筑後川昇開橋(福岡県大川市・佐賀県佐賀市諸富町)|写真撮影スポットレビュー

  • 2023.09.06
  • 2024.10.04
シェアする

GOOPASS TRAVEL MAGAZINEをご覧の皆様、こんにちは。

佐賀県在住のフォトグラファー兼ライターの「やまもと」です。

現在はフリーランスとして、地元九州を中心に人物・建物・商品・サービスなど幅広く撮影させて頂いています。

私が今回ご紹介するのは、福岡県大川市と佐賀県佐賀市諸富町を結ぶ日本有数の可動橋「筑後川昇開橋」です。

九州最大の一級河川である筑後川に架かる筑後川昇開橋は、1935年(昭和10年)に建設され、当時は国鉄佐賀線として使われていました。

現在では歩行者用に整備されており、重要文化財および機械遺産として登録もされています。

観光地としてはもちろん、その造形の美しさからSNS映えする写真スポットとしても人気のある橋です。

※新型コロナウイルスの影響などにより営業状況・営業時間・料金・イベント情報などは異なる場合があります。各スポットへ訪れる際は、事前に公式ページなどで詳細をご確認ください。
※記事内容は2023年9月4日時点の情報に基づきます。

素敵な旅先・おすすめスポットはいいカメラで写真を残したいですよね。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。

“カメラのレンタル・中古買取・中古販売” GOOPASS(グーパス)では、1泊2日からの短期でもレンタルすることが可能(ワンタイムプラン)ですが、長期で借りる際には月額のサブスクプランがお得。

たとえば、イベントや旅行の際には短期で借りて、お気に入りの機材は数ヶ月じっくり借りるといった使い方ができます。
GOOPASS公式サイトへリンクがある機材はすべてレンタル可能なので、あなたに合った1台を探してみてください。
機材選びで迷った際には、無料の機材相談も受け付けています。こちらからお申し込みください

1日100円〜!無料登録はたったの5秒!

筑後川昇開橋の作例写真

カメラ:FUJIFILM X−T4、レンズ:FUJIFILM XF10−24㎜ F4 R OIS
焦点距離:13.8㎜、F値:f /6.4、シャッタースピード:1/500s、ISO:100

撮影時期は8月中旬ごろ。撮影場所は「大川市側の堤防沿いの歩道」から。

筑後川昇開橋のシンボルである二本の鉄塔。

この鉄塔の間にある橋部分が、約23メートルの高さまで上昇します。

この日は風が穏やかだったので、筑後川の水面でリフレクションを撮ることができました。

カメラ:FUJIFILM X−T4、レンズ:FUJIFILM XF10−24㎜ F4 R OIS
焦点距離:10㎜、F値:f /4、シャッタースピード:1/1000s、ISO:80

黄昏時に橋の鉄塔の間に夕日が入るように位置を調整し、広角レンズでダイナミックに撮影しました。

刻一刻と変わる夕空と沈む太陽の位置とを見ながら構図を探るのもまた、カメラの醍醐味ですね。

逆光によるシルエットは、筑後川昇開橋の緻密な構造をより際立たせてくれます。

カメラ:FUJIFILM X−T4、レンズ:FUJIFILM XF35㎜F2 R WR
焦点距離:35㎜、F値:f /6.4、シャッタースピード:5s、ISO:400

毎日、日没〜22:00までの間、橋は美しくライトアップされます。

闇夜に光る赤い橋と多彩に輝くライトが幻想的です。

水面のリフレクションをより印象的にするために、三脚を使ってスローシャッターで撮りました。

カメラ:FUJIFILM X−T4、レンズ:FUJIFILM XF35㎜F2 R WR
焦点距離:35㎜、F値:f /6.4、シャッタースピード:5s、ISO:400

