城を撮影する際のコツ・ポイント|オススメの機材や注意点も解説

  • 2022.02.28
  • 2024.09.27
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日本は全国各地に名城が点在しており、カメラをやっている人なら一度は「撮ってみたい」と思う方が多いのではないでしょうか。しかし、はじめてお城を撮影する方の中には魅力的な撮り方がわからない人もいるかもしれません。

そこで、この記事では城を撮影する際のコツ・ポイントを紹介します。オススメなカメラ・レンズの種類や、撮影の際の注意点なども解説するので、これからお城を撮影していきたいという方は、ぜひご覧ください。

素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
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撮影前にチェックしたいこと

撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。

撮影マナー

下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。

撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。

さまざまな環境で機材を使用する際の注意

特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。

通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。

防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。

事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。

また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。

結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)

城の撮影にオススメなカメラの種類

お城の撮影にオススメしたいカメラの種類はミラーレス一眼カメラです。山城はもちろん、平地にある平城であっても、お城は天守閣・天守台に向かって階段や坂になっている場所がほとんど。そのため、重いカメラは移動の負担になってしまいます。お城を中心に公園として整備されている場所は敷地が広いところも多く、機材はなるべく軽くしておくのがオススメです。

また、お城では夜桜や紅葉などの時にライトアップイベントをしてるところも多くあります。しかし、三脚を禁止しているお城もあるので、カメラは暗所にも強いイメージセンサーの大きいモデルを選ぶのがオススメです。初心者ならAPS-C、中級者以上ならフルサイズのものを選ぶとよいでしょう。

城の撮影にオススメな交換レンズ

お城の撮影にオススメな交換レンズは標準ズームレンズです。お城は絵になる撮影ポジションが多くあるので、広角から標準域、できれば望遠まで対応できる標準ズームレンズが1本あれと、さまざまな構図でお城を撮影できます。

前述の通り、お城は公園として整備されているところも多く、お城以外にも被写体が豊富です。被写体に応じて焦点距離を変えられる点でも、標準ズームレンズが便利に使えます。

ただし、お城によっては広角レンズ、望遠レンズが必要になる場合があるため、お城へ行く前にどのような写真が撮れるのか、撮りたい写真に必要なレンズは何なのかをチェックしておくのがオススメです。SNSなどで調べて、撮りたい写真に必要なレンズを準備しておくと、画角不足で撮り逃がす失敗を防げます。

城を撮影する際のカメラの設定

お城を撮影する際のカメラの設定は、撮影する季節や時間、被写体などで変わります。基本的には「絞り優先」モードで撮影するのがオススメです。設定したF値(絞り値)、ISO感度に応じて、カメラ側がシャッタースピードを設定してくれるため、簡単に適切な設定で撮影できます。

F値は広くピントをあわせるならF8~F14で、主題以外をぼかしたいなら開放付近で撮影し、写真を確認しながら撮りたいイメージに近づけていくといいでしょう。

ISO感度は高くなればなるほど、シャッタースピードを早く設定できますが、解像度が低くなってしまいます。そのため、ISO感度は低めに設定しておきます。しかし、早朝や夕方、夜間など周囲が暗いときに手持ちで撮影する場合は、手ブレを防ぐためにISO感度を高くして、シャッタースピードを稼ぐようにしてください。

また、可能であれば、1枚写真を撮るたびにヒストグラムを確認するのがオススメです。ヒストグラムを確認しながら、白飛びや黒つぶれがないように補正しておくと、レタッチがしやすくなります。

城を撮影する際のコツ・ポイント

ここからはお城を撮影する際のコツやポイントを、5点紹介していきます。

お城の特徴をおさえる

お城は天守閣や石垣、堀、周囲の景色など、それぞれの特徴があります。各特徴を入れることで、そのお城ならではの写真を簡単に撮影可能です。王道なのは「天守閣+周囲の景色」という撮り方。天守閣のデザインはお城ごとに異なるため、その場所でしか撮れない1枚に仕上がります。

また、それぞれのお城の代表的な写真は、SNSなどで簡単に検索可能です。目当てのお城で、どんな写真が撮ってよいかわからない人は、まずはSNSで人気の写真を参考にすることから始めてみてはいかがでしょうか。

さまざまなアングルや距離で天守閣を撮る

天守閣はさまざまなアングルや距離で撮影するのがオススメです。正面からは重厚な姿を、斜めからは立体的に撮影できるなど、天守閣はアングルによって多様な表情を見せてくれます。

また、天守閣は距離によっても、まったく違った写真を撮影可能です。天守閣に近づいて大迫力の姿を撮ってもよし、破風や鬼瓦、鯱といった装飾に注目してもよいでしょう。離れた場所から撮影するなら、周囲の風景を入れることで、天守閣を強調した写真を撮影できます。

