神社・仏閣で写真撮影する際のマナー&注意点を解説!撮影のコツもチェックできます

  • 2021.09.30
  • 2024.09.17
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神社や仏閣を訪れた際に「写真を撮りたい!」と思った方は多いはず。しかし、撮影をしても良いのかわからずに、困ってしまった経験はありませんか?

神社・仏閣は神様や仏様を祀っている場所のため、一般的な観光地とは扱いが異なります。撮影目的で行く所ではありませんし、ルールが設けられている場所も少なくありません。

そこで今回は、神社仏閣を撮影する際の注意点やマナーについて解説します。神聖な空気を伝える撮影のコツも紹介するので、参考にしてみてください。

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神社仏閣で撮影する際の注意点

神社・仏閣が設けているルールを守る

祀られている神様・仏様がさまざまなように、撮影許可の有無は、社寺によって異なります。境内を跨いだら一切の撮影を禁止している所もあれば、コスプレ撮影会を催している所もあったり。事前にWEBサイトをチェックし、入口付近に撮影禁止の注意喚起がされていないか念のため確認しましょう。記載がなくとも、撮影可能か不安な人は神職や住職の方に訊ねてみてください。

撮影が許可されていても、撮影禁止エリアがあったり、三脚はNGだったりと、細かいルールが設けられている場合もあります。事前に受付が必要な場所は、忘れずに申請しましょう。重要なのは、神社・仏閣ごとに決められたルールに従うことです。

まずは参拝する

神社仏閣は撮影地ではなく、神様や仏様を祀って祈りを捧げる場所です。そのことを第一に考え、撮影はオマケであることを忘れないようにしましょう。訪れたらまず、社寺ごとの作法に従ってお参りをしてください。仏像やご神体などの信仰対象は、尊び拝むものであり「みだりにカメラを向けるものではない」という考えが社寺の一般的な意見です。そのため、神様・仏様を撮影する行為は、本来の信仰の形ではないことを念頭に置きながら、『撮影させていただく』という気持ちを持つことが大切です。

許可なく機材を置かない

境内や拝殿などに、機材を置いたり広げたりする行為はNGです。交通の妨げになるだけでなく、施設を傷つけてしまう可能性もあります。多くの神社・仏閣で三脚の使用を禁止しているのは、三脚が庭園や境内を傷める原因の1つになるためです。荷物は身に着けていられる量に留めて、ミニマルな撮影を心がけましょう。

正中から撮影しない

参道の真ん中は、正中(せいちゅう)と呼ばれる神様の通り道です。通常の参拝では忘れられがちですが、参道は端を歩く、横切るときは礼をして敬意を表すのが正しい作法。神様の正面は畏れ多い場所のため、真正面から撮影をするべきではありません。本殿や鳥居などを撮る際は、正中を避けてやや斜めから撮影するようにしましょう。

周りの方に配慮する

神社仏閣に限った話ではありませんが、神職や住職の方、他の参拝者の迷惑となる行為は慎みましょう。撮影の際はなるべく顔が写らないようにして、SNSへのアップもプライバシーに配慮します。他の方が参拝に集中できなくなるため、参拝中の姿を撮るのも好ましくありません。また、祈祷中など神事を行なっているときの撮影は厳禁です。

神社・仏閣撮影のコツ

ルールやマナーを守ったうえで、被写体の魅力を最大限に引き出す撮影をしていきましょう。神社仏閣の撮影で意識したい4つのポイントを解説します。

厳かな雰囲気をつくる

神社仏閣といえば日本らしい厳粛なイメージがあります。そのイメージを伝えられる写真が撮れれば最高でしょう。露光はややアンダーに調節すると、重厚な雰囲気を出すことができます。黒つぶれ(暗い部分の階調がなくなり真っ黒になること)が起きない程度に、陰影をつけるのがポイントです。また、木造建築が多い神社仏閣では、彩度が低くなりがち。コントラストを上げて、ぼやけた印象にならない工夫も大切です。赤い鳥居の色、境内の緑など、彩度の高い被写体はしっかりと色を強調してあげましょう。

  • 陰影を意識する
  • 露出はややアンダーで重厚に
  • 彩度が低い場合はコントラストを上げる

天気によって設定を変える

神社仏閣の撮影は「晴れの日が良い・曇りの日が良い」と一概には言えません。晴れの日には晴れの日の、曇りや雨の日には悪天候ならではの良さがあります。気象によって設定や撮影方法を変えて、天気を生かしていくことが大切です。

晴天の日

直射日光が当たりやすい晴天の日は、コントラストが強い、色鮮やかではっきりとした写真が撮れます。空の青さや、草木の色を強調する撮影が得意です。その一方で、ハイライト部分が白飛びしてしまったり、シャドウ部分が黒つぶれしてしまったりと、明暗差が激しくなります。ハイライト部分とシャドウ部分の両方を鮮明に描写するのは難しいため、ハイライト部分(空など)に露出を合わせて、シャドウ部分(建物の影など)を後々の画像処理(レタッチ)で明るくする方法を試してみましょう。レタッチをする場合は、RAW画像で保存すると、劣化を抑えた処理が行なえます。また、1枚の写真で明暗部の階調を引き出す、『アクティブD-ライティングモード※』も有用。カメラが明るさを自動で調節し、ハイライト部分は暗く、シャドウ部分は明るく描写し、肉眼で見るのと近い明るさの写真を作り出してくれます。

