沖縄で人気のパワースポット!「ガンガラーの谷」のツアー体験レビュー【撮影ポイントも紹介します】

美しい海のイメージが強い沖縄県ですが、亜熱帯性気候に育まれた植物が生い茂る山や森にも見どころがたくさん。
日本の本土とは異なる自然に囲まれた、沖縄県特有の風景が楽しめます。
また、琉球王朝として栄えた沖縄県では今でも琉球文化の信仰が色濃く残っており、これらの自然豊かな土地には多くのパワースポットが存在しています。
今回は沖縄本島で「生命の神秘をたどる旅」を体験できる『ガンガラーの谷』を紹介。
実際にガンガラーの谷で撮影してきた筆者が、スポットの魅力や撮影ポイント、訪れる際の注意点を解説します。
ガンガラーの谷を撮影したい方、沖縄県のパワースポットを探している方は、ぜひ参考にしてください。
※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。
※記事内容は2022年11月29日時点の情報に基づきます。
・三脚を立てての撮影はご遠慮ください。
・ツアーで撮ったお写真はご自身でお楽しみいただき、商用でのご利用はご遠慮ください。
素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
撮影前にチェックしたいこと
撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
撮影マナー
下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。
撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。
さまざまな環境で機材を使用する際の注意
特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。
通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。
防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。
事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。
また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。
結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)
ガンガラ―の谷とは

『ガンガラーの谷』は、沖縄県の南部・南城市にあるパワースポットです。
鍾乳洞が崩落してできた谷間に、自然豊かな森が広がっている景観が特徴。
予約定員制のガイドツアーでのみ入場できます。
谷内にはガジュマルなど、亜熱帯地域特有の樹木が広がっています。
生い茂る森の中には古くから命の誕生を願う洞窟も残されており、現在でも信仰の地として大事に守られている土地です。
また、ガンガラーの谷は人類史を知る上でも重要な場所。
1970年にガンガラーの谷から約1.5km離れた「港川フィッシャー」と呼ばれる元採石場で約2万年前の人骨が発見されたことに始まり、2007年から調査対象として発掘作業が始まりました。
この人骨は日本では数少ない旧石器時代のもので、発見された場所の地名をとり「港川人(みなとがわじん)」と呼ばれています。
発掘作業は現在も続いており、筆者が訪れた日もいくつかの場所で作業が行なわれていました。
古代からの人類の歴史、沖縄に根付く信仰の力、長い年月をかけて育まれた木々や洞窟など、さまざまな力を感じられるスポットです。
ガンガラーの谷のツアーとは

ガンガラーの谷のツアーは、森の中を1kmほど歩きながら、巨大なガジュマルの木や信仰の対象となってきた洞窟などを巡るツアーです。
ガンガラーの谷には立て看板などの説明書きはなく、植物の特徴やポイントについては専門のガイドさんが丁寧に解説してくれます。
これは谷の価値をしっかりと伝える方法として、人と人とのコミュニケーションを重視しているからとのことです。
ツアー時間は全体で約1時間20分ほどで、沖縄名物の「さんぴん茶」や虫よけスプレーのサービスも含まれています。
歩道は整備されているため、小さいお子様や年配の方でも安心してツアーに参加可能です。
ただし、ところどころ階段や滑りやすい場所があるので、歩きやすい靴や服装で訪れましょう。
ツアーの参加には事前予約が必要です。
参加する際は公式サイト予約ページからの申込み、または事前に電話予約(098-948-4192|受付時間9:00~17:30)を行なってください。
ガンガラーの谷の洞窟カフェとは

ガンガラーの谷で最初に目にする『洞窟カフェ(ケイブカフェ)』は、琉球石灰岩に囲まれたどこか非日常的なカフェスペース。
ガイドツアーの受付場所でもあります。
利用できるのはツアー参加者のみで、「出発前に心を整える為の空間」として機能しています。
ガイドツアーのスタート時間までは、この場所でゆっくりとくつろいで過ごしましょう。
また、ケイブカフェは現在も発掘が行なわれている調査現場でもあります。
この場所からは世界最古、約2万3千年前の釣り針が発見されており、発掘をまとめた資料も置いてありました。
ツアーの開始まで時間があれば、資料を読みながら太古の時代に思いを馳せるのもおすすめです。
ケイブカフェではライブやコンサートなども開催されています。
ガンガラーの谷のツアーレポート!
ガンガラーの谷にある撮影スポットの魅力や見どころを、ツアーに参加して筆者が撮影した写真と併せて紹介します。
撮影は2022年11月29日に行ないました。
見どころ1.イナグ洞

