【EP3:リーグ開幕直前!プレシーズンマッチ・プレシーズントーナメントで腕試し】


GOOPASS SPORTS MAGAZINEをご覧の皆さん、こんにちは!
ポーランド1部リーグ・KS Norwid Częstochowaに所属するバレーボール選手・髙橋頌(たかはししょう)です。
今日は、前回に引き続き行なわれたプレシーズンマッチや、プレシーズントーナメントの話をしたいと思います。
(編集・構成:GOOPASS SPORTS MAGAZINE編集部)
目次
9/15〜16:プレシーズンマッチ①

9月15日 vs GKS Katowice (カトヴィツェ)

カトヴツェは5〜6シーズン1部リーグに在籍していて、昨シーズンは16チーム中11位に位置する中堅チームです。
アウェーでのプレシーズンマッチでしたが、セットカウント3-1(25-18、25-20、21-25、25-22)で勝利しています。
カトヴィツェは粗削りで、ジャンプ力や個々の能力で戦っている印象を受けました。
レセプションを含むディフェンスがそこまで良くなかったので、サーブで崩す楽な展開に。
チーム全体を通して調整が良く、1部リーグのチームから勝利を収めたことで、自信を深めることができました。
9月16日 vs Zawiercie(ザビエルチェ)

翌日は、昨シーズン1部リーグの強豪・ザビエルチェとプレシーズンマッチを行ないました。
ザビエルチェは、トータルディフェンスに優れた、完成度の高いチームです。
2018-2019シーズンには、古賀太一郎選手(現:東京グレートベアーズ/V1リーグ)が在籍していたことでも知られています。
結果は、セットカウント1-3(21-25、18-25、28-26、19-25)で敗北。
ブロックアウトを警戒してストレートを空けるディフェンスシステムを採用していましたが、なかなかリズムを掴むことができませんでした。

また、ザビエルチェにはかねてより対戦を熱望していたオーストラリア代表のリベロ、ルーク・ペリーが在籍しています。
ルーク・ペリーを一言で表すなら、「安定」。
元々レセプションが良いことは知っていましたが、この日はディグも良くて、読みが良いのか、なかなかボールを地面に落としませんでした。
自分自身のパフォーマンスは、レセプションを約6割成功させたものの、ブロックとの関係性が悪く、トータルディフェンスが機能しなかった印象です。
9/20〜21:メモリアルトーナメント

9/20・21には、ホーム・チェンストホヴァで、4チームによるミニトーナメントが開催されました。
参加チームは、チェコの1部チーム・VK Ostrava、ポーランド1部リーグ・SKRA Bełchatów(スクラ・ベウハトフ)、ウクライナのクラブ、私が所属するKS Norwid Częstochowaの4チームです。
ウクライナのクラブは国内情勢を省みて、他国のリーグに参戦しているとのことでした。
SKRA Bełchatów(スクラ・ベウハトフ)

初戦でチェコの1部チーム・VK Ostravaを下して、決勝でポーランド1部リーグ・スクラと対戦しました。
スクラは2022-2023シーズンこそ16チーム中12位でしたが、ここ数シーズンは常に4位〜5位に位置する名門チームです。
結果は、セットカウント2-3(25-20、21-25、25-22、19-25、13-15)で惜敗。
緩いサーブを打つと簡単にサイドアウトを取られてしまう、攻撃力の高いチームでした(縦のBクイックを簡単にコートの真ん中へ落とされてしまいます)。
中でも印象的だったのが、サーブもスパイクもブロックも凄まじいOP・コナルスキーと、身長217cmという桁違いの高さを誇るMB・レマンスキー。
さらにリベロには、フランス代表のベンジャミン・ディエズが構える鉄壁の布陣です(この日はそこまで印象に残りませんでしたが)。
リベロを除くレフト2枚にサーブを集める作戦だったのですが、強いサーブを打とうとしてリベロにいってしまう場面も。
また、味方セッターのトス回しが単調だったかもしれません。
コナルスキーのラインショットをディグするなど、自分自身の調子は良かっただけに悔しい敗戦となりました。
9/29〜30:Lubinトーナメント

