『最高でーす!ライバル同士の共闘! 』【WBC2023 準々決勝:日本 vs イタリア レポート】

大の野球好きとして知られるお笑い芸人・バードフミヤa.k.a.ヤムチャさんによる、WBCを楽しむための短期集中連載『バードフミヤa.k.a.ヤムチャのWBCに繰気弾!』。
DBC(ドラゴンボール・キャラクター)のヤムチャが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を独断と偏見で徹底解説!
第5回は、3月16日(木)に行なわれた日本-イタリア戦のレポートをお届けします!
よう、俺はこのGOOPASS SPORTS MAGAZINEさんを根城にするハイエナ、ヤムチャってもんだ。
野球の世界大会「WBC」についての短期集中連載の5回目だ。
日本が勝ち進み、準々決勝もこのコラムが書ける事を嬉しく思うぜ。
まさしく日本全体がワンチームで戦っている気持ちになるな。
だがそんなワンチームの中で…情けないが、俺が一番役に立ちそうにない…
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目次
3月16日(木)日本-イタリア戦のレポート
https://www.youtube.com/watch?v=C2ZQ6UTpD901次リーグから3日空いて、準々決勝イタリア戦がやってきた。
4日連続で国を代表する痺れる試合を見たからか、この3日がとてつもなく長く感じたよ。
なにせ、第25回天下一武道会に1日だけ生き返った悟空たちが出場してから、純粋の魔人ブウを元気玉で倒すまでがおよそ2日間の出来事だからな。待つには長すぎるんだよ、3日間って。
さて、前置きはこの辺にして、ここからは負けたら終わりのノックアウトステージだ。
いくら1次リーグを圧倒的な強さで勝ち上がったと言っても関係ない。さらに痺れる戦いが始まるって訳だ。
試合開始前から、イタリア代表監督のマイク・ピアッツァの、現役当時とあまり変わらぬ風貌に驚かされた。
若い時間が長いサイヤ人かよ。
日本のスタメンは、不振の村上宗隆をついに4番から外し、5番の吉田正尚と打順を入れ替えた。
右手小指を骨折したという源田も、ガチガチにテーピングした状態でスタメン出場。見てるこっちは痛くないのかと心配になるが、そこはやはり源田の守備力がノックアウトステージでは外せないという事かな。
序盤:大谷が抑えて岡本が打つ!侍JAPANがリード。
そんな負けたら終わりの試合のマウンドを託されたのは大谷翔平。もちろん3番DHでの二刀流出場だ。
大谷は初回のピッチングからエンジン全開。一球ごとに声を張り上げ、かなり気合いが入ってたように見えた。
初回・2回と完璧に抑え、3回は6球でスリーアウトにする。投手・大谷翔平の立ち上がりはパーフェクトだった。
すると攻撃陣は3回に先制する。
こちらは初回・2回共にチャンスを作り塁上を賑わせ、もう一歩で得点しそうな雰囲気は漂わせていたが、その一歩踏み出す力をくれたのは打者・大谷翔平。
一死1塁で打席に入った大谷はその初球、おそらく球場にいた全員の虚をついたであろうセーフティバントを転がし、大谷シフトの隙間に転がったそのボールを慌てて処理した相手のエラーも誘いチャンスを拡大させる。
大スター大谷がセーフティバントで繋ぐと、4番吉田は最低限の内野ゴロ(ヒットでは無いが3塁ランナーがホームに帰るには充分)を転がし先制。
村上が四球で繋ぐと、巨人軍の四番打者・岡本和真が値千金のスリーランホームラン。
フルカウントまで粘ってから、変化球にタイミングが狂い泳ぎながらもバットの芯にボールを捉え、スタンドまで運んだ。
繋いで、繋いでからの粘りのホームランで日本が優位に試合を進める。
