ススキを撮影するコツを解説!見頃や写真のバリエーションも紹介

秋の風物詩・ススキ。
ススキは、コスモスや彼岸花、紅葉と並んで、秋の撮影におすすめの被写体です。
太陽の光を浴びて輝く姿は、主役としても、主題を引き立てる副題としても、活躍します。
そこで、この記事では、ススキを上手に撮影するコツや、ススキを被写体とした際の写真のバリエーションをご紹介。
ぜひ、秋のお出掛けに備えて、チェックしてみてください。
素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
撮影前にチェックしたいこと
撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
撮影マナー
下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。
撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。
さまざまな環境で機材を使用する際の注意
特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。
通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。
防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。
事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。
また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。
結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)
ススキが撮影できる時期
イネ科ススキ属の多年草であるススキ。
毎年、春から新芽が出て、秋になると15cm前後の穂をつけ始めます。
さらに、秋が深まっていくと、白いフワフワの綿毛を付けた種が風によって飛ばされます。
ススキの見頃は、穂が付き揃ったタイミング。陽を浴びて、ススキがキラキラと輝きます。
| 地域 | 例年の見頃時期 |
|---|---|
| 東北 | 9月下旬~10月中旬頃 |
| 関東 | 10月中旬~11月頃 |
| 北陸・甲信越 | 9月下旬~10月中旬頃 |
| 東海 | 10月中旬~11月中旬頃 |
| 近畿 | 10月上旬~11月中旬頃 |
| 中国・四国 | 10月中旬~11月中旬頃 |
| 九州 | 10月中旬~11月中旬頃 |
| 沖縄 | 10月中旬~11月中旬頃 |
地域ごとに例年のススキの見頃は異なります。
また、上の表からもスポットによって見頃は前後するため注意してください。
ススキの写真バリエーション
同じ被写体でも撮り方やシチュエーションを変えれば、印象の異なる写真にすることができます。
さまざまな撮り方を紹介するので参考にしてください。
ススキを前ボケにする

ススキの名所の中には、辺り一面をススキが埋め尽くす場所もあります。
そこで、ただススキの群青を写すのではなく、手前のススキをレンズに近づけて、ススキの前ボケを作ってみましょう。
前ボケの隙間から、奥に広がるススキを写すことで平坦な写真になることを防げます。
背景が綺麗に見えるよう、前ボケを配置したり、ボケを画面に散りばめてみたり、構図の作り方は自由です。
マジックアワーの空と撮る

夕暮れ時は、空の色が青色からオレンジ色へ綺麗にグラデーションする時間帯。
たとえば、ススキと背景をすべてグラデーションした綺麗にすると、秋らしい1枚に仕上がります。
また、ススキが群青と、空をメインに撮影すれば、ドラマチックな演出ができます。
ススキを副題にする

ススキを副題とする前提で、主題となる被写体を探すのもおすすめ。
たとえば、富士山や電車など。色の主張が少ないススキは、ポートレートとも相性抜群です。
被写体の存在感を弱めることなく、世界観を作ることができます。
背景をよくボケさせる

F2.8以下に設定して、背景を思いっきりボカしてみるのも◎。
ススキ一本一本に焦点を当てて、風になびくススキの穂や、日を浴びて輝く美しさを強調します。
背景がとろけるようにボケることで、よりススキを際立たせることが可能です。
ススキを綺麗に撮影するコツ
逆光で撮る

逆光気味で撮ることで、金色に輝くススキを収められます。
後ろから光を入れることで、ススキの輪郭が柔らかくなり、暖かい光に包まれたように写すことが可能です。
逆光で撮る際は、ススキが暗くなりすぎないように、ススキの穂を軸に露光を調整するのがおすすめ。
ゴーストやフレアが入らないように注意が必要ですが、あえて入れて撮ってみるのも◎。
ノスタルジックな雰囲気に仕上げられます。
コントラストを強調させる

