Yoshiyuki Okuyama “windows ♯1”, 2022, archival pigment print © Yoshiyuki Okuyama / Courtesy of amanaTIGP
6月10日より六本木amanaTIGPにて、写真家・奥山由之による個展「windows」が開催中です。
じつに4年ぶりの開催となる本展では、コロナ禍の2020年4月から2022年11月の、 2年半にわたって撮影された10万枚の写真群から25枚を展示。すりがらすなどの不透明な窓ガラスを写した本作「windows」は、2020年に発表された「flowers」に続き、“人以外の被写体を通して人を描く3部作の2作目にあたります。
作家は窓について 「『 人 』 ひとりひとりと 『 社会 』 をつなぐ“結節点”としての役割も担っているように思える 」 と言います。屋内の環境を求めながらも屋外の恩恵にあやかりたいという人間の相反する欲望を満たした矛盾の産物ともいえる窓を、写真家・奥山由之がどのように写真で表現したのか、ぜひ展示会場でご覧ください。
入り組んだ文化のレイヤーを持ち、建物がひしめき合う東京において、ある種のシンボルとも言える不
奥山由之、「東京の人々」、 『 windows 』、赤々舎、 n.p.
透明な窓に、私は人々の表情を見た。窓を見つめることは、見知らぬ誰かと見つめ合うことに等しいと感
じた。
この静かな視線の行き交いが、「東京」という街で生きる人々の肖像画になり得ることを、心から強く
願っている。
写真集『windows』
写真展の開催にあわせ写真集が発刊されます。
タイトル:奥山由之『windows』(赤々舎)
発売日:2023 年6 月上旬発売予定
販売価格:通常版 11,000円(税込)、特別限定版 19,800円(税込) *サイン入り、限定500 部
奥山由之(おくやま・よしゆき)プロフィール
1991 年東京生まれ。2009 年から写真作品の制作を開始し、2011 年に第34 回写真新世紀優秀賞を受賞してデビュー。以降、具象と抽象といった相反する要素の混在や矛盾などを主なテーマに作品制作を続けている。2016 年には『BACON ICE CREAM』(Parco Publishing 刊、2015年)で第47 回講談社出版文化賞写真賞を受賞。
主な写真集に、『Girl』(PLANCTON 刊、2012年)、『君の住む街』(SPACESHOWER BOOKS 刊、2017年)、『As the Call, So the Echo』(赤々舎刊、2017年)、『POCARI SWEAT』(青幻舎刊、2018年)、『Los Angeles / San Francisco』(Union publishing 刊、2018年)、『The Good Side』(Editions Bessard 刊、2020年)、『flowers』(赤々舎刊、2021年)、『台湾版: BACON ICE CREAM』(原點出版刊、2021年)、『Ton! Tan! Pan! Don!』(bookshop M 刊、2021年)、『BEST BEFORE』(青幻舎刊、2022年)など。主な個展に、「Girl」Raum1F(東京、2012年)、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム(東京、2016年)、「THE NEW STORY」POST(東京、2016年)、「As the Call, So the Echo」Gallery916(東京、2017年)、「君の住む街」表参道ヒルズ スペースオー(東京、2017年)、「白い光」キヤノンギャラリーS(東京、2019年)など。
奥山由之「windows」
会期:2023年6月10日(土)〜2023年7月8日(土)
時間:12:00〜19:00
会場:amanaTIGP
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
電話:03-5575-5004
アクセス:
日比谷線・大江戸線 「六本木駅」3番出口より徒歩8分
南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩8分
大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩8分




