石川県でおすすめの登山スポット10選!

石川県の登山スポットといえば、どのような場所を思い浮かべるでしょうか? 岐阜や福井にまたがる白山国立公園をはじめ、北陸屈指の名峰・名山が登山や風景写真の愛好家を魅了しています。
観光地として撮影スポットには事欠かない石川ですが、ネイチャーフォトや雄大なロケーション撮影に登山もおすすめ。
今回はそんな石川を代表する名山から、選りすぐりの撮影スポット10ヶ所をご紹介します。
素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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※営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。
※記事内容は2021年7月16日時点の情報に基づきます。
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目次
撮影前にチェックしたいこと
撮影を楽しむ際は、撮影のマナーをきちんと守り、様々な環境下で撮影を使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
撮影マナー
下記の記事では、観光スポットをはじめとする公共の場所で撮影する際のマナーや、ジャンル別の基本的な撮影マナーを解説しています。
撮影が初めての方はもちろん、撮影マナーについてよく知らない方・不安のある方は、撮影前に必ずチェックしてください。
さまざまな環境で機材を使用する際の注意
特に、雨天時・冬季の撮影や、寒冷地・水中・砂埃の発生する場所などでの撮影。
通常とは異なるハードな環境下でカメラ機材を使用する際は、注意が必要です。
防水性・耐低温性・耐衝撃性・防塵性など、メーカーの保証範囲外で利用すると、カメラが故障したり不具合が発生したりする危険があります。
事前に、使用する機材の仕様を確認しましょう。
また、保証範囲内での使用であったとしても、結露の放置によりカメラが故障する可能性などもあります。
結露対策として急激な温度変化をさせない、結露が発生した場合はすみやかに対処する必要があります。(結露予防 参考:Canon公式)
石川県でおすすめの登山スポットの特徴

2,000m級の山々が連なる石川県は、森林限界※の国内最西端。異なる風土や自然環境が混在するため珍しい動植物が多く、登山愛好家にとって特別なエリアといえるでしょう。
しかし登山道は整備されて、ビギナーでもチャレンジしやすい点が特徴。丸一日を費やすだけの価値は十分にあるので、ぜひ石川の登山と一緒に撮影も楽しんでください。
※ 高木が育成できないため、森林が作れない限界線のこと。
石川県でおすすめの登山スポット10選
今回紹介する撮影スポットは白山国立公園がメインです。石川県に隣接する富山県や岐阜県、福井県方面からも多くの登山客が訪れています。中継点や頂上付近にはトイレや休憩所もあるので、適度に休みながら無理なく撮影スポットを目指しましょう。
スポット1.取立山

石川と福井の県境に位置し、登山経験の浅い人でも無理なくチャレンジできる名山です。山頂付近には水芭蕉の群生地もあるため、5月中旬から下旬にかけては女性の登山者も多め。登山コースはよく整備されていますが、途中にはロープ伝いに登る場所や滑りやすい岩場もあるので、シューズは必ず専用のものを用意してください。
勝山市にある登山口から二股に分かれるコースは、風景を楽しみながら登る場合は「大滝コース」がおすすめ。山頂到着までに落差30メートルの大滝や、水芭蕉の群生などを満喫できますよ。
取立山山頂では白山の峰々など雄大なパノラマが広がり、ここまでの疲れも吹き飛ぶ眺望を堪能できるはず。下山時には東山いこいの森コースを辿り、眼下に広がる景色を楽しんでください。
登山開始から下山までは4時間30分~5時間程度を目安にするとよいでしょう。
作例写真

