MENU

センチメンタルなひとり旅 #7 3ページ目

普段と何ら変わらない日常でも、それを旅先で過ごすことで非日常になる。
そのことは、カメラを持って出かけることによく似ている気がする。
いつもの日常や見慣れた風景が、カメラを持つことによって少し違ったものになる。
少しの小さな変化が起こるだけで、新たな楽しみとなる。

写真を撮り始めた高校生の頃、毎日カメラを首から下げて過ごしていた。
どこか特別な場所に行くわけでもないのに、いつでもカメラを持っていた。
それは退屈だった高校生活が、カメラがあることで私の眼には特別なものかのように写ったからだった。
荒木夫妻の生活も、写真があることでより素敵なものになっていたのだろう、と想像する。

写真を始めたての純粋で新鮮な気持ちを思い出すことができた、そんな1日だった。

著者紹介:髙木 美佑(たかき・みゆ)

1991年生まれ、東京都在住。 日本大学芸術学部写真学科卒業。セルフポートレートや 自己の体験を中心に作品制作を行う。
2020年12月に初の作品集『きっと誰も好きじゃない。』を刊行。

■WEB:https://www.takakimiyu.com/

■Instagram:@miyu.takaki

■Twitter:@2h35m

すべてのエピソードを読む

あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #1 はじめまして、写真家の髙木美佑(たかきみゆ)と申します。この度はMARSH編集部さんからフォトコラム連載のお話をいただき、こうしてご挨拶をさせていただいております...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #2 2021年12月末、新しい年に向け目まぐるしく時間が過ぎていく。 私はまた写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #3 今回はもしかすると、番外編、となるのかもしれない。 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #4 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #5 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #6 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #7 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #8 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #9 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
あわせて読みたい
センチメンタルなひとり旅 #10 写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画。(この...
1 2 3
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1991年生まれ、東京都在住。 日本大学芸術学部写真学科卒業。セルフポートレートや 自己の体験を中心に作品制作を行う。

2020年12月に初の作品集『きっと誰も好きじゃない。』を刊行。