整備された歩道を歩いていくと、『イナグ洞』が現れます。
「イナグ」とは女性を意味する言葉で、洞窟内には乳房や臀部など女性的な形状をした鍾乳石が広がっています。
良縁・安産への祈りが捧げられる洞窟で、生命の誕生を願い、今でもユタやカミンチュと呼ばれる方々がお祈りに訪れます。
現在は洞窟に立ち入ることはできませんが、少し離れた場所から入り口を覗くことは可能です。
内部の様子はガイドさんが写真で紹介してくれました。
写真にある「母神」の看板は施設で設置したものではなく、お祈りに来たカミンチュの方がある日突然立てたというのもおもしろいエピソードです。
イナグ洞は内部に入れないので、撮影できるのは外からのみです。
見どころ2.イキガ洞

イナグ洞から先へ進むと巨大な洞窟『イキガ洞』の入り口が見えてきます。
「イナグ」の女性に対して、「イキガ」は男性を意味する言葉。
イキガ洞は命の誕生と成長を願う洞窟とされています。
洞窟内は真っ暗ですが、ガイドさんがそれぞれのグループにランタンを用意してくれます。
このランタンは火で着火するタイプで、電気ではなく本物の炎を採用しているところに自然への敬意を感じました。
イキガ洞の天井には無数の鍾乳石がつららのようにぶら下がっていますが、奥まで進むとひときわ巨大な鍾乳石が姿を現します。
この巨大な鍾乳石は男性器のような形状をしており、子宝に恵まれるご利益がある御神体として崇められています。
洞窟内は暗いので、内部の様子をしっかり撮影したい方はストロボを用意しておきましょう。
撮影の際は、洞窟の天井をしっかりと構図に入れるのがおすすめ。
普段はなかなか目にすることのできない、自然が作り出した独特な形状を強調できます。
見どころ3.大主(うふしゅ)ガジュマル

ガンガラーの谷を象徴するスポットともいえるのが『大主(うふしゅ)ガジュマル』です。
鍾乳洞が崩落してできた巨大な谷の中央にそびえる姿は迫力満点。高さは約20m、樹齢は約150年以上といわれています。
大主ガジュマルの前では、ガイドさんの説明とともに記念撮影タイムが設けられています。
スマホやカメラを渡して写真を撮ってもらうこともできるので、記念の1枚を残したい人はガイドさんにお願いしましょう。
大主ガジュマルを撮影する際は、カメラを低く構えて見上げる構図がおすすめです。
とにかく巨大なので、なるべく全体像を写したい方は広角レンズを用意しておくとよいでしょう。
天気のよい日であれば、ガジュマルの葉から漏れる太陽の光が幻想的な風景を生み出してくれます。
見どころ4.ツリーテラス

大主ガジュマルから先へ進むと、小高い位置から周囲を見渡せる『ツリーテラス』へ到着します。
このテラスは、なんとガンガラーの谷スタッフによる手作りなのだとか。
森や洞窟を歩いたあとに、高さのあるテラスから見渡す風景は開放感抜群です。
ツリーテラスでは、港川人が発見された港川フィッシャーを望むこともできます。
冷えたさんぴん茶を飲みながら、心地よい風にリフレッシュされる癒やしの空間でした。
ツリーテラスから広がる景色を撮影するものよいですが、ツリーテラス自体も立派な被写体です。
手作りとは思えないきれいなテラスも、ぜひ一緒に切り取ってみてください。
見どころ5.武芸洞

ツアーの最後を飾るのは、古代人の人骨が発掘された『武芸洞』。
両側が抜けた風通しのよいトンネル状の洞窟で、古代人の生活拠点として利用されていたと考えられている場所です。
洞窟内では人骨が納められていた石棺や数々の土器も見つかっており、発掘現場の様子を間近に見学できます。
人骨は腕にブレスレット、胸には首飾りが巻かれていたとのことで、古代人の痕跡に思いを馳せることのできる不思議な空間でした。
武芸洞にはベンチも用意されており、ガイドさんがツアーのまとめを振り返ってくれます。
武芸洞を撮影する際は、人物を一緒に写してあげると発掘現場のスケール感が伝わりやすくなります。
武芸洞は少し薄暗いので、ISO感度やシャッター速度にも注意しましょう。
ガンガラーの谷へ訪れる際の注意点