| 取立山 | |
|---|---|
| 住所 | 福井県勝山市北谷町(一部石川県) |
| アクセス | 金沢市街から国道157号線を南下 登山口駐車場まで車で約1時間30分 |
| 駐車場 | 駐車場あり(100台以上/有料) |
| 入山料 | 500円(普通車1台分の駐車料金) |
| 標高 | 1,307m |
| URL | https://www.city.katsuyama.fukui.jp/kankou/kankouweb/tozan/toritate.html |
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ホテルハーヴェストスキージャム勝山
スポット2.宝達山(ほうだつさん)
能登半島ではもっとも高く、抜群のロケーションを楽しめるのが宝達山です。宝達山の名称はかつて金山であったことに由来し、豊富な水も湧き出ることから全国水源の森百選の1つに選ばれています。
石川の山としてはそれほど高くありませんが、全方向に開けた山頂のロケーションは素晴らしく、特に日本海を見下ろす眺めは絶景。石川特有の直線的な海岸線が美しく、夕陽の映えるスポットしても有名です。そして北側には立山を代表とする北アルプス連峰が広がり、趣の異なる風景を同時に楽しめます。
山頂までは車で行けますが、道幅が狭く曲がりくねっているので運転には十分注意してください。徒歩の場合は山頂まで約2時間半の道のりです。舗装されているので、本格的な装備がなくとも登頂できるでしょう。
作例写真
| 宝達山(ほうだつさん) | |
|---|---|
| 住所 | 石川県羽咋郡宝達志水町 |
| アクセス | JR「免田駅」周辺から車で約20分 |
| 駐車場 | あり(5台程度/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 637.1m |
| URL | https://www.hodatsushimizu.jp/kanko/mottoslow/mount_hodatsu.html |
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越中五位花尾温泉 山帽子
スポット3. 大汝峰(おおなんじみね)

白山三峰の1つとして有名な大汝峰。御前峰(ごぜんみね)や剣ヶ峰(けんがみね)よりも形成時期が10万年以上早く、独自の景観や生態系が登山家を魅了しています。本格的な登山になるため十分な装備や経験が必要なものの、雲上に広がる世界は神秘的で、宇宙に近づいたかのような感覚さえ覚えるでしょう。
利用者が多いのは、別当出合登山センターを起点とし、白山室堂を経由するコースです。片道5時間以上はかかるので体調管理が重要。日程や体力に無理がないよう、白山室堂ビジターセンターで一泊するコースを選択するとよいでしょう。白山室堂から大汝峰までは「お池めぐりコース」がおすすめで、1時間程度の道のりには五色池や百姓池、珍しい高山植物など撮影スポットも随所にあります。
そして山頂まで辿り着くと、そこはまさに神々の領域。眼下に見える翠ヶ池や1,000m級の山々がしばし時間を忘れさせてくれるはずです。
作例写真

| 大汝峰(おおなんじみね) | |
|---|---|
| 住所 | 石川県白山市白峰 |
| アクセス | 北陸バス:JR「金沢駅」から別当出合まで約2時間10分 車:北陸自動車道福井北ICまたは白山ICから別当出合まで約1時間50分 |
| 駐車場 | あり(200台以上/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 2,684m |
| URL | – |
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一里野高原ホテル ろあん
スポット4.赤兎山(あかうさぎやま)

名前の由来はうさぎの背のような丸い山容であり、眺めもよく登りやすい山として親しまれている赤兎山。高さはミドルクラスですが、登山道の整備が行き届いているため女性でも登りやすい山です。
石川県内から車でアクセスする場合は国道157号線を南下し、滝波川の手前を左折して登山口へ向かいます。登山コースは2つあり、道幅が広い「小原コース」が歩きやすいでしょう。山頂まで約2時間半なので日帰り登山に最適。山頂付近からは白山や奥越の迫力ある景観を楽しめます。
山頂から東方面へ進むと避難小屋があり、赤茶色の小屋がぽつんと立つ可愛らしい様子に、多くの登山客がシャッターを切っています。初夏の頃に咲くギンリョウソウやニッコウキスゲ、マイヅルソウなど珍しい高山植物も見どころの1つです。
作例写真

| 赤兎山(あかうさぎやま) | |
|---|---|
| 住所 | 福井県大野市上打波 |
| アクセス | 金沢市中心部から登山口まで車で約2時間 |
| 駐車場 | あり(40台程度/無料) |
| 入山料 | 300円 |
| 標高 | 1,629m |
| URL | – |
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あまごの宿
スポット5. 三方岩岳(さんぽういわだけ)