筑後川の中洲にある「中の島緑地公園」から撮影しました。

光が水面に溶け出している様な不思議な光景です。

橋からは少し距離を取る形になりますが、付近に高いビルなども無いため遠目からでもかなり存在感があります。

様々な色彩で照らされる瞬間をひとつも漏らさず撮りたくなりますね。

こちらの写真もスローシャッターでの撮影です。

カメラ:FUJIFILM X−T4、レンズ:FUJIFILM XF56㎜F1.2 R
焦点距離:56㎜、F値:f /1.2、シャッタースピード:1/125s、ISO:3200

橋の袂(たもと)付近から圧縮効果のある中望遠レンズで撮影。

橋の鉄塔まで幾重ものライトが続く……まさに光の橋です。

写真を撮りつつ幻想的な雰囲気を味わいながら歩きたかったので、三脚は使わず手持ちで撮影しています。

撮影機材

カメラ

FUJIFILMのフラッグシップモデルX−Tシリーズの4代目となる「X−T4」。

搭載されているのはAPS−C規格のX Trans CMOS 4センサーで、有効画素数は約2610万画素あります。

ボディ内には最大6.5段の手ブレ補正機能も搭載しているため、夜の撮影にも心強い一台。

防塵防滴仕様で耐久温度は−10℃〜40℃と、多少自然に弄ばれる環境でもシャッターを切り続けられるタフさもあるカメラです。

FUJIFILM機の魅力である多彩なフィルムシミュレーションがより写真を楽しくさせてくれる一方で、Log撮影にも対応しているため、本格的な動画撮影もできるオールラウンダー。

また、動画撮影や自撮りの時にも使いやすいバリアングルモニターを採用しているのも特徴で、YouTubeやVlogの撮影にも特化しています。

後継機も出ているため少し前のモデルとなりますが、まだまだ第一線で活躍できるカメラです。

レンズ①

「FUJIFILM XF10−24mmF4 R OIS」は、フルサイズ換算15−36mm相当のズームレンズです。

広角域〜標準域までカバーしているため、風景や建築物をダイナミックに撮ることはもちろん、何気ない日常を切り取るスナップもこなしてくれます。

また、ズーム全域F4通し且つ光学手ブレ補正まで搭載した優れもの。

コンパクトなボディでフィルターも装着可能なので、とても使い勝手の良い一本です。

後継モデルには、防塵防滴仕様のFUJINON XF10−24mmF4 R OIS WRがあります。

レンズ②

「FUJIFILM XF35mmF2 R WR」は、フルサイズ換算53mm相当の標準単焦点レンズです。

片手に収まるコンパクトさと、FUJIFILMのクラシカルなカメラにとてもマッチするデザインがとても魅力的。

53mm相当という、癖がなく自然と情報を整理してくれる画角は、風景・人物・物撮りなど様々なシチュエーションで活躍してくれる、まさしく必携の標準レンズです。

インナーフォーカスとステッピングモーターを採用することで速く静かなAFを実現し、8ヶ所のシーリングによる防塵防滴仕様となっています。

外装は金属製のため、コンパクトながら堅牢性に優れている点も魅力。

開放F値はF2とやや物足りなさを感じますが、キレのある写りと豊かな階調で、十分な描写力を発揮してくれます。

レンズ③

「FUJIFILM XF56mmF1.2 R」は、フルサイズ換算84mm相当のポートレートレンズです。

開放F1.2のとろけるようなボケとシャープなピント面が織りなす圧倒的な描写力で「魔法のレンズ」とまで称されており、多くのFUJIFILMユーザーを魅了し続けています。

人物撮影としてはもちろん豊かなボケを活かしたブツ撮りや、圧縮効果を使ったスナップなどにもオススメの1本。

後継レンズには防塵防滴仕様のXF56mmF1.2 R WRがあり、その他に特殊フィルターを搭載したXF56mmF1.2 R APDが存在します。

写真撮影のコツ

今回は広角域〜中望遠域をカバーしたレンズ構成でしたが、十分に撮影を楽しめました。

もちろん他に望遠レンズがあれば、もっと違った写真も撮れたと思います。

映える構図としては、広角レンズで川・橋・空を広く切り取ってあげると、ダイナミックな写真が撮れます。

また、ライトアップされた橋を撮る時は、絞りをF5.6〜11あたりまでしっかり絞ってあげるとライトの光芒がハッキリと現れて、パキッとした印象的な写真が撮れます。 スローシャッターになるので三脚を使いましょう。

