MENU

小関裕太さんインタビュー【自分探しのカメラと、誰かに届けたい写真。】

2023年11月28日(火)から始まる舞台『ジャンヌ・ダルク』で、メインキャスト・シャルル7世役を演じることが発表された、俳優・小関裕太さん。

俳優としてドラマ・映画・舞台と幅広く活躍される一方で、これまでに写真展を開催したり、北欧食器ブランド『iittala(イッタラ)』とのコラボレーション企画で撮影を担当したりと、フォトグラファーとしての顔も持ち合わせています。

今回は10月から始まる稽古を前に、自身のカメラ観や舞台『ジャンヌ・ダルク』への意気込みなどを伺いました。

(取材・構成・写真:MARSH編集部)

目次

デジタルカメラと、フィルムカメラの二刀流。

 ー本日はよろしくお願いいたします。小関さんは、現在どんなカメラを使われていますか?

小関裕太さん:よろしくお願いします。今は、デジタルカメラでFUJIFILMのX-E2を、フィルムカメラでミノルタのオートフォーカスが搭載されたモデルを、主に使っています。

 ーどんな時に写真を撮影されることが多いですか?たとえば、プライベートでお出かけされる際にカメラを持ち歩かれていますか?

小関裕太さん:そうですね。旅に出る時に持ち歩くことが多いかもしれないですね。あと、たまに現場に持っていったりもします。

 ー旅に持っていく時は、どのカメラを持っていかれるんですか?

小関裕太さん:最近はミノルタですね。軽いしコンパクトだから、やっぱり持ち歩きしやすいです。

 ーFUJIFILMのX-E2もデジタルカメラの中では比較的軽量モデルですよね。

小関裕太さん:はい。(後継機の)X-E3の方が軽いらしいんですが、X-E2は、18の時に僕が奮発して買った宝物なので。「新しいシリーズの方が絶対便利だし軽いんだろうな〜」と思いながらも、愛着があるので使い続けています。

 ーGOOPASS(カメラ・レンズなど撮影機材の定額制レンタルサービス)でも、X-E3とX-E4は人気の機材ですね。

小関裕太さん:マウントアダプターの貸出もされているんですか?実は今、オールドレンズがちょっと気になっていて。

 ーはい。マウントアダプターも、オールドレンズも取り扱っています。

小関裕太さん:僕、LeicaのレンズをX-E2に着けて撮りたいなって思ってるんです。
あと、最近はハッセルブラッドも気になっています。
先輩に使ってる人がいて持たせてもらったんですけど、ずっしり重い感じとシャッター音が、すごくクセになるなって。
階調・グラデーションって、カメラによって違うと思うんですが、ハッセルらしいグラデーションというか
新鮮な気持ちになりました。

 ーライカ然り、高級機は独特の質感がありますよね。

小関裕太さん:あのヌメっとした、RAWで加工したような……。

 ー分かります。モノトーン部分の階調がカッコ良いですよね。

カメラ=自分探しのツール。

 ー小関さんが、カメラにハマってしまったキッカケやエピソードがあれば教えてください。

小関裕太さん:僕、結構ファインダーを覗くっていう作業が好きで。
カメラを始めるまでは、スマートフォンとかガラケーとかで、空の写真を撮ることが多かったんです。
最初はデジタルカメラだったんですけど、初めてカメラでファインダーを覗いて撮った時に、好きな明暗とか、好きな色合いとか、画角もそうだし、フィルターもそうだし……自分の好きなものを、片目だけで切り取るっていう作業が面白いなと思って。
それが、カメラを好きになったキッカケですね。
当時の僕は18〜19歳で、自分探しをずっとしてた時期だったので「自分の好きなものってなんだろう……」「自分の性格ってなんだろう……」と考えながらシャッターを押す作業っていうのは、「自分探しだ!」って思って。
自分の性格を知るためのツールとして始めたのが、カメラだったんです。

 ーシャッターを切る瞬間って、自分の心が動く瞬間ですものね。

小関裕太さん:それで、空を撮ることからモノを撮ることに興味が移って、モノの輪郭とか、素材感とか、表情みたいなものを知ってみたいなと思いました。
たとえば、(陶器の)器を撮ったら、ちょっと寂しげに写ることがあって。
無機質なものでも、感情みたく有機質に撮ることができるんだなと思って、そこからモノを撮るようになりました。

 ー過去に掲載されていた他媒体の記事で、「ニューヨークで写真を撮ったら電線がなかった」というエピソードが印象的でした。ちょうどその頃が、自分探しをしていた時期でしょうか?