飛騨岩、越中岩、加賀岩の大岩壁が有名な三方岩岳。堂々たる山容や豊かな自然が人気であり、初心者でも登りやすいように整備されています。2本ある登山道は、石川方面から利用する「ふくべ谷登山道」が歩きやすく、途中には眺めのよい展望台もあり。
休憩を挟みながら登っても1時間半~2時間程度で山頂に着くため、体力に自信のない人でも無理なく登山できるでしょう。四方を遮るものがない山頂からは一大パノラマが広がり、大気の状態がよければ日本海が見えることもあります。白山連峰も間近に見えるので、2,000m級の山を制覇したような気分に浸れるはずです。
春から初夏にかけての鮮やかな緑、晩秋には紅葉と見どころはオールシーズンなので、四季の移り変わりを切り撮ってみてはいかがでしょうか。
作例写真
| 三方岩岳(さんぽういわだけ) | |
|---|---|
| 住所 | 岐阜県大野郡白川村馬狩(一部石川県) |
| アクセス | 金沢市中心部から登山口まで国道360号線経由で約1時間50分 |
| 駐車場 | 無料 |
| 入山料 | 1,736m |
| 標高 | – |
| URL | あり(40台程度/無料) |
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御宿 結の庄
スポット6. 七倉山(ななくらやま)
大汝峰の北西に位置する七倉山は、色とりどりの高山植物や山頂付近のハイマツ帯が特徴。ハクサンコザクラやイワギキョウなど、四季の花々が登山者の目を楽しませてくれます。
白山三峰に連なるため登山コースはいくつも整備されており、中でもおすすめは岩間温泉からスタートし、小桜平避難小屋を経由するコースです。山頂までは慣れた人でも4時間程度かかるので、十分な装備を整えてチャレンジしましょう。絶景スポットの見返坂を超えると山頂も間近ですが、2,000mを超える登山なので無理は禁物。水分補給と休憩は小まめにとってくださいね。
山頂に到達するとすでに雲海を突き抜けており、360度開放された感動的なロケーションが広がります。休憩施設がないので長居はできませんが、下山後には岩間温泉で疲れを取りましょう。
作例写真
| 七倉山(ななくらやま) | |
|---|---|
| 住所 | 石川県白山市尾添 |
| アクセス | 白川郷ホワイトロードから県道53号線へアクセス 車で約10分 |
| 駐車場 | あり(15台/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 2,557m |
| URL | – |
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ケリエ山荘
スポット7. 大日山(だいにちさん)

名前の由来は大日如来といわれる一方、複数あるピークの形が「兜」に似ていることから兜とも呼ばれる大日山。石川県内では加賀市九谷町から山頂を目指せます。
行きは大日小屋を通過するコース、帰りは小大日山を経由するコースを選び、時計と反対回りになるルートを辿るとよいでしょう。登山開始からはしばらくはブナの原生林が続くため、映画「もののけ姫」に登場するシシガミの森を抜けているような気分になれます。
コースの途中には綺麗な沢が点在し、カタクリの花が咲き乱れる春先には多くの登山客が訪れます。山頂までは約2時間半の道のりですが、滑りやすい場所もあるので、必ず登山用のシューズを履くようにしてください。
なだらかな山頂は全方向を見渡せるロケーションなので、白山三峰や日本海を臨む景観はぜひ撮影しておきたいですね。
作例写真
| 大日山(だいにちさん) | |
|---|---|
| 住所 | 石川県加賀市山中温泉大土町 |
| アクセス | 加賀市中心部から登山口まで車で約35分(国道364号線経由) |
| 駐車場 | あり(18台程度/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 1,368m |
| URL | – |
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白鷺湯たわらや
スポット8. 別山(べっさん/べつざん)

両白山地を形成する代表的な山であり、白山とは少し離れていることから「別山」の名が付けられています。大汝峰と同じく別当出合登山センターからスタートし、白山室堂ビジターセンターまたは南竜山荘に1泊するコースがおすすめです。
登りのコースは1時間おきに休憩所や避難小屋があるので、適度に休憩をとりながら宿泊施設を目指してください。白山室堂から別山までは6km以上、南竜山荘からも3km以上ありますが、尾根伝いのコースなので、しっかり休んでおけば問題ありません。条件がよければ宿泊先で星景写真も撮れるでしょう。
2日目は尾根伝いなので見晴らしがよく、適度なアップダウンもあるため気持ちのよい登山を楽しめます。途中には高山植物のお花畑もあるので、カメラは手放せません。そして、別山山頂からの景色は絶景かつ雄大。尾根の連なりや山々が織りなすグラデーションは、踏破したものだけに許される特別な景観です。チブリ尾根を伝い下山し、岐路には白峰温泉で疲れをほぐしてみてはいかがでしょうか。
作例写真

