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Yuriさんに学ぶ【ふんわりかわいい風景ポートレート写真】|Creator’s Style Vol.1

今月から始まったMARSHの新企画「Creator’s Style」。

記念すべき第1回は、【ふんわりかわいい風景ポートレート】で知られる「Yuriさん」に、撮影やレタッチのコツなどをうかがいました!

国内外への旅行の制限が解除された今、Yuriさんの撮影術を学んで、人気撮影スポットへふんわりかわいい風景ポートレートを撮影しに出かけましょう!!

Creator’s Styleとは…
「だいぶ写真撮影に慣れてきたけど、自分の作風がなかなか出せない」「自分が撮りたいイメージになかなか近づけられない」という悩みを持つ方は、きっと少なくないはず。

そんな読者の悩みを解決するべくスタートしたMARSHの新企画が、Creator’s Style(クリエイターズ・スタイル)。
撮影テクニックや作品表現に関するノウハウを、独自のスタイルを持つクリエイターにレクチャーしていただく、1ランク上のお勉強コンテンツです!
自分の色を出すための、自分の思い描く理想の作品表現に近づくための、とっておきのヒントがたくさん詰まっているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

フォトグラファー・Yuriさんについて

まずは今回「ふんわりかわいい風景ポートレート」について教えてくださる、Yuriさんについてご紹介します。

Yuri

大阪府在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信。フォトグラファーとして、観光プロモーションやウエディング・家族写真、企業SNS等の撮影を手がける。記事執筆、写真セミナー講師など、幅広く活動中。

 

Yuriさんの作品

撮影前の準備:機材やアクセサリー、服装など

機材について

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは、普段の撮影で使用している機材を、ボディ・レンズそれぞれ教えていただけますか?

Yuriさん

はい。ボディはFUJIFILMのX-T5とNikonのZ 6IIを主に使用しています。FUJIFILMはつい最近までX-T4を使用していたのですが、X-T5に買い替えました。NikonはZ5も持っています。

ー機材はどのように使い分けられているのでしょうか?

Yuriさん

FUJIFILMはふんわりかわいい色合いがよく出てくれるので、お花畑などのカラフルなシチュエーションや、優しい色合いにしたいときに使うことが多いです。
本当に個人的な印象ですけど、Nikonは光と影を印象的に表現したい場合に向いている印象があって…。
例えば、カフェとかホテルの室内撮影や、紅葉などの光と影をきれいに表現したいときに使うことが多いですね。

ー「ふんわりかわいい色合い」を出したいときはFUJIFILMのカメラがおすすめなんですね! レンズはどんなモデルを使用されていますか?

Yuriさん

レンズはたくさん持っているんですけど、よく使うのはFUJIFILMの場合広角ズームレンズのフジノンレンズ XF10-24mmF4とフジノンレンズXF16-55mmF2.8、フジノンレンズ XF35mmF1.4のレンズです。
XF16-55mmF2.8は去年購入したばかりで、たくさん作例があるというわけではないのですが、最近XF10-24mmF4以上に使う頻度が高くなっています。

NikonはNIKKOR Z 24-70mm F2.8 Sをメインでずっと使い続けています。それにプラスして、NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sを持って行くぐらいです。

ー撮影には、基本的にズームレンズを持って行かれるということでしょうか?

Yuriさん

そうですね。最近は、ズームレンズを持って行くことのほうが多いです。それにプラスして、小さな単焦点レンズも1本以上持って行く感じですね。
ほかにも、50mmF2とか90mmF2とか色んな単焦点レンズを持っているので、時と場合によって持って行くレンズは変わります。

ー機材は1回の撮影でFUJIFILMとNikonどちらも持って行くなどはせず、撮影シーンに合わせてどちらかを持って行くのでしょうか?

Yuriさん

さすがに重いので(笑)、どちらも持って行くことはあまりないですね。大体どちらかを1つのメーカーを選んで持って行くことが多いです。夫と一緒に出かけるときであれば、夫がFUJIFILMをずっと使っているので、FUJIFILMは夫に持ってもらって、私はNikonを持つみたいな感じでそれぞれ使うこともあります。

ー旦那さまと撮影だなんて素敵ですね! 確かにレンズも共有することができていいですよね。

アクセサリーについて

ーフィルターや三脚などのアクセサリー類はどんなものを使用されているんですか?