そして写真5枚目の様に、夜のスナップ撮影をする際はテンポよく手持ちで撮影したいところです。

解放F値がF2以下のレンズであれば、ISO感度をある程度抑えた状態でシャッタースピードを稼げるので、標準〜中望遠域の明るい単焦点レンズがあると良いでしょう。

オススメの撮影時期

筑後川昇開橋は一年を通して素敵な写真が撮ることが出来ますが、夏空に入道雲が印象的な8月〜秋の夕焼けが美しい9月、10月あたりが特におすすめです。

オススメの撮影時間帯

現在、筑後川昇開橋が昇降しているところが見られるのは、可動時間の9:00〜16:30の間のみ。

可動時間を過ぎると橋は上がったままになるので、日中にシャッターチャンスを逃しても橋が上がった状態を撮影することは出来ます。

最もオススメの撮影時間帯は、やはり昇開橋がライトアップされる日没〜22:00の時間帯です。

黄昏時には美しい夕空と幻想的なライトアップのコラボレーションも見られます。

オススメの撮影ポジション

筑後川昇開橋の最もおすすめの撮影場所は、「大川市側の堤防沿いにある歩道」からです。

近くに「筑後川昇開橋公園」があるので、そこを目印にして行くと分かりやすいかも知れません。

長い歩道なので好みのアングルや構図を見つけやすく、位置的にも橋の鉄塔部分が近くなります。

また、この位置からだと丁度夕日と橋が同じ画角で収めることが出来るので、写真2枚目のような構図での撮影が可能です。

次におすすめの撮影場所は、筑後川の中洲にある「中の島緑地公園」です。

筑後川のど真ん中に位置しているため、橋の全体像を真正面から広く撮影することが出来ます。

筑後川昇開橋を写真撮影する際の注意点

筑後川昇開橋付近には漁港や住宅街があり、場所によっては立ち入り禁止になっているので、しっかりとルール・マナーを守って撮影する必要があります。

更に日没が近くなるとカメラ片手に撮影に来る人が増えてくるので、お互いの邪魔にならないように配慮しましょう。

「大川市側の堤防沿いにある歩道」から三脚を使って撮影する際は、堤防の高さが約140cm程あるのでそれよりも高い三脚を選ぶ必要があります。

また、筑後川昇開橋はもちろん歩いて渡ることが出来ます。渡ることが出来るのは可動時間と同じ9:00〜16:30の間です。

橋を渡りながらの撮影も可能ですが、他の人の通行の妨げにならない様に配慮が必要です。橋の上では三脚は立てず、手持ちでの撮影を推奨します。

そして橋の鉄塔まで行くと制御室の様な小屋が有り、係員さんが常駐しています。そこでは筑後川昇開橋に関する色んな情報を教えてもらえます。

この係員さんが橋の操作をしているので、タイミングが良ければ間近で橋が上昇しているところを見せてくれるかも。

その際は係員さんの指示に従い、安全な場所から見るようにしましょう。

可動時間を過ぎると橋は上がった状態になるため対岸まで渡れませんが、閉鎖される時間まではそのまま遊歩道として解放されており、鉄塔手前まで歩いて行くことが出来ます。

橋が閉鎖される時刻は、3月〜11月は21:00、12月〜2月は17:00です。そのため、ライトアップされた橋の上を歩くことができるのは、3月〜11月の間のみとなっています。

