鴨川〜Kamogawa〜
京都に到着してまず向かったのは鴨川。
桟敷ケ岳付近を源とし、桂川の合流点に至るまで京都市内の南北を流れる約23kmの河川で、多くの人々の日常で親しまれながら京文化を育んできました。
都市を流れているにもかかわらず、清澄さを保っている美しい川です。
コンデジ(Canon G7 X Mark III)

まずはコンデジから撮影することにします。
スマホの性能向上で一番割を食ったのがコンデジです。
携帯性や利便性ではスマホに敵いませんし、本格的な撮影では一眼に及びません。
ただ、それでもカメラ機能に特化して設計されたコンデジのアドバンテージはあり、写真としての描写性や操作性を追求した場合などは、まだスマホでは追いつけない面が感じられます。
とくに今回選んだPowerShot G7 X Mark IIIは高級コンデジと呼ばれる高価格帯モデルですが、このクラスになると本体の質感や仕上げなども良く、ハンドバッグやポシェットに入ってしまうコンパクトさながらモノとしての所有感も楽しめます。
この時代にあえてスマホではなく「カメラ」を使うという選択は、使う人をなかなかの趣味人に演出してくれるでしょう。
フルサイズ判換算24〜100mm相当の使いやすい4.2倍光学ズームを装備し、1インチ有効約2010万画素の積層型CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」を搭載。
動画機能は4K30Pでの撮影が可能で、昨秋のファームアップで動画撮影モードに「Video Blogモード」も追加されました。
鴨川に着いて真っ先に取り出したのがこのPowerShot G7 X Mark III。
広角端の換算24mm側でどんな範囲が写せるかサイズ感を確認します。
横位置で全身を入れて周囲の状況も説明できる饒舌さが24mmの魅力。
室内でも威力を発揮します。
ミラーレス一眼カメラ(Canon EOS R5)

続いて、一眼カメラで撮影します。
どうせ一眼を使うなら…と、ミラーレス一眼からはハイスペックなEOS R5にめちゃくちゃ明るい大口径単焦点レンズRF50mm F1.2 L USMをセレクト。
この写真では開放から1段絞っていますが、フルサイズセンサーと大口径の組み合わせは余裕でボケてくれます。
もちろんボケだけではなく、基本的なスペックがコンデジやスマホとは段違い。
EOS R5は、約4500万画素35mmフルサイズCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC Xを搭載し、高画質と高速化を両立させたプロスペック。
高精度なAF性能は、動きの激しいスポーツ撮影でも威力を発揮できるレベルです(ボディの剛性感や耐久性といった信頼性の高さも、写真を本格的に撮りたい人にとって嬉しいポイント)。
今回も抜群の信頼感とともに、当然ながらその画質はコンデジやスマホとは段違いでした。
黒から白への階調も豊富で、撮影後にPhotoshopなどのソフトで加工しやすいのも便利。
作品としての写真を撮影し、ブックにまとめたりプリントして展示をしたり…といった用途にも余裕を持って対応できます。
ただし、そうした画質面や機能面での素晴らしさとトレードオフになってしまうのが携帯性。
一眼カメラの1つ・ミラーレス一眼カメラは、旧来の一眼レフと比べ小型軽量になったものの、高性能をフルに生かす明るいレンズを着ければ、やはり大きく重くなります。
ミラーレス一眼にも小型モデルはありますが、それでもコンデジやスマホと比べれば携帯性で不利なことは否めません。
あえてこのスペックのカメラを使うんだ、という明確な目的意識のある人に向いています。

大口径レンズ装着時の見た目の迫力も抜群で、モデルさんも「写真を撮られてる!」的な気分が上がります。
撮影のひとときを楽しく演出するのも大切なことではないでしょうか。
コンデジ(Canon G7 X Mark III)

18mm近辺で開放で撮影。
1インチセンサーではフルサイズ換算でほぼ50mmになります。
PowerShot G7 X Mark IIIのレンズはF1.8(広角側)-F2.8(望遠側)と明るく、一眼のようにボカそうと思えば結構ボカすことも可能なのですが、めちゃめちゃボカせるミラーレス一眼と併用する場合は、ある程度背景を出したいスナップ的な作画のほうで活用したいと思います。
ミラーレス一眼カメラ(Canon EOS R5)

思いきりボカすなら、やはりミラーレス一眼に大口径レンズの組み合わせが有利です。
コンデジに比べてAF性能も高くレスポンスが良いので、こころさんのしなやかな髪の毛が風に揺れた瞬間も、タイミング良く捉えてくれました。
ミラーレス一眼カメラ(Canon EOS R5)

撮影当日は、朝早くから夏の日差しが強く降り注ぐ日でした。
日傘を差して次の場所へ移動するこころさんに声をかけて、振り返ったところをパシャリ。
吸いつくような瞳AFが気持ちいいぐらい。
余裕のある高画質でシャッターチャンスに即応する快適さはさすがミラーレス一眼カメラです。