Yuriさん

フィルターはプロテクターレベルのものしか使っていなくて、撮影に持って行くのは三脚ぐらいです。
三脚は大きいもの(ベルボン製)と小さいもの(SLIKのミニ三脚)をそれぞれ持っているんですけど、「セルフポートレートをしっかり撮りたいときは大きいもの、使うかどうか分からないけど念のため持って行くときは小さいもの」という風に使い分けています。

ーセルフポートレートを撮るには、やはりちゃんとした三脚が必要でしょうか?

Yuriさん

そうですね。大きい三脚は重いしできれば持って行きたくないんですけど……。背の高さによって、だいぶアングルが変わっちゃうので、持って行くようにしています。

カメラバッグについて

ー撮影にはお車で移動されることが多いのでしょうか?

Yuriさん

じつは私、車の運転ができないんですよ…(笑)
なので撮影地には、主に公共交通機関で行くことが多いです。

ーでしたら、機材もある程度厳選して持って行かなければなりませんね。

Yuriさん

はい。なのであんまりたくさんは持って行けないですね。友達と行くときは車のほうが多いですけど。

ーとなると、長時間機材を持ち歩くことになるので、カメラバッグは重要だと思うのですが、どんなものを使用されていますか? 

Yuriさん

カメラバッグは、絶景プロデューサーの詩歩さんがプロデュースされた「Lintta」というトラベルリュックを使っています。本当に使いやすくて…!
バッグ自体が比較的軽く、機材の大きさにもよりますが、私の持っているカメラ・レンズの場合はボディ1台、レンズ2本くらいだったら十分入って、ノートパソコンも後ろに入れられる優れものです。

ーわ、確かに使いやすそうですね! 

Yuriさん

そうなんです。もう、本当にずっと使ってます(笑)。
仕事とかでボディを2台持って行かなきゃいけないときは、Endurance ExtIIを使っています。
私の持っているカメラ・レンズの場合はボディ2台、レンズ2本くらいを入れることができます。

ー自分自身もそうですけど、カメラバッグ難民の方って意外に多いと思うのでとても参考になりました!

(モデルさんの)服装について

ーモデルさんの服装はどのように決められていますか?

Yuriさん

服装は同行する友人に相談することが多いですが、とくに何かセオリーがあるというわけではなくて…。ただ、行く場所の色を考慮して、その色に合う服だったり、「同行する(モデルを依頼した)友人と被らない色にしよう」と話し合ったりはします。
ガチガチにイメージを固めるというよりは、ふわっと「この色にはこの色が合いそうだよね」みたいな感じで決めています。
でもなんだかんだ白が一番合わせやすかったりもするので、友人と一緒に白を着て行くときも多いです(笑)。
それと、スカートがきれいに広がりやすいティアードがたっぷり入ったワンピースを選ぶと、動きを出しやすくておすすめです。

ー何も考えず好きな服を着て行っていて、反省しました…。ティアードワンピース探します!(笑)

Yuriさん

ぜひ! 私は写真を撮るときに「絵本の中の世界」をコンセプトに考えていることが多く、そういう意味でも普段着よりは、かわいいデザインのワンピースを着て、世界観を作るのが割と好きですね。

ロケハンについて

ー撮影前にロケハンはされますか?

Yuriさん

ロケハンは仕事の撮影以外ではあまりしません。
(旅行や遠方の撮影などで)前日に着いたときとかは、どんな感じか見に行くこともありますが、基本的にはInstagramやGoogleマップに上がっている写真を一通り見ておいて、行く所がどんな場所か下調べをしています。
ただ、イメージを固めすぎるのもつまらないので、下調べはある程度だけにして、現地に行ってから探すようにしています。

撮影時のポイント

構図

ー風景ポートレートを撮る際の構図を決めるポイントを教えてください。

Yuriさん

まず、背景に余計なものを入れないことを重要視しています。人物が立つのであれば、その人物がきちんと目立つように人物の立つ後ろはごちゃごちゃさせないことがポイントです。
とくにお花…それこそ桜とかであれば、枝とかが背景に入ってしまいがちですけど、できるだけ入らないところを狙ったり…。
例えば空のように、背景がすっきりしているところを背景に入れるようにしています。

どうしても余計なものが入りそうな場合は、前ボケで隠すようにしています。

ー「前ボケで隠す」とはどういうことでしょうか?