小関裕太さん:そうですね。ニューヨークに行ったのは、カメラを始めたての頃です。
アメリカなど他の国は、日本と紫外線の量が違うので、写真に海や空の写る色合いが全然違い、そのことを知って、「海外の空気を吸ったり、日本とは違う色合いの写真を撮ったりしたい!」って思いながら過ごしていました。
念願叶ってニューヨークに行けた時は、「これだよ、これ!」って思いながら写真を撮っていましたね。
その後、日本に帰ってきて写真を見返したら、やっぱり日本では撮れない、日本とは違う種類の色合いの写真が撮れていたんですよ。

 ーすごい!自分の撮りたかった、自分のイメージしていた写真が撮れるって、なかなかできないことですよね。

小関裕太さん:はい。その数日後に、今度は韓国に行く予定がありました。
ニューヨークで撮ったらニューヨークらしい写真が撮れたから、今度は“韓国らしさ”を探してみようと思ったんです。
その当時は、今でいうカフェとか“映え”が流行り始めてきた頃で、自分の中で素敵だなって思う装飾などを探して撮っていました。
たとえば、“すごくスモーキーだけどポップな写真”が韓国っぽいのかな〜と考えながら写真を撮っていたんですが
日本帰って写真を見ると、やっぱり「あ、韓国っぽい」って感じることができたんですよね。
じゃあ今度は、僕のホームグラウンドである日本で、「日本っぽい写真ってなんだろう?」って考えるようになりました。
そう立ち帰った時に、空を撮ると必ず電線が入ることに気づきました。
今までは「電線がなければ、開けた綺麗な空の写真が撮れるのに」って思っていましたが、これが日本らしい写真なのか、って思いました。
それで、何だか(電線の入った空の開けていない写真が)受け入れられるようになったんです。
着物文化とか、日本らしい、東京らしい、自分らしい写真を探してみようと。
写真を通して、日本を好きになれた気がします。

 ーとっても素敵な話です。ちなみに、写真集・写真展の撮影で訪れたフィンランドでも、フィンランドらしい写真を意識して撮影されたのでしょうか?

小関裕太さん:やっぱりすごく考えました。
2020年、2019年の、24、25歳の頃、4年前の話ですね。
元々、ロケ地としてフィンランドを選んだキッカケが、フィンランドに対して、「ミステリアスな国」というイメージを持っていたからなんです。
「ミステリアスなイメージの国に行ってみたら、どういう景色が広がってるんだろう、どういう印象になるんだろう」という変化を知りたいなと。
実際のフィンランドは、イメージ通りの部分もありましたが、人柄がすごく柔らかい、すごい笑顔が多いという、良い意味でイメージとは違う一面がありました。
特に、僕が行った時期は白夜の時期だったので、国全体が明るい雰囲気だったんです。
その時の体験とか、その時出会った人たちの人柄とかに触れたうえでの写真を撮りたいと思いました。
鳥のさえずり、風、湖の冷たい感じとか……そういう、僕が現地で感じたフィンランドらしさを閉じ込められたらいいな、と思って写真を撮っていました。

影響を受けたカメラマンは、距離感が素敵な人。

 ー影響を受けたカメラマン・写真家さんを教えてください。

小関裕太さん:ソール・ライター!Bunkamuraで開催していた、『ソール・ライター展』で出会いました。あの色合い・色使いとか寂しげな感じとか、カッコ良いなって思いました。

 ーちょうど最近まで、渋谷ヒカリエでもソール・ライター展やってましたね。

小関裕太さん:あとは、現代の写真家さんでいうと、川島小鳥さんや、梅佳代さんなど。
人との距離感が素敵だなって思います。
作品集としてのまとめ方も、可愛くて好きだな。今城純さんも好きです。
フィンランドの写真を撮りに行ったときに一緒に行ったカメラマンさんで。独特の「らしさ」があって、好きだな〜って。

 ー川島小鳥さん・梅佳代さん・今城純さんとは、被写体として写真を撮られた経験をお持ちですが、実際にお写真を撮られる時に印象的だったコミュニケーションやエピソードはありますか?