続く9/29・9/30には、Lubinでミニトーナメント戦が開催されました。
参加チームは、KS Norwid Częstochowa、Katowice(カトビチェ)、Zawiercie(ザビエルチェ)、Lubin(ルビン)の4チーム。
9/29 vs Lubin(ルビン)

Lubin(ルビン)は、ポーランド1部リーグに所属するチームで、昨シーズンの順位は16チーム中14位。2018-2019シーズンに柳田将洋選手(現:東京グレートベアーズ/V1リーグ)が、2021-2022シーズンに関田誠大選手(現:ジェイテクトSTINGS/V1リーグ)が在籍していたチームでもあります。
全体的に身長が低くて、かなりサーブで攻めてきた印象です。
それでも6割はレセプションを返せていたと思います。
試合は3-2(25-16、25-22、23-25、17-25、15-11)のフルセットで勝利しました。
9/30 vs GKS Katowice(カトヴィツェ)

9/15に対戦したカトヴィツェと決勝で再戦しました。
向こうはスタメンが中心でしたが、こちらはスタメンを落として2軍で挑むことに。
セットカウントは2-1(25-22、25-22、23-25)、コントロールマッチのため3セットで終了しました。
10/4:プレシーズンマッチ②

10/4 vs Jastrzębski Węgiel (ヤストシェンブスキ・ヴェンギェル)

プレシーズンマッチで、最も心待ちにしていたカードの1つです。
昨シーズンのPlus Liga(ポーランド1部リーグ)1位にして、チャンピオンズリーグ2位に輝いた、ヤストシェンブスキ。
OPに、昨シーズン石川祐希選手とMilanoでプレーしていた、インナーからストレートまで幅広いスパイクが持ち味のフランス代表・Jean Patry(ジャン・パトリー)。
セッターに、同じくフランス代表・Benjamin Toniutti(ベンジャミン・トニウッティー)。
アウトサイドヒッターに、ポーランド代表のTomasz Fornal(トマシュ・フォーナル)。
リベロに、同じくポーランド代表のJakub Popiwczak(ヤクブ・ポピウチャク)。
バレーボールファンなら言わずと知れた、各国代表選手が集まる、いわゆるスター軍団です。
選手全員の能力が高く、チームの総合力が高いチームでした。
結果は、セットカウント1-3(25-19、20-25、19-25、17-25)で敗北。
しかしながら、世界トップクラスのチームを相手にセットを奪うなど、収穫の多い1戦でした。
「ブロックやレセプションなどディフェンスを安定させて、サーブで崩せば、自分達は世界のトップチームにも通用する」、そうチーム全体で自信をつけることができたと思います。
自分自身は1・2セットのみの出場に留まりましたが、レセプション成功率は5割以上と最低限の数字を出せました。
ブロックとの関係性が良く、ディグも当たっていたと思います。
10/7〜8:Nysaトーナメント

10/7〜10/8は、Nysaで行なわれたミニトーナメントに参戦してきました。
10/7 vs Nysa(ニサ)

Nysaは、昨シーズン日本代表の宮浦健人選手(現:Paris Volley/フランス1部リーグ)が在籍していた、ポーランド1部リーグのチームです。
2022-2023シーズンは、リーグ戦を7位/16位で終え、PLAYOFFにも進出しています。
今季のNysaはポーランド人が主体で、高さを活かしたチームでした。
ほとんどのスパイクをブロックから上から打たれてしまい、サーブも強烈。
結果は0-3(19-25、23-25、23-25)のストレート負けでした。
自分自身のパフォーマンスは、レセプションこそ良かったものの、ディグがイマイチだったと感じています。
ブロックの上からスパイクを打たれてしまい、どこを守れば良いか分からなくなってしまった場面もありました。
10/8 vs Zaksa(ザクサ)

