コスモスを撮影するコツを解説!見頃や写真のバリエーションも紹介

  • 2023.08.28
  • 2024.10.04
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秋の花と聞いて、コスモスを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

コスモスの名所と呼ばれる場所は日本全国にたくさんあり、見ごろの時期にはイベントも開催されて、多くの人が訪れます。

みなさんの中にも、「秋はコスモスを見に行こう」「綺麗なコスモスを撮影してみよう」と考えている方もいるでしょう。

とはいえ、コスモスを美しく撮影するポイントをご存じでしょうか。

何も考えずに撮影すると、コスモスの可愛さや柔らかさを表現できません。

そこでこの記事では、コスモスを美しく撮影するコツや、撮影のバリエーションについて紹介します。

「コスモスをきれいに撮るコツが知りたい」「コスモスを見に出かけたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。

※記事内容は2023年8月24日時点の情報に基づきます。

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撮影前にチェックしたいこと

撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。

撮影マナー

下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。

撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。

さまざまな環境で機材を使用する際の注意

特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。

通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。

防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。

事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。

また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。

結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式

コスモスが撮影できる時期

引用:写真AC

コスモスの開花時期は6〜11月です。

秋に咲くイメージのコスモスですが、

  • 夏咲き:7〜8月頃に咲く
  • 秋咲き:10〜11月に咲く
  • 夏咲きと秋咲きの間:9月に咲く

といったように、地域や品種によって開花時期に差があります。

とはいえ、「コスモス畑」として人気を集めている場所では、9〜11月に見ごろを迎えるのが一般的です。

また、コスモスの和名は「秋桜」といいます。

秋に見ごろを迎えることと、花の形が桜に似ていることが名前の由来です。

そのため、やはり秋に咲くコスモスを撮影したいところ。

地方別に見ると、コスモスの見ごろ時期は以下の通りです。

地方名コスモスの見ごろ時期
北海道8月中旬〜9月下旬
東北8月下旬〜10月下旬
関東9月上旬〜11月上旬
甲信越9月下旬〜10月中旬
北陸9月中旬〜10月中旬
東海9月中旬〜11月中旬
近畿9月下旬〜11月中旬
中国9月下旬〜10月下旬
四国9月下旬〜11月上旬
九州10月上旬〜11月上旬
沖縄1月〜3月

上の表は、あくまでおおまかな見ごろ時期です。

場所や周辺環境だけでなく、その年の気候によって開花時期は異なるので、撮影に訪れる際は、訪れようとしている場所の開花情報を事前にチェックしてください。

なお、沖縄は気候が温暖なので、冬の時期にあたる1月〜3月にコスモスの見ごろを迎えます。

コスモスの写真 バリエーション

ここからは、コスモスの写真のバリエーションを7つ紹介します。

切り取り方を変えれば、同じコスモスでも全く異なる雰囲気の写真に仕上がるので、ぜひ参考にしてください。

1.一面に広がるコスモス畑を撮る

 
 
 
 