お城によっては、城外から魅力的な写真を撮れるところもあるため、城外の撮影ポジションを探してみるのもオススメです。例えば姫路城なら、JR姫路駅からすぐの場所にある「キャッスルビュー」で大手門通りの奥に見える姫路城を撮影したり、姫路市立美術館の前庭から赤レンガの建物と姫路城を一緒に撮影したりと、城外の撮影ポジションが多くあります。

また、街なかにあるお城であれば、近くのビルや公園などから、お城を見下ろす撮影ができるところもあります。上からなら、天守閣だけでなく、お城全体の形がわかる写真が撮影可能です。展望台が用意されているところもあるので、ぜひ探してみてください。

石垣や堀にも注目する

石垣や堀にも注目しましょう。天守閣があるお城なら、石垣や堀も写真に入れることで、より天守閣が引き立ちます。天守閣がないお城でも、石垣や堀を撮影すれば、お城らしさのある写真に仕上げることが可能です。

特に、堀は風が穏やかな日には水面が鏡のようになって、周囲の風景が映り込むことがあります。堀の水面に石垣や桜、紅葉などが映り込めば、天守閣がなくても見応え充分です。天守閣や櫓のような、主題になりやすい建物がない城跡でも、石垣や堀に注目してみてください。

季節や時間を考慮する

季節や時間も考慮しましょう。桜や紅葉などの題材と一緒にお城を撮影すれば、簡単に季節感が演出できます。お城は公園として整備され季節の花が植えられているところも多いので、季節ごとにさまざまな情景を撮影可能です。梅や桜、新緑、紅葉などを撮影できるお城は多く、季節ごとに訪れても楽しめるでしょう。

また、時間によって順光やサイド光、逆光など、光のあたり方が変わります。さらに、朝焼けがきれいなお城や、日本の夕陽百選に選定されているお城、ライトアップがされるお城などもあり、時間帯ごとに撮影できる表情はさまざまです。

同じお城を撮影するなら季節や時間をずらすと、写真のバリエーションが増やせます。

城内を歩きまわって撮影ポジションを探す

城内を歩きまわって、自分だけの撮影ポジションを探すのもオススメです。今はSNSなどでさまざまな写真が投稿されているため、良い写真を撮れるポジションは見つけやすくなりました。ですが、その分みんなと同じような写真になってしまうのが難点です。

自分だけの写真を撮りたいのなら、城内を歩きまわって撮影ポジションを探すしかありません。お城は坂道が多かったり広かったりと、撮影ポジションを探すのは、体力的にも苦労します。しかし、気に入ったポジションが見つかるまで、たくさん写真を撮りながら、城内を歩きまわるのがおすすめです。

城を撮影する際の注意点

ここからは、お城を撮影する際の注意点として、3点を紹介していきます。

撮影機材は軽くする

カメラやレンズなど、撮影機材はなるべく軽くしておきましょう。お城は平地にある平城であっても、天守台に向かって坂になっている場合が多数。山城の場合は坂が長く、勾配がきつところがほとんどなので、機材が重いと移動の負担になってしまいます。

良い撮影ポジションを探すためには、城内・城外を歩き回る必要があるので、事前にどのレンズを持っていくべきか、三脚が必要かどうかなどを調べて、機材をなるべく軽くまとめておくのがオススメです。

撮影禁止・立入禁止でないか確認する

お城には撮影禁止や立入禁止の場所があることも多いため、撮影前に確認しておきましょう。撮影禁止・立入禁止の場所で撮影してしまうと、施設側や他の観光客などに迷惑がかかり、最悪の場合、罪に問われる可能性も否定できません。撮影マナーが守れないカメラマンが増えると、撮影禁止エリアが拡大する可能性もあります。

撮影禁止・立入禁止の場所の写真がSNSで投稿されていても、特別な許可を得ている場合があるため、注意が必要です。SNSに投稿されているからといって、誰でも撮影してよいわけではありません。撮影できる場所なのかを必ず確認しておきましょう。

三脚・一脚が使用禁止でないか確認する

お城によっては三脚や一脚の使用が禁止されている場合があります。三脚・一脚が禁止の場合は看板などの表示があったり、公式サイトに掲載されていたりするので、一度確認しておくのがオススメです。

三脚・一脚OKの場合でも、他の観光客やカメラマンへの気遣いは必要です。三脚を立てると撮影に時間がかかってしまいがちですが、撮りたいのは自分だけではありません。場所によっては、通行の邪魔になってしまいます。

他の観光客や撮影者とトラブルを起こすと、三脚・一脚が禁止となる可能性もあるため、三脚・一脚OKの場合でも、周囲への気遣いは忘れないようにしましょう。

城の撮影におすすめなカメラ機材

 ・初心者(撮影経験はスマホのみ)→コンデジ・アクションカメラ
 ・中級者(デジカメを使用したことがある)→一眼カメラ(APS-C機)
 ・上級者(普段から一眼カメラを使用している)→一眼カメラ(フルサイズ機)