Yuriさん

例えば、この写真は、普通に撮ると後ろに駐車場が写ってしまうんです。
そこで余計なものが入らないように端のほうに寄って、ミモザをあえて前ボケにすることで「余計なものが見えない写真」を撮ることができました。

ーなるほど。確かに前方でミモザがボケていることで、被写体である人物が際立って見えますね!

Yuriさん

あとは、余白を十分に入れることも大切にしています。具体的には、人物が写真の1/2〜1/3ぐらい(に入るよう)に調整することが多いです。余白を入れることでふんわり良い雰囲気になると思っています。

ー場所の関係で余白がとりづらいときなどはどうすれば良いでしょうか?

Yuriさん

余白がとりづらいときは被写体の方に座ってもらったり、写真の縦横を変えたりしながら、工夫するようにしています。

上の写真は、もし立っていたら人物が写真に対して占める割合が大きくなってしまうところを、座ってもらうことで余白を確保しています。

ー確かに、モデルさんが座ることによって上部に余白が生まれていますね。
ただ、余白を大きくとるのって、そもそも人が集まる場所では難しいですよね。人が多く集まる場所での撮影で工夫されていることはありますか?

Yuriさん

そうですね…。まずそもそもに人がいない時間を目指して撮影に出かけています。平日に行けるのであれば平日に行くのが1番です。
ただ、友人が土日休みの子もいるので、週末に行く場合はできるだけ早い時間に行っています。

この前小豆島に撮影に行ったときは、どうしても朝一に行きたかったので真夜中発のフェリーで向かいました。

ー真夜中発! すごいですね…。

構図を決める際のポイント
・前ボケなどを利用して背景に余計なものを入れないようにする
・人物は写真の1/2〜1/3に収め、余白が確保できるように撮影

光の選び方

ー写真を撮る際の光の選び方のこだわりはありますか?

Yuriさん

光の選び方はシチュエーションによってしまう部分もありますけど、私は「色が柔らかい雰囲気でありながら、色もコントラストもちゃんと出る写真」が好きなので、半逆光かサイド光か、半順光を選ぶことが多いです。

人物(表情)がメインの撮影であれば、肌の色がきれいに見えやすい逆光気味の角度で撮影することが多く、風景は色がきれいに見える順光気味の角度で撮影することが多いです。

ーなるほど。Yuriさんの作品は明るいものが多いですが、光が強く当たる場所で撮影しているわけではないのですね。

Yuriさん

はい。被写体にすごい強い光が当たってしまうと、人物の場合真っ白になってしまうので…。

光が強い場合は、そうならないように木漏れ日などの日陰を探して撮影することが多いです。

光の選び方のポイント
・人物(表情)がメインの撮影は半逆光で撮る
・風景がメインの撮影は半順光で撮る
・光が強い場所は日陰を探して撮影する

カメラの設定

ー撮影時のカメラの撮影モードやカメラの設定はどうされていますか?

Yuriさん

日中屋外で撮影することが多いので、ISO感度はできるだけ低くして、絞り優先モードで撮っています。

F値はボケ感を活かしたいときは2.8〜4ぐらい、全体にピントを当てたいときはF8前後で撮っています。

撮っている間に空が暗くなってきたら、マニュアルモードにすることもあります。

ーFUJIFILMのカメラをお使いでしたら、フィルムシミュレーションを使うことはありますか?

Yuriさん

そうですね。FUJIFILMはふんわりかわいい色合いが一番出やすいカメラメーカーだと思っていて、私が撮るときは「PROVIA」を一番よく使います。

「PROVIA」で色が濃いと感じたときは「PRO Neg.Std」を使うこともありますし、「ETERNA」はコントラストが低くて、優しい印象の写真になりやすいので、これもたまに使います。

ーそうなのですね。露出補正はどうされていますか?

Yuriさん

基本的には明るい写真が好きなので、今は+1〜1.3ぐらいにすることが多いです。

ーなるほど! 今教えていただいたのは、基本的には晴れの日前提の設定でしょうか?

