「埼玉県の水循環センター」工場夜景写真家が選ぶオススメ撮影スポットVol.4

(編集:GOOPASS TRAVEL MAGAZINE編集部)
工場夜景とひとくちに言っても、その特徴によっていくつかのタイプに分類することができます。前回ご紹介した発電所の夜景は「白銀色に輝く」「幾何学的な造形が美しい」ことが特徴でしたが、今回もこれと似たタイプのスポット―― 「下水処理場」の夜景をご紹介したいと思います。
撮影が楽しめる規模の下水処理場は首都圏に複数あり、車さえあればアクセスは比較的良好なのが推しポイント。ただ、唯一にして最大の問題点はその「点灯時間」。一晩中点灯する処理場も少ないながらも存在していますが、その多くは「定期巡回のおよそ 10分間」に限りライトアップを拝める、いわば「激レア」な撮影スポットなのです。
そんな下水処理場の中から、今回は彩湖・荒川をはさんで対岸に位置する『荒川水循環センター』『新河岸川水循環センター』の夜景をお届けします。なお、前者は点灯時間がごく短時間に限られるタイプで、本記事のメインとして。後者は比較的時間を気にせず撮影できるタイプで、おまけとしてご紹介させていただきます。
※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。
※記事内容は2022年5月27日時点の情報に基づきます。
素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
撮影前にチェックしたいこと
撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
撮影マナー
下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。
撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。
さまざまな環境で機材を使用する際の注意
特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。
通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。
防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。
事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。
また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。
結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)
はじめに
著者プロフィール,寺生まれのS

Instagramで不定期に工場夜景の写真を投稿。一番頻繁な時期には週に1度以上、工場夜景撮影に明け暮れており、撮影した場所は日本全国20ヶ所以上。カメラを始めた当初からInstagramを開設。『変わる廃墟VS行ける工場夜景展』にて作品を出展。
カメラを始めたのは2015年で、始めたきっかけは、旅行などで撮るスマホの写真に納得がいかず、一眼カメラを購入したこと。工場夜景を撮りだしたのは、カメラを始めてから約1年後。カメラの社会人サークルにて、工場夜景を撮りに千鳥町へ行ったものの悪天候のため不発で、もう一度1人でリベンジしたのが工場夜景にハマったきっかけ。
今回紹介するスポット1:荒川水循環センター

Lens AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、ISO:64、Focal Length:58mm、F:9.0、SS: 1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:200mm、F:10、SS: 1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
埼玉県の下水道公社が運営している下水処理場『荒川水循環センター』。
1日なのか一晩なのか、ランダムに15分くらいしか電気が点かないという撮影難易度が高い場所です。初めて行ったときは全然電気が点いておらず、帰ろうかなと思いました。しかし、その瞬間に電気がバッとついたので「おお!」と思って撮っていたら、すぐ消えてしまい…。体感15分くらいしか撮影できませんでした。
荒川水循環センターの基本情報
| 荒川水循環センター | |
|---|---|
| 住所 | 〒335-0034 埼玉県戸田市笹目5丁目37番地の14 |
| アクセス | 【電車・バスの場合】 JR「武蔵浦和駅」「戸田駅」「戸田公園駅」より 路線バスにて終点『下笹目』下車 徒歩約5分 【車の場合】 国道17号新大宮バイパス北大通り交差点より約400m |
| TEL | 048-421-5861 |
| URL | 荒川水循環センター |
荒川水循環センターの魅力:間近で撮れる
前回の発電所とわりと似ているんですけど、すごい整然とした幾何学的な構造が間近に見れるというのが魅力です。
目の前に土手があって、土手を降りたらすぐフェンスがあって、処理場があるみたいな距離感。望遠レンズがなくても、アップの写真が撮影できます。逆に58mmでもすごく狭かったので、わざと距離取って撮った覚えがあるくらいです。
また、撮影場所は一か所ですが、一つの場所から少し角度を変えるだけで色んなパターンの写真が撮影できます。
荒川水循環センターで撮影する際の注意点

