神の島と呼ばれるパワースポット「久高島」のレビュー!魅力や見どころを紹介

美しい海に囲まれた自然と、琉球王朝時代の文化を色濃く残した景観が特徴の沖縄県。
亜熱帯海洋性気候に分類され、1年を通して温暖な気候から国内屈指のリゾート地として人気です。周囲には160の島々が点在し、船に乗って島を巡れば、都会とは違ったのんびりした時間を楽しめます。
今回は、沖縄県に数ある島の中でも、特に神聖な聖地として人気の離島『久高島(くだかじま)』を紹介。
実際に久高島で撮影してきた筆者が、スポットの魅力や撮影ポイント、訪れる際の注意点を解説します。久高島の美しい風景を撮影したい方、沖縄県のパワースポットを探している方は、ぜひ参考にしてください。
素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。
※記事内容は2022年11月19日時点の情報に基づきます。
目次
撮影前にチェックしたいこと
撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
撮影マナー
下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。
撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。
さまざまな環境で機材を使用する際の注意
特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。
通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。
防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。
事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。
また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。
結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)
パワースポットとして人気の久高島とは

『久高島(くだかじま)』は、沖縄本島の東南端に位置する周囲約8.0kmの細長い島。
昔ながらの信仰を色濃く残しているのが特徴で、島の人たちは先祖から代々受け継いできた文化を大切に守り続けています。
沖縄屈指のパワースポットとしても知られている久高島。
島内には宿泊施設や食事処・カフェもあり、のんびりと過ごしながら島の文化に触れることが可能です。
ガイドツアーやグランピング、ダイビングサービスといったアクティビティも人気。
島の周囲は透きとおる海に囲まれ、砂浜を訪れれば海の音を聞きながら贅沢な時間を過ごせます。
忙しい生活を忘れてリフレッシュしたい人、琉球神道のパワーに触れて元気をもらいたい人におすすめの聖なる島です。
久高島が神の島といわれる理由とは
琉球神道の神話に関連する多くの聖地や神事が残り、古くからの信仰が今もなお生き続けていることから「神の島」と呼ばれている久高島。
琉球文化において重要な島であり、沖縄本島にある世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」とも関わりが深くあります。
斎場御嶽には久高島に祈りを捧げるための遥拝所(ようはいじょ)が設けられており、斎場御嶽から見て太陽が昇る方向にある久高島には神様が住んでいると考えられていました。
島全体が聖地とされ、島内には御嶽(うたき)と呼ばれる琉球神道の聖域や、琉球王国に関連するスポットなどが数多く点在。
琉球の創世神アマミキヨが降り立ったと伝えられる「カベール岬」や、禁足地である「フボー御嶽」は特に神聖な場所として知られています。
また、年間を通して神事も行なわれており、12年に一度行なわれる祭祀「イザイホー」が有名です。
琉球王国の時代より600年以上にわたって続いてきた秘祭でしたが、現在は後継者不足により、1978年に行なわれたのが実質的に最後の開催となっています。
島を訪れた際は、神話の世界や久高島の歴史を意識してまわってみるのもおもしろいかもしれません。
久高島の撮影スポット(魅力・見どころ)
久高島にある撮影スポットの魅力や見どころを、実際に訪れた筆者が撮影した写真と併せて紹介します。
撮影は2022年11月19日に行ないました。
1.カベール岬(ハビャーン)

久高島の最北東端にある『カベール岬(ハビャーン)』は、琉球の創世神であるアマミキヨが降臨、または上陸したとされる聖地です。
アマミキヨは「ニライカナイ」と呼ばれる神の国からやってきた女神で、男神である「シネリキヨ」とともに琉球を創造した神様と伝えられています。
琉球の信仰において重要な神様であるアマミキヨが降り立った場所であることから、カベール岬は久高島でも特に神聖な場所として大事にされています。
岬から正面には海が広がり、国指定天然記念物に指定されている周囲の植物群も見どころです。
カベール岬は現在も祭祀が行なわれる重要な場所。旧暦の1月には岬で1年の大漁祈願が行なわれています。
撮影レポート
港から自転車を借り、3kmほどの道のりを進んでカベール岬へ到着しました。
駐輪場から少しの丘を登ると、眼前に沖縄の青い海が広がります。
岬から海へ向かって広範囲を撮影するのであれば、作例のように広角レンズを使うのがおすすめ。
岩場、海、水平線、空のバランスを自分好みに切り取ってみてください。
カベール岬は久高島の有名スポットのため、多くの人で賑わっていました。
構図に人物を配置して、岬から見える海の雄大さを表現するのもおすすめです。
2.イシキ浜