 
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まずは一面に広がるコスモス畑を撮ってみましょう。

ただ撮るだけでは味気ない写真になってしまうので、次の2つのポイントを意識してください。

1つ目は、画面手前3分の1の位置にあるコスモスにピントを合わせることです。

これによって遠近感が生まれ、奥行きを感じられる写真になります。

2つ目は、コスモス畑と空の割合を意識することです。

「コスモス畑:空=◯:×」と決めるのではなく、コスモス畑の割合を多くした構図と、空の割合を多くした構図の2種類を撮影してみましょう。

2種類撮ることで、後から好きな方を選ぶことができます。

慣れてきたら広角レンズを使って、よりスケール感のある写真を撮ってみるのもおすすめです。

2.秋晴れの空を背景にする

引用:写真AC

コスモス畑の写真を撮ったら、次はコスモスの高さまで目線を下げて、青空を背景とした写真を撮ってみましょう。

ピンクや黄色、白など、さまざまな色があるコスモスは、青空との相性が抜群。

見ると楽しい気分になるような、爽やかな写真が撮れます。

撮影のポイントは、露出をやや明るめに設定すること。

これにより写真に柔らかさが生まれ、秋晴れの暖かさを感じられる1枚となります。

また、空の青色を鮮明に出すために、順光で撮るのもポイントです。

3.ボケを活用する

引用:写真AC

前後のボケを活かすことで、ふんわりと柔らかい印象の写真に仕上がります。

ボケを出すには、カメラのF値を開放(小さく)しましょう。

また、主役とするコスモスの手前に、別のコスモスを配置することで、ピンク色などコスモスのカラーの前ボケを作ることができます。

焦点距離が長い中望遠レンズや望遠レンズを使うと、より柔らかなボケを表現できるので、慣れてきたらチャレンジしてみてください。

4.花びらの裏から撮る

引用:写真AC

花びらの裏から撮影してみるのもおすすめです。

ポイントは、太陽が直接写らないようにすること。

カメラの角度を調整したり、作例のようにコスモスと太陽を重ねて撮るなどしてください。

太陽光が入ると、明るい部分と暗い部分の差が大きくなってしまい、白とびや黒潰れが起きやすくなります。

一方で、太陽光が入らないようにすると、コスモスや背景、青空などを色鮮やかに表現することが可能です。

また、レンズの先端にフードを付けることで、写真全体に白っぽいモヤがかかる「フレア」という現象を抑え、より鮮明な写真を撮ることができます。

5.真上から撮影する

引用:写真AC

真上から撮影するのも定番です。

ポイントは、背景をしっかりとボカすこと。

コスモスがよりはっきりと写り、見る人を引き込むような1枚に仕上がります。

作例のように背景に他のコスモスが写らないようにすることで、主役のコスモスがより引き立つのもポイントです。

また、マクロレンズを使って、画面からはみ出すほどにクロースアップするのもおすすめ。

迫力が生まれると同時に、コスモスの造形美を楽しめる写真に仕上がります。

6.シルエットを撮る

引用:写真AC

夕日を背景としたシルエット写真も狙いたいところです。

太陽が高いと眩しくなりすぎてしまうので、肉眼で見られるまで低い位置にきたタイミングがベスト。

ピントはコスモスに合わせますが、白とびを防ぐために、露出は空の一番明るい部分に合わせます。

また、夕日のオレンジを強調したい場合は、ホワイトバランスを「曇天」や「晴天日陰」に設定しましょう。

7.あえてコスモスを脇役にする

引用:写真AC

「花を添える」という言葉があるように、あえてコスモスを脇役にする方法もおすすめです。

あえて脇役にすることで、コスモスの美しさをより鮮明に表現できます。

メインの被写体はさまざまですが、ポートレート写真は撮りたいところ。

作例のように電車をメインにしたり、風車などの建物を主役に据えるのもいいでしょう。

コスモスを綺麗に撮影するコツ

引用:写真AC

コスモスを撮影する際のコツは以下の通りです。

  • コスモスと同じ目線で撮影する
  • 逆光を活かす
  • 高さや色が違う群落でポイントを作る
  • ソフトフィルターを使う

それぞれ詳しく解説します。

1.コスモスと同じ目線で撮影する

どの構図で撮影する場合も、基本的にコスモスの高さまで目線を下げて撮影しましょう。

立ったまま撮影すると、生い茂ったコスモスの茎や葉が写り込んで、ゴチャゴチャした写真になってしまいます。

また、地面も写り込んでしまい、一気に現実感のある残念な写真に。

一方で、コスモスの目線になることで、コスモスの可愛さやふんわりとした雰囲気を表現しやすくなります。

コスモスだけを撮影するときも、コスモスを脇役に添えて撮影するときも、必ずコスモスの目線を意識してください。

立って撮影するよりも、コスモスの良さを引き出せますよ。

2.逆光を活かす

コスモス畑を撮影するときは、逆光を活かすのがポイントです。

順光で撮ると光がベタっとして、平面的な写真になってしまいます。

逆光であれば、透過光によって花が透けて見えるので、立体感を表現することが可能。

また、逆光で輝いている部分を背景にすると、より美しいボケを出すことができます。

もし時間帯によって逆光でない場合は、周囲の景色を入れて変化をつけましょう。

また、コスモスをクロースアップして撮影する場合は、順光、逆光、それぞれに良さがあるので、どちらもチャレンジしてみてください。

3.高さや色が違う群落でポイントを作る

コスモス畑の中から主役となるコスモスを見つけるのに困ったら、高さや色が違う群落を狙いましょう。

周囲との違いを出すことで、見せたいポイントを作ることができ、写真にメリハリが生まれます。

コスモスの目線を意識すると、主役となる群落を見つけやすくなりますよ。

4.ソフトフィルターを使う

ソフトフィルターとは、レンズの先端に付けるフィルターの一種です。

取り付けて撮影すると写真全体に薄い霧がかかったようになり、優しく柔らかい印象に仕上げることができます。

コスモス撮影においても、ソフトフィルターを付けることで、コスモスが持つ可愛らしいをより引き出すことが可能。

露出補正を高めに設定することで、さらに優しい雰囲気を出すことができます。

あまり高価なアイテムではありません。

コスモスのような可愛らしい花を撮影する際は、1つ持っておくと重宝しますよ。

コスモスを撮影するときのカメラの設定と基礎知識

引用:写真AC

最後に、コスモスを撮影する際のカメラ設定を紹介します。

F値

F値を調整することで、ボケを出すことができます。

具体的には以下の通りです。

  • F値を小さくする:被写体の前後がボケが出る
  • F値を大きくする:ピントの合う範囲が広がり、全体がはっきり見えるようになる

コスモスの撮影では、F値を小さくしてボケを出すと◎。

具体的には、F値を2.8〜5.6に設定するのがおすすめです。

シャッタースピード

シャッタースピードは、手ブレを起こしにくいといわれている1/250秒を基準に、明るさに応じて設定しましょう。

