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センチメンタルなひとり旅 番外編 @パース

本来は写真家アラーキーとその奥様である荒木陽子さんの愛の軌跡を辿るため、陽子さんの著書「愛情生活」をもとに二人が訪れた場所へ赴き、写真コラムを綴るこの企画ですが、前回に引き続き今回も番外編。
(この連載の細かな企画内容については#1をご覧になっていただけますと幸いです。

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オーストラリアに住んでいる友人の結婚式に参列する為、実に四年ぶりの海外旅行へ行ってきました。
2週間ほどの滞在で、オーストラリアのメルボルンからパース、そして帰国前のトランジット中にシンガポールへ訪れました。
コロナ禍での規制が少しずつ緩和されてきている今、その旅路を少しご紹介させていただきます。

今回はオーストラリアのパース編です。
旅のお供となるカメラは、PENTAX645NⅡという中判フィルムカメラ。

一週間のメルボルンでの滞在を終え、国内線に乗ってパースへと向かいます。

メルボルンからパースまでは飛行機で約4時間、そして2時間の時差があります。
日本は国内での時差がないので、とても不思議な感覚。
オーストラリアが大きな国だということがよくわかります。

パースはオーストラリアの西側に位置しており、「世界で最も住みやすい街」や「世界で一番美しい都市」として知られています。
シドニーやメルボルンに比べると少し小さな都市ですが、暖かくて天気も良く、海は真っ青で美しく自然豊か。市街地は交通の便もよくお洒落なカフェやお店もたくさんあり、とても住みやすい街です。
アボリジナルアートやワイナリーなど長く歴史ある文化や、そして「世界一幸せな動物」と言われている野生のクアッカワラビーが世界で唯一生息している場所、ロットネスト島が有名。
クアッカワラビーはニコッと笑っているように見えとっっっても可愛く、ピカチュウのモデルになったとも言われている動物です。

だだっ広い道を歩いていると、「オーストラリアに来てる!」と改めて実感します。
日本で慌ただしく過ごしているときよりも少しだけ、時間がゆっくりと進んでいるような気さえしてきます。

せっかく海外に来ているのだから日本ではできないことを経験してみよう、と思いヌーディストビーチにも挑戦してみました。
ヌーディストビーチは性的な目的ではなく、“自然への帰化” “文明からの解放”を目的としたものだそうで、本来人間は生まれた時やはるか昔は衣服なんて身にまとっていなかったよね!といった考えからできたものだそうです。
もちろん他の方の写真を撮ることはできないので載せているのは看板と遠くからの海の写真ですが、とてつもない解放感を味わうことができて確かにこれは癖になるものがある、、、。
日本では銭湯などの公共風呂という文化があるので、海中露天温泉にかなり近い感覚かも。

滞在中は貧乏旅行だったので、バックパッカーホステルに宿泊していました。
バックパッカーホステル、略してバッパーと呼ばれ、基本的にバスルーム・トイレ・キッチンが共用になっている宿泊施設です。
ベッドも2段ベッドで相部屋になっていることも多く、10人を超えるような大きな部屋だと1泊¥3,000程で泊まることができます。
1泊だけのゲストもいれば、現地で働いている中〜長期滞在のゲストもいて、国籍も様々なゲストが集まります。
中庭でパーティーをしていたりすることも多く、現地で友達を作りたいならぴったりの場所です。

適当にベーグルとチーズを焼いたり、中庭に洗濯物を干したりとゆるい滞在を楽しみました。

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この記事を書いた人

1991年生まれ、東京都在住。 日本大学芸術学部写真学科卒業。セルフポートレートや 自己の体験を中心に作品制作を行う。

2020年12月に初の作品集『きっと誰も好きじゃない。』を刊行。