Yuriさん

はい。晴れの日前提で、光がなくなってきたら、ISO感度を上げたり、シャッタースピードを上げたりして、マニュアルモードで撮ることが多いですね。

カメラ設定を決める際のポイント
・基本は絞り優先モードで、ISOをできる限り低く設定。暗くなったらマニュアルに変える
・F値はボケ感を活かしたいときは2.8〜4ぐらい、全体にピントを当てたいときはF8前後
・フィルムシミュレーションは主に「PROVIA」を使用(FUJIFILM)

セルフポートレート

ーセルフポートレートの撮影方法を教えてください。

Yuriさん

セルフポートレートの方法としては2つやり方があって、まず1つ目はカメラとスマートフォンを接続して撮る方法です。

最近のカメラは、ほとんどがアプリなどを介してリモート撮影ができるようになっているので、Wi-Fiを繋いでスマートフォンの画面を見ながら自分の場所を確認して撮ることができます。

そのときは大体セルフタイマーを2〜3秒に設定しておいて、スマホでシャッターを切る、という感じです。

ーなるほど。もう一つの撮影方法はどんなものですか?

Yuriさん

もう1つは「インターバルタイマー」という機能を利用した撮影方法です。

インターバルタイマーは「○秒間に◯回」のようにシャッターを切る回数を設定できて、例えば「2秒に1回」という風に設定すると2秒毎にシャッターを切ることができる機能です。

インターバルタイマーを使うときは、あらかじめカメラのファインダーや液晶画面で、自分が立つ目印を決めておくことが必要です。

ーそれぞれの方法にメリットデメリットはありますか?

Yuriさん

カメラとスマートフォンを接続する方法は、F値が低い場合でもピントが合わせやすいのがメリットです。立ち位置もその場で確認可能で、失敗が少ないと思います。

インターバルタイマーは、F値を低く設定するとピンボケしてしまう可能性が高いので、F値を高くしておかないといけないんですが、カメラとスマートフォンのWi-Fi接続がうまく行かないときに重宝します。
それと、いつシャッターが切れているのか分からないので、動きが自然に見えることもあります。
なので友人とお喋りしている感じとか、自然な表現をしたいときにもインターバルタイマーはおすすめです。

セルフポートレートを撮影するポイント
・スマートフォンとカメラを接続して撮る方法とインターバルタイマーを使用する2つの方法がある
・スマートフォンとカメラを接続して撮る方法はF値を低く設定可能
・インターバルタイマーはカメラとスマートフォンを接続できないときや、自然な表現をしたいときに使う

モデル撮影

ーモデル撮影について気をつけていることがあれば教えてください。

Yuriさん

私の場合は華やかさのある写真を目指しているので、モデルさんが棒立ちにならないように気にしています。

歩くときはすごくゆっくり歩いてもらったり、ちょっと首を振ってもらったり、腕をふらんとしてもらったり…。動きは何かしらつけるようにしています。

あと顔に関しては、真後ろよりは少し横を向いているほうが明るい写真になりやすいので、”歩きつつもちょっと斜め上を向いてもらう”などの工夫もしています。

体が細く見えるので、真正面よりはちょっと横を向いてもらうこととかも多いです。

Yuriさん

あと、何も持っていないと手持ち無沙汰な感じが出てしまうので、何かしら小物を持ってもらうことが多いですね。

撮られる側も小物があったほうがポーズをとりやすいですし、上の写真のようにカメラを持ってもらうのも、すごくいいと思います。

ー確かに最近おしゃれで小さいカメラが多いので、小道具にピッタリですね!

Yuriさん

はい。カメラはただ肩に下げているだけでもかわいく写ります!
カメラを持っていたら下を向いていてもかわいい写真になるので、ぜひ活用してみてください。

あと個人的な持論になってしまいますが、腕をあげる仕草は(モデルさんが)細く見えるというか、かわいく見えるので腕を上げるようなポーズもおすすめです。

モデル撮影をするポイント
・顔や体は少し横を向いてもらうのが◎
・カメラや鞄など小道具を使って自然な雰囲気を演出
・腕をちょっと上げてみるのもおすすめ

レンズの使い分け方

ー撮影に持ってきたレンズはどのように使い分けていますか?