小関裕太さん:川島小鳥さんに撮ってもらった時は、「1対1で撮影をしたい」って言われ、2人で散歩に出かけたんです。
スタッフの皆がコーヒーを飲んでいる間に写真を撮るスタイルは、すごく静かでいいな〜と思いました。
川島さんはあんまり話す方ではないので、寡黙に散歩しながら、シャッター音だけが鳴っている、みたいな。初めての経験でした。
梅佳代さんは、距離がすごく近くて「いや、そりゃあ、ああいう表情出るわな」っていう、納得のいく撮影でした。
勝手にこう、解きほぐされるというか。梅佳代さんって、関西弁なので。
なんかこう、関西弁でどんどん話しかけてくださる感じが、どんどん距離が近くなっていくのかな。
僕も、尊敬の思いはありつつも、なんか気を使わなくなっていくというか、解きほぐされていく感じが心地よかったです。

写真の撮影経験が、お芝居の撮影現場で活きた話。

 ーお写真を撮ることが、本業である俳優業で活きた場面・エピソードなどあれば教えていただけないでしょうか。

小関裕太さん:カメラマンとのコミュニケーションや会話ですね。
たとえば、「あ、単焦点レンズで撮ってるな」と思ったら、あんまり前後に動いちゃいけないな、と思ったり。
あと、太陽の光や、明かりの具合もそうですよね。
動画も静止画も共通してる部分が多いと思うので、たとえば、カメラマンと監督が、暗くなってきた時の夕日の明かりを狙いたいっていうのが、なんとなく会話の中で理解できたら
自分から太陽が(画角に)入る位置に移動するとか……。

 ーカメラマンの気持ちが分かる俳優さんって、撮影時のコミュニケーションが円滑に進みそうですね。

小関裕太さん:僕もカメラが好きなので、その方とカメラ・写真について話すと、関係性がどんどん会話が盛り上がっていくんですよね。
そのカメラマンさんと自分の関係性で言うと、知ってる方が盛り上がるし。

「最近SONYが出した機材がすごく綺麗なんだけど、知ってる?」みたいな話をされ、「知ってます!」「え!知ってるの(笑)!」みたいに会話が盛り上がることもあります。
「あのモニターが結構いいらしいよ」っていうの聞いて、「今度持ってきてほしいです」って試しに使わせてもらったりとか。
趣味がどんどん現場で、仕事現場で広がっていく。
僕も楽しいし、仕事現場の仲間としての関係性も、人としての関係性もすごい近くなって楽しいです。

写真=誰かに届けたくなるもの。

 ー小関さんにとって、“写真に残す”という行為は、一体どんな意味を持つのでしょうか?

小関裕太さん:言葉にするのって、難しいですね……(笑)
最初は自分自身を知るためのツールだったんですが、
良い意味で少し変わっていったんですよ。
ページの編集もするので、お仕事としてカメラを持つ機会を経て、雑誌のページのための写真を撮るようになって、視点が変わりました。
撮りたい写真が、それまで撮ってた写真から、ちょっと変わり、
自分を探すための写真だったのが、「面白い」を探すための写真に変わったといいますか、
写真を見た人が、「何これ?」と思うような写真を撮りたいのかな〜。
まだ、見つかってるようで見つかってない感覚なんですよね。ちょっと言語化が難しいですね。

 ー今までプライベートで何気なく撮っていた写真が、お仕事として受けた際に「どう見られるか」を意識するようになった、ということでしょうか?

小関裕太さん:そうですね……見せる写真っていう感覚もあんまりなくて。
この写真をどうページにするかみたいな、ことばかり考えているので。
届けたい写真、というか……。
例えば、昔もやってたんですが、自分が撮ったニューヨークの写真を印刷して並べ、誰かに手紙を送りたいとなった時に、その中からその人っぽいのを選び、後ろにメッセージ書いてポストカードみたいに送っていた時期があって、その感覚とちょっと似てるのかなって思うんですよね。
なんか、自分が撮った写真から誰かに届けたい、みたいな。
難しいですね
カメラってなんだろう(笑)
今でも、自分探しという一面は絶対にあるんですよ。
そこは変わらないんですけど、それにプラスして、色々な視点があるというか、同じファインダーを覗くという動作があって、同じ自分の“好き”を探すっていう過程なのに、それを誰かに届けたくなるというか、目的がちょっと変わってくるというか。
同じ写真を撮るっていう動作の在り方って、やっているうちに変わってくるんだなって。
年齢によって変わるのではなく、出会う人とか、「撮りたい!」っていう欲とかによって変化するんだなって最近気づきました。

舞台『ジャンヌ・ダルク』について

 ー最後に、11月上演予定の舞台『ジャンヌ・ダルク』についてお伺いします。10月から稽古が始まるそうですが、メインキャスト・シャルル7世を演じるにあたって、現在はどんな準備をされていますか?

