【PR】『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS|Contemporary フジフイルムXマウント』レビュー!写真家・田中雅美さんが野鳥を撮影

ライトバズーカの愛称で評判が高い『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS|Contemporary(以下、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS)』。
これまではSONY Eマウント、ライカLマウント用が発売されていましたが、2023年9月21日にフジフイルム XマウントAPS-C対応レンズが満を持して登場しました。
今回、FUJIFILMのX-ProphotographerやNHKのネイチャーカメラマンなども務める写真家の田中雅美さんが本レンズをレビュー。北海道でハクガンなどの野鳥を本レンズを使って撮影してきていただきました。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS は散策しながらちょっと綺麗な写真が撮りたいという方や、野鳥撮影のメインレンズを探しているという方におすすめのレンズです。
今回はFUJIFILM X-H2Sとの組み合わせで撮影しています。

100-400mm F5-6.3 DG DN OS [フジフイルム用]
目次
小さくてコンパクトで軽いのが1番

とにかく小さくてコンパクトで軽いというのが1番じゃないですかね。今回初めて使ってみてそれを強く感じました。
公園を散歩しながら撮影するレンズとしてすごく良いので、散策しながら撮影してもそんなに苦じゃないはず。
散歩しながら、ちょっと綺麗なの撮っちゃおうかなっていうときにすごく良いと思います。何気なくカワアイサが休んでいるシーンをさっと撮れる。
邪魔にならないサイズで、ちょっと肩にかけて持っていけるのに、ものすごく綺麗なものが撮れるって良いですよね。

もう少し大きくて重いレンズはたくさんありますけど、この軽さならこのレンズは本当にすごいと思います。35mm判換算で600mmまで撮れるわけですしね(35mm判換算150-600mm相当)。
カメラは、FUJIFILMの最上位モデルでなくてもほとんど写りは同じですよ。本当にすごく良いです。600mmまであればほとんど抑えられるので、野鳥撮影におすすめです。
望遠側の描写もバツグン、全焦点距離で安定して使える

この『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS』は、実に良いですね。全焦点距離で安定して使える。「この焦点距離イマイチだな…」と思うことはなかったです。
やはり生き物を撮影する場合、全焦点距離で安定して撮影できないと辛いじゃないですか。臨機応変に撮れないといけませんから。
私が使った感覚では、一皮むけたような描写性能だなと感じました。
私は基本、どのレンズにも良い悪いってあまりなくて、最低限の性能さえあれば「結構撮れる!」と思ってしまうんですが、その中でもこのレンズは優等生の部類。いやそれ以上。
とにかく全焦点距離で切れ味がバツグンで、非常に気持ち良く撮影できました。
アップもしっかりシャープ、ボケの量は少ないですが、こういう場合はボケている必要はないので問題ないですね。
AFが気持ち良い!純正に近い感覚で撮影できる

純正の「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」とAFの速度が全く変わらないんです。何の違和感もなく飛び物を普通に撮っていられるレンズですね。本当に万能、優等生です。
純正で1番AFが速いと言われているようなレンズと同じ感覚で撮影できたというのは大きいと思います。

この写真は、向こう側の川から魚を取ってポンとこの木にやってきた瞬間を撮った写真です。川はこの森の向こう側にあって、私は全く反対側にいたので、ここに来るとは思っていなかったんです。
「何か飛んできた!」と思って、カメラをそのままスーッと動かして撮った1枚。パッと撮ってもピントが合って絵になる、優秀さがありましたね。
今回の撮影は、ちょうどハクガンのシーズンでした。飛んでいる瞬間もとにかく早く対応できるレンズでしたね。

これは、まとまって飛んでいるところを流し撮りした写真。たくさんの数の鳥を流すっていうのは、あまりしないのですが、ビシビシ決まってどんな撮り方でも本当に安心して撮れました。
逆光時でもコントラストを出してシャープに写る