Yuriさん

例えば、上記の写真は広角で撮影していますが、広大なお花畑や青空をしっかり入れて撮りたいとき、桜などですごいパースをつけたような、囲んでいるような写真を撮影したいときは、広角レンズをよく使います。

Yuriさん

逆に、上の写真のように遠くからクローズアップして一部を撮りたいときや、圧縮効果を利用して「満開のお花の中に人がいる」のを強調したいときは望遠レンズを使います。

望遠レンズだと人物の表情も歪みなくきれいに撮れるので、「歪みを乗せたくないとき」にも重宝しますよ。

それと標準レンズは、広角レンズ・望遠レンズのいいとこどりをしたいときに使用します。
例えば「青空にしたいけどお花もたくさん入れたい」みたいなときですね。

広角レンズだとお花同士の感覚が離れてしまいがちなので、お花を密着させつつ、ちゃんと青空を入れたいときに標準レンズを選んでいます。

レンズを使い分けるポイント
・青空や広大はお花畑を撮りたいときは「広角レンズ」を使用
・人物をきれいに撮りたいときや、お花を密着させて撮りたいときは「望遠レンズ」を使用
・標準レンズは広角レンズと望遠レンズのいいとこどりができる!

レタッチのコツ

ー最後にレタッチに関してうかがっていきたいと思います。編集ソフトは何を使用されていますか?

Yuriさん

実は私、Photoshopをあまり使わなくて…。
Lightroomを主に使用しています。

ーそうなのですね。では、Lightroomを使用したレタッチのポイントを教えてください!

Yuriさん

レタッチについては、撮影時からの前提条件にはなってしまいますけど、「ふんわりパステルな写真」をテーマにしてはいますが、ぼんやりしているわけではなく、引き締めるところを引き締めて、被写体の魅力が伝わる作品を目指しています。

その上でレタッチについてお伝えすると、まずは色ですね。
色がきれいに入っているとふんわりパステルな雰囲気が出やすいので、まずハイライトを下げることで、明るくなりすぎている部分の色味を適正に戻します。

また、明るいトーンの写真を目指しているので、シャドウと黒レベルは上げることが多いですね。

ーシャドウと黒レベルはどの程度上げるのでしょうか?

Yuriさん

どちらも上げすぎると写真がのっぺりしてしまいがちなので、どっちかはちょっと下げてみたり、あとはトーンカーブを使ってふんわりな雰囲気にさせつつも全体的に少しコントラストが入るように調整したりすることが多いです。

ーでは基本的にはハイライト、黒レベル、シャドウ、トーンカーブあたりで調整される感じでしょうか?

Yuriさん

そうですね。あとは「かすみの除去」も使うことが割と多いです。
基本補正でふわっとした雰囲気に仕上がりますが、かすみの除去を上げることで、全体的に引き締まるというか、コントラストも若干上がりますし、色がしっかり出るんです。

レタッチのポイント
・ハイライトを下げて色味を出す
・シャドウと黒レベルを上げて明るさを出す
・トーンカーブ、かすみの除去で微調整

まとめ(ふんわりかわいい風景ポートレートを撮る方法)

ーここまで教えてくださりありがとうございました。「ふんわりかわいい風景ポートレート」撮れるような気がします!
 最後に、撮影の際に大切にしていることを教えてください。

Yuriさん

こちらこそありがとうございました。

そうですね。私が写真撮る時に大切にしていることは2つあって、1つは「写真を見てくれる人が元気になること」。もう1つが「その場所の魅力を伝えて、写真を見てくれた人に行きたいと思ってもらうこと」です。

写真で伝えたいことは人それぞれだと思うので、どんな人にどんなことを伝えたいのか…を考えながらシャッターを切ると、自分だけの写真が撮れるのではないかと思います。

ーなるほど。撮影の目的や目標を明確にすることも大事なんですね。これからお花の季節なので、Yuriさん流の撮影にトライしてみたいと思います!

ふんわりかわいい風景ポートレートを撮る方法
・機材…ふんわりかわいい色合いが出せるFUJIFILMか、陰影がきれいに写せるNikonを使用
・構図…背景に余計なものを入れないことや、十分に余白をとることを意識
・レタッチ…ハイライトで色味を出しつつ、シャドウや黒レベルで明るさを出す。引き締めるところを引き締めて、被写体の魅力が伝わるように!

Yuriさんの使用機材一覧

カメラ

レンズ

フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS

フジノンレンズ XF35mmF1.4 R

フジノンレンズXF16-55mmF2.8

NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S

NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

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この記事を書いた人

東京都出身。大学卒業後、写真専門学校にて写真を学ぶが、中退し編集者の道へ進む。現在は独立してフリーエディターとして活躍中。韓国が好きすぎるあまり移住し、日本と行き来する生活を実行中。

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