こんにちは。MARSH編集スタッフのminoriです。
前回の記事からしばらく時間が空いてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、その間になんと、フランスに移住しておりました。
移住して半年ほど経ち、「どうにかして撮り溜めた写真たちに日の目を見せてあげたい……」と思っていた矢先、フォックス編集長より「スタッフコラムで写真だせばいいじゃん」とおっしゃっていただいたのです。
本当に、願望は言葉に出してみるべきですね(笑)。
この連載では、私がヨーロッパ生活の中で出会った美しい景色と共に、地元のおいしい食事とワインをご紹介していきます。
このコラムを通して、一緒に海外に出かけた気分になっていただければ幸いです。
フランスに移住した理由

元々海外旅行が好きで、特にヨーロッパ圏の国々が大好きでした。
「いつか海外で生活してみたい」という想いを学生時代から持っており、コロナが緩和したタイミングで仕事にも一区切りがついたため、「チャンスは今しかない!」と思い移住を決意。
「ではどこに行こうか?」と考えたときに、すぐに頭に浮かんだのはヨーロッパ。
そこで気づいたのです。なぜか今まで、フランスには行ったことがなかったことに。
ワイン好きが生じてJ.S.Aワインエキスパートの資格まで取ったので、「海外生活の起点はフランスにしよう」と決めました。
みなさんはフランスと聞いたら真っ先に、「パリ」が思い浮かぶことでしょう。
私は今、パリではなく、第二の都市である「リヨン」という街に住んでいます。
なぜパリではなく、リヨンなのか。
それは、リヨンが古都であること、そして「美食の街」と呼ばれていることが理由です。

自己紹介の記事でも少し触れましたが、何を隠そう、美味しいものが大好きな私。
「日本の中で一番好きな都市は?」と聞かれれば「京都!」と答えるほど古都の雰囲気が好きなので、即決でした。

以下の記事内でも、リヨンの紹介をしております。ぜひ読んでみてくださいね。

美味しいものが勢揃いする場所

リヨン、と聞いても聞き慣れない方も多いと思います。
日本で有名なフレンチのひとつ、「ポール・ボキューズ」の本店がある街です。
フランスの真ん中ほどに位置するリヨンは、海こそ面していないですが、大きな川が流れており様々な食材が手に入ります。
また、絹織物の産業が大変盛んだったことも、リヨンを美食の街と言わしめた理由の一つのようです。
そんな美食の街・リヨンには、中央市場(Les Halles de Lyon。通称:ポール・ボキューズ市場)という大きな市場があります。

リヨンに来たからには、ポール・ボキューズ市場は必ず訪れておきたい場所。
ということで、到着早々ふらりと訪れました。

中に入ってみると、肉屋や魚屋、チーズ専門店、パティスリー、ワインショップなど様々なお店が軒を連ねています。






何度きても楽しめる、夢のような場所です。
中にはレストランもあるので、観光がてら食事を楽しむこともできます。
リヨン名物「ブション」で夕食を
「ブション」とはリヨンの伝統的な大衆レストランのことで、認定がないと「ブション」とは名乗れません。
今回は、美味しいと有名なブションの1つ、「Daniel et Denise(ダニエル・エ・デニーズ)」へ訪れました。

フランスのレストランでは、前菜一皿、メイン一皿を各個人で注文するスタイルが基本です。
シェアの文化はほとんどないため、日本人にとっては少々量が多いと感じるかもしれません。
まず前菜で頼んだのは、卵を赤ワインソースで煮込んだ一皿。

お味はしっかり、こっくり。半熟に茹でられた卵のとろとろさと濃厚なソースが絡みます。
赤ワインがベースになっているので、合わせるワインも赤にしました。
今回はワインを飲める人が少なかったため、ハーフボトルの中からチョイス。
リヨンも属しているローヌ地方、クローズ・エルミタージュの赤にしました。
ローヌ地方は、日本でも有名なブルゴーニュのワインを作っている場所でもあります。
シラーという品種が85%以上使われているクローズ・エルミタージュは、しっかりとしたタンニン(渋み)を感じつつもフルーティーさやみずみずしさを感じることのできるワインです。

メインは鶏肉にしました。
こちらはリヨネーズソース(リヨンのソースという意味)という、玉ねぎとビネガーが主体の味付けです。
煮詰まった玉ねぎのコクと、ビネガーの爽やかな酸が鶏肉にマッチし、食べ応えのある一品。



ブションでは、付け合わせも必ず用意されます。
マカロニチーズ(写真左)とポテト(写真右)が一般的なようです。
付け合わせだけでお腹いっぱいになってしまうような量ですが、これは5人分の量なので安心してくださいね(笑)。
今回紹介したお店
| 店名 | Daniel & Denise Saint Jean – Bouchon Lyonnais |
| 住所 | 36 Rue Tramassac, 69005 Lyon, フランス |
| HP | https://danieletdenise.fr/ |
最後に
美食の街・リヨンの旅はいかがでしたか?
今回は「食」にフォーカスする記事になりましたが、リヨンにはほかにも魅力がたくさん詰まっています。
フランスに住んでいるからこそ体験できる、観光スポット以外の日常的な魅力をお届けできていれば幸いです。
このコラムでは、フランスの都市以外にもヨーロッパの国々の旅行記を書いていこうと思います。
それではまた。次回も一緒に、写真で旅をしましょう。
À bientôt!(またね!)