淡い色のススキは、逆に濃い色の背景や、副題・主題にしてみるのもおすすめです。
コントラストが強調され、一気にクールな写真に仕上がります。
ススキと夕暮れや、ススキの群青も綺麗ですが、どうしてもふわっとした印象になりがち。
明暗の差を出すことで、メリハリが生まれます。
ススキを撮影するときのカメラの設定と基礎知識
F値
F値を変えることで、ボケ感を変えられます。
被写体以外をどの程度ボカしたいかによって、F値を設定しましょう。
たとえば、前ボケや玉ボケを作りたい場合、F値は2.8以下に設定します。
反対に、被写体を含む全体をはっきりと写したい場合は、F値は8以上など、大きめの数値を設定しましょう。
シャッタースピード
シャッタースピードは、手ブレが発生しない程度に設定しておいて、あとは明るさに応じて変えてください。
具体的には、1/250秒ほどにすると、手ブレを起こしにくくなります。
また、「風でススキが揺れる」「電車と彼岸花を一緒に撮る」など、被写体が動いている場合は、さらにシャッタースピードを速くしてください。
ISO感度
ISO感度は、基本的に100〜200程度がおすすめです。
ISO感度を上げすぎると写真がザラついてしまうため、注意しましょう。
明るさはなるべくF値とシャッタースピードで確保して、それでも難しければISO感度を少しずつ上げるようにしてください。
ススキの撮影におすすめなカメラ機材
・初心者(撮影経験はスマホのみ)→コンデジ・アクションカメラ
・中級者(デジカメを使用したことがある)→一眼カメラ(APS-C機)
・上級者(普段から一眼カメラを使用している)→一眼カメラ(フルサイズ機)
レベルごとにおすすめする機材が異なります。以下でそれぞれの理由と機材の特徴を紹介するので参考にしてください。
初心者向け
初心者におすすめなのは、簡単かつ気軽にカメラを楽しめるコンパクトなコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)やアクションカメラです。
RICOH GRIII
スマホと同等のサイズで、一眼カメラレベルのクオリティ。
■購入する場合は、120,375円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。
「究極のスナップシューター(RICOHの公式ページより)」と呼ばれる人気の高級コンデジ・GR III。
最大の魅力は、コンパクトさと描写力の高さを両立している点です。
スマートフォンよりも良い写真が撮れる理由は、一眼カメラに搭載されているセンサーと同じ大きさのセンサー(23.5mm×15.6mm・APS-Cサイズ)を採用しているため。
それでいて重量は257gと、手のひらにすっぽり収まるほどコンパクト・軽量です。
そのほか風景撮影におすすめなコンデジ
DJI Pocket 2

旅行の思い出をVlog撮影するなら、DJI Pocket 2一択。
■購入する場合は、44,550円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。
写真はもちろん、美しい風景や旅行の思い出を動画として鮮明に残しておきたいなら、アクションカメラが◎。
なかでも、3軸ジンバルを搭載した片手で操作できるDJI Pocket 2なら、初心者でも本格的なVlog動画を簡単に撮影することが可能です。
後から見返してもストレスなく楽しめる、ブレのない綺麗な動画が残せます。
そのほかVlog撮影におすすめなカメラ
初心者~中級者向け
コンデジよりもステップアップしたい中級者におすすめなのは、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した一眼カメラです。
APS-C機の大きな特徴は、コンパクトさ。
スマホやコンデジよりも良い写真が撮れて、なおかつコンパクトなため、本格的にカメラを始める際の入門機としておすすめです。
SONY α6600

ボディ内手ブレ補正搭載した、SONYのAPS-C機最上位モデル。
■購入する場合は、136,939円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。
2019年11月にSONYのAPS-C機ミラーレス最上位モデルとして発売されたα6600。
強力な手ブレ補正や高性能AF、連写性能、大容量バッテーリーなどを備えており、SONYのAPS-C機シリーズであるα6000台シリーズのなかで最もオールラウンドな1台です。
観光客が多いスポットは、三脚が使用できない場合が多々あります。
そういった場面でも、強力な手ブレ補正を搭載したカメラなら安心して撮影に挑めるでしょう。
そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(APS-C)
上級者向け
APS-C機では物足りなくなり、さらに写真のクオリティを求めたい上級者の方は、フルサイズの一眼カメラがおすすめ。
なかでも、ミラーレスはフルサイズでもコンパクトなカメラが多いため、移動が多くなりがちな旅先などでの風景撮影に最適です。
EOS R5

絶景を見た通りの美しさでとらえる、高画素機。
■購入する場合は、445,000円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。
2020年7月に発売されたCanon EOS R5。
特徴は、4500万を誇る高画素と、AFスピード0.05秒の高い機動性です。
高画素機ならではの、細部までの精細な描写を味わってみたい方におすすめ。
肉眼でみた美しい景色を、そのまま写真として収めることが叶います。
また、AF被写体検出の強化もされているため、美しい風景の中に現れる、野生動物などの撮影にもチャレンジできます。
そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(フルサイズ)
まとめ
ススキを上手に撮影するコツや、写真のバリエーションを紹介しました。
ススキは、ひまわりや紅葉など、四季折々の鮮やかな草花と比較すると、目立たない被写体です。
しかし、ススキの群青が太陽の光を浴びて金色に輝く様は、一見の価値あり。
また、ポートレートや電車など、主題を一段と引き立てる力がある副題としても優秀です。
ぜひ、今年の秋はススキの撮影に挑戦してみてください。
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