「東京タワー(後編)」夜景写真家が選ぶオススメ撮影スポットVol.5

  • 2022.07.27
  • 2024.09.27
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(編集:GOOPASS TRAVEL MAGAZINE編集部)

こんにちは。

フォトグラファーのDaiです。

今回も前回に引き続き東京タワーの撮影スポットについてご紹介させていただきたいと思います。

私自身が実際に足を運んで見つけて撮ってみた場所や、有名なフォトグラファーさんが撮られている場所もいくつか紹介させていただいているので、東京タワーの撮影場所に迷った際にはぜひ参考にして下さい。

また、今回は私的に一番好きな東京タワーの撮影スポットもご紹介しているので最後まで見ていただけたら嬉しいです。

※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。

※記事内容は2022年7月27日時点の情報に基づきます。

→→過去の記事はこちら

素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。

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撮影前にチェックしたいこと

撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。

撮影マナー

下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。

撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。

さまざまな環境で機材を使用する際の注意

特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。

通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。

防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。

事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。

また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。

結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式

はじめに

著者プロフィール,Dai

茨城県出身。30歳。都市夜景やストリートスナップ、風景などを中心に撮影。作品を投稿している自身のInstagram(m_dada_i)は、フォロワー4万人以上。趣味の旅行が転じて、今では写真を撮るために各地を訪れている。カメラ歴は4年。夜景撮影にハマったきっかけは、横浜みなとみらいの夜景を撮影したこと。

東京タワーのおすすめ撮影場所

1.増上寺

SS:4秒、F8、ISO:100、焦点距離:12mm、Lens:SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art

良い撮影場所がないかなぁと東京タワー周辺を散策している際に見つけました。

おすすめの焦点距離:12~14mm、三脚の使用:〇

撮影のコツ

奥まで伸びている手すりを、手前から大きく写るように撮影するのがポイントです。

そうすると、奥の東京タワーの明かりだけでなく、手すりにも東京タワーの明かりが写ります。

斜めに伸びる光が加わることで、写真がのっぺりした印象にならず、奥行きが生まれるんですよね。

三脚は腰の位置より下くらいの高さにしています。

お寺の建物も特徴的なので、屋根がせり出している感じとかも写せると良いですね。

ただし、注意したいのは、東京タワー以外に明かりが少なくて暗い分、露光を上げすぎると東京タワーが白飛びしてしまうこと。

白飛びしないよう気を付けながら、ギリギリの明るさに調整してください。

位置情報

2.銀杏坂

SS:8秒、F11、ISO:100、焦点距離: 20mm、Lens:SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art

夜景を撮っているフォトグラファーさんの写真を見て気になっていた場所です。

おすすめの焦点距離:20mm、三脚の使用:〇

撮影のコツ

コツはシャッターの始まりと終わりのタイミングです。

この場所は、坂道にある歩道なんですが、ここから撮影すると奥の曲がり角から車がこちらに向かってくるような形になります。

車が見えたタイミングでシャッターをすぐ押して、抜けていくタイミングの8秒くらいにシャッターを離しました。

上手くタイミング通りにシャッターを切るのが難しいため、持っている方はレリーズを用意するのがおすすめです。

 

三脚は、車道と歩道を挟むガードレールのギリギリ手前に置いて撮影しました。

そうすることで、奥まで伸びる光跡をしっかり撮影できます。

位置情報

3.台場駅付近の歩道橋

SS:1/13秒、F2.8、ISO:640、焦点距離:70mm、Lens:SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

おすすめの焦点距離:70mm、三脚の使用:〇

撮影のコツ

メインの東京タワー、副題になるレインボーブリッジが写真の上部にくるような構図で撮影しました。

この写真のポイントは、下の車道に書かれた「止まれ」の文字です。

上記のように、バイクのテールランプがうまい具合に文字を照らした1枚が撮りたくて、長いこと粘っていました(笑)

車だと上手く文字だけが照らされず、バイクが停止した状態だと文字が隠されてしまうという問題があり…。

発車直前のバイクを狙った形です。

バイクが発車してまもなくのタイミングでシャッターを切りたかったので、シャッタースピードは通常よりも短く設定しています。

街灯などもあまりない場所で写真の下半分が結構暗くなってしまうので、ISO感度かF値で明るさを調整する必要があります。

位置情報

4.札の辻橋

SS:6秒、F14、ISO:100、焦点距離:85mm、Lens:SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

奥に見える歩道橋からも東京タワーが撮れますが、カーブを描いて伸びる車の光跡も入れたくて、橋の上から撮影しました。

おすすめの焦点距離:50~85mm、三脚の使用:〇

撮影のコツ

橋の車道脇にある歩道から撮影しています。

構図のコツは、東京タワーを中央に配置せずに、右に寄せること。

右に寄せることで、目の前を通って橋の最後でカーブした後、東京タワーに向かって伸びる車の光跡が撮影できます。

東京タワーを中央にすると、カーブの部分が見切れてしまうんです。

また、焦点距離85mm前後以上でもカーブの部分が写らないので、85mm以下の標準域で撮影すると良いと思います。

位置情報

5.六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

SS:8秒、F11、ISO:100、焦点距離:200mm、Lens:SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

