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カメラ・シーン~Scenes through camera lenses~【1】ライカCL x 小岩 2ページ目

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ライカCL。このカメラが発売されたとき一定年齢以上の方は「ん?どこかで聞いたことあるな」…そう思われたはず。
1973年発売のライツミノルタCLというフィルム時代の名機がありました。
西ドイツにあったエルンスト・ライツ社と日本のミノルタカメラの提携から生まれたコンパクトなレンジファインダー機で製造は日本。
海外ではWネームではなく「ライカCL」として発売されました。
ライカM5同様、フィルム面の直前にCdS受光素子付きのアームがセットされ、露光直前にアームを退避させるトリッキーなメカニズムを採用したぶんシャッターのタイミングが従来のライカより遅れると言われましたが、TTLメーターの入ったコンパクトライカは日常使いやすいスナップカメラでした。
レンズ交換やパララックス自動補正のブライトフレーム、二重像合致式連動距離計といったM型の美点も不完全ながら継承していました。

CLの名称はコンパクトなライカが由来と言われますが、さて現代のデジタルカメラとして登場したこの新しいCLも2400万画素のAPS-Cイメージセンサーを搭載し4K動画も撮影可能なレンズ交換式カメラとしては十分にコンパクト。メーカーもシンプルさと身近さをアピールしています。
ボディサイズは131×78×45 mm、353g。
マウントやファインダー部の出っ張りがあるので奥行きは45mmとなりますがボディ自体を握った感覚はライカ特有の美しい両端カーブのフォルムと相まって手に収まりのいいサイズ感です。
横幅はM6より7mm短くこの数mmの差が結果的にかなりのコンパクト感を演出します。

レンズの着脱指標の赤とLeicaの赤バッジに合わせストラップは赤いヨセミテストラップをコーディネートしてみました

手触りよき細かなシボの擬革とライカ伝統のボディ両端のカーブが手になじみます。Leicaと立体的に刻まれた赤バッジはおなじみ!

236万ドット(1024×768ドット)の視認性のよい電子ビューファインダーの出っ張りはデザイン上のアクセントにもなっています

ファインダーはアスペクト比4:3で倍率0.74倍、アイポイント20mm、視度調整範囲±4。アイセンサー付きで液晶モニターとの自動切り換え可能

直線と円の絶妙な組み合わせ。カメラのハイブランドはエレガントでありクラシックであり、それでいてモダンです

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この記事を書いた人

1962年11月生まれ。東京写真専門学校(現:東京ビジュアルアーツ)中退。フリーランスのフォトグラファー兼編集者として、これまで『夕刊フジ』をはじめ数々のメディア制作に携わった経験を持つ。現在は撮影の仕事とともに、ヤフーをはじめメディアのニュース記事制作を手掛けている。