※ 『アクティブD-ライティング』はNikon(ニコン)の名称。Canon(キヤノン)は『オートライティングオプティマイザ』、SONY(ソニー)は『Dレンジオプティマイザー』など、メーカーごとに名称は異なるが機能は同じ。

>>LightRoomでの詳しいレタッチ方法を知りたい方はコチラ

曇り・雨の日

晴れの日と比べ、コントラストが落ちる曇りの日。空を映すとぼんやりした印象が強くなってしまうため、空の面積を少なくして撮るのがコツです。メリハリを出したい場合は、ピクチャーコントロールで『風景モード』など、鮮やかさがプラスされる設定にするのが◎。また、曇りや雨の日ならではの弱い光を生かして、しっとり感を表現してみるのも良いでしょう。

  • 天候によって表現を変えてみる
  • 晴れの日は、高コントラストにしてメリハリをつける
  • 曇りの日は、弱い光を生かして柔らかい雰囲気を出す

建築物は水平を意識する

神社仏閣の撮影でメインとなる、本堂などの建築物。建築物は、水平・垂直に写っていないと、違和感を覚えてしまいます。建築物の撮影で多用される広角レンズは歪みが出やすいですが、撮影時のミスで傾いてしまうのは避けたいところ。カメラは水平に構え、罫線や格子線で画面を分割するグリッド(補助線)を目安にすると撮影しやすいでしょう。また、水平・垂直を視覚的に確認できる水準器も欠かせません。現在ではほとんどのデジタルカメラに電子水準器が内蔵されているものの、より精度を意識する方にはアクセサリーシューに付けるタイプの水準器をおすすめします。

  • 建物撮影は、水平・垂直を意識する
  • 画面を分割するグリット線や、水平器を使う

色々なものに目を向ける

せっかく訪れたのに、鳥居や本殿・拝殿だけを撮影して帰ってしまっては惜しいもの。境内には、いたるところに趣あるものが溢れています。例えば美しい新緑や庭園、鮮やかな花々、狛犬や絵馬、灯籠……。どんなものでも被写体になりうるでしょう。さまざまなものを撮影し、その神社ならではの魅力を見つけることで写真のバリエーションが増えるはずです。

  • 本殿・拝殿以外にも目を向けてみる
  • 狛犬・絵馬・灯籠・手水舎・灯籠などもおすすめ

神社仏閣を撮影する際の機材選び

カメラ

軽くてコンパクトな機材

神社仏閣は神聖な場所であるため、大袈裟に機材を構えて撮影するのは気が引ける方が多いはず。軽くてコンパクトな機材であれば、サッと構えてスピーディーに撮影を行なうことができます。他の参拝者の方に威圧感を与えることも少ないでしょう。また、境内が広い社寺で長時間歩くことになっても、負担になりません。コンデジ(コンパクトデジタル)や、ミラーレス、APS-Cセンサー搭載の一眼レフなど、小型モデルがおすすめです。

手ぶれ補正機構

神社仏閣での撮影は三脚が利用できないため、手持ち撮影が基本です。明るい場所であれば問題ありませんが、日陰の参道など、光量が減るシーンも想定できます。手ぶれ補正機構がついている機種であれば、薄暗い場所でもシャッタースピードを遅くして、明るい写真が撮影可能です。手ぶれ補正がない機材であれば、手ぶれ補正が搭載されたレンズでカバーしましょう。

レンズ

広角レンズ

巨大な建築物は、広角レンズで撮影するとパースがついた迫力ある画になります。遠近感が強調され、奥行のある写真が撮れるでしょう。また、表現という意味だけにとどまりません。小規模な神社仏閣では、画角に本殿全体を収めようとして距離を取ると、公道(境内外)へ出てしまう場合もあります。広角レンズは被写体との距離(撮影距離)が短くても、画角に収まりやすい点が魅力。建物全体を写したい場合には持っていたいレンズです。

望遠レンズ

広角レンズより使用頻度は減るものの、建築物を遠くから狙えば歪みの少ない写真が撮れるのが、望遠レンズ。お地蔵さま、灯籠など、建物以外を撮影するのに向いているレンズでもあります。望遠レンズで撮影すると、本殿や本堂などの建物だけでなく、境内に咲く植物など細部にも目がいくようになるでしょう。神社仏閣の撮影に慣れて、いつもの構図が飽きてきた方におすすめです。

高倍率ズーム

広角レンズと望遠レンズの良いとこ取りができる高倍率ズームレンズ。初めて行く神社仏閣は規模がわからないため、いざ撮影をしてみると画角の過不足に悩まされる場合もあります。そんなとき、高倍率ズームであればさまざまなシーンに対応可能。「撮りたいものは決まっていないけれど、色々撮りたい」という方におすすめです。