風でコスモスが揺れている場合は、1/3000秒や1/4000秒など、速めのシャッタースピードに設定してください。

ISO感度

ISO感度は、日中の撮影では基本的に100〜200に設定するのがおすすめです。

日没前後など暗いシーンの際は、まずシャッタースピードを下げてから、ISO感度も徐々に下げて明るさを調整してください。

ISO感度を上げるほど写真がザラついてしまうので、上げすぎには注意。

そのため、明るさの調整が必要であればF値とシャッタースピードで調整しましょう。

F値とシャッタースピードではどうしても明るさを確保できない場合だけ、ISO感度を上げるようにしてください。

コスモスの撮影におすすめなカメラ機材

 ・初心者(撮影経験はスマホのみ)→コンデジ・アクションカメラ
 ・中級者(デジカメを使用したことがある)→一眼カメラ(APS-C機)
 ・上級者(普段から一眼カメラを使用している)→一眼カメラ(フルサイズ機)

レベルごとにおすすめする機材が異なります。以下でそれぞれの理由と機材の特徴を紹介するので参考にしてください。

初心者向け

初心者におすすめなのは、簡単かつ気軽にカメラを楽しめるコンパクトなコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)やアクションカメラです。

RICOH GRIII

スマホと同等のサイズで、一眼カメラレベルのクオリティ。

■購入する場合は、120,375円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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「究極のスナップシューター(RICOHの公式ページより)」と呼ばれる人気の高級コンデジ・GR III。

最大の魅力は、コンパクトさと描写力の高さを両立している点です。

スマートフォンよりも良い写真が撮れる理由は、一眼カメラに搭載されているセンサーと同じ大きさのセンサー(23.5mm×15.6mm・APS-Cサイズ)を採用しているため。

それでいて重量は257gと、手のひらにすっぽり収まるほどコンパクト・軽量です。

そのほか風景撮影におすすめなコンデジ

DJI Pocket 2

旅行の思い出をVlog撮影するなら、DJI Pocket 2一択。

>>DJI Pocket2のレビュー記事はこちら

■購入する場合は、44,550円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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写真はもちろん、美しい風景や旅行の思い出を動画として鮮明に残しておきたいなら、アクションカメラが◎。

なかでも、3軸ジンバルを搭載した片手で操作できるDJI Pocket 2なら、初心者でも本格的なVlog動画を簡単に撮影することが可能です。

後から見返してもストレスなく楽しめる、ブレのない綺麗な動画が残せます。

そのほかVlog撮影におすすめなカメラ

初心者~中級者向け

コンデジよりもステップアップしたい中級者におすすめなのは、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した一眼カメラです。

APS-C機の大きな特徴は、コンパクトさ。

スマホやコンデジよりも良い写真が撮れて、なおかつコンパクトなため、本格的にカメラを始める際の入門機としておすすめです。

SONY α6600

ボディ内手ブレ補正搭載した、SONYのAPS-C機最上位モデル。

>>α6600のレビュー記事はこちら

■購入する場合は、136,939円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

機材の紹介文を読む

2019年11月にSONYのAPS-C機ミラーレス最上位モデルとして発売されたα6600。

強力な手ブレ補正や高性能AF、連写性能、大容量バッテーリーなどを備えており、SONYのAPS-C機シリーズであるα6000台シリーズのなかで最もオールラウンドな1台です。

観光客が多いスポットは、三脚が使用できない場合が多々あります。

そういった場面でも、強力な手ブレ補正を搭載したカメラなら安心して撮影に挑めるでしょう。

そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(APS-C)

上級者向け

APS-C機では物足りなくなり、さらに写真のクオリティを求めたい上級者の方は、フルサイズの一眼カメラがおすすめ。

なかでも、ミラーレスはフルサイズでもコンパクトなカメラが多いため、移動が多くなりがちな旅先などでの風景撮影に最適です。

EOS R5

絶景を見た通りの美しさでとらえる、高画素機。

■購入する場合は、445,000円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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2020年7月に発売されたCanon EOS R5。

特徴は、4500万を誇る高画素と、AFスピード0.05秒の高い機動性です。

高画素機ならではの、細部までの精細な描写を味わってみたい方におすすめ。

肉眼でみた美しい景色を、そのまま写真として収めることが叶います。

また、AF被写体検出の強化もされているため、美しい風景の中に現れる、野生動物などの撮影にもチャレンジできます。

そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(フルサイズ)

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まとめ

引用:写真AC

秋を代表する花、コスモス。

撮影のコツをいくつか紹介しましたが、最も大切なことは、「コスモスの目線で撮影すること」です。

同じ目線で、さまざまな角度から見つめると、同じコスモスでも印象の異なる写真が撮影できます。

この秋は、一味違うコスモス撮影に、ぜひチャレンジしてみてください。

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GOOPASS TRAVEL MAGAZINEライター Fujimoto

フリーのWebライター。2020年よりカメラを始め、2022年2月に「GOOPASS TRAVEL MAGAZINE」での執筆を開始。普段はPENTAX-KPを使い、風景や町並み、ポートフォリオなどを撮影している。他の分野では農業、地方創生、動画コンテンツ系の記事を執筆しており、かつては農業メディア「SMART AGRI」や「AGRI PICK」でコラムを連載していた。

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