って行きたいおすすめのカメラについては、下記に詳しくまとまっています。
レンズ
レンズは、遠くのパンダを写すために望遠レンズがおすすめです。どの程度焦点距離が必要かは、状況によって異なります。
望遠ズームレンズ
一般的なパンダの撮影には、通常の望遠ズームレンズがおすすめです。通常の望遠ズームレンズとは、ここでは焦点距離70~300mm程度のものをいいます。

上野動物園東園:70mm 
上野動物園東園:300mm
パンダの展示に限らず、一般的な観覧環境では、300mm程度の焦点距離があれば十分な大きさで撮影できます。顔のアップを撮影したいような場合も、300mmもあればかなり大きく写すことが可能です。
また、望遠ズームレンズは、70mm程度の狭すぎない画角で撮影ができるのも良い点。パンダを周囲の景色の中に配置して、構図を意識した撮影ができます。
一本で寄って撮影することも、広い撮影も可能な望遠ズームレンズが重宝します。
超望遠レンズ
観覧者が多い場所でパンダを撮影する場合は、300mmを超える超望遠レンズのほうが、撮影チャンスが増えます。
動物園のパンダはとても人気があるため、パンダの観覧場所周辺には人がたくさんいます。そのため、パンダの近くから撮影できないことも…。超望遠レンズがあれば、観覧場所の後ろの方にいてもパンダを撮影しやすいでしょう。
離れたところからでも撮影できる一方で、超望遠レンズはF値が高い(暗い)モデルがほとんど。超望遠レンズは、屋外の明るい場所で撮影できる場合におすすめです。
PLフィルター
PLフィルターとは、反射光を抑える効果があるフィルターです。PLフィルターをレンズ前面に装着して撮影することで、アクリル板の向こうのパンダを撮影する場合に、アクリル板に反射する余計な写り込みを減らせます。
パンダが屋内にいる場合はアクリル板越しの撮影になるため、PLフィルターが有効です。
PLフィルターの注意点は、レンズに入る光が減って暗くなるため、その分ISO感度を上げる必要がある点。ISOを上げると画質が落ちてしまうことがあるので、可能であればシャッタースピードを落とすなどしてISO値は維持しましょう。
どの程度光量が落ちるかは、PLフィルターごとの「露出倍数」という補正値によって決まります。それを参考にして購入や設定調整をすると良いでしょう。
例えば露出倍数が1である場合は、一段分光量が落ちるということ。シャッタースピードを一段分遅くすれば良い、ということです。
パンダを撮影する際の設定

動物園でパンダを撮影する際の、カメラとレンズのおすすめの設定を紹介します。
AF方式
オートフォーカスのおすすめ設定について紹介します。
AFは「動物の瞳認識AF」に設定
動物の瞳を自動で認識してくれる機能があるカメラは、その機能をONに設定しましょう。
パンダなどの動物を撮影する場合、ピントは目に合わせるのが基本です。「動物の瞳認識AF」機能は、その目にピントを合わせるという作業を、カメラ任せでできます。
撮影者はパンダの表情やタイミング、構図に集中できるので、より意図を反映した写真を撮影可能です。
ただ残念なことに2022年現在、動物の瞳認識機能は犬と猫を対象と明記しているメーカーがほとんどです(例外はSONYだけ)。また、パンダは黒い目元の中に黒い瞳があるので、カメラでは非常に認識しづらい場合があります。
カメラが期待通りに認識してくれない場合、この後解説するAFエリアを設定しましょう。
AFエリア設定は「ワイド」がおすすめ
パンダに動物瞳AFが上手く作動しない場合は、「AFエリア」を設定してピントを合わせる範囲を決めましょう。
AFエリアでは、ピントを合わせる測距点(そっきょてん:被写体を認識してピントを合わせる点)の広さを設定します。
AFエリアを設定する際には、できるだけ小さなAFエリアを使ってみましょう。パンダの手前側に笹などの葉っぱがある場合、エリア指定が広いと葉っぱにピントが合うことが多いためです。
小さなAFエリアを直接パンダの目や顔に当てて、ピントを合わせます。

ただし、AFスポットを小さく設定した場合は注意が必要です。AFスポットの位置が被写体の色にコントラストがある場所(黒と白などの境目のこと)でないと、ピントが合わせにくいためです。
パンダは白や黒一色の面積が大きいため、ピントが合いづらいので、二色の境目にスポットを当てて、ピントを合わせましょう。
撮影距離範囲を制限する
レンズで撮影距離範囲を設定できる場合は、遠くの被写体のみにピントを合わせられる設定をしましょう。
下の写真はCanon(キヤノン)RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMの撮影距離選択ボタンです。
「FULL」と「3m-∞」の選択ができますが、「3m-∞」のほうを選択します。これによって3m未満にあるものにはピントが合わないので、例えばアクリル板越しに撮影する場合にも、アクリル板にピントが合ってしまうことを防げます。
パンダを撮影する際のコツ