ガンガラーの谷のツアーには、いくつか注意点があります。
ツアーに参加する際は、ルールやマナーを守って行動しましょう。
1.ツアー中は個人行動しない
ガンガラーの谷のツアーは、予約定員制のガイドツアーです。
ガイドさんの解説を聞きながら複数人で移動するので、身勝手な個人行動はしないでください。
気になる被写体を見つけたからといって、特定のスポットに留まって撮影するのは避けましょう。
また、撮った写真は自身で楽しむだけに留めておき、商用での利用はしないでください。
協調性のある行動を心がけ、参加者みんなでガンガラーの谷を楽しみましょう。
2.歩きやすい靴と服装で訪れる
ツアーコースは整備されていますが、ところどころに階段や足元が見えにくい場所があります。
自然の中を歩き回るので、歩きやすい靴で訪れましょう。
雨天時も通常通りツアーを行なっていますが、あまりに悪天候だと中止になることもあります。
雨具の貸出しはしていないので、雨天時は自身で用意しておくか、受付で販売しているビニールカッパを利用しましょう。
また、ツアーコースは、車いすやベビーカーには対応していません。
3.トイレは事前に済ませておく
ツアーが始まるとコース上にトイレはないので、出発前に済ませておきましょう。
トイレは駐車場近くにあります。
特に小さなお子様を連れて行く方は注意が必要です。
4.谷内のルールを守る
谷内には、以下のルールが定められています。
- 谷内の動植物を持ち出したり動かしたりしない。
- 谷内は禁煙。
- 三脚の利用は禁止。
- ペット同伴での入場は不可。
決められたルールを守って、ツアーを楽しんでください。
ガンガラーの谷の基本情報

|
ガンガラーの谷 | |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県南城市玉城前川202 |
| アクセス |
【自動車の場合】 |
| ツアー料金(税込) | 2,500円 ※学生証提示の中学生以上の学生は1,500円 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| URL | 『ガンガラーの谷』の公式ページ |
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ガンガラーの谷へのアクセス
ガンガラーの谷へは、那覇空港から車で30~40分ほどかかります。
アクセスしやすい距離ですが、道路状況によってはさらに時間がかかる場合があるので注意が必要です。
ツアー開始時間10分前までに受付をする必要があるので、予約時間に遅れないよう時間に余裕をもって行動しましょう。
公共交通機関で訪れる場合は、モノレール「旭橋駅」近くの「那覇バスターミナル」からバスが出ています。
54番「前川線東風平廻り」、83番「玉泉洞線東風平経由」バスに乗車し、「玉泉洞前バス停」で下車すれば、ガンガラーの谷まで徒歩2分ほどで到着します。
詳しいアクセス方法は公式ページを参考にしてみてください。
今回の撮影で使用した機材
今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ:Canon EOS 5D Mark III

どこでも使いやすいフルサイズ一眼レフカメラ
『EOS 5D Mark III』は、Canonのフルサイズ一眼レフカメラ。
防塵・防滴のしっかりとした構造をしており、野外・屋内を問わずさまざまなシチュエーションで使いやすいカメラです。
AFセンサーは総測距点数61点の性能で、移動しながらの撮影もストレスなく可能。
ツアーのように常に動き続ける状況でも、シャッターチャンスを逃しません。
常用ISO感度は最高25600まで対応しており、洞窟のように暗い場所でも使えます。
高性能一眼レフならではの操作性で、街中からアウトドアまでどこに持っていっても活躍してくれる1台です。
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM

広角から中望遠までバランスのよいレンズ
広角24mmから中望遠105mmまでの幅広いズーム域に対応している、万能なレンズです。
撮影できる画角の範囲が広いので、レンズ交換をする必要がなくさまざまな場面に対応してくれます。
旅行中に遭遇するシャッターチャンスを逃さずに、どんな状況でも使いやすいのが特徴。
Canon独自の技術を使用した高品質なLレンズで、写真のクオリティも安心です。
防塵・防滴構造で耐久性が高いのもポイント。
レンズ:SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL

画角12mm-24mm対応の超広角レンズ
超広角に対応しており、雄大な自然を思いきり切り取りたいときや、狭い場所を大きく切り取りたいときに使いやすいレンズです。
洞窟のように閉鎖的な空間でも、広い場面を切り取れるので迫力ある画作りが可能。
特殊レンズを7枚使用した構造で、ズーム全域で高画質を実現しています。
ただし、F値は開放で4.5と暗めのレンズなので、薄暗い場所での使用には注意しましょう。
あとがき

ガンガラーの谷の見どころやおすすめポイントを紹介しました。
ガンガラーの谷は単なるパワースポットとしてだけでなく、沖縄の歴史や文化、人類史や古代史に興味のある人も楽しめる場所でした。
琉球石灰岩に囲まれた森や洞窟も美しく、普段余り見ることのない自然の景観は見応え抜群です。
ガイドさんの説明はわかりやすいだけでなくユーモアも満載で、ツアーに参加した人たちみんなが興味深く聞いていました。
沖縄県を訪れる際は、ぜひガンガラーの谷を訪れてさまざまなことが学びながら、自然のパワーをもらってみてください。
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