中盤:大谷が打たれるも、「Mr. White smoke」伊藤が好リリーフ。
その後、最初から飛ばしすぎたのか、大谷が制球を乱しはじめ、5回には失点し降板。
しかしこのピンチに後を受けた伊藤大海が炎上させずしっかりと火消し。ロジンを多く使い、粉を舞わせるその姿に海外では「Mr. White smoke」と紹介されたそうだ。
5回裏にはついに「そろそろ打った」村上のタイムリーに岡本も続き3点を追加。
終盤:今永→ダルビッシュ→大勢の贅沢投手リレーで大勝。
7回には吉田のホームランなどでさらに追加点、投手陣は今永1イニング、ダルビッシュ2イニングと贅沢に注ぎ込み、最後は巨人の抑え大勢へと繋ぎシャットアウト。
終わってみれば9-3の大差での勝利となった。
5打点でヒーローインタビューを受けた岡本は「最高でーす!」と5回叫んだ。
まさしく最高の試合を5試合も見せてくれた無傷の侍は、決戦の地アメリカへ旅立った。
バードフミヤa.k.a.ヤムチャの総評
終わってみれば9-3。
これだけ見れば楽勝だったように見えるが、意外と危ない場面もありちょっとしたボタンの掛け違いで相手ペースの試合になっていてもおかしくなかったように思う。
魔人ブウとの戦いの時も、終わってみれば元気玉で完全なる勝利だったけど、途中でゴテンクスとピッコロが吸収された時や悟飯が吸収された時とか危ない所だったからな。
分水嶺となったのは5回の攻防。
大谷がコントロールを乱し、4-0から2点を返されなおも二死1・3塁のピンチを交代した伊藤大海が抑えた場面。
ここでさらに打たれていたなら流れは完全にイタリアに傾き、その裏の日本の追加点はなかったかもしれない。
個人的には、4回から大谷はコントロールを乱していたのだから、もう2人くらい早く伊藤に変えても良かったように思ったが、結果的にはこの継投で最小限の失点で済み、逆にこまめに投手を変えていたイタリアはそれが何度も裏目に出ていた。
5回の村上・岡本の連続タイムリーは変わった投手の出鼻をくじく初球打ちで仕留めているし、その前の3回裏も、それまで2イニング0点に抑えていたカステラーニからラソーラに変えた所で日本が先制点を奪っている。
結果的に5回終了時点で7-2、試合の大勢は決した。ギリギリまで我慢した栗山監督の采配が当たり、動いたピアッツァ監督は当たらなかった。
栗山監督と言えば、日本ハム時代から「信じる監督」として知られている。
選手の能力を信じ使い続ける。その結果上手くいかなかったとしても「(監督としてそれを選んだのだから)俺が悪い」と決して選手を責める事のなかった人だ。
この大会でもその栗山監督の采配の振るい方は功を奏している。
一貫した戦い方・選手起用を貫いているから選手もやりやすいのかもしれないな。
信じて使い続けている村上も、やっと長いトンネルを抜けた。
優勝へ向けて、もう死角ないぞ。
バードフミヤが選ぶMVP:岡本和真(読売ジャイアンツ)、村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
【巨人の主砲】岡本和真、WBC初本塁打は3ランホームラン!本拠地の東京ドームで魅せるpic.twitter.com/8x3ssD4rlq
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 16, 2023
<#WBC2023 5回🇯🇵攻撃中>
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) March 16, 2023
侍ジャパン 5-2 イタリア
🇮🇹|00002
🇯🇵|00401
待っていたぞ村上!!
村神様のタイムリー2ベース!!!