小関裕太さん:『ジャンヌ・ダルク』という作品がどういうものなのか?シャルル7世がどういう人物で、どういう生い立ちなのか?彼の周りを囲んでいるキャラクターたちが他の作品だとどんな風に描かれてるのか?ということに興味を持ちました。
今は、他の文献を読んでみたり、過去の作品を観たりして、シャルル7世という人物を探っている最中です。
キャラクター設定には、臆病な王って書いてあるんですけど、細かく取ると、色々な複雑さを持つ人だなと思って。
それは家系にしても、ストーリーの中で描かれている環境にしても、生い立ちにしても
彼がどういう経緯で王にならなきゃいけなかったのかということにしても。
複雑な人間関係とか、 運命のしがらみみたいなものが彼を形成してるんだろうなって思っています。

 ー今作『ジャンヌ・ダルク』は通算3度目の上演になります。多くの方に愛されている作品・キャラクターを演じることへのプレッシャーなど想いがあれば教えてください。

小関裕太さん:過去の2作でシャルル7世を演じられた方々(2010年:伊藤英明さん、2014年:東山紀之さん)は、上演当時のご年齢が今の僕よりだいぶ上だったので、現在28歳の僕にオファーをいただけたことに、最初は驚きました。
でも、作品の台本を読んだり、歴史上の実年齢を調べたりすると、実はシャルル7世って、今の僕に年齢が近いんですよね。
 舞台を観るお客様によって作品の受け取り方は変わると思うし、 役の設定の年齢に近づくことで見えてくるジャンヌとの関係性の違いとか……演じている僕からしても、観ていだたく方々からしても、大きく印象が変わるんじゃないかなって思います。
今回初めて『ジャンヌ・ダルク』を観る方も多いと思いますし、過去に『ジャンヌ・ダルク』を観劇された方でも、これまでとは違う感覚で楽しんでいただけるんじゃないかなと。逆に、「こういう解釈もあるんだな」って思っていただけることが、1つの作品の上演を繰り返していく醍醐味だと思うので、楽しんでいただけたら嬉しいですね。
『ジャンヌ・ダルク』は、この作品だけじゃなくて、 フランスでも、イギリスでも、ドイツでも、アジア圏でも、色々な形で解釈されて、色々な表現方法で舞台化・映画化されている作品です。
その中で、白井晃さんが演出する2023年の『ジャンヌ・ダルク』を、今作品ならではの『ジャンヌ・ダルク』を、楽しみにしていただきたいです。

 ー今回皆様初めての出演だと思うんですけど、特に共演が楽しみだなみたいな方っていらっしゃったりしますか?

小関裕太さん:主演の清原果耶さんはもちろんなんですけど、福士誠治さんと共演できるのが楽しみです。
初めてご一緒したのが21歳くらいの時に出演したコメディ映画『ちょっとまて野球部』という作品で、福士さんはとにかく熱い教師役でした。
僕は3馬鹿トリオのうちの1人を演じていて、「おい3馬鹿、何やってんだ!」みたいな掛け合いだったから、それとはまた打って変わって、今回対峙できることがすごく楽しみです。
しかもより演劇的な作品なので、時を経てお芝居を合わせていただけるのが楽しみだし、違うジャンルでご一緒するのがすごい楽しみですね。
山崎紘菜さんは、現在U-NEXTで配信中のドラマ『賭けからはじまるサヨナラの恋』で彼女役を演じているんですけど、嘘の告白から始まった期限付きの恋人で、タイムリミットがある交際みたいな、複雑な間柄でした。
一方の『ジャンヌ・ダルク』で山崎さんは、シャルル7世の奥さん・マリー役(政略結婚)を演じています。「また違った関係性で、楽しみだね」って、ドラマ撮影当時から話していました。

 ーカメラを持ち込まれたりすることもあったりするんでしょうか。

小関裕太さん:撮りたい気持ちはめちゃくちゃあるんですけど、撮影現場とか舞台現場に持っていくことはあんまりないですね。
あるとしたら、地方公演で持っていくくらいです。
写真を通して会話することもあるんですけど、写真ってやっぱり影響力があるので。
楽屋や現場からはちょっと離れた場所に置いておきたいですね。
(キャストやスタッフの方と)本当に仲良くなって関係性が築けた時に、カメラを通して会話できたら楽しいだろうな、とは思います。