その昔、五穀の種子が入った黄金の壺が漂着したと伝えられる聖地が『イシキ浜』です。
当時は食物として海の貝と木の実しかなく、この壺によって琉球の農業が始まったと伝えられています。
琉球時代から続く儀式を今でも行なっている神聖な土地であり、祭祀の時期は観光客が立入禁止になることもあります。
美しいサンゴの欠片が見どころの海岸ですが、自然物を持ち帰るのは島のルールに反するので控えましょう。
また、イシキ浜は聖地のため遊泳禁止です。
撮影レポート
港から自転車に乗り、5~10分ほど走るとイシキ浜に到着。
波打ち際にはサンゴの欠片が散らばり、白い砂浜とともに海岸を美しく彩っていました。
目線の高さから撮影するのもよいですが、サンゴを強調したかったので作例ではカメラを地面に近づけて撮っています。
この日は天気もよく、白いサンゴと青い空がいいコントラストになってくれました。
3.ガジュマルの木

港からカベール岬へ向かう途中では、巨大な『ガジュマルの木』が出迎えてくれます。
大きな木が少ない久高島の中でも、ひときわ存在感を放つパワースポットです。
ガジュマルの木は交差点に生えており、近くには「しあわせベンチ」が設置されています。
暑い日にはベンチに腰掛けながら、日陰でひと休みするのもよいかもしれません。
琉球の信仰に関連するスポットというわけではないですが、大きく幹が広がる立派な姿は撮影スポットとしておすすめです。
撮影レポート
久高島は小さな島なので、島内をレンタサイクルでまわっていると何度も同じ人に出会うことがあります。
島のルールのひとつでもあるあいさつを心がければ、そんな観光客同士でもすぐに仲良くなれるでしょう。
ガジュマルの木を撮影しているときも、大阪から来たという観光客のグループとお話させていただきました。
木の大きさを引き立てたかったので、そのうちの1人にお願いしてモデルになってもらった1枚が作例写真です。
自然だけを切り取って撮影するのもおもしろいですが、構図に人物を加えると被写体のスケール感が伝わりやすくなります。
4.御殿庭(うどぅんみゃー)
村落の主要な年中祭祀や、12年毎に開かれてきたイザイホーが行なわれる広場が『御殿庭(うどぅんみゃー)』です。
広場の一角には神様を祀った神屋や、捕獲したエラブウミヘビを燻製にする焙乾屋(ばいかんや)があります。
琉球ではエラブウミヘビは「イラブー」と呼ばれ、神の使いとされています。
イラブーには毒がありますが漁は手づかみで行なわれ、その調理を含めた工程は神聖な儀式の一部です。
作例写真の一番左に位置する茶色い外観の建物が焙乾屋で、この日も広場にはイラブーを燻している香りが漂っていました。
自分が訪れたときは広場に人はいませんでしたが、現在進行系で御殿庭が役割を果たしている様子を感じられました。
久高島に訪れる際の注意点
久高島は島全体が聖地のため、訪れる際にはいくつかの注意点があります。
島のルールを守って、気持ちよく観光しましょう。
1.立ち入り禁止区域に注意する
久高島の一部の地域は、立ち入り禁止区域になっているので注意しましょう。
特に「フボー御嶽」周辺は重要な聖地であり、1年を通して立ち入りが禁じられています。
また、久高島では今でも伝統的な神事が行なわれているため、時期によって立ち入りができなくなる場所もあります。
訪れる際は、「神聖な場所におじゃまさせてもらっている」という気持ちを忘れずに過ごしましょう。
2.島のルールやマナーを守る
久高島には、文化や伝統を守るためのルールがあります。
訪れる際は島の風習を理解するよう心がけ、一般的なマナーを守って行動しましょう。
また、当たり前のことですが、島は島民にとって生活の場でもあります。
昔ながらの家屋が気になったからといって無断で敷地に侵入したり、水着姿で出歩いたりする行為は避けてください。
3.自然物や動物をとらない
久高島の自然物は、島の大切な財産です。
サンゴの欠片や海岸の砂、石などを持ち帰るのはやめましょう。
また、久高島には環境省が絶滅危惧種に指定しているヤシガニも生息しています。
ヤシガニは島外からの捕獲者によってその数を減らしていることが問題となっているので、見つけたときもそっと見守るようにしてください。
4.あいさつを忘れない
島内ではあいさつを忘れないようにしましょう。
島では子どもから大人まで、多くの人が生活しています。
島民や観光客に会ったら笑顔であいさつをして、お互いが気持ちよく過ごせるよう努めましょう。
島の人たちと島を訪れる人たちみんなで、一緒に心地よい久高島づくりをしていくことが重要です。
久高島の基本情報
久高島は沖縄県本島の南東部、南城市に位置しています。
那覇市の中心街からは車やバスで1時間ほどの距離ですが、道路状況によっては混雑する場合もあるので時間に余裕を持って港へ向かいましょう。
|
久高島【くだかしま】 | |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県南城市知念久高 |
| アクセス |
【自動車の場合】 |
| 入島協力金 | 300円以上(任意) ※久高島の文化および環境整備に使われています。 |
| 駐車場 | 安座間港に無料駐車場あり(約54台) |
| URL | 久高島観光公式サイト『久高のシマ時間』の公式ページ |
周辺のレジャー・体験スポット
おきなわワールド 入園チケット
周辺の宿泊施設
クリスタルヴィラ南城
久高島へのアクセス
久高島へのアクセスは、沖縄本島南部南城市の「安座真港」から定期フェリーまたは高速船を利用します。
詳細については『久高海運』の公式ページをご確認ください。
【料金】
| 高速船(所要時間 約15分) | フェリー(所要時間 約25分) | |
| 大人(中学生以上) | 片道770円 往復1,480円 | 片道680円 往復1,380円 |
| 小人(小学生まで) | 片道390円 往復750円 | 片道340円 往復650円 |
※小学生未満の児童については保護者1人につき1人は無料。保護者の数を上回る児童についてはその人数分の小児運賃が必要。
※フェリーの往復切符を購入し復路を高速船に変更する場合、高速船とフェリーの運賃の差額90円が高速料金として追加で必要。高速船の往復切符を購入した場合は、復路でフェリーに乗船可能(差額の払い戻しなし)。
【時刻表(安座真港発→久高島行き)】
| 1便 | 8:00 | フェリー |
| 2便 | 9:30 | 高速船 |
| 3便 | 11:00 | フェリー |
| 4便 | 13:00 | 高速船 |
| 5便 | 15:00 | フェリー |
| 6便 | 17:00 | 高速船 |
【時刻表(久高島発→安座真港行き)】
| 1便 | 8:30 | 高速船 |
| 2便 | 10:00 | フェリー |
| 3便 | 12:00 | 高速船 |
| 4便 | 14:00 | フェリー |
| 5便 | 16:00 | 高速船 |
| 6便 | 17:00 | フェリー |
久高島でのおすすめ交通手段
久高島はレンタサイクルでの移動がおすすめです。港からすぐの場所で貸し出ししているので、便利に利用できます。
徒歩でも移動は可能ですが、久高島の全長は3.2kmほどあるため、時間と体力がかかることは覚悟しておきましょう。
今回の訪問では2時間のレンタサイクルを利用し、料金は700円でした。
2時間で十分に島全体を見学できましたが、ゆっくり過ごしたい人は3時間でもよいかもしれません。
島内には舗装されていない道も多いため、自転車を利用する際はスピードを出しすぎないよう注意しましょう。
また、ノーマルの自転車だけでなく電気自動車や電動キックボードのレンタルもあるようです。
自身の体力に合わせて適切な手段を選んでください。
今回の撮影で使用した機材
今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ:Canon EOS 5D Mark III

