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青山裕企インタビュー【写真家17歳、2度目の思春期。〜後編〜】 5ページ目

20歳(2025年/47歳)…未だ見ぬ第4の作品を制作予定。

 ー写真家人生における、これからの展望・目標を教えてください。

青山:写真家人生20歳・2025年にソラリーマンの大規模な写真展開催・写真集発売はやろうと決めていますが、その頃までに『ソラリーマン』の新作シリーズが完成している予定です。今はまだ模索中ですけど。その先どうなるかっていうのは、今日の現時点で何も見えてないんです。見えてないんですけど、多分生まれていくと思います。写真展などでまとめたり話したりすると、自分の中でも整理できたりとか、次の展開が浮かんだりするんですよね。『ソラリーマン』『SCHOOLGIRL COMPLEX』『少女礼讃』に続く、第4の作品を発表したいとは思っているんですが。

 ー4作目が!楽しみにしております。また、『ソラリーマン』と『SCHOOLGIRL COMPLEX』に関しては、今後も新シリーズが期待できますね。『少女礼讃』は、今後も撮影を継続されるのでしょうか…?

青山:『少女礼讃』に関しては、最初から決めてたことがあって、“少女”が「もう撮られたくない」となったら終わりなんです。僕から「“少女”に見えないから終わり」にするつもりは全くありません。現時点で、結構大人に見えていると思うんです。もし、撮られたいと思ってくれるなら、数年間撮らない時期があったとしても、何年後であっても、撮り続けたいと思います。

 ーなるほど。『ソラリーマン』『SCHOOLGIRL COMPLEX』『少女礼讃』に続く4作目の方向性は、何となく決まっているのでしょうか?

青山:今回の写真展『青山裕企の写真思春紀』で、『青春憧憬』という新作を出したので、それがどうなるか次第ではありますけど。ちょっと分からないですね。第4の作品は全然違うものになる気がします。ポートレートじゃなくなる可能性もあるかもしれません。「フェチの人」「ソラリーマンの人」みたいなイメージを、どんどん自分で壊していきたいですね。方向性は分からないです。今は、模索・迷走していますね(笑)

 ー迷走(笑)それこそ思春期ですね。

青山:そうですね、そういった意味では、ずっと思春期なのかもしれないです(笑)

ー最後に、今回の展示にこれから来場される方・来場された方に対してメッセージをお願いします。

青山:17年・17歳って半端な周年ですけど、自分の中で思春期という意味では、17年っていうのは良い括りかなと思っています。で、私の写真を全く知らない人でも、薄く知ってる人でも、例えばソラリーマンだけは知ってるという人でも、誰が見ても楽しめる展示になっているかと思います。あと、これまでに刊行した100冊の著書をすべて閲覧できるので、見飽きることはないと思います。最終的には僕の生きざまがにじみ出る、漏れ出ちゃってる感じなので、自由に感じていただけると嬉しいです。

 ーありがとうございました!

青山裕企プロフィール

青山 裕企(あおやま ゆうき)

Mr.Portrait / 写真家 

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ペンギンとショートヘアと猫をこよなく愛する“究極の晴れ男”
フェティッシュ(偏愛)だけどイノセント(純真)な作風で、
制服やコンプレックスを魅力的に撮影するミスター・ポートレイト

1978年、愛知県名古屋市生まれ。
2002年、自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で写真の道で生きることを決意。
2005年、筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、上京して写真家として独立。
2007年、キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。
ギャラリー・出版レーベル・オンラインコミュニティを運営。現在、東京都在住。

『ソラリーマン』『SCHOOLGIRL COMPLEX』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親・少女像などを反映させた作品を制作。

2009年より写真集などの著書を刊行、現在100冊を突破(翻訳版も多数)。台湾・香港・中国・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。

『schoolgirl complex』は、2013年に映画化、写真集は累計10万部以上のベストセラーとなる。

吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。広告・企業・雑誌のグラビア・書籍の装丁・CD・アーティスト写真など、ポートレート撮影を中心に活動。撮るだけでなく、書く仕事(エッセイ・写真実用書)、教える仕事(講演・ワークショップ・講師)なども行う。TV・ラジオなど、メディア出演多数。

お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて25年、上京・独立してから18年目。自分なりの戦略で、写真業界を“ファーストペンギン”を目指して泳ぎ続けている。

写真展「青山裕企の写真思春紀」開催概要

会期:2022年9月30日(金)〜10月12日(水)
開廊時間:11:00〜20:00
休廊日:なし
入場料:無料
会場:渋谷ヒカリエ 8/CUBE
住所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
※青山氏の在廊情報はTwitter(https://twitter.com/yukiao)にて、随時更新予定

▼写真展の概要はコチラ

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この記事を書いた人

「こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASS」を展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『MARSH』の編集長として、企画・ディレクション・記事制作などを担当する一方で、フォトグラファーとしても活躍中。バスケットボール・ラッパー・プロバレーボール選手・フィットネストレーナーなど、スポーツ・ストリートシーンを中心に、スナップ・ポートレートなど幅広い撮影シーンを手がける。愛機はCanon EOS R6 MarkⅡと、FUJIFILM X100V。