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私の眼差しをあなたに共有すること【#1 Leica Q2】

皆様、初めまして国分真央です!
この度MARSHさんにお声がけいただきまして、今後記事を執筆させていただけることになりました。
簡単に自己紹介させていただきますと、3年前に30年間生まれ育った東京都を離れて、山梨県に移住し写真家としてフリーランスで活動しております。
写真と出会ってからは17年目です。

普段は企業向けの広告写真を主に風景やポートレート、
最近はテーブルフォトなども撮影しております。
今回は初めて使うLeica Q2の所感を振り返りつつ、皆さんに作例もお見せしたいと思います!

目次

Leica Q2で写真を撮るまで。

model : @hironeeko styling : @otsukiyumi

なぜ今回Leica Q2を選ばせていただいたかというと、もともとLeica M8を普段から使用していて、“M”シリーズに使い慣れていたので、レンズ一体型のQシリーズに興味がありました。

また、M8を使う前は(といっても10年前程度になりますが)Leica X VARIOというズームレンズ一体型のカメラを使っていたので、
「久しぶりに軽量化されたLeicaを使ってみたい」という気持ちにも駆られました。

ただ、普段からオールドレンズが好きなので「レンズ交換出来ないのかあ」なーんて最初は思っていたのですが、こういった考え方は1ヶ月お借りする中で日に日に打ち砕かれます。笑

そしてシンプルな写りとオートでの速写性、Leicaの“品のある写り”を感じることになります。

そして、いざそんなことを考えているうちにQ2が届きました。

家でアイスコーヒーを飲んだ、その後。

ふとした瞬間もマクロモードで撮る人の目線を伝えることが可能な気がします。

服の連なる影を。
晴れの日にカメラを持ち出したら、ついつい撮りたくなる“光と影”。
タイルの直線に重なる丸い影の相違が面白くて。

私の考え方として「カメラと仲良くなる」ことがすごく大事だと日頃から思っているので、
お借りして最初は身近にあるものを撮影したり、スナップを目的として撮り始めました。

何か見つけた時の、自分の「撮ってみたい」という衝動を忠実に切り取れたと思います。

でもさ、スナップで終わらせるのはもったいないなって。

桃と水切りヨーグルト、ハチミツがけ。

Q2が少し手に馴染んできた頃、自宅でテーブルフォトを2パターン撮影してみました。
ここ数年のコロナ禍真っ只中、それまで風景やポートレートを仕事の主軸としていたので、
自宅で出来る写真の仕事を将来的にとりたいなと考えた時、
テーブルフォトを少しずつ勉強し撮るようにしていました。

今回は特にプロップスタイリングも時間をかけていない、シンプルな撮影をしています。

桃のオープンサンド。

テーブルフォトで使ってみた感覚は、やはり28mmだと被写体への臨場感を表すのが難しく感じ、
マクロモードで撮影しました。
ただ、構図さえ決めてしまえば問題点は少ないように感じます!
あとは高解像度な為、トリミングをする前提で使用するのも良いなと思いました。

私のイメージではQ2はスナップや風景で使われる方が多い印象でしたが、使い方次第ではテーブルフォトも充分撮れますし、クロップ機能やトリミング次第ではアイテムが多いプロップスタイリングも楽しめると感じています。

また、外出先で美味しいものを撮影する時にシャッター音が静かなこともメリットだと思いました。

花火大会にQ2をぶら下げて。

花火大会の始まる前。

model:@ru_____hao/
定番のラムネと。
model:@borzoi.mu
手持ち撮影でしたが充分楽しく写真が残せた。

だいぶカメラと“仲良く”なってきた頃、友人達との花火大会に連れ出してみました。
3年ぶりに開催された花火大会。友人達と楽しく綺麗な時間を共有できて嬉しかったです。

有料席でかなり近いところで打ち上げられたのですが、この時は広角の良さを感じれたと思います。
花火の全体像も捉えられましたし、背景と人との距離感が私には丁度良かったので持ち出して正解でした!
花火大会の雰囲気も一緒に映し出せたかと思います。

空気感まるごと拾い集めて。

フェイスレス×風景の写真が好み。

model:@siita_rabit_if
model:@siita_rabit_if

今まではスナップ、テーブルフォト、風景や記録を残す理由としてQ2を使っていましたが、この日はポートレート要員としても使用してみました。
空間の広さも残しつつ、Leica特有の“品の良さ”のような空気感も残すことができたと思います。

そもそも私はポートレート撮影の際にあまり被写体に寄らず、風景と人を調和させる距離感を普段から意識しているので、自分の作風にもマッチしているように感じました。
日頃は35mm~70mmくらいの間のレンズを持ち出すことが多かったので、
広角で撮るポートレートの新鮮さも感じられ、学びも多かったと思います。

学びが得られる機材での撮影は“考えること”が増えると思うのですが、そういった時間は私はとても好きです。
そして普段から写真との向き合い方で感じていることは、
“いかに自分が楽しく、純粋な気持ちで挑めるか”だと考えています。

初めてカメラを握ったあの日。そして初めて自分が好きだなと思える写真を撮れた日。
もう全く同じ気持ちになることは難しいですが、Q2での撮影はあの日のワクワク感に近いものを感じました。
その日限定された機材で、いかに自分が納得できる写真を残せるか。
今回お借りしてそういったトレーニングにもなったと思います。

水面を少しブルートーンに。

model:@riotarou12
足元だけを撮ることで見た人に余情を残したくて。

model:@riotarou12
model:@riotarou12

それからRAW現像していて感じたことは、JPEGもRAWも色の違いがあまりなくフラットだったので、自分の今までの作風に寄せて、調整がしやすかった点も大きかったです。

広角でポートレートを撮ることは簡単なことではないですが、
写真を見た人に広角ゆえの「余韻」を残すことがいいなあとしみじみ感じます。
総じて、今回Q2をお借りして様々なジャンルで好きな作品が残せたと私自身思いましたし、とても有意義な1ヶ月間でした。

今回、色々なジャンルで作例をご紹介しました!
自由な心で撮影できるカメラの一つだなと感じています。

今後も様々な写真を撮ることで、表現の幅を広げていきたいと思っているので、またお目に書かれた際はお付き合いいただけると幸いです。
それでは、また!

今回使用したカメラ

Leica Q2

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この記事を書いた人

1990年 東京都生まれ。
映像制作会社や写真事務所を経て独立。
2020年に東京都から山梨県に移住する。
書籍の表紙や広告写真、CDジャケットなど幅広いジャンルで活躍中。
独特な色合いと自然が溶け込むような写真が特徴で、独自の世界観を作り上げる。

近年はフィルム写真での撮影にも力を入れ、執筆活動も行っている。

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