猫ちゃんの黒目を大きく写す方法!撮影のコツ・注意点・カメラの設定方法を解説

くるくると変化する猫ちゃんの目はとても神秘的。特に真ん丸の目をしているときの猫ちゃんは、あどけない印象でとても可愛いですよね。そんなキュートな表情を写真に収めたいと思う飼い主さんも少なくないはず。しかし、ぱっちりとした大きな目の猫ちゃんを撮影するには、撮り方のコツや注意点を知る必要があります。
そこでこの記事では、猫ちゃんの黒目を大きく写す方法を紹介します。黒目が大きくなる仕組みや、おすすめのカメラ設定方法も併せて解説。以下に記載しているカメラの設定や撮影方法を実践すれば、目がくりくりした可愛い猫ちゃんの写真が撮れるでしょう。ぜひ愛猫をさらに愛らしく撮影してみてください。
目次
猫の黒目の大きさが変わる理由
猫ちゃんの黒目は、眼球いっぱいまで大きくなったり、糸のように細くなったりと自在に変化します。なぜこのように変わるのでしょうか。その理由を解説します。
周囲の明るさによって瞳孔が変化する


夜行性で、もともとはハンターである猫ちゃん。暗がりでも獲物を見つけやすいよう、独自の進化を遂げています。そのひとつが光を取り込む働きを持つ瞳孔。猫ちゃんの瞳孔は人間や犬とは異なる縦長のスリット型。そのため、瞳孔の大きさを素早く変えて、目に入ってくる光の量を調整できます。
猫は、暗いところでは瞳孔を最大限まで開き、周囲の光を取り入れます。これが、猫ちゃんが暗がりでも機敏に動ける秘密。逆に明るいところでは眩しくないよう瞳孔を細めます。つまり、猫ちゃんの黒目が大きい時は瞳孔が開いている時、小さい時は瞳孔を細めている時です。
ハンティングモードになると瞳孔が開く

周囲が明るくても猫ちゃんの瞳孔が開く場合があります。それは獲物など興味のあるものを見つけた時。天性のハンターである猫ちゃんは、瞳孔を開いて光を多く取り込むことで、獲物を見やすいようにしています。
明るい部屋の中でも、虫など興味の引くものを見つけたり、おもちゃで遊んでいたりする時の猫ちゃんは黒目が大きくなっているはず。
驚いたり不快な時も瞳孔が開く

突然大きな音などがして驚いた時や、不快に感じている時も猫ちゃんは瞳孔を開きます。そうした場合は、耳を横に寝かせているのが目印。この耳の状態は、猫好きの間では「イカ耳」と呼ばれています。
いくら黒目が大きくて可愛くても、猫ちゃんが楽しくなければ意味がありませんよね。猫ちゃんはストレスに弱いので、イカ耳になっている場合は、その原因を見極めてすぐに取り除いてあげましょう。
猫の黒目を大きく写す方法
猫ちゃんの黒目を大きく写すコツを4つご紹介します。ちょっとした工夫で可愛い写真が撮れるので、ぜひトライしてみてください。
その1. 夜に撮影する

猫ちゃんの黒目を大きく写したいなら、日中ではなく夜に撮影しましょう。猫の黒目の大きさが変わる理由で説明したとおり、猫ちゃんは暗い場所で瞳孔を開くからです。
とはいえ、いくら夜でも部屋の照明が明るすぎると、猫ちゃんは目に光を取り込む必要がありません。そのため、黒目は期待するほど大きくなりません。黒目を最大限に大きく写したいなら、夜に照明をやや抑えめにして撮影するのがベストです。
夜に撮影する場合、注意したいのが手ブレです。暗い場所ではどうしてもシャッタースピードが遅くなり、手ブレが生じやすいためです。夜に撮影する際は、ISO感度を上げてシャッタースピードを確保しましょう。高ISO感度で撮影してもノイズが目立ちにくい、高感度耐性に優れたカメラを選ぶとよいでしょう。ISO感度の目安は、最大ISO25600以上。また、レンズは開放F値が2.8以下の明るいモデルがおすすめです。
その2. ハウスなどに入っている状態で撮影する

周りが明るくても猫ちゃんがいる場所が暗ければ、黒目が大きくなります。そこで、猫ちゃんがハウスやトンネル、袋などに入っている時を狙いましょう。猫ちゃんは狭いところを好む習性があるので、トンネルや袋を近くに置いただけで入ってくれることもあるでしょう。おもちゃで誘導するのも◎。ハウスやトンネル以外に、テーブルの下やこたつの中にいる時もチャンスです。
とはいえ、最適な場所にきてくれるかどうかは猫ちゃんの気分次第。いつでも撮影できるよう、カメラは常にそばに置いて準備しておきましょう。

その3. 逆光で撮影する

猫ちゃんが光に背を向けた逆光の状態でも、黒目を大きく撮ることができます。ただし、逆光で撮影する場合は、猫ちゃんの顔が暗く写らないように注意が必要です。猫ちゃんの顔が明るく写るところまで露出補正をプラス側に設定して調整してください。また、測光モードは猫ちゃんの顔に合わせて部分測光もしくはスポット測光を選ぶと良いでしょう。
その4. おもちゃを使って興奮させる
猫の黒目の大きさが変わる理由で説明したように、猫ちゃんはハンティングモードになった時も瞳孔を開いて黒目を大きくします。おもちゃを使って狩猟本能を刺激しながら撮影するのもひとつの手です。
黒目が最大限に大きくなるのは、おもちゃの獲物を狙い、飛びかかる瞬間。猫ちゃんの動きが速くなるので、カメラの撮影モードを『シャッター優先AE(TV)』にしてシャッタースピードを『1/500』程度に上げるのがおすすめです。また、ドライブモード(連続撮影の枚数を調整するモード)は『高速連続撮影』に設定すると、一瞬の動きも逃がしにくいでしょう。

| メーカー名 | 撮影モード |
| Canon | Tvモード |
| SONY | Sモード |
| Nikon | Sモード |
| メーカー | ドライブモード |
| Canon | 高速連続撮影 |
| SONY | Hi |
| Nikon | 高速連続撮影(拡張) |
まとめ

猫ちゃんの黒目を大きく写す方法をご紹介しました。猫ちゃんの黒目は暗いところで大きくなるので、時間と場所選びが重要です。夜に撮影したり、ハウスに入っているところを狙ったり、逆光で撮ったりするなど、黒目が大きくなりやすい状況を考えましょう。暗い場所での撮影のため、手ブレしないよう注意して。ISO感度を高く設定し、シャッタースピードを速くして対応してください。ノイズが気にならない高感度耐性に優れたカメラを選ぶのがおすすめですよ。ぜひ、本記事を参考に、目がくりくりと大きく写った愛らしい表情を撮影してみてください。
GOOPASS ANIMAL MAGAZINE 編集スタッフ Chino
こころに残る"トキ"のサブスク・GOOPASSを展開するGOOPASS株式会社のライター。自社Webメディア『GOOPASS MAGAZINE』などの、ディレクション・記事制作などを担当する。数年のブランクを経て、2014年にカメラを再開。 風景・星景をはじめとする自然物の撮影が中心で、季節感のある写真を好む。使用カメラはCanon EOS 6D、SONY α7RⅢ。
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