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:200mm、F:10、SS: 1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
点灯時間が短い
上記にもある通り、荒川水循環センターの注意点は、ランダムに15分くらいしか電気が点かないところ。点灯のスケジュールまで把握してるわけじゃないのですが、経験則ではだいたい21時過ぎに点いています。おすすめは20時半過ぎ~21時前くらいにはスタンバイしておくくらいですね。
ただ、日付が変わったあたりも点いてるときがあり正直謎です…。ライトの点灯タイミングも絶対的なものはないので、何時間か粘る覚悟で行った方がよいかもしれません。はじめて行って納得のいく写真が撮れるとは限らない場所です。
荒川水循環センターでの撮影におすすめなカメラ機材

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:200mm、F:10、SS: 1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
カメラ
- ミラーレス一眼カメラ
- 一眼レフカメラ
カメラはミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラで、InstagramなどSNSにアップするのであれば、センサーサイズはAPS-Cやマイクロフォーサーズでも問題ないと思います。ただし、現像して大きく印刷するなどといった場合で、引き伸ばしても綺麗な画質を保てるのはフルサイズのカメラですね。
レンズ
- 24-70mm
間近で撮れるので、24~70mmの標準ズームレンズであれば対応できると思います。
200mmとかになると、どアップであんまり面白みがなくなってしまうかもしれません。逆に広角も、月とか星や、雲を流すとかそういう目的がないのであれば必要ないんじゃないかと。下も35mmあれば十分です。そういう意味で高いレンズでなくてもよく、1本目で持っている標準の単焦点レンズでも楽しめると思います。
その他
- 三脚
三脚も高さを稼がないといけない場所ではまったくありません。目線くらいの高さで十分だと思います。上に乗せるカメラの重量を支えられる、標準的な三脚で大丈夫です。
荒川水循環センターのおすすめ撮影場所・構図

Lens AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、ISO:64、Focal Length:58mm、F:9.0、SS: 1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0

Lens AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、ISO:64、Focal Length:58mm、F:9.0、SS: 1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
湖沿いの歩道
撮影場所は一ヶ所で、付近にある湖・彩湖沿いの歩道です。車は通れないので安全ですが、ランニングコースなので、夜間でもランナーが走っています。三脚を広げている間に人が来てしまうと邪魔になってしまいますが、道の端に寄せておけば問題ありません。
街灯がないので、来た人には(自分の存在が)わかるようにしたほうがよいかもしれないですね。自分も懐中電灯とかを首に下げておくとか。ランナーの方も、懐中電灯やヘッドライトをつけている方がほとんどです。
おすすめの焦点距離:35~70mm
撮影のコツ
一ヶ所なので土手を歩き回って、自分のかっこいいと思える角度を見つけました。
自分の場合だとまず真正面からバチって撮りたいです。真正面から撮るにも一歩ずれると歪んで見えちゃうんで、足一歩単位で調整してますね。真正面の位置調整に一番気を使いました。正面が撮り終わった後には斜めで撮ってみたり……。アングルは目線くらいで十分だと思います。
単焦点で撮るときは余計なものが写り込まないように気をつけました。横幅をどっからどこまで入れるのか、ちょっとはじっこに余計なものが写ってると残念な感じになっちゃうんで。
点灯時間が短いので、点いていない状態で「ここから撮ろう」とか「このレンズでこの画角で撮ろう」というのをイメージしておくと、いざ点いたときに探さずに済むと思います。点いてからは一瞬で終わってしまいます。
位置情報
今回紹介するスポット2:新河岸川水循環センター