神社仏閣の撮影におすすめなカメラ機材

紹介したパワースポットスポットで撮影をしてみたい方に、おすすめのカメラ機材を紹介します。

パワースポットは神社仏閣が多いため、建物の撮影におすすめの機材を主にピックアップしました。

 ・初心者(撮影経験はスマホのみ)→コンデジ・アクションカメラ
 ・中級者(デジカメを使用したことがある)→一眼カメラ(APS-C機)
 ・上級者(普段から一眼カメラを使用している)→一眼カメラ(フルサイズ機)

レベルごとにおすすめする機材が異なります。以下でそれぞれの理由と機材の特徴を紹介するので参考にしてください。

初心者向け

簡単かつ気軽にカメラを楽しめるコンパクトなコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)やアクションカメラです。

■購入する場合は、110,150円(税込 ※2023/06/12現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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2018年7月にSONYから発売された、サイバーショット DSC-RX100M5A。

開放F値1.8、焦点距離24-70mm(35mm換算)の明るい標準ズームレンズを搭載したコンデジです。

24mmでは、神社仏閣などの建物全体を収めることができ、70mmでは気に入った場所をクローズアップしたりよりボケを活かした写真を撮ることができるでしょう。

また、レンズは伝統あるドイツのカメラ・レンズ・光学機器メーカー「Carl Zeiss(カールツァイス)」社との共創により生み出されたもの。

高度非球面レンズ2枚の採用、ゴーストやフレアなどを抑制する最高級コーティング「ツァイス T*コーティング」などにより、高画質での撮影を可能にします。

そのほかパワースポットの撮影におすすめなコンデジ

中級者向け

コンデジよりもステップアップしたい中級者におすすめなのは、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した一眼カメラです。

APS-C機の大きな特徴は、コンパクトさ。

スマホやコンデジよりも良い写真が撮れて、なおかつコンパクトなため、本格的にカメラを始める際の入門機としておすすめです。

GOOPASS

Nikon Z fc 高倍率ズームセット Z fc + Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

→GOOPASSとは?

■カメラを購入する場合は111,774円、レンズは68,622円(税込 ※2023/06/12現在 カカクコム調べ)となっているようです。

機材の紹介文を読む

フィルムカメラのようなクラシカルな見た目がかわいいNikon Z fc。

好みやライフスタイルに応じて、ボディーの人工皮革部分の張替ができるおしゃれなカメラです。

機能面では、オートモード時でも手動で露出補正が可能な点が特徴です。

面倒な設定が必要ないオートモードには、画像の明るさをイメージ通りに調整できる露出補正が搭載されています。

セットのレンズは広角から超望遠までカバーする、便利な高倍率ズームレンズ。

神社仏閣といった大きな建物も、滝など自然のパワースポットも、1本で撮影できます。

そのほかパワースポットでの撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(APS-C)

初心者向けカメラとレンズのお得なセット一覧

上級者向け

APS-C機では物足りなくなり、さらに写真のクオリティを求めたい上級者の方は、フルサイズの一眼カメラがおすすめ。

なかでも、ミラーレスはフルサイズでもコンパクトなカメラが多いため、移動中も身軽さを保てます。

GOOPASS

SONY 新世代フルサイズミラーレス & 標準ズームレンズセット α7 IV ILCE-7M4 + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2

→GOOPASSとは?

■カメラを購入する場合は289,777円、レンズは94,049円(税込 ※2023/06/12現在 カカクコム調べ)となっているようです。

機材の紹介文を読む

SONYが2021年12月に発売した、α7 IV。

α7の無印シリーズでは4代目となるフルサイズミラーレスカメラです。

謳い文句は「次代の、新基準へ」とのこと。

高解像のRシリーズ、映像美のSシリーズ、追従力が高いα9、そしてフラグシップであるα1。

すべての性能を融合させて作り上げた新基準となる1台で、α7無印シリーズの特徴である「バランス」が期待できます。

>>α7 IVのレビュー記事はこちら

そのほかパワースポットの撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(フルサイズ)

中・上級者向けカメラとレンズのお得なセット一覧

まとめ

神社仏閣を撮影する際の注意点とマナー、撮影のコツを解説しました。歴史的な建造物に溢れ、パワースポットとしても魅力がある神社や仏閣。日本らしい、落ち着いた空気感の撮影が楽しめるでしょう。神様、仏様を祀っている場所であることを忘れず、マナーを守って素敵な写真を撮影してみてください。

全国のパワースポット一覧

絶景が撮影できるパワースポット

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使い方・楽しみ方は自分次第。GOOPASSで、撮影を存分にお楽しみください。

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GOOPASS TRAVEL MAGAZINE編集スタッフ Chino

こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSのライター。自社Webメディア『GOOPASS MAGAZINE』などの、ディレクション・記事制作などを担当する。数年のブランクを経て、2014年にカメラを再開。 風景・星景をはじめとする自然物の撮影が中心で、季節感のある写真を好む。使用カメラはCanon EOS 6D。

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