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カメラ・シーン~Scenes through camera lenses~【18】シンプルなルックスのSONY α7Cで神楽坂ぶらり

カメラを愛する皆さん、ごきげんいかがでしょうか。
ようやく夏の暑さも遠のいて秋らしい涼しさを感じる今日このごろ。ボディ上面のでっぱりがない、コンデジのようにすっきりシンプルなルックスのフルサイズミラーレスSONY α7CをGUのリアルレザーカメラバッグ+E(2023年秋冬モデル)に入れて神楽坂をぶらりお散歩!
後半のポートレートはアイドルグループ・il pleut(イルプル)の、花橋苺(はなばし・いちご)さんに写真モデルをお願いしました。

目次

今回選んだカメラ:SONY α7C(ILCE-7CL)

SONY α7Cは小型軽量フルサイズミラーレスとして人気のα7シリーズにあって、とくにそのシンプルなルックスがチャーミングなモデルです。
α7Cを紹介するにあたってはコンパクトさが強調されることが多いかと思いますが、α7シリーズはもともとただでさえフルサイズ機としてはコンパクトなので、α7Cがその中でもズバ抜けてコンパクトかどうかと問われると…感じ方は個人差があると思います。しかしルックスがシンプルであることには疑いの余地もありませんし、バッテリーとメモリーカード含めての重量が約509gという軽量さは携帯面では大きなアドバンテージです。
今回、夏の終わりの神楽坂を散歩するのにGUのリアルレザーカメラバッグ+Eを使いたかったのです。このコンパクトでシンプルなデザインのバッグのシルエットを崩さず入れるのにはα7Cのシンプルでフラットなデザインが最適でよく似合うのです。
レンズもコンパクトなソニー純正の単焦点FE 40mm F2.5G(SEL40F25G)を選択。そして後半のポートレート作例用としてSONY FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)も準備しました。
ストラップはバッグの中でかさばらないようにエツミのハンドストラップアクション(E-6711)を合わせました。

SONY α7Cとは

α7Cは2020年に発売されたモデルで、2023年10月には後継機α7C IIとα7CRが発売予定のため、いわゆる“型落ち”になりますが、有効約2420万画素35mmフルサイズ裏面照射型センサーとBIONZ X搭載、そして高精度なボディ内手ブレ補正とAF機構など今もまったく色褪せないスペックです。
光学式5軸ボディ内手ブレ補正はα7Cに最適化され、5.0段(CIPA規格準拠、Pitch/Yaw方向、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時)の補正効果を実現しています。
AFに関してはプロフェッショナル機にも搭載されている“4Dフォーカス”対応。高速性と追随性に優れた像面位相差AFと、高精度なコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAFシステム」が、さまざまな場面で被写体を捉えてくれます。人物撮影ではAIを使いリアルタイムに瞳を追いかけ続ける「リアルタイム瞳AF」が威力を発揮します。動画性能も美しい4K動画が撮影できますし、基本的な性能は後継機登場後でもなお十分と言えます。

SONY α7Cの魅力

シンプルかつフラットなルックス

α7シリーズは初代機からボディ上面にファインダー部分が突出する形でデザインされてきました。いわゆる一眼レフにおけるペンタ部のイメージです。それが一眼カメラであることを一目で物語っていたのですが、α7Cでは極限までコンパクト化を図る中でこのでっぱりをなくし、よりシンプルでフラットな外観となっています。小さめのレンズを着ければ、まるでコンデジやAPS-Cのボディのように見えることでしょう。

GUで人気のリアルレザーシリーズ。今年の秋冬モデルとして登場したリアルレザーカメラバッグ+Eは表地に牛革、裏地にナイロンを使い縦14.5cm×横21cm×奥行き8cmのコンパクトなバッグ。カラバリはオフホワイト、ブラック、オリーブとあり、今回はオリーブを選びました。これにフルサイズミラーレスを入れようとするとα7Cが最適なのです。バッグ自体もシンプルで、α7Cのシンプルなデザインとよく似合います。9月に参加したグループ展の会場でも好評でした。

