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東京さんぽみち【第6回:浅草〜後編〜】

みなさまどうもこんにちは。

相澤でございます。

完全に関東地方も梅雨入りしたようで、なにかとじめじめした空模様が続きますね。

洗濯物の乾きが悪かったり、部屋がなんとなくしっとりしているのはいささか不快ですが、我が家の熱帯産の植物たちは俄然元気につやつやしてきているので、その元気な姿を眺めているだけでも幸せな気分になります。

いやしかし、こんな梅雨時期ではありますが、どうやら少しづつ街に活気が戻りつつあるように感じますが、どうでしょう。

私は空き時間にスナップ写真を撮り歩くことが多いんですが、特に若い方たちが、マスク越しの笑顔で通り過ぎたりする姿を目にする機会が増えたような感覚があります。もう少しの辛抱だなという気もします。

そしてなんだかんだと、とうとうMARSHスタッフminoriさんを撮る企画、浅草編も後編に。

なかなかに名残惜しいですが、東京さんぽみち浅草後編、張り切っていって参りましょう。

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さて、みたらしだんごも食べたことですし、ちょっとカロリーを消費しましょうか。

ちょっと歩いて、今度は隅田川の向こう側の公園に行ってみようという話になりました。

いやほんとこれ乗りたかった。

歩いてる途中で壁一面に黄色い可憐なお花がたくさん咲いてるところがありました。

和服を着た際に発生する可動域の制約が女性の動きを美しく見せるなんていう話を日本舞踊の名取の方から聞いたことがあるのですが、本当にそうですね。

いや、だってね、美しいでしょう。

というか顔出しNGの編集のフォックス氏、本心はメディアに出たいんじゃないかと思うんですよね。

いやぁ、手前のコンクリに穴が空いてますね。銃弾の痕でしょうか。

どうでもいい話ですけど、私のアシスタント時代にある写真家の方に教わったんですが、「ほとんどの銅像には作家が制作の機軸にした最も美しいアングルがあるはずから、それを自分なりに探すんだよ」という話をされたことがあって、同じ銅像をひたすら短焦点レンズで引いたり寄ったり右に左に何度も何度も美しいアングルを見つけるという練習をした経験があります。

当時はデジタルカメラではなく、フィルムでしたので、いざ現像してみると想定していたのと違いすぎることなど当たり前のようにあるわけです。

しかも季節や天候、時間、更には自分の気分などの精神状況によって感受する表情がまるで違う様々な見え方があることを学ぶことができました。

見る人個人個人によって美しさはまったく違ってしかるべきなので、自分なりの美の基準を探す勉強、そして、人の価値基準などは流動的で決して定まったものではないんだと言うことを知るのに、とてもいい経験となりました。

