こんにちは!MARSH編集スタッフのminoriです。
なんと私、MARSHで好評連載中の相澤義和さんによるフォトコラム『東京さんぽみち』に
被写体として参加させていただいております!
記事は、前編・中編・後編の全3回です。まだ読んでいない方はぜひ、読んでみてくださいね。



さて今回は、前回の被写体に至るまでのストーリーを書いていたスタッフコラムに次ぐ後編として、
相澤さんに撮っていただいた感想やロケの振り返りなどをお伝えしたいと思います。

スナップ・ポートレートを撮りたいけれどモデルとの距離感が分からない、思うように撮れないと少しでも感じている方のお力になれれば幸いです。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
駅で待ち合わせ

気温は摂氏26度、晴れのち曇り(ほぼ曇り)。
ムシムシしているものの、撮影するにはまずまずの天候!
撮影は金曜日だったのですが、修学旅行生が多く、思ったよりも街全体が賑わっていました。
相澤さんとフォックス編集長と、浅草駅前で待ち合わせ。
打ち合わせから少し時間が経っていたので、人見知りが発動してしまわないよう
顔合わせの時のラフさを思い出してリラックス。ふう〜。
相澤さん、顔を見るや否や屈託のない笑顔で挨拶してきてくれました!大変ありがたいです。

みんな集まったところで、まずは川沿いをぶらり。
行きたい場所も好きにしていいよーと言いつつも、相澤さんがさりげなくリードしてくれて大変助かりました。
フォックス編集長も交えて話をすることで、緊張を和らげてくださいました。
とても話しやすくて、よく人を見ておられる。
誰がイジリやすいのか、どういう話をしたら相手が盛り上がるのか…。
写真家さんは、写真を撮るだけではないんですね。
改めて、頭が下がります。

橋を越えて、ひたすら歩く、歩く。
歩き出してから30分ほどで、すでに100枚ほど撮ってるらしいです。
そんなに撮られた気がしないほど、ナチュラルにシャッターを切っていて驚きました。
着物に着替えよう

さて、1時間くらいお散歩したところで、着物にお着替え。
着物の色で迷っていたのですが、「どちらも素敵!」とめちゃくちゃ褒めてくれる相澤さん。
私もテンション上がり、ウキウキで着替えました。
着替え終わった後もとても褒めてくれるので、単純な私は調子に乗ってしまいます。
おそらく、この辺から少しずつ表情も柔らかくなってきつつあるのではないでしょうか?(笑)
お腹が空いたので、浅草の商店街でお蕎麦を食べにお店へ。
着物でお蕎麦を食べたいという夢が叶った瞬間です!
途中で、着物を着ると心が落ち着いて所作も相応になっていくらしいという話題に。
昔は男尊女卑だったと言うけれど、本当は女性が自分を落ち着けるために着物を着ていたという。男尊女卑と言われてしまうのは、その自ら落ち着いている女性に対して横暴な人が出てきてしまったからだそう。
本を読んでインプットしたらしいのですが、ここだけのハナシ、女性視点で解釈してくださっている点にとても感激しました。
こういう勤勉な部分も、相澤さんが女性を素敵に撮ることができるポイントなのでしょうね。
相手に対しての心からのリスペクトなしに、被写体までもが喜んでくれる素敵な写真は撮れないのでは……と思います。
創意工夫の賜物

歩きながら、相澤さんに写真についてお話を伺っていました。
仕事で写真はたくさん撮ったし、どの業界も若く才能ある子がどんどん出てくる。
それで次のスタイルを模索した時に、今のスタイルのスナップを始められたようです。
「ばちっと決めた美しさもあるけど、自然にしてた時にふと出る美しさを選び取って切り取るのが僕の仕事」って。
本当に格好良いですよね。
こういうことを言っていただけると、安心してありのままの自分を曝け出そうという気持ちになれます。
露出を変えてみたり、シャッター音を消してみたりと、その場その場でスタイルをアップデートしていく感じをライブで体験でき、大変勉強になりました。今回の企画によって初めて使用するカメラということで、設定を整えるまでに時間がかかったりするので、そのスピード感を追えるのはとても貴重な機会でしたね。
ひたすら、お散歩

引き続き、浅草寺の周辺を散策。
屋上に出られる場所があるらしい!ということで、早速移動しましょう。
よく見かける屋上写真について、みんなどうやって場所を見つけているのか気になって聞いてみました。
なんでも、基本は人づてに情報収集してロケハンしている人が多いのだそう。
モデルさんが以前撮ってもらった場所を共有してくれたり、写真家さんの間で共有しあったり。
あまりにもその場所が人気になってしまうと撮りたい写真が撮れなくなってしまうこともあるでしょうし、大事な場所は大事な仲間と共有していきたいですね。
他にも、ひたすら歩いて、良さそうな建物があれば入ってみることもあるようです。
(もちろん、入っても良い場所を選んで、ですよ)
ロケハンは写真を撮る人全員共通の課題だと思うので、他の皆さんはどうしているかも気になりますね!

そして面白いのが、相澤さんの本編を見てくださっている方はお分かりだと思いますが、前編から後編にかけての私の表情の変化の著しさ。
これは相澤さんのお人柄があってこそですね。終始話しやすい雰囲気づくりをしてくださり、モデルが自由気ままにいられるようさりげないフォローをしてくださる。私が逆の立場で撮影していたらと考えると、同じようにはできないと思います。
終始、感激&勉強させられっぱなしでした。
最後に

浅草という場所柄、お店がたくさんあったり小道の雰囲気が良かったりと、行き当たりばったりのお散歩でも撮る場所には困らないと思います。とはいえ観光地なので、人通りは多いです。他の方の邪魔にならないように、時間帯などは考えて行った方が良さそう。
着物レンタルして歩いてる人もたくさんいましたね。
至る所にレンタルできるお店があったので、急遽着物を着よう!となっても対応できそうです。
着物姿で食べ歩きしつつ撮影って、とても楽しいし撮れ高も良いですよね。
そうそう、場所によっては食べ歩きが禁止のエリアもあるみたいなので、撮影前に要チェックですよ!
これからの季節は、浴衣を着ても季節感が出て良いと思います。
モデルさんも暑いと大変ですからね、win-winでいきましょう。
今回の『東京さんぽみち 〜浅草編〜』、いかがでしたでしょうか?
歩行数、トータル17,391歩。11時から17時ごろまで撮影し、ガッツリ歩きました。
運動不足の私はさすがに終盤疲れてきてしまいましたが、「疲れてきた?疲れが現れ始めた顔も、また良いんだよねぇ。」とフォローもしてくださって、変に気遣いせずに自然体でいられたのがとても心地よかったです。
スナップ・ポートレート写真は、モデルとの距離感ありき。
写真の技術はもちろんですが、結局はコミュニケーションに行き着くのではないかな、と思います。
皆さんのカメラライフに、少しでお役に立てる記事になっていたら幸いです。
相澤さん、フォックス編集長、まるっと一日お付き合いいただき、ありがとうございました。
大変楽しく、勉強にもなる企画に呼んでいただけて、有り難い限りです!
また機会があれば、よろしくお願いします。
それでは皆さん、またお会いしましょう。