カメラバッグとしてはかなり小型でクッション性もなく、ファスナーの開閉部分もさほど開閉せず頻繁にカメラを取り出すにはやりにくさもあるので、カメラを入れずにボディバッグとして使う人も多いこのバッグ。ただご覧のようにα7Cに小型の単焦点レンズなら余裕があり、他にコインケースなどの小物とスマホも入れられ持ち運びにとても便利です。

FE 24-70mm F2.8 GMはレンズフードを装着したまま入ります。ボディ+単焦点を手持ちでスナップ、バッグにこうして予備のレンズやアクセサリーを入れて歩くのもいいかもです。

コンパクトボディに高機能を凝縮


手持ちのAPS-Cミラーレス、フジフイルムX-E4と比べてもこの通り。α7Cはフルサイズにも関わらず若干大きいかな?程度のサイズ感です。巧みなデザイン処理で厚みもあまり感じさせません。

3.0型TFT駆動モニターは921,600ドットのバリアングルタイプ。オープン角約176°、チルト角約270°で自撮りにも対応できます。

コンパクトながらバッテリーはα1、α9IIはじめ上級機種同様の大容量NP-FZ100を採用しています。これは嬉しい!

ボディのコンパクトさとトレードオフになったのが内蔵ファインダーのスペック。視野率は100%ですが倍率は0.59倍と小さく、ファインダーでディテールを確認するのは困難です。でも付いていないよりいいや、程度に割り切りが必要。

FE 24-70mm F2.8 GMのような大きいレンズは似合いません。レンズを持っている感じになってしまいます。…が、高機能なボディに高性能なレンズ。撮れる写真に文句はありません。

SONY α7C作例写真(ストリートスナップ)

SONY FE 40mm F2.5G F値:2.5 SS:1/500 ISO:100

ねらって行ったわけじゃないんですけどちょうどお祭りをやっていた、だから撮ったという写真です。小型なカメラってそういうノリがいいですよね。

SONY FE 40mm F2.5G F値:2.5 SS:1/250 ISO:100

このレンズは絞りをリングで操作できるので、フィルム時代にカメラの作法を覚えた身には使いやすいです。絞り優先AEで撮影しました。

SONY FE 24-70mm F2.8 GM F値:4.5 SS:1/100 ISO:400

今回ポートレート用に準備した24-70ですが、スナップでも使ってみました。でも38mm相当で撮影してしまったんですから、単焦点40mmのままでも良かったかという。笑

SONY FE 24-70mm F2.8 GM F値:8.0 SS:1/125 ISO:800

25mmで撮影。フルサイズなのでF8.0に絞っても背景には適度なボケ感。MFリング、AF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタン、ズームロックスイッチなど至れり尽くせりのレンズです。

SONY FE 40mm F2.5G F値:4.0 SS:1/60 ISO:500

外装とフードにアルミニウムを採用した高品位なレンズですが、描写のほうも高品位。ヌケもいいしピントが合ったところからはずれていくにしたがって自然に描写されています。

SONY FE 40mm F2.5G F値:4.5 SS:1/60 ISO:1250

シャドーからハイライトまでうっとりするようにナチュラルな描写性が嬉しいです。フィルター径は49mm、最短撮影距離は0.28m(AF時)/0.25m(MF時)、最大撮影倍率は0.20倍(AF時)/0.23倍(MF時)です。

SONY FE 40mm F2.5G F値:2.8 SS:1/125 ISO:6400

ISO6400。カラーノイズが乗り始めていますが、スナップならまだまだ実用範囲内の描写です。高感度に強い裏面照射型CMOSセンサーとBIONZ Xの実力を感じます。

SONY FE 40mm F2.5G F値:4.5 SS:1/60 ISO:10000

ISO10000。シャドー部にはノイズが乗ってきたものの、蛇口の質感など全体的な描写は良好です。ソニーが目指す画質設計のポリシーが「臨場感」であることに納得がいきます。

