




さらに進むと小学校の植え込みにちょうど満開を迎える沈丁花が咲いておりました。

見てください、素晴らしいですね。
秋の金木犀(キンモクセイ)、夏の梔子(クチナシ)、そして春の沈丁花(ジンチョウゲ)。
三大香木のうちのひとつですね。

みのりさんが沈丁花の香りを味わっている姿に、まるで夢二の絵に描かれているような、しなやかな柳腰の麗しい女性像を重ねてしまい、わたくしすっかり見惚れてしまいました。

沈丁花の香りを味わったみのりさん。
こころなしか、さきほどよりもすこし落ち着いた穏やかな表情に見えます。
やはり香りというのは少なからず表情にも影響を与えるんでしょうか。

こちらずいぶんと立派なソテツですね。


あちらの方向を指差してどんな会話をしているんでしょうか。
あとで聞いたら、つみたてNISAの話だそうです嘘です。

ソテツ、我が家でも育てておりますが、とても好きな植物です。生きた化石ですね。幹の部分に付着した苔のふくらみ具合に時間の流れを感じます。

粗大ゴミとして捨てられていたこのソファ、雨に濡れるのはいささか可哀想な気もします。

と、みのりさんが申しておりました。



傘を持つ手の指先が冷たくなるような気温でしたが、そんなことを微塵も感じさせないみのりさん。

開花してますね。