 ー今回の『ジャンヌ・ダルク』で共演される俳優さんの中で、もし「この方のこんなショット撮ってみたい!」という思いがあれば教えていただけないでしょうか。

小関裕太さん:それで言うと、この間ドラマでご一緒した、山崎紘菜さんですかね。
ドラマの撮影中は全然写真撮ってなかったんですけど、関係性は築けているので、稽古期間から撮らせてもらえるかもしれません。
僕は元々カメラがリラックスするためのツールだったので、「初めまして!」の関係性で写真を撮ると、ちょっと硬い写真になるから、お互いリラックスし合える関係性の山崎紘菜さんは撮ってみたいし、この作品が終わった後に「懐かしいね」っていうような写真があったら……。
たとえば、地方公演に行った時や地方公演が終わった後に、皆でゴハンを食べるタイミングで、写真を見比べたり、色々話したりできるのかなって思います。

 ー今作はメッセージ性の強い作品だと思いますが、ファンの方々に向けて見どころを教えていただけないでしょうか。

小関裕太さん:色々なテーマがある中で、「声」というテーマがすごく面白いなと思っています。
現代と通ずる部分があるというか……自分が信じたい声って、誰しもあると思うんですよ。聞きたくない声もあるだろうし。
たとえば、血液型占いや星座占いの結果が悪かったら信じたくないし、逆に1位だったら信じたいって思うし。親の言葉、 周りの言葉、先生の言葉、上司の言葉、後輩の言葉、自分自身の言葉……それぞれの声や言葉を取捨選択する中で、やっぱり聞きたい声と聞きたくない声があると思うんです。
その中で、作中でジャンヌは聞こえた声を信じて。その聞こえたという彼女の声を、シャルル(7世)は信じて。で、その姿勢を見て周りが動いて……。きっかけは、声なんですよね。
ただ、声って形がないものなので、それを信じる、信じさせるって、すごい偶然とパワーがないと難しいことだと思うんです。時代も違うし。
彼女ら・彼らの周りにある矛盾とか、運命とか、決断力とか、皮肉さとか……。
そういうものを客観的に見た時に、得たものが面白かったなって思うだろうし、それは最終的に自分の2023年、またはこれから始まる2024年の自分と照らし合わせた時、何かパワーをもらえる作品なんじゃないかなって。
「声」というテーマについて、 「声」と言う視点を持って作品を観てもらえたら、より楽しめる作品なんじゃないかなと思います。

Interviewee:小関 裕太(こせき・ゆうた)

1995年6月8日生まれ、東京都出身。

子役として芸能活動をスタート。

その後、ミュージカルや舞台、様々なドラマや映画に出演。

最近の出演作はドラマ「来世ではちゃんとします」、ミュージカル『四月は君の嘘』、舞台『キングダム』、現在はドラマ「癒しのお隣さんには秘密がある」w主演、U-NEXT「賭けからはじまるサヨナラの恋」に出演中。

今後、舞台『ジャンヌ・ダルク』が、11月28日より東京・大阪にて上演される。

■公式Webページ
www.amuse.co.jp/artist/A8267

■X(旧:Twitter)
twitter.com/yutakoseki

■Instagram
@yuta_koseki_68
@kotobanoamarinaitokoro

舞台『ジャンヌ・ダルク』概要

<演出>白井 晃

<脚本>中島かずき(劇団☆新感線)

<音楽>三宅 純

<原案・監修>佐藤賢一

<出演>清原果耶/小関裕太/福士誠治、荒木飛羽、深水元基/山崎紘菜、坪倉由幸(我が家)、野坂弘、ワタナベケイスケ、粟野史浩/りょう、神保悟志、岡田浩暉/榎木孝明

【東京公演】 
2023年11月28日(火)〜12月17日(日)東京建物 Brillia HALL
お問合せ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)

【大阪公演】
2023年12月23日(土)〜12月26日(火)オリックス劇場
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜18:00/日祝休業)

公式HP:https://jd2023.jp/

ヘアメイク:Emiy

スタイリスト:吉本 知嗣

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASS」を展開するGOOPASS株式会社の編集ライター。自社Webメディア『MARSH』の編集長として、企画・ディレクション・記事制作などを担当する一方で、フォトグラファーとしても活躍中。バスケットボール・ラッパー・プロバレーボール選手・フィットネストレーナーなど、スポーツ・ストリートシーンを中心に、スナップ・ポートレートなど幅広い撮影シーンを手がける。愛機はCanon EOS R6 MarkⅡと、FUJIFILM X100V。

目次