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東京さんぽみち【第15回:三軒茶屋〜前編〜】 6ページ目

こちら防寒対策でしょうか。

みのりさん、ちょっとこの前に立ってもらっていいすか。

このみのりさん「おい初老、なんでこんなとこで撮んねん」という顔をしているようにも見えます。

どうでしょう、それは私の被害妄想のような気もします。年を取ると被害妄想が激しくなると耳にしたことがありますが。

被害妄想なのか。ここは読者の皆様の判断に委ねましょう。

でもかわいいでしょ。

それだけでいいんです。きっと。

こちらマネージャー兼編集長。

最近はダイエットに勤しんでいらっしゃる様子。

マネージャー兼編集長、顔出しNGなのに、このトリコロールカラーになっているガスメーターに興味を示しておりました。  

前回の浅草での撮影で、着物をお召しになった姿を見ていたからということもあるのですが、みのりさんの立ち姿、なんか素敵。

我が家のヒヤシンスの花は終わってしまいましたが、こちらの軒先にあるヒヤシンスはとても綺麗に咲いておりました。

すこし冷えますかね。

こんな天気の中、ありがとうございます。

世田谷線へと向かう道案内をしてくれるみのりさん。

雨足は一向に弱くなりません。

むしろ強くなりつつあります。

こういう裏路地、私の中にある三軒茶屋という街にはこういうイメージがあります。

はい、というわけで、世田谷線への道のりが見えてきたので、今回の前編はこの辺りでお別れです。

次回後編は世田谷線に乗って移動します。

それではまた次回までどうぞみなさまごきげんよう。

今回のロケ地:三軒茶屋

三茶といえばビッグエコー。

以前からこの三軒茶屋界隈にはいわゆる表現者の方々が多く住んでいるイメージがあり、一種独特の文化が育まれている印象がありますが、私も若い頃などはこのあたりに住んでいる友人がいたものですから、呑みに行ったり呑みに行ったり、そして呑みに行ったりしてたんですが、もう記憶がほぼ残っていない上に街の景色ががらっと変わっているので、その店が今あるのかどうかもわかりません。

今となってはこうやって時折散歩する程度の関わりしかなくなってしまったこの街ですが、日常生活を送るにも、夜遊びしたりする中で様々な業種間で顔を広げたりするのにも、なにかと過ごしやすい文化はまだまだ残っているようですね。

今回使用したカメラ

今回、マネージャー兼編集長が同行してくれたおかげで、無事に「使用カメラをモデルさんに持ってもらうという、こういった企画では必須のカット」を忘れずに写真に収めることに成功しました。

※この写真の撮影カメラ GR2

SONY α7C

ソニー製品は三度目の使用です。

今回使わせていただいたこのカメラ。

記事中にも書きましたが、撮っていてとても気持ちいいです。

シャッター音、フィーリングは撮影時になかなか大事な要素になると思うのですが、最近私が使ったデジタルカメラの中ではとても心地いいです。編集部からこのカメラが届いて初めてボディを手にした時、なんとなくスナップに向いているんじゃないかなと感じたのですが、実際に街をスナップする場合にこのシャッター音がとても私のテンションを上げてくれました。

私自身、日頃からカメラ売り場などでカメラを触ったりしないものですから、最近の他製品のシャッター音と比較しているわけではないのですが、この音ひとつとってもなかなか所有欲、そしてとりあえずシャッターを押したいという欲とをしっかりとくすぐってくれます。この、耳から感じる音と、指から手のひらへわずかに伝わる振動の感覚が撮影対象を確実に捉えている実感を味わうことができます。

これで自分にとっての珠玉の一枚が生み出された時にはそれはもう気持ちいいでしょうね。

そして、出てくる画なのですが、私の手元に届いた状態の設定(おそらく出荷状態)のままですと、私の個人的な見方としては若干ところどころの色が必要以上に派手に出てきて、今回のような演色性の低い雨模様のシーンでは少しばかり違和感が発生しました。

今回は試していませんが、ボディ側に色々と色表現の設定があるでしょうし、各種現像、編集ソフトで動かすこと、もしくは最近の方ですとスマホ上で様々なフィルターをかけたりするでしょうから、そのあたりのことを考えれば大した問題ではありません。むしろ自分の好きな色表現を見つけ出すきっかけになってくれるかもしれません。

冒頭文で顔認識瞳AFや手ブレ補正機能をオフにしたと書きましたが、AFが狙った場所から外れないようにしたり、ブレを制御しようとしたりと、失敗の原因を減らすように機能を充実させようと技術発展させていくことは、写真や映像の制作現場において非常に大事なことですし、必要に迫られる場合は私も大いにそういった機能を利用させていただいておりますが、自分の私的な写真を撮影する際にはそういったカメラ側でコントロールしてくれる部分をあまり増やし過ぎないようにしています。

カメラ任せで上手く撮れてしまう部分が多くなればなるほど、いわゆる一般的な概念で言うところの「失敗写真」から発生するかもしれない「偶然性の美」みたいなものが見つけにくくなる気がするのです。

なので今回はその辺りの機能を外して使用させていただきました。ちなみにその辺りの機能も簡単にではありますが使ってみたところ、こんなにも技術は進んでいるのかと驚きました。

いずれにせよ、ボディも小さいですし、薄い単焦点レンズなどがEマウントにもしあるなら、このカメラ、ちょっと買ってしまいたくなる勢いに包まれております。ズームレンズで様々な画角で街を思うように撮り歩くのも楽しそうです。そんな調子ですっかり私このカメラが欲しくなってしまったので、いろいろと調べてみたらもうこのカメラ、なんとすでに新型が出てるんですね。

なぜ今回その新型ではないのかと編集長にぐちぐちと問いただそうと思っているうちに、あっという間に使用期間が過ぎ、一度は深く愛しかけたこのカメラも、惜しまれつつ私の手元から離れて行ってしまいました。

このカメラが既に3年ほど前の機種だとのことで、その新型のα7CⅡもおそらくは相当に素晴らしい出来でしょうし、今回使わせていただいたこちらの旧型含めて、まずは撮る楽しみを味わう為にも、読者の方々には是非とも使ってみていただきたいカメラのひとつでした。

これまでに私がMARSHで使用させていただいたソニー製品はフルサイズと1.0型なので、機会があれば次はその間をとったAPSサイズの製品とかも使ってみたいですね。

一緒に散歩した女の子:minoriさま(MARSH編集スタッフ)

■Instagram:@mironie_28

■minoriが書いた記事はこちら

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あとがき

今回のSONY α7C で撮った、私の愛する甥っ子の第一子(姪孫)を大叔父の立場を利用し、この場で自慢させていただきます。

かわいいやろ。

相澤義和さん連載コラム『東京さんぽみち』バックナンバー

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。