翌日は、昨シーズンポーランド1部リーグ2位、チャンピオンズリーグ1位のスター軍団・Zaksaと対戦しました。
先日のJastrzębskiと同様、アメリカ代表のリベロであるエリック・ショージをはじめ、世界各国の代表選手が集まるZaksa。ワールドカップ開催後ということもあってか、相手の布陣は控え選手が中心でした。
セットカウントは0-3のストレート負け。
第2セットは、10点ほどしか取れませんでした。
レシーブをお見合いする、コンビが合わない、スパイクを空振りをする……。
こちらもチームの底上げを目的に控えメンバー中心で臨んだものの、完全に自滅してしまった印象です。
自分自身はレセプションを70%ほど返していましたが、サーブで攻められてしまい、全体的に受け身に回ってしまいました。
正直なところ、これほどまでの惨敗は初めてです。
試合後はチームでミーティングをして、「チームが辛い状況こそ皆で助け合おう」と励まし合い、話し合いました。
ここまでのプレシーズンマッチを振り返ると、良かった試合もあれば、悪かった試合もあります。
Plus Liga1位・チャンピオンズリーグ2位のJastrzębskiに善戦して収穫を得たと思えば、Plus Liga2位・チャンピオンズリーグ1位のZaksaには何もできず自滅してしまう。
対戦相手との相性はあると思いますが、チームとして好不調の波があることは事実です。
このプレシーズンマッチの経験を活かして、限られた時間内でできる限りの準備をして、開幕に臨みたいと思います。
チームメイト紹介:Kaleb(ケイレブ)

今回紹介したい選手はアメリカから来たKaleb(ケイレブ)です。
彼は23歳で198センチのアウトサイドヒッターです。
最高到達点は356センチあります。
ケイレブは今までアメリカのBall State Univ.という大学でプレーしていて、今シーズンから初めて海を渡り海外挑戦を始めました。
彼の性格はとても優しく、チームメイト思いでいつも楽しそうにしている印象です。
プレーになると意外にも細かいプレーも器用にこなし、アウトサイドヒッターとしてレセプションもディフェンスも上手くプレーしています。
現在は肩の不調でずっと離脱していたのですが、ようやく軽い6vs6のゲーム形式にも混ざれるようになったところ。
まだ肩の状態が不完全なので強いスパイクを打つことが出来ませんが、コート内での動き、役割分担、プレー毎のボールへの読みなど、安定していて良い選手です。
肩の怪我から完全復活したら、こういったケイレブのような波が少なく安定している選手はコートにいて欲しいタイプなので、私としてもケイレブの完全復活が待ち遠しいです。
そして、彼の叔父が日本人ということもあり(名前は忘れました笑)、アメリカと日本の文化の違いについて面白おかしく話し合うこともあります(笑)。
彼はまだ若いですが、とても頭が良く自分の意見などもしっかりしてる選手なので、これからが楽しみな選手の1人です。
髙橋頌さんが使用しているカメラ

RICOH GR III

GR III
コンパクトでポケットにも入るサイズですごく軽いのに、カメラとしての性能がとても良いのが魅力的です!
またカメラにそこまで詳しくない僕でもRICOH GR IIIは簡単に使いこなせるので、このカメラが一台あればもう安心です!
RICOH GR Ⅲの作例写真

FordのPumaで新型のハイブリッドだそうで、燃費もかなり良くSUVのためかなり乗り心地も最高です。



これはお気に入りのOAKLEYのサングラスです。
GoPro HERO9 BLACK CHDHX-901-FW

HERO9 BLACK CHDHX-901-FW
以前GoPro HERO8 BLACKを長く愛用していたのですが、GoPro HERO9 BLACKは前面にモニターがあり、自撮りをする時には映像が自分で確認できるのですごく使い勝手がいいなと思いました!


▼過去シーズンのコラムはコチラ



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