ハチクマ

主食はスズメバチ!個性が激しい、奇妙なタカ
- 生息環境
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森(人工林、原生林など)・里山
- 大きさ
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オス約57cm、メス約61cm
- 鳴き声
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ピィ-ヨ、ピヨッ
- 渡りの種類
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夏鳥
ハチクマはトビより一回り小さなタカ科の猛禽類で、夏に日本で子育てを行なう夏鳥です。
ハチクマの特徴は、外見が1羽ずつ異なる点。
お腹が黒っぽい「暗色型」、お腹が白い「淡色型」、茶色の「標準型」に分けられ、個体ごとに色の濃淡が異なります。
オスの瞳は黒(暗褐色)で、メスは金色。アップで撮影すれば、雌雄はすぐに判別できます。
なぜ、これほど個性が激しいのかは分かっていませんが、一羽ずつ観察・撮影するのが楽しい猛禽類です。
ハチクマは里山の山林に巣を作り、山や里山の水田で餌を探します。しかし、ハチクマの縄張りはとても広く、3キロ四方以上あることも…。
そのため、遭遇することが難しいタカです。
生態

ハチクマを観察するなら渡りの時期が最適。ハチクマはサシバに比べて日本に飛来する時期が遅めです(5月中旬頃)。
観察したい場合は、タカの渡りルートでハチクマが来るのを待ちましょう。
タカの渡り速報は「タカの渡り全国ネットワーク」をチェックすると良いでしょう。
ハチクマは春と秋に、決まったルートで渡ります。
ハチクマの渡りルートはサシバと異なり、北九州から中国や韓国を経由して東南アジアに向かうのが特徴。
そのため、九州南部や沖縄県ではハチクマの渡りは観察できません。
多くのハチクマが渡るルートで有名なのは、福岡県福岡市の油山(片江展望台)。
特に秋は日本から中国大陸へ向かうハチクマが一斉に渡るため、運が良ければ1日1,000羽以上のハチクマが通過することもあります。
油山上空を通過する猛禽類はハチクマが大半。油山をはじめ、北九州はハチクマの渡りの玄関口で、数多くのハチクマを撮影できる地域です。

食性
また、ハチクマには「スズメバチを狩る」という、ほかの鳥にはないユニークな特徴があります。
ハチクマの好物はスズメバチなどハチ類の幼虫。日本のスズメバチが育つタイミング(6月頃)に合わせて日本へ渡ってくるとも考えられています。
時には養蜂場に訪れ、捨てられているミツバチの巣を食べることもあるそうです。
撮影に関するポイント
- 撮影のしやすさ
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- オススメの時期
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5月中旬頃・9月中旬~10月上旬頃(天候により前後)
- オススメのレンズ
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600mm以上
ハチクマの渡りを撮影する時は、天候と時間が重要です。
渡るハチクマの撮影は超望遠レンズが必須。最低でも600mm以上のレンズと、丈夫な三脚が必要です。
北九州以外の地域では、サシバなどほかのタカと一緒に渡ります。北九州以外では飛来数が少ないので、北九州以外で撮影する場合は、ハチクマの特徴を知って見分けましょう。

ハチクマは、サシバよりひと回り大きく、「尾羽が扇形」「首が長い」「尾羽に太い2本の横ラインがある(暗色型ではラインが目立たない個体もいます)」のが特徴。
サシバも尾羽に2本のラインがありますが、細くあまり目立ちません。
他のタカの渡りと同じく、ハチクマも「雨の次の日の晴れた日」の「午前中」に多く観察できます。
特に早朝は、前日に近くまで飛来して休んでいたハチクマが森から出てくる時間帯。運が良ければ間近で撮影できるかもしれません。
撮影にオススメのスポット
- 片江展望台(福岡県/福岡市)
- 烏帽子岳園地(長崎県/佐世保市)
- 白樺峠(長野県/松本市)
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