最後に、ライトアップされた橋を撮影をする際は周囲が暗くなっているため、足元には十分注意が必要です。

特に「中の島緑地公園」は周囲に街灯などがほとんど無いため、夜間は非常に暗くなります。

公園のすぐ近くが筑後川となっており柵も無いので、誤って川に転落しないように気を付けて撮影しましょう。

筑後川昇開橋の基本情報

URLhttps://www.shoukaikyou.com/
住所福岡県大川市大字向島地先
佐賀県佐賀市諸富町大字為重地先
アクセス【車】
・九州自動車道 みやま柳川ICより車で40分
・長崎自動車道 東脊振ICより車で30分

【電車】
・JR佐賀駅下車 佐賀市営バス「早津江行き」で25分
 →昇開橋バス停下車 徒歩5分
・西鉄柳川駅下車 「佐賀駅行き」バスで25分
 →大川橋バス停下車 徒歩10分
入場料金無料
入場時間【可動時間】
・9:00〜16:30

【遊歩道解放時間】
・3月〜11月 9:00〜21:00
・12月〜2月 9:00〜17:00

【ライトアップ時間】
・日没〜22:00
その他【休業日】
・毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
・12月29日~1月3日

まとめ

今回は「筑後川昇開橋」をご紹介しました。

重要文化財と機械遺産に登録され歴史的価値のある建造物である一方、今も尚「現役の橋」として多くの人を対岸まで導いてくれています。

地元の人も利用しているので、橋を渡るのは無料です。

市街地から近い場所にあるため、車はもちろん、公共交通機関を使って気軽に立ち寄ることが出来ます。

また、橋の袂(たもと)にはそれぞれ観光施設として、佐賀県佐賀市諸富町側には地元の特産物や工芸品が並ぶ「橋の駅ドロンパ」、福岡県大川市側にはコーヒーなどのドリンクがテイクアウトできる「大川テラッツァ」があります。

更に筑後川昇開橋から車で30分圏内には「六五郎橋」や「天建寺橋」などの「映える橋」があるので、一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

最後に、筑後川昇開橋は、写真スポットとしてはとても撮りやすい場所でもあります。フォトコンテストも開催されているので、是非エントリーしてみましょう。

一日の間で何度も表情を変えるこの橋を、是非ともご自身の表現で写真に収めてください。

著者プロフィール

山本 孝司(ヤマモト コウジ)

佐賀県在住。1988年生まれのフリーランスフォトグラファー。

「写真で広げるコト・ヒト・モノの魅力」をテーマに九州を中心に人物・建物・商品・サービスなど幅広く撮影。

趣味は車・バイク・トレッキング。好物はチョコとお肉とコーヒー。

GOOPASSでカメラ機材をレンタルしよう!

GOOPASS(グーパス)とは、カメラ・レンズなど撮影機材のレンタルサービスです。

Canon、SONY、Nikon、FUJIFILM、RICOH、SIGMA、TAMRONなど人気メーカーの新製品をはじめ、初心者向けのエントリー機からプロ向けのハイスペック機まで、2,500〜種類の機材を取り扱っています。

会員登録は無料。機材をレンタルする際に利用料金が発生する仕組みです。レンタル期間は最短1泊2日からOK。コスパの良い月更新・サブスクリプション形式のプランもあります。

返却期限はなし。気に入った機材を、数ヶ月間じっくりと自分の物のように使い込むも良し。旅行やイベントに合わせて、数週間・月単位で機材を入れ替えても良し。

使い方・楽しみ方は自分次第。GOOPASSで、撮影を存分にお楽しみください。

シェアする

撮影機材のレンタルならGOOPASS
カメラ・レンズからiPhone・Macbookまで、ラインナップは2,500種類以上!

購入前に試せる、失敗しない機材選び。
1泊2日1,188円〜、じっくり試すなら月額2,970円〜。

会員登録

やまもと

山本 孝司(ヤマモト コウジ) 佐賀県在住。1988年生まれのフリーランスフォトグラファー。 「写真で広げるコト・ヒト・モノの魅力」をテーマに九州を中心に人物・建物・商品・サービスなど幅広く撮影。 趣味は車・バイク・トレッキング。好物はチョコとお肉とコーヒー。

カテゴリから探す