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:200mm、F:8.0、SS: 1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:135mm、F:10、SS: 1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
荒川水循環センターから車で約5分、対岸にあるもうひとつの下水処理場が『新河岸川水循環センター』です。運営している団体は埼玉の下水道公社で共通ですが、ここは一晩中明かりが点いています。
処理場の中に入って撮影できるイベントに参加した際は19時くらいまで撮らせてくれたので、2時間ほど夜景も撮影できました。荒川水循環センターで撮れなくて、「もうちょっと撮りたい!」というときに橋を渡って撮っていただければと思います。
新河岸川水循環センターの基本情報
| 新河岸川水循環センター | |
|---|---|
| 住所 | 〒351-0115 和光市新倉6丁目1番1号 |
| アクセス | 【電車・バスの場合】 東武東上線「朝霞駅」または東武東上線「朝霞台駅」JR武蔵野線「北朝霞駅」より 朝霞市コミュニティバス「わくわく号(根岸台線)」。 (路線は「根岸台線」降車バス停は「根岸台4丁目」) 【車の場合】 松の木島交差点方面より 「台」の交差点で3車線に分かれたところで右折車線を走った先 |
| TEL | 048-466-2400 |
| URL | 新河岸川水循環センター |
新河岸川水循環センターの魅力:カラフル
新河岸川水循環センターは、写せる角度からの関係で、いろんな色の光が写せるのがいいと思います。
黄色と緑と青っぽいのと白っぽいのと……。奥側や手前の青くなってるのはLED電球だと思うんですよね。それに対して緑とか黄色なのは間違いなく水銀灯を使ってるので、肉眼で見たらほとんど全部白ですが、カメラで写すといろんな色で出てきます。
そういう意味で、カラフルな工場夜景が好きな方にとっては新河岸川水循環センターの方が楽しめるかもしれません。
新河岸川水循環センターの魅力:中で撮れる
コロナや下水道公社の都合次第になってしまいますが、新河岸川水循環センターはイベントが開催されていると中で撮れるんですよね(19時まで開催)。
撮影時間は限られてしまいますが、下から見上げるなど、ツアーじゃないと撮れない構図で撮れます。
作例写真は、一番太い柱がシンメトリーになっているということもありますし、水平が取れてるかってのをすごい気にしました。できる限りカメラをローアングルにして、三脚の足も全開にして撮影しています。

Lens NIKKOR Z 14-30mm f/4 S、ISO:64、Focal Length:14mm、F:9.0、SS: 1/250-1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
新河岸川水循環センターのおすすめ撮影場所・構図

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:135mm、F:10、SS: 1/125-1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0

Lens AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR、ISO:64、Focal Length:200mm、F:8.0、SS: 1/60-1/30-1/15-1/8-1/4-0.5-1.0-2.0-4.0-8.0-15.0-30.0
国道の歩道から
荒川、新河岸川にかかっている国道298号(外環)上の橋と、道路脇の歩道周辺で撮影しました。道路は少し坂になっている部分があり、そこからだと真正面の構図が撮れます。
おすすめの焦点距離:100~200mm
撮影のコツ
真横が一般道でその奥には高速が走っているので、車通りが激しいんです。トラックが通ると揺れるかもしれません。先を見て大型トラックが来てないか確認してから、シャッターを押すのがおすすめです。InstagramなどSNSにあげるくらいだったら目立たないと思うんですけど、印刷するとなると、車の振動が影響するかもしれません。
ここは荒川水循環センターとは違って被写体と若干距離があるので、真正面からは200mmで撮影しています。荒川水循環センターと合わせると、24~200mmのズーム1本か、標準と望遠のズームが1本ずつあるとよいですね。
橋にはコンクリートの手すりがあるので、最低限その手すりを越えられる三脚が必要です。普通サイズの、小さすぎない三脚であれば問題なくいけるかなと思います。
位置情報
埼玉県の水循環センターでの撮影に使用した機材
今回紹介した写真の撮影に使用した機材は下記の通りです。
カメラ
Nikon D850

言うことなしの1台
D850に関しては、完成されているというか、いうことなしの1台ですね。
夜景撮影するにあたっては、タッチスクリーンが結構便利なんですけど、以前使っていたD750にはなくて。
D850でタッチスクリーンが使えるようになって、効率が上がりました。
夜景撮影では、必ずもっていくメイン機種です。D750から乗り換えた決め手は、タッチスクリーンはもちろん、高画素な点でした。
使用してみて驚いたのは、高画素機はノイズが結構出ると聞いていたのですが、実際はD750よりも全然少なかったことです。
細部までビシッと描写されていて、本当に買って良かった1台ですね。
| Nikon D850 | |
|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 対応マウント | Fマウント |
| 有効画素数 | 4575万画素 |
| ISO感度(通常) | 64~25600 |
| シャッタースピード |
1/8000~30秒 |
■購入する場合は、297,800円(税込 2022/09/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
Nikon Z7