| 別山(べっさん/べつざん) | |
|---|---|
| 住所 | 岐阜県大野郡白川村平瀬 |
| アクセス | 金沢市中心部から登山口まで車で約1時間30分(国道157号線経由) |
| 駐車場 | あり(200台以上/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 2,399m |
| URL | – |
周辺の宿泊施設
萬寿荘さわだ旅館
スポット9. 大笠山(おおがさやま)
標高は2,000mを切るものの、大笠山の難易度は両白山地でもトップクラス。山頂付近にわずか3坪の避難小屋があるだけなので、十分な経験と装備が必要です。
よく使われるのは富山県南砺市の桂湖を起点にするコースであり、日帰りは可能ですがベテランでも半日以上をかけるほど。
まずは大畠谷の吊り橋を目指しましょう。登り始めはきつく感じますが、1,300m地点を超えると少しずつ急坂も減るので、体力的にも徐々に楽になってきます。草木の背も低くなり視界も開けてくるので、白山の景色も楽しめるでしょう。
そしていよいよ山頂到達。ここまでの苦労が報われるロケーションが広がり、白山や仙人窟岳、笈ヶ岳などを一望できます。しばしの休憩をとり、食事や撮影タイムを楽しんだら下山です。帰りのコースも急なので、梯子の踏み外しや滑りやすそうな場所には十分注意しましょう。
作例写真
| 大笠山(おおがさやま) | |
|---|---|
| 住所 | 富山県南砺市桂 |
| アクセス | 金沢市中心部から登山口まで車で約1時間20分(東海北陸自動車道経由) |
| 駐車場 | あり(50台程度/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 1,822m |
| URL | – |
周辺の宿泊施設
五箇山温泉 五箇山荘
スポット10. 御前峰(ごぜんがみね)

最後に紹介するのは白山の主峰の1つであり、最高峰でもある御前峰。大汝峰へ向かう場合と同じく別当出合登山センターからスタートし、白山室堂ビジターセンターに一泊するコースです。
登山道に入ると1時間程度で中飯場に到着し、さらに登ると甚之助避難小屋があるので、休みをとりながら山頂を目指しましょう。登山道には岩がゴロゴロしている場所も多いため転倒には要注意。白山室堂まで到着したら初日の日程はほぼ終了です。ビジターセンターから見える景色や高山植物なども撮影しておきたいですね。
2日目は白山最高峰にチャレンジ。急坂もありますが、山頂が目前に見えているので足取りも少し軽くなるでしょう。そして山頂に着くとそこは別天地。コンディションがよければ、南アルプスや北アルプスを臨める絶景が広がります。帰りも同じコースを辿りますが、登りよりも足腰に響くので慎重に下山しましょう。
作例写真

| 御前峰(ごぜんがみね) | |
|---|---|
| 住所 | 石川県白山市白峰 |
| アクセス | 北陸バス:JR「金沢駅」から別当出合まで約2時間10分 車:北陸自動車道福井北ICまたは白山ICから別当出合まで約1時間50分 |
| 駐車場 | あり(200台以上/無料) |
| 入山料 | 無料 |
| 標高 | 2,702m |
| URL | – |
周辺の宿泊施設
勝山ニューホテル
おすすめの撮影モデルコース
今回紹介した登山&撮影コースは白山山系に属しており、宝達山だけが少し離れています。天候の影響を受けにくいのは宝達山なので、コンディションがよければまず宝達山から登っておくとよいでしょう。白山山系の山は、標高がそれほど高くなく、登山道も整備された取立山からのスタートがおすすめです。
徐々に難易度を上げ、大笠山や御前峰の山頂を目指してください。しかし、無事にゴールすることが1番なので、天候が荒れた場合や体調が優れないときには引き返す勇気も必要です。山は動かないので次回の楽しみに取っておきましょう。
まとめ

石川の登山は険しいコースが多く、ピクニックやハイキング感覚では到達できない山もあります。なるべく経験者を交えたメンバーで登る、または山岳ガイドに先導してもらうと安全でしょう。しかし、山頂には最高のロケーションが待ち受けているので、頑張って登り切る価値は十分にあります。天候の影響も受けやすく麓と山頂では気温も違うため、天気や体調は入念にチェックして挑戦してみてください。
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