本当にやっておいて良かったことのひとつだと思っています。

今でも銅像を見かけるとつい撮ってしまう癖があります。

昔話すみません、さて歩きましょう。

いやぁ、いいですね、なんて美しいのでしょう。

一番好きかなこの写真。

いや、minoriさんは全部素敵ですけどねもちろん。

公園を少し奥へ進みますと、神社がありました。

こちら牛嶋神社というそうです。

とても静かで美しい神社です。

手水舎にて、清めます。

右手→左手→口→柄杓持ち手の順で清めるわけですが、コロナ禍ですから口は控えてよいでしょうね。

おもむろにminoriさん、まっすぐにおみくじ売り場へとを歩き出し、おみくじをお買い求めなさります。

なるほどこれはもしかすると浅草寺で引いた凶に納得がいっていないんでしょうか。

これで凶、もしくは大吉などが出たら企画としては物凄い強運の持ち主なのですが、結果はさぁ、いかに。

緊張が走ります。

どうだ。

はい、結果はうすら笑いですね。

さっさと結んで帰りましょう。

とはいえ、中編の浅草寺で凶を結んでいるときのminoriさんとは表情が違いますね。

これは厄払いできたと言っていいでしょう。

みなさま平和でありますように。

陽が徐々に沈んでまいりました。

西日に映し出されるminoriさんの姿が美しいですね。

神社を出ると犬さんがminoriさんに見惚れております。もしくは私を不審者だと認識しておられるんだと思います。

見惚れてるんでしょうね。

そろそろこの浅草編も終わりに差し掛かってまいりました。

顔出しNG、編集のフォックス氏も、どうやら画角から外れる意思もなくなってきたようです。

きっとお疲れなんでしょう。ですので、今回はこの辺りで締めにかかりましょうか。

ね、minoriさんもややお疲れです。

まだまだ大丈夫と気丈に振る舞ってくれますが、そろそろお着物をお借りしていた着物屋さんに戻りましょう。

最後に浅草寺を通過してスマホで記念写真を。

だいたいこういう時の写真が一番いいですね。

というわけで、今回の浅草編は新たな試みとして、MARSH編集部スタッフのminoriさんと浅草を着物で散歩しましたがいかがでしたでしょうか。

今後は読者の方々からおさんぽモデルになってくださる方を募集したりするかもしれない(まだ未定)などのアイデアも出ており、今後どうなっていくか私も楽しみですが、ひとまずは次回もお仕事いただける限り頑張りたいと思います。

ではでは。

今回のロケ地:浅草

浅草は30年来の友人が住んでいたりと割と縁がある街でございます。コロナ前などは週末にもなると世界各国からの観光客でものすごい人出になっておりまして、人混みが苦手な私は少しばかり浅草から遠ざかっておりました。良いのか悪いのかわかりませんが、今ですとちょうどいい塩梅です。

正直、浅草ですと行きたいところは書ききれないほどあるんですよ、この辺りに住み始めたら一生暇ができることはないだろうと思いますね。ちょっと浅草からは離れるんですが写真上部に見える向島百花園なんてね、もうそれはそれはすばらしい庭園なんです。今度この東京さんぽみちでも行きたいと思っています。

いずれにせよ人が多すぎたら川沿いを歩いたり、ちょっと裏通りを探索したり(今回行ってないんですけど)と色々な楽しみ方ができるとても豊かな街ですので、是非この機会にみなさん、浅草あたりどうでしょう。

今回使用したカメラ・レンズ

Z fc

なんといっても久しぶりのニコンでした。デジタル化してからちゃんと使うのはじめてかもしれません。しかしびっくりするくらい使いやすく、UIにとまどうことがなかったです。

冒頭でも書きましたが、昔から本当に質実剛健と言いますか、男心をくすぐるかっちりとしたカメラを作るメーカーなわけですが、今回のこのZ fc、実は女性にとても人気があるそうで、ちょっとノスタルジックでもあるカメラデザインはなるほどなというところでしょうか。

出てくる画なんですが、やはりニコンらしくなんというかちょっと固めでしょうか。

25年キヤノンを使っている人間としましては、好みの画に合わせていくのにちょっと時間が必要です。しかしうまく寄せることができたら素晴らしい描写になるんじゃないかと想像します。

私は普段それほど描写云々を追いかけているわけではないので、なにより使いやすいことを重視するのですが、その点ではなにも問題はありません。素晴らしいカメラです。

今回のレンズは20mm(35mm判換算で30mm)と35mm(35mm判換算で52.5mm)を使ったのですが、カメラボディとの組み合わせがちょっとだけ悪くてボディの割りにレンズが重いので、かなり持ちにくくなりました。なのでスナップにはちょっと向かず、翌日前腕が筋肉痛になりました。これはもちろんカメラが悪いわけではなく、そこを想定しなかった私と老化した腕の筋肉が悪いんです。

実際に所有したらパンケーキレンズかなんかを付けて持ち歩くと思います。

ちょっと欲しいですね、誰か買ってください。

NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

一緒に散歩した女の子:minori(MARSH編集部スタッフ)

■Instagram:@mironie_28

あとがき

minoriさん、柔軟に対応してくださってありがとうございました。

編集フォックス氏、顔面蒼白疲労猫背になってます。ゆっくり休んでください。

お疲れ様でした!

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。