SONY FE 40mm F2.5G F値:7.1 SS:1/60 ISO:4000

とてもボケのきれいなレンズです。ピントの合った部分をピークになだらかにやわらかくボケていく感じがいいですね。

SONY FE 40mm F2.5G F値:4.5 SS:1/125 ISO:320

木製の柵に曇りガラス越しの台所。昭和テイストな風景が多い神楽坂。α7Cの質感描写はレンズ性能と相まって秀逸です。

SONY FE 40mm F2.5G F値:5.6 SS:1/125 ISO:2500

ISO2500と高感度ですが、α7Cのセンサーはハイライトがよく踏ん張ってくれる印象です。

SONY FE 40mm F2.5G F値:6.3 SS:1/125 ISO:4000

窓ガラス越しの花瓶ややかんの質感が見事に描写されています。ISO4000でここまで質感が再現されているとは、小型ながら頼れるボディとレンズです。

SONY α7C作例写真(ポートレート)

SONY FE 24-70mm F2.8 GM F値:2.8 SS:1/80 ISO:3200

望遠端70mm、ISO3200で撮影。シャドー部に若干ノイズが乗っていますが、気になるほどではありません。ノイズは後処理でもカバーできますが、人物の場合は肌の質感を考えるとこの辺が限界かもです。

SONY FE 24-70mm F2.8 GM F値:4.0 SS:1/125 ISO:400

35mm相当で撮影。発色はクリアできれいですが意外とあっさりしていて、このカットでは見た目に近い印象でした。

SONY FE 24-70mm F2.8 GM F値:2.8 SS:1/125 ISO:5000

写真モデルをお願いしたのはアイドルグループ・il pleut(イルプル)の花橋苺さん。@Ichigo_ilpleut
花橋さんの写真をご覧になりたい方は下記noteに続きがあります。
https://note.com/kojishiwa/n/na8a7a47513dc

SONY α7Cと過ごして

私がふだんプライベートで写真を撮るのに重視しているのは「気分」です。こうしてカメラの解説記事を書いてはいますが、ある意味スペック以上に「気分」って大切だと思っていて、プライベートで出歩くときのカメラは「気分」で選ぶことが多いです。今回はお散歩スナップ撮影をするのにGUのリアルレザーにカメラを入れて歩きたくて、それでα7Cを選びました。カメラありきではなくて、バッグありきという選択です。そしてα7Cはそんな気分に心地よく応えてくれました。
シンプルなルックス。ファインダー部分の突出がなくフラット。飾りげのないバッグに本当によく似合ってくれて、街を歩くのが楽しかったです!

今回使用したカメラ・レンズ

SONY α7C ILCE-7C

製品名SONY α7C ILCE-7C
有効画素数約2420万画素
レンズマウントSONY Eマウント
ISO感度静止画・動画撮影時:ISO100〜51200
手ぶれ補正あり
サイズ約124×71.1×59.7mm
質量約509g

■購入する場合は、213,000円(税込 、※2023/9/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GOOPASSなら月額16,380円(税込)でレンタル可能です。

FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)

製品名FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)
焦点距離24-70mm
開放F値F2.8
手ぶれ補正なし
最大径×長さ87.6×136mm
フィルターサイズ82mm
質量886g

■購入する場合は、198,000円(税込 、※2023/9/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GOOPASSなら月額11,980円(税込)でレンタル可能です。

FE 40mm F2.5G(SEL40F25G)

製品名FE 40mm F2.5G(SEL40F25G)
焦点距離40mm
開放F値F2.5
手ぶれ補正なし
最大径×長さ約68×45mm
フィルターサイズ49mm
質量173g

■購入する場合は、82,780円(税込 、※2023/9/27現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GOOPASSなら月額7,480円(税込)でレンタル可能です。

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この記事を書いた人

1962年11月生まれ。東京写真専門学校(現:東京ビジュアルアーツ)中退。フリーランスのフォトグラファー兼編集者として、これまで『夕刊フジ』をはじめ数々のメディア制作に携わった経験を持つ。現在は撮影の仕事とともに、ヤフーをはじめメディアのニュース記事制作を手掛けている。

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