レベルごとにおすすめする機材が異なります。以下でそれぞれの理由と機材の特徴を紹介するので参考にしてください。

初心者向け

初心者におすすめなのは、簡単かつ気軽にカメラを楽しめるコンパクトなコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)やアクションカメラです。

RICOH GRIII

スマホと同等のサイズで、一眼カメラレベルのクオリティ。

■購入する場合は、120,375円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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「究極のスナップシューター(RICOHの公式ページより)」と呼ばれる人気の高級コンデジ・GR III。

最大の魅力は、コンパクトさと描写力の高さを両立している点です。

スマートフォンよりも良い写真が撮れる理由は、一眼カメラに搭載されているセンサーと同じ大きさのセンサー(23.5mm×15.6mm・APS-Cサイズ)を採用しているため。

それでいて重量は257gと、手のひらにすっぽり収まるほどコンパクト・軽量です。

そのほか風景撮影におすすめなコンデジ

DJI Pocket 2

旅行の思い出をVlog撮影するなら、DJI Pocket 2一択。

>>DJI Pocket2のレビュー記事はこちら

■購入する場合は、44,550円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

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写真はもちろん、美しい風景や旅行の思い出を動画として鮮明に残しておきたいなら、アクションカメラが◎。

なかでも、3軸ジンバルを搭載した片手で操作できるDJI Pocket 2なら、初心者でも本格的なVlog動画を簡単に撮影することが可能です。

後から見返してもストレスなく楽しめる、ブレのない綺麗な動画が残せます。

そのほかVlog撮影におすすめなカメラ

初心者~中級者向け

コンデジよりもステップアップしたい中級者におすすめなのは、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した一眼カメラです。

APS-C機の大きな特徴は、コンパクトさ。

スマホやコンデジよりも良い写真が撮れて、なおかつコンパクトなため、本格的にカメラを始める際の入門機としておすすめです。

SONY α6600

ボディ内手ブレ補正搭載した、SONYのAPS-C機最上位モデル。

>>α6600のレビュー記事はこちら

■購入する場合は、136,939円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

機材の紹介文を読む

2019年11月にSONYのAPS-C機ミラーレス最上位モデルとして発売されたα6600。

強力な手ブレ補正や高性能AF、連写性能、大容量バッテーリーなどを備えており、SONYのAPS-C機シリーズであるα6000台シリーズのなかで最もオールラウンドな1台です。

観光客が多いスポットは、三脚が使用できない場合が多々あります。

そういった場面でも、強力な手ブレ補正を搭載したカメラなら安心して撮影に挑めるでしょう。

そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(APS-C)

上級者向け

APS-C機では物足りなくなり、さらに写真のクオリティを求めたい上級者の方は、フルサイズの一眼カメラがおすすめ。

なかでも、ミラーレスはフルサイズでもコンパクトなカメラが多いため、移動が多くなりがちな旅先などでの風景撮影に最適です。

EOS R5

絶景を見た通りの美しさでとらえる、高画素機。

■購入する場合は、445,000円(税込 ※2023/04/11現在 カカクコム調べ)となっているようです。

機材の紹介文を読む

2020年7月に発売されたCanon EOS R5。

特徴は、4500万を誇る高画素と、AFスピード0.05秒の高い機動性です。

高画素機ならではの、細部までの精細な描写を味わってみたい方におすすめ。

肉眼でみた美しい景色を、そのまま写真として収めることが叶います。

また、AF被写体検出の強化もされているため、美しい風景の中に現れる、野生動物などの撮影にもチャレンジできます。

そのほか風景撮影におすすめなミラーレス一眼カメラ(フルサイズ)

風景撮影におすすめな、カメラとレンズの両方をお得にレンタルしてみたい方は

まとめ

今回はお城を撮影する際のコツ・ポイントやオススメのカメラ・レンズなどを紹介しました。お城は天守閣や石垣、堀といった遺構をはじめ、撮影の題材が豊富です。季節や時間、ポジション次第でさまざまな写真が撮影できるので、何度もお城に通ってみるのがオススメ。「どんな写真を撮っていいのかわからない」という人は、SNSなどに投稿されている写真を参考にするところからはじめてみるといいでしょう。ぜひ、この記事を参考に、お気に入りの1枚を撮影してください。

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GOOPASS TRAVEL MAGAZINEライター Ryota

大阪在住のフリーランスライター。家電・カメラ・旅行を中心に様々なジャンルで執筆。カメラは、2017年に本格的に開始した。普段は、大阪を中心に関西で風景を撮影している。これまで使用してきた機材は、SONYのNEX-3、α7II、α7Ⅳ(現在使用中)。

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