防塵・防滴でタフに使えるフルサイズカメラ
『EOS 5D Mark III』は、Canonのフルサイズ一眼レフカメラです。
本体重量は約860gと少し重めですが、その分構造がしっかりとしており、どんな環境でも使えるタフさは旅行に持っていくのに便利です。防滴仕様なので急な天候の変化も安心。
総測距点数61点のAFセンサーによって、動体から静止画まで幅広い被写体に対応できます。じっくり撮りたい風景写真からポーズを変えて撮るポートレートまで、どんな状況でもストレスなく撮影可能。
また、常用ISO感度は最高25600対応しており、薄暗くなってきた夕方や夜間の撮影も難しくありません。
自然から都市までさまざまなシチュエーションで使えるカメラなので、どこに持っていっても重宝する1台です。
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM

広角から中望遠までバランスのよいレンズ
広角24mmから中望遠105mmまでの幅広いズーム域に対応している、万能なレンズです。
旅行中は撮りたい被写体が多く、広い画角での撮影からズームしたい場面まで多くのシャッターチャンスに遭遇するもの。
そんな状況でもレンズ交換の必要がなく、手軽に撮影できるのが魅力です。
Canon独自の技術や光学材料を使用し、Lレンズにふさわしい高画質を実現しています。
防塵・防滴構造を採用しているため、厳しい環境の撮影も安心です。
レンズ:SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL

12mmの超広角で雄大な景色を逃さない
画角122°の超広角で、雄大な自然を思いきり切り取りたい人におすすめのレンズです。
遠近感が強調された画作りができるため、インパクトのある写真が撮影できます。
ズーム全域で高画質を実現するため特殊レンズを7枚使用しており、どの画角においても優秀な光学性能を発揮しています。
風景だけでなく、部屋全体を写したい室内のシチュエーションや、後ろに下がれずに被写体が画角に収まりきらないときにも便利に使えます。
あとがき

久高島の見どころやおすすめポイントを紹介しました。神の島と呼ばれる久高島は小さいながらも見どころが多く、それぞれのスポットにストーリーを感じられました。
聖地とされる場所はどこか神秘的な空気が漂っており、琉球神道の信仰に思いを馳せて見学すると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
透きとおる海もきれいで、青い空と白い砂浜のコントラストは南国の美しさを感じさせてくれます。
都会とは違うゆっくりとした時間の流れる久高島で、琉球文化に触れてみるのはいかがでしょうか。
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