動物園でパンダを撮影する場合の、撮影のコツについて紹介します。
撮影は朝夕の時間帯がおすすめ
パンダの撮影は、朝一番や夕方の観覧終了前の時間帯がおすすめです。
パンダはとても人気のある動物なので、観覧者の多い午前中やお昼前後の時間帯には、パンダの周りは混雑します。良いポジションから撮影したい場合は、観覧者が少ない朝の開園直後かお客様が減った夕方の時間を狙いましょう。
また、一般的にパンダは朝夕の方が動きが活発。昼間はゴロンと寝ていることが多いといわれています。もちろん、パンダの個体や年齢によっても異なりますが、朝夕は動きのあるパンダの撮影を楽しめる可能性が高いでしょう。
アクリル板越しの撮影の工夫
動物園のパンダはアクリル板の奥にいることがありますが、アクリル板は光を反射するので、そのまま撮影するとアクリル板に写りこんだものが写真に入ってしまうことがあります。
次のような対策によって、写り込みを減らしましょう。
- 反射や写り込みの影響の少ない場所を探す
- 絞りを開放にする(手元のアクリル板が強くぼけて見えなくなる)
- 広角レンズではなく、望遠レンズを使う
- レンズに撮影距離範囲があれば、近距離にピントを合わないように設定する
- PLフィルターを使う
パンダと共にアクリル板も注視して、写り込みが写真に入らない角度や位置を探って撮影しましょう。

日差しが強すぎない天候だとさらに撮影しやすい
パンダは白い体毛に覆われています。そのため屋外の強い光の中で撮影すると、体毛部分が白飛び(明るすぎるためデータが残らず、ただの白として写ってしまう)が起きてしまう場合があります。
少し曇っている柔らかな光のほうが撮影しやすいので、光の状況を見ながら撮影しましょう。
もし日光が明るすぎる場合は露出を2/3~1段程度下げて撮影します。極端に明るい部分も少し暗く写ってくれるので、白飛びを防げるでしょう。
フラッシュやAF補助光は使わない
パンダに限らずですが、フラッシュを使っての撮影は絶対に避けましょう。自然界にない強い光を当てることは、動物たちにとって大きな負担になります。
フラッシュはOFFにしていても、カメラのAF補助光(暗い場所でもピントを合わせやすくするために出る光)機能を切り忘れていることも…。フラッシュも補助光も必ずOFFにして、撮影しましょう。
シャッターチャンスを待つ
動物園でのパンダの撮影は、簡単ではありません。
長時間並んでようやく観覧できるのに、パンダの前を通り過ぎるほんの数秒しか撮影できないことも…。やっとパンダに会えたのに、そのパンダが背中を向けていたり、岩陰で寝ていたりすることもあります。
下の写真はやっとパンダに会えた瞬間でしたが、屋内のアクリル板のずっと奥のほうで背中を向けて寝ていたもの。ピントを合わせることもできませんでした。

さらにパンダを見に来ている人はとても多いので、ほかの観覧者の邪魔にならないようにしなければいけません。望んだとおりのポジションから撮影できないことがほとんどでしょう。
このように、パンダの撮影はとても難しいので、一回で会心の一枚は撮れないものだと考えて、焦らずに構えましょう。
一日の中で時間帯を変えたり、平日の人が少ない時など条件を変えたりしながら、シャッターチャンスに出会えることを待つと◎。
いつかきっとタイミングが合って、期待通りのパンダ撮影ができるはずです。
シャッターチャンスが来た時に慌てないように、この記事を参考に、カメラの設定は事前に済ませておいてください。ほかの動物などで撮影の練習をしておくのも良いですよ。
まとめ

この記事では、動物園でパンダを撮影する方法について紹介しました。
現在、一般客がパンダに会える動物園は2ヶ所しかありません。そのうえ、パンダは慎重に飼育されており、人気があって観覧者が多いため、撮影の難易度は高めです。
撮影は難しいパンダですが、実際に会うと、不思議と心を惹きつけられます。ピントが合った瞬間には心が沸き立ちますし、撮影した写真を見ていると幸せな気持ちになります。
ぜひこの記事を参考に何度もパンダに会いながらシャッターチャンスを待って、満足のいくパンダ写真を撮影してみてください。
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