髙橋頌の欧州バレー挑戦記 SEASON2【EP5:シーズン開幕!リーグ初戦は3-1で勝利!】
GOOPASS SPORTS MAGAZINEをご覧の皆さん、こんにちは!
ポーランドリーグ・KS Norwid Częstochowaに所属するバレーボール選手・髙橋頌(たかはししょう)です。
前回の記事では、シーズン前のフレンドリーマッチでポーランドの名門Skraとの試合で勝利したり、トーナメントで優勝したりと、クラブとしてはとても良い雰囲気でした。
そして、今回の記事ではようやくリーグ開幕!
ということで…
その9月24日に行われたホームゲームのリーグ初戦をメインに、自分の心境などを書いていこうと思います!
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目次
リーグ初戦 vs MKST Astra Nowa Sól

Astra Mowa Sólについて
まず初めに、今回対戦したAstra Mowa Sólは昨シーズンまでポーランド3部リーグに所属していたチームです。今シーズンから2部リーグに昇格しました。
今シーズンは外国籍選手(ベラルーシ代表のミドルブロッカー)などを起用したり、Plus liga(ポーランド1部リーグ)でプレーしていた選手を今シーズン獲得したり(数名いるため省略させていただきます)、これから2部リーグの中で番狂わせをするのではないのか、と予想されている侮れないクラブです。
試合結果

セットカウント3-1 (18-25, 25-18, 25-20, 27-25)で勝利しました。
この結果だけを見ると、1セット目を18-25で取られたり、4セット目は27-25でギリギリセットを取ったりと、波があったように思えます。
昨シーズンまでポーランド3部ということですが、さすがバレーボール大国、3部上がりのクラブだったとしてもすべてのプレーのレベルが高く感じます。(もちろん今シーズン、このクラブはポーランド1部のPlus ligaでプレーしていた選手が在籍していた事も要因としてはあるかと思います)
個人的な体感としては、このAstra Mowa Sólが日本のV2リーグで戦ったら上位に食い込み良いところ(上位3位以内、入替戦狙える)までいけるかな、といった感じのクラブです。
1セット目からのチーム状況だったり、その時の心境を書いていこうかと思います。まずは目の前のことに全力で楽しんでいきたいと思います。
1セット目 18-25 (セットカウント0-1)

1セット目は18-25でセットを取られました。
リーグ初戦という事で自チームの選手が皆力が入りすぎて、動きが固くなっていたのだと思います。
今までシーズン前の練習試合で良い流れで来ているからこそ、必ず初戦は勝たないといけない、というプレッシャーからいつも通りいかないプレーや、連携が上手くいかなかった場面が見られました。
点差を見て分かるように、1セット目は相手チームがすべてのプレーで上回っていたと思います。
自チームがサーブを攻めても、大体Aパスで返球される。
逆に相手はミスを気にせずサーブを思いっきり攻めてきて、そこからサーブ&ブロックで切り返されて点数を取られたりと、最後まで相手に上手く逃げ切られた印象です。
1セット目の初めから、自分達の良い部分であるサイドアウト(レセプションからの切り返し)もあまり発揮出来ず、レセプションが(Cパス寄りの)Bパスになってしまうことがあり、セッターからミドルへのセットも上手く噛み合わず、サイドまたはオポジットに上げるしか無く、そこで相手ブロックにシャットされるという場面がありました。
この1セット目終了時に、チーム内で話していた内容として、まずは焦らず一点一点を自分達で取っていこう、ブロックも焦って少しタイミングが早くなっているし、サーブで崩してもハイセットから決められている場面もあるから、しっかり相手を見て待ってからブロックにいこう。
1セット目では焦っていることからの自分達のプレーが思うように出来ない場面が多々ありました。
まずは落ち着いてプレーしていく、そうすれば自分達のいつも通りのプレーが出来る。
そして楽にセットを取っていける、それはコートの皆が気が付いていました。
そうして2セット目を迎えます。
2セット目 25-18 (セットカウント1-1)

落ち着きも取り戻し、いつも通りの自分達のパフォーマンスを発揮できた印象です。
2セット目中盤では、点差を開いてリードする場面が見られました。
2セット目を余裕があって取れた要因としては、サーブで相手にプレッシャーをかけれたこと。
連続でサービスエースを取れた場面もあり、そして自チームの強みであるサイドアウトで、Aパスから点数を取れたりと普段通りのプレーが戻ってきた感じです。
3セット目 25-20(セットカウント2-1)

