オオハクチョウ

日本最重量の優雅な〝冬の使者〟
- 撮影のしやすさ
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- 渡りの種類
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冬鳥
- おすすめの時期
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11月上旬~翌3月頃(地域により異なる)
- おすすめのレンズ
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150mm~400mm(餌付け場)
200mm~500mm(自然環境下)
優雅で威厳があるオオハクチョウは、体長140cmを超える巨大な鳥です。その体重は日本の野鳥の中でも重く、10kg以上の個体も…。
また、空を飛ぶ野鳥のなかでも日本最大級で、体重のわりに翼が小さいのが特徴です。重い体を支えるために、飛ぶ間はずっと羽ばたき続けます。
そのためシベリアから日本に渡るときは、一気に越冬地まで行かずに、一旦北海道各地の湖や沼で休憩します。
日本にはコハクチョウもオオハクチョウとともに飛来しますが、オオハクチョウの首はコハクチョウより細長く、身体が若干大きいのが特徴です。くちばしの黄色い部分が多いところでもコハクチョウと区別ができます。

「湖にずっといる」印象が強い鳥ですが、ハクチョウにとって水場はねぐらに過ぎません。
昼間は稲を刈り取った後の田んぼに出向き、二番穂(刈り取った稲から再び生えた稲穂)や落ち穂などを好んで食べます。
時には田んぼの泥に頭を突っ込み、顔を泥だらけにして食べることもあります。厳しい冬を乗り越えるために、必死に生きる姿も魅力的です。
オオハクチョウは植物食で、水草が好物。池の底に生える水草を食べるため、水面にお尻を突き出して上半身だけ水に浸かることもあります。
また、首が長いため、他のガンカモが食べられない深い場所の水草も逃しません。
しばらく北海道で英気を養うと、北日本~関東各地の越冬地へ移動。一部のオオハクチョウはそのまま北海道で越冬します。
北海道はハクチョウの中継地なので、特に秋と春には多くのオオハクチョウを観察可能です。

オオハクチョウはコハクチョウに比べて渡りの移動距離は短く、特に北海道や関東以北に多く飛来。
飛来時期は場所によりますが、早い地域では10月上旬頃から見ることができます。コハクチョウより一足早く渡るのがオオハクチョウの特徴です。
オオハクチョウはシベリアのツンドラ地帯で子育てを行ない、幼鳥が飛べるようになる10月頃から家族単位で日本に渡ります。
ハクチョウは一般的に家族単位で行動するので、群れは真っ白い両親と灰色の若鳥で構成されます。
オオハクチョウの群れは家族単位の集合体です。他の家族とは時に餌場を争って小競り合いや大喧嘩をすることも…。
日本に渡った直後の若鳥は全身が灰色。年が明ける頃には胴体から徐々に白くなります。
時期によっては若鳥が見られるのも、オオハクチョウの魅力です。
また、体が大きく攻撃力が高いのも特徴。コハクチョウやカモなどを水場から追い出すことも度々あります。
「白鳥の湖」の正体は「白鳥が占領した湖」。美しいだけでなく、気性の強さもオオハクチョウの魅力かもしれません。
撮影に関するポイント

オオハクチョウの飛来地では、管理団体が餌付けすることがあります。
近年は鳥インフルエンザなどの影響で餌付けを辞めた地域も増えましたが、餌付けする場所ではオオハクチョウが目の前まで寄って来ます。
そのため、餌付けする場所での撮影は150mmほどのレンズがおすすめ。オナガガモやオオバンとともに餌待ちをする姿は迫力があります。
餌付けをする場所では昼間でもオオハクチョウが少数いることもあり、時間帯を気にせずに撮影可能。
「湖に浮かぶハクチョウ」を撮影したいなら、早朝か夕方に出向きましょう。特に早朝は目覚めたオオハクチョウが家族同士で鳴き交わし、とても賑やかです。
敢えて逆光で撮影して、ハクチョウのシルエットを写すと幻想的な写真に仕上がります。
オオハクチョウは、朝食を食べたら家族単位で田んぼへ飛び去ります。田んぼは私有地のため、撮影は道路から行ない、絶対に田んぼに入らないようにしましょう。
餌付けをされていない地域のオオハクチョウは、警戒心が非常に強い傾向があります。水辺の対岸から望遠撮影になるので、500mm以上のレンズが◎。
家族で水辺を泳ぎながら水草を食べたり、鳴き交わしたりするなど、自然な姿を撮影できるでしょう。
撮影にオススメのスポット
- 尾岱沼(北海道/別海町)
- 浅所海岸(青森県/平内町)
- 瓢湖水きん公園(新潟県/阿賀野市)
オオハクチョウの基本情報
- 生息環境
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池 海岸 川 水田(昼間)
- 大きさ
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約140cm~165cm
- 鳴き声
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コォー、コォー
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