Fマウントはどうしても広角に弱いんですよね…。それがZ7を使う理由です。
工場夜景は基本的に70-200mmF2.8のレンズか、それ以上の超望遠で撮影することがほとんどなんですが、たまに14mmとかじゃないと撮れない構図があって…。
Z7は、ほぼそのときの広角での撮影用で持っているというような形ですね。
| Nikon Z7 | |
|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 対応マウント | ニコンZマウント |
| 有効画素数 | 4575万画素 |
| ISO感度(通常) | 64~25600 |
| シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
■購入する場合は、259,034円(税込 2022/09/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
レンズ
Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

工場夜景のオールラウンダー
基本的に、工場夜景撮影で必ず使う1台です。はじめて行く場所はもちろん、特に撮影する写真を決めていないときは、だいたいこのレンズがあれば、どうにかなります。
| Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR | |
|---|---|
| 対応マウント | ニコンFマウント |
| レンズ構成 | 18群22枚 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 1.1m |
| 最大撮影倍率 | 0.21倍 |
■購入する場合は、281,800円(税込 2022/09/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

リアリティーを演出
こちらは、ピンポイントでこの写真が撮りたいというスポットがありまして、そのために買ったレンズです。
初めて行くスポットではあまり使わないんですが、何度か通って、「ここ58mmで撮ったら良さそう」と思った時にだけ使います。
これで工場夜景撮る時は、F8付近だと隅が甘くなるので、全体をしっかり解像させるにはF10くらいが必要です。
そうして撮影したときは、個人的に70-200mmよりもリアリティーが高いかもしれません。
| AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G | |
|---|---|
| 対応マウント | ニコンFマウント |
| レンズ構成 | 6群9枚 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.58m |
| 最大撮影倍率 | 0.12倍 |
■購入する場合は、171,780円(税込 2022/09/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
GITZO 三脚 システマティック 4型 カーボン 5段 脚のみ ジャイアント GT4552GTS

出典:Amazon.co.jp
カーボン製のため、スペックの割には軽いと思います。が、持ち運びには苦労するので、持ち出す際は基本的に車です。工場夜景を始めて、千鳥町や浮島などフェンスのある場所で、フェンスを越えて撮りたいと思い購入しました。
| GITZO 三脚 システマティック 4型 カーボン 5段 脚のみ ジャイアント GT4552GTS | |
|---|---|
| 最大高 | 240 センチメートル |
| 最低身長 | 10.7 センチメートル |
| 重量制限 | 25 キログラム |
| 商品重量 | 2.72 キログラム |
あとがき
下水処理場の夜景、いかがでしたでしょうか。
そもそも工場ですらないのに、本来の工場夜景に勝るとも劣らない夜景を観賞できることに意外性を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、工場や下水処理場が夜間点灯するのには、作業員の安全を確保するという共通の目的があるのです。工場や下水処理場の設備には、一歩間違えれば即あの世行きになる危険なものも存在します。そうした危険から24時間、作業員を守り安全を担保するための光こそが、工場夜景としてわたしたちが撮影・観賞できる光になるのです。
工場や下水処理場が点灯する意味についてご理解いただいたところで、改めてわたしたちの公衆衛生を守るための光の城――下水処理場。「運」試しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。下水処理場なだけに笑。
この記事を書いた人

工場夜景写真家.寺生まれのS
Instagram:S_TELLAR (寺生まれのS)/Twitter:寺生まれのS (for photo)
1988年生まれ。千葉県出身。事務職たまに僧侶。Instagramで不定期に工場夜景の写真を投稿。
▼Vol.1
▼Vol.2
▼Vol.3
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