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東京さんぽみち【第14回:下北沢〜後編〜】 6ページ目

今回さんぽする街を決めてくれたのは中尾さんですが、なかなか下北沢いいです。

照れているのか、室外機がこちらをチラ見しています。

ひ。

たまりませんな。

基本的に植物はいちど生えてしまうとそこから移動することが出来ないので、だからこそ条件の良くない環境でも生きていけるようにその姿をその地に適応させ、生き方を柔軟に変えていくことができるわけです。

この植物は枯れ混んでいるようにも見えますが、この先どういった形になっていきますかね。

中尾さんの奥にいる女性、ずっと階段にカメラを向けて座っておりました。

これがわたくしだったら取り押さえられていることでしょう。

なんて涼やかな美しいお顔。

後ろにはビルか何かが建設されるんでしょうか。この光景も、つぎにこの地を訪れる頃には大きく変わっていることと思います。

またいつかここで同じような位置で撮りたいですね。

さて、わたくし歩き疲れて膝がカクカクしてきましたので、非常に残念ではありますが、今回のさんぽもそろそろ終わりにしましょうかね。

いつも美しくいてくれてありがとうございます。

また撮りにいきましょうね。

ひたすら美しい中尾さんでございました。

あ、また使用カメラを持ってもらって写すの忘れてた。

というわけでみなさん今回も最後までおつきあいありがとうございました。

それではまた次の機会にお会いしましょう。

今回のロケ地:下北沢

下北沢駅近辺の写真、人多すぎてボツになりそうなので、今回一番気に入った場所を。

まぁほんと言うと下北沢の象徴みたいなカットを撮り忘れていました。

下北沢って地名を耳にするといつも連想するのは「ずっと工事」ってイメージなんですけど、駅周辺はとても雑多で、歩いていてもそれっぽい若者が闊歩していて、エネルギーに満ちた感じがしますが、でも駅から少し歩いたら新旧混在した魅力的な光景に出会えます。つぎはぎだらけのアスファルトや廃屋アパート、人一人歩ける程度の裏道。そんな光景が発見できてとてもよかったです。

私は下北沢にほとんど縁がなく、学生時代、学校を辞めた無職の友人が父親所有の駅前にあった大きなビルの屋上のプレハブに住んでいて、ただでさえ寒くて暑いのに、ある日働かない息子を見かねて窓ガラスを全部割って「いつまでも寄生グセの抜けないウジムシ野郎、今すぐここを出ろ」と言ったのを鮮明に覚えているんですが、不思議なことに彼の名前が思い出せません。元気でしょうか、見てたら連絡ください。ちょうどその頃によく古着屋めぐりをした記憶があるんですが、もう30年くらい前の話ですのでもちろん今となっては景色がもうまったく違いますよね。

今回使用したカメラ・レンズ

SIGMA fp

このカメラ、当初手元に来るまで、フォビオンセンサーかと思いこんでいたんですが、ベイヤーセンサーでした。

とはいえシグマさまのカメラですから、どっぷりと写真を撮るために丁寧に綿密に開発された製品なんだろうと思っています。フルサイズですから奥行きが豊か、とても厚みのある仕上がりになります。

シグマは1枚をしっかり撮るというコンセプトでもあるんでしょうかね、そういう雰囲気で、歩きながら様々な物にカメラを向けてもついしっかりと目の前の出来事に向き合いたくなる良さがありますね。この感じはdpでもそうでした。

しっかりと写真と向き合う為に作られたと思える1台じゃないかと思います。

dpだとやはり高感度領域に無理が出てくるので、そういう状況でも撮りたいという方はかなりいい選択になるのではないでしょうか。

レンズ:35mm F2 DG DN [ライカL用]

一緒に散歩した女の子:中尾有伽

■Instagram:@yuuka_nakao

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あとがき

歩いていると、意外にもお年寄りが多かったんですが、下北沢は生活しやすいんでしょうか。

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。