おすすめの焦点距離:200mm、三脚の使用:○

撮影のコツ

ガラス面に写り込みがあるので、反射防止対策が必要です。

露光量は東京タワーに合わせて設定(長秒で撮ると東京タワーの一番明るい部分が白飛びしてしまう)します。

雲が出ている場合は、長めにシャッターを切ると雲が流れてかっこいいので、もう少し絞って撮るもの◎。

望遠で展望台~タワーの足元だけを切り取るのも面白いですが、標準レンズを使って俯瞰で撮るのも東京タワーが際立って良いです。

位置情報

作例写真の撮影に使用した機材

カメラ

Nikon Z6II

Nikon Z6II

私はずっとNikon(ニコン)を使っているんですけど、Z6IIの体感として、高感度耐性が強いと思いました。一般的には、ISO感度上げて明るく撮影するとノイズ(写真のザラつき)が出てしまうと思うんですが、それが本機だとあまり目立ちません。Nikonのボディ全般にもいえるんですが、自然な色合いにも写してくれるので、夜景や風景写真向きですね。色を変えちゃっている私がいうのもあれなんですけど(笑)

Nikon Z6II
センサーサイズ フルサイズ
対応マウント ニコンZマウント
有効画素数 2450万画素
ISO感度(通常) 100~51200
シャッタースピード 1/8000~30秒

■購入する場合は、240,500円(税込 ※2022/02/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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Nikon D810

2台体制で撮るときに使っているカメラです。最新のD850に比べると機能性はやや劣ってしまいますが、D810の良さはD850より画素数が少ないので、高感度のノイズが目立ちません。空のグラデーションも色割れ(年輪のような段階がつくこと)が少なく、ニコン機の中でも高感度に強いカメラだと思います。夜景以外にも星撮りメインの人もよく使っているカメラですね。

Nikon D810
センサーサイズ フルサイズ
対応マウント ニコンFマウント
有効画素数 3635万画素
ISO感度(通常) 64~12800
シャッタースピード 1/8000~30秒

■購入する場合は、90,000円(税込・中古 ※2022/06/23現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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レンズ

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM

広角レンズにおいて2mmの差って大きいんですよね。なので、初めて12~14mmで撮影すると、感動します。普段見ている景色とは違う見え方で、迫力があるのでハマりますね。特に、東京スカイツリーやビルなどの建物を、下から迫力つけて撮るなら12mm前後があると良いと思います。

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM
対応マウント ニコンFマウント
レンズ構成 11群16枚
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.24m
最大撮影倍率 1:4.9

■購入する場合は、166,995円(税込 ※2022/02/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

同じスペックでTAMRON(タムロン)製やNikon製の純正レンズもあるんですが、ビルなど建物がシャープに写るのが好きで、撮影はほとんどこの1台で撮影しています。このレンズは、解像度が良くてシャープに写すことができるので、初めから自分の作品イメージ通りに仕上がるんですよね。

70-200mm F2.8 DG OS HSM
対応マウント ニコンFマウント
レンズ構成 22群24枚
絞り羽根枚数 11枚
最短撮影距離 1.2m
最大撮影倍率 1:4.8

■購入する場合は、142,800円(税込 ※2022/02/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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その他

Velbon(ベルボン) 小型トラベル三脚 UT-63

UT-63
最大高 155センチメートル
最低身長 33.2センチメートル
重量制限 3㎏
商品重量 1620g

■購入する場合は、47,740円(税込 ※2022/02/22現在 Velbon)となっているようです。

あとがき

前編・後編でいくつか撮影スポットをご紹介させていただきましたが、街中を歩いていると『こんなところからも東京タワーが見えるのか』と思うことがあります。
 
そんな時にカメラを持ち合わせてなくてもスマホのカメラで写り方を確認しながらどう切り取ると面白いだろうか、どれくらいの焦点距離で撮ると良さそうかなど見てみると意外な発見もあったりします。
 
同じ撮影スポットでも切り取り方を変えてみてオリジナルの構図にしたり、新しい撮影スポットを見つけてみるのもカメラの楽しみ方だと思うので、東京タワーに限らず皆さんも出かけた際には少し意識して周りを見てみてください。
 

この記事を書いた人

写真家.Dai

茨城県出身。30歳。会社員。都市夜景やストリートスナップなどを撮影。フォロワー4万人を超えるInstagramで作品を投稿。

■Instagram: m_dada_i

■Twitter:Dai

 

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