この朝日が昇ってくるときなんて非常にひどい条件で、太陽がこのくらい平べったく出てくるので、めちゃくちゃな気流だったんです。
不安定な中でも、こんなにコントラストを出してくれてシャープに撮れる。良いレンズだなと思いました。
どこか決定的に悪いところって言われてもね出てこないんです。もっと強く夕日を入れた写真もあるのですが、変なフレアも出ず、まったくもって落ち着いて撮れました。


100-400mm F5-6.3 DG DN OS [フジフイルム用]
チャンスを逃さない、112-160cmの最短撮影距離

撮影距離が短いのもすごく良かったです。いつも「もうちょっと近くで撮れたら良いのに…」と思うことがあるんです。
ふっと近くに寄ってきた生き物や、自分がテントで隠れているときにやってきた鳥などは近距離で撮影することがよくあるから。
最短撮影距離:112(W) - 160(T)cm
たとえば、カワセミなら、50cm付近まで近づいてくることもあります。リスなんてちょこちょこ動いて、ほんのすぐ近くにやってきたり…。「ピントが合わない…」ってことがよくあります。
400mmF2.8や600mmF4など、明るいレンズを着けているときはまず無理です。最短撮影距離が2.5mくらいありますからね。せっかくのチャンスがダメになってしまいます。
そういった意味でもこのレンズは、大変使い勝手が良いレンズです。
神がかった手ブレ補正!コスパが良すぎる

手ブレ補正もまた神がかっているほど素晴らしいんです。もうびっくりしたくらい。
純正と同じくらい手ブレ補正が効いていて安定して撮影できるんです。
そのうえ、購入価格は10万円程度ですよね。だとすると、本当に信じられないコスパです。本当に「ちょっとどうしましょう…」って思いました。
約5段分※に相当する強力な手ブレ補正(OS)機構をレンズ内部に搭載しています。さらに、手ブレ補正機構が搭載されたカメラボディと組み合わせることで、角度ブレの補正をレンズ側で行うため、より強力に手ブレを抑制
SIGMA:https://www.sigma-global.com/jp/
※ CIPA準拠による(35mmフルサイズミラーレスカメラを使用し、焦点距離400mmにて測定)
欲張ることはできるけれど、この画質・性能なら納得

もちろんインナーフォーカスで、重心が移動しない、長さが変わらないレンズの方が良いって言われれば、その方が良いですよね。
ただし、インナーフォーカスにすると画質を犠牲にするじゃないですか。構造上、画質って悪くなるんです。
使ってみると、SIGMAが画質優先に作っている理由が分かりますね。画質を見ると、「確かにこの画質なら!」と納得してしまうレンズです。

F値もそう。あと0.5、もうひと絞りでも明るくなれば、良いのは分かっているんです。良いのは分かっていますが、重量が重くなります。
たとえば、明るくして+1キロ重いレンズが良いのか。そこはISO感度を上げることで差し引いてしまった方が、良いじゃないですか。
やっぱりそこも無理してF値を引っ張り上げていないところが良いなと思います。
悪いところがあれば言うんですけど、使ってみてほとんどないなと思いました。
スイッチ類やはめ込み式のフードも良い
スイッチ類もSIGMAのレンズを使っている人だったら、もう位置が決まっているから慣れていると思います。使いにくいってことはないと思いますし、ズームロックも的確にできます。
はめ込み式のフードも私は好きでしたね。
100-400mm F5-6.3 DG DN OS [フジフイルム用]の概要

100-400mm F5-6.3 DG DN OS [フジフイルム用]
| 100-400mm F5-6.3 DG DN OS [フジフイルム用] | |
|---|---|
| 35mm判換算 | 150-600mm |
| レンズ構成 | 16群22枚 |
| 最短撮影距離 | 112(W) - 160(T)cm |
| フィルターサイズ | φ67mm |
| 最大径 × 長さ | φ86.0mm × 199.5mm |
| 質量 | 1,135g (PROTECTIVE COVER PT-31を含む) |
| そのほか | 簡易防塵防滴構造/手ブレ補正OSスイッチ1、2を搭載 |
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