マルチアングルで配信中⚡
▶https://t.co/neO5J1QwTO#プライムビデオで侍ジャパンを応援#村上宗隆 #村神様 #そろそろ打てや村上 pic.twitter.com/EzOtZBqyad
岡本と村上の師弟コンビだ。
三冠王の村上の方に世間の注目は集まっているかもしれないが、年齢も上でブレイクしたのもちょっと早い岡本を「師匠」と慕っている。
オーストラリア戦前には不振に苦しむ村上が「打てって言ってくださいよ」と師匠に喝を頼むと「打てなかったら裏こいや」とプレッシャーをかけられた結果ヒットが生まれた。
そしてイタリア戦で5番6番に並んだ師弟コンビは連続タイムリーを打ってみせた。
お前が打つなら俺も、と明らかに相乗効果が生まれている。
2人はここ3~4年セ・リーグのホームラン王を争い続けているライバルでもある。
所属チームを越えた師弟の絆を持つライバル同士の共闘が、打線にさらなる火力をもたらす。
アメリカでも爆発を期待したい。
3月21日(火)準決勝(vsメキシコorプエルトリコ)の見どころ
18日のメキシコ-プエルトリコの勝者との試合となるが、どちらが来ても超強敵であることは間違いない。
アメリカへの移動もある。時差ボケ、気候など、様々な要素が絡んでくる中で、どれだけ調子のいい選手を上手く起用していけるか。
栗山監督の采配に注目したい。
せめて移動の疲れだけでも軽減できるように、悟空の瞬間移動で一緒に連れていってあげれたらいいんだがな…。
日本の注目選手:佐々木 朗希(千葉ロッテマリーンズ)
【関心高く】WBCチェコ戦、岩手の視聴率62.6%https://t.co/AvELrbuGJl
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 13, 2023
1次ラウンドの日本戦3試合の世帯視聴率は、軒並み40%前後に。岩手地区では、陸前高田市出身の佐々木朗希投手が先発したチェコ戦で世帯視聴率62.6%を記録し、韓国戦で57.2%、豪州戦で57.5%だった。 pic.twitter.com/t6Im4dfbIS
相手がどこであれ、先発マウンドが予想されている佐々木朗希には大注目だ。
本人もメジャーへ行くことを意識しているだろうから、気持ちも入るだろう。昨年の完全試合の時のようなピッチングもあるかもしれない。
ちなみに、あいみょんの大ファンだと公言して対談もしているが、ここで大活躍となったら是非あいみょんには佐々木朗希の曲を作って欲しい。
打者では凱旋帰国となったヌートバーはここから本領発揮なんじゃないかと見てる。
まず間違いなくプレー以外の要素で悩むことはないのだから。
惑星ズンに移動したプイプイや、暗闇でのヤコンの様に、やはり慣れた場所での戦いが一番力を発揮できるだろう…
…いや、プイプイもヤコンもそれでめちゃくちゃ負けてんじゃねーか!
侍JAPANにエール

視聴率も絶好調、ペッパーミルパフォーマンスは世間を席巻している。
そこに紛れて大勢投手はなぜか塩を振るパフォーマンスをしていて、「#大勢は塩」という新たなハッシュタグが生まれている。
(普段は「#大勢はガチ」というハッシュタグでお馴染み)
これに代表されるように、ダルビッシュも含め今の選手たちはSNSを使うのが非常に上手いなと感じている。
それが若い世代を取り込んでいる一因なのかもしれないね。
このまま優勝まで行ってSNSを席巻しよう!
そうして若い世代にもっと野球を見てもらって、野球の面白さをもっと沢山知ってもらおう!
今の明るく雰囲気のいい侍JAPANならきっとできる!
頑張れ日本!!
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GOOPASS SPORTS MAGAZINE編集部フォックス
GOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GOOPASS MAGAZINE』『GOOPASS SPORTS MAGAZINE』の編集長として、企画・ディレクション・記事制作などを担当する一方で、フリーランスのフォトグラファーとしても活躍中。バスケットボール・ラッパー・プロバレーボール選手・フィットネストレーナーなど、スポーツ・ストリートシーンを中心に、スナップ・ポートレートなど幅広い撮影シーンを手がける。愛機はCanon EOS 5D MarkⅣと、FUJI FILM X100V。
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