この試合前にビデオを見て、相手の対策をしてきましたが、これまでの2セットを通して、大体の相手の得意なパターンなどを掴めて、ここからは常に自分達の流れでセットを取っていけました。
この3セット目では、相手はサーブ攻めれるような状況ではなく、常に自分達がリードしていて、相手が油断したら少しでも引き離していける、そういった状況でした。
なぜ3セット目は常に優勢な状況に持ち込む事が出来たのかというと、安定したサイドアウトを取ることが出来た印象と、2セット目と同じく自チームが普段通りのサーブで攻めていくことが出来て、相手に隙を与えずにセット終盤まで持ち込めたように思えます。
ただヘッドコーチであるPiotrも言っていたのですが、この試合自チームのサーブミスが多い(記憶が曖昧ですが18点?くらいだったような気がします)。ただそれで消極的になってサーブを攻めれなくなっても自チームの強みもなくなる。
だから攻めるべき時は攻めてもいい。だけどここぞという場面であったり、ここはミスを避ける場面にミスが目立ったのが良くないポイント。
と試合後に言っていたのですが、確かにその通りだと思っています。
1セット目から、ここもう1点取って流れを掴みたい、そういった場面で攻めて点数を取りに行くor入れていってブロックから切り返しで点数を取る事も狙う、そういった意図もなく簡単に点数を与えてしまうことがあったので、それが今回の試合を自分達で苦しくしてしまった原因の一つでもあるかと思います。
この3セット目でもそうした簡単なサーブミスの場面もありましたが、点差もありながら25-20で勝利しました。
4セット目 27-25 (セットカウント3-1)

この4セット目は、今後の自分達の課題点というものもありながら、良い場面もたくさんあったセットです。
まず点差を見る限りギリギリ勝ったのかなと思うかもしれませんが、このセットは終盤相手がリードして、マッチポイントまでいってからそこから自分達が逆転した、そのようなセットでした。
まずこのセットの課題点として、連続ポイントを取れそうな場面で、サーブミスをしそこから連続失点を許してしまう。
このセット、レセプションは全体的に返球率も高く、相手サーブからスパイクでシャットを食らう事もなかったように思えます。
ただ相手ブロックに上手く引っ掛けられて、そこから自チームのブロック&ディグの関係性(ストレートorクロス締めるのか、開けるのか、など)が曖昧な部分があり、相手スパイクに決められてしまう場面がありました。
ただ、これはポジティブに考えるべきだと思っていて、普段自分達のブロック&ディグから切り返しから点数を取ることは強みのポイントでもあると思います。
今回の試合では、ビデオを見て相手の対策をした上で「基本的にストレートを開ける」という決まり事に固執してしまったように感じています。
もちろん決まり事として「相手はこういった傾向があるから、基本的にこうやって対策していこう」というチーム内での話し合いは大事だと思います。
ただ、それでも普段と変わらずその時々での試合の流れを読み取って、臨機応変に一点一点相手に駆け引きしていくことで、ブロックとディグの関係性をもっと上手く噛み合わせていけると感じています。
そして4セット目終盤では、相手がマッチポイントを取ったところからサーブで崩し、ブロックとディグで切り返して点数をもぎ取り、27-25で勝利しました。
その瞬間の動画がクラブのInstagramでもあります。
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まとめ

リーグ初戦、必ず勝たなければいけない試合、ということでチームとしても自分自身としても、動きが固くなってしまい普段通りの動きが出来なかった場面が見られました。
ただ、4セット目の厳しい状況を勝ち切った事と、1セット目の自分達の悪い流れを断ち切って2セット目から切り替えてプレー出来たのは良い点かと思います。
ここからリーグで連勝を重ねていけるよう進んでいきます!
すべてはヨーロッパでトップを目指すために。
では、またお会いしましょう!
最近覚えたポーランド語
・kocham Cię (コハン チェ※) …愛してる
英語の 『I love you 』という意味に当たる言葉ですね。
この言葉を使う時は無いですが、チームメイトにこの言葉を覚えさせられました。笑
※読み方は独学なので参考までに
髙橋頌さんが使用しているカメラ

FUJIFILM X100F
以前使用していたのもX100Vだったのですが、このX100シリーズはカメラがそこまで詳しく無くても、簡単に綺麗な写真が撮影出来るので楽しいです!
GoPro HERO8
個人的にもGOPRO HERO8 は2年間くらい使っていて、YouTubeの撮影や練習中に頭に付けて撮影したりもしていました。 このHERO8 があれば動画の撮